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August 31, 2013

夕べもデモ、明日もデモに参加します。

谷間を縫って渋谷イメージフォーラムへ「ジンジャーの朝」初日初回に来ました。
Duke(Mobile)

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8月30日、蒸し暑い国会前で小出裕章さんがスピーチ。

▼昨晩の国会前は蒸し暑さが今夏最高だった。いつも一緒になるわたしより少々年上の男性二人は2週連続で欠席している。2週間欠席していた国会前で知り合いになった某未亡人は、「体調が悪くて一人暮らしなので自重してして休んでいた」とおっしゃっていた。
▼わたしはいつも一番乗りなので、定位置で待機していると某新聞記者を名乗る男が話しかけてきた。「オタクの新聞社は原子力規制委員会に取材に来ていないよ」というと、「そんなことないはず」というが、規制委員会の翌日の新聞を見ると、時事通信社の記事を紹介しているだけ。わたしのその筋のプロなので、配信された記事なのか、独自取材なのかは分かる。大体委員会での委員長や委員の発言の詳細が書いていない。それに現場に来ている記者の顔は全員把握しているが、そいつらが来ていない。

(30日国会前のドラム隊に小出裕章さんも混じっている)
▼要するにその新聞社は赤字経営なので、得票に結びつかない場所や自党所属の議員の活躍の場がないと記者を配置しないのだ。こちらもそのくらい分かっている。記者は汚染水の問題はどうしたら良いと思いますか?」とNHKのような質問をしてくる。わたしは東電に強制捜査のメスを入れる。電力会社はヤメ検やヤメ警を実質的に用心棒代わりに採用しているので、強制捜査は難しい。国民の世論で包囲して圧力をかけることが必要。
▼もう一つはマスメディアの偏向報道。とくにNHK、それを指摘してきた。記者に「あなたアルプスをご存じ?」とお聞きすると「分からない」というので、それを説明してからNHKの批判を一席やってきた。わたしはその新聞を定期購読していないので、もし掲載されたらどなたか連絡をいただけるのではないかと思う。

(国会前で初めての挨拶される小出裕章さん)
▼昨日の国会前では「11回発電用原子炉施設の新安全規制の制度整備に関する会議」と「旧東独の水曜デモ」の話をスピーチして来た。しかしIWJでは前半30分がカットされ放送されていない。従ってわたしの静止画像も提供できない。というのは国会前に京大の小出裕章さんがいらしてスピーチされたので、そちらがメインになった。抗議行動が終わって帰宅して動画をYouTubeにアップしていると、友人からメールがあって「吉良さんがJ-WAVEに出演している」という。しかしわたしは国会前で「ナマ吉良」さんとナマ握手をして別れてばかり。小出さんの動画が午後10時はアップを完了するので見て欲しいと連絡する。
▼昨日、ミサオ・レッドウルフさんはスピーチで「原発をなくそうとする運動の敵は経団連とアメリカで、即時廃炉はかなり困難な課題だ」珍しく愚痴っぽい挨拶した。この1ヶ月間に国会前の反原連のスタッフが大幅に入れ替わった事と関連していると想像できる。

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August 30, 2013

◇「楽園からの旅人」を見る。

▼今朝午前7時のNHKでは2本目のニュースでアルプス(多核種除去装置)が壊れたままになっているので、早急に修理して使えるようにするといっていた。何度も書いているがアルプスは6月20日に故障したままにで放置されている。それなのにNHKは数日前の放送で「汚染水は除去装置を使って海に流す」といっている。一体全体NHKは取材をしているのだろうか?いやいや東電の言いなりになって記事を流しているとしか思えない。現場に取材に行っていないわたしですら、原子力規制委員会を傍聴したり、ネットを見ていれば分かる。実際は福一の原子炉はメルトダウンで底は抜けてしまっている。そこに大量の地下水が流れているので、海水にホットスポットが出来てしまっている。実際はアルプス稼働で済む話ではなくなっている。9月1日の日曜日夜は、反原連の国会周辺での緊急抗議集会が開かれる。
◇「楽園からの旅人」イタリアのある町の教会堂が今仁も取り壊されようとしている。キリスト像すら取り去られ、ステンドグラスなどすべての装飾ははずされる。長い間、教会堂を守って来た老司祭はなすすべがない。電気も切られ人々が集う場所ではなくなってしまった。自分は人々を救ってきたはずだが、これから何を生き甲斐にしていったらよいか?
▼そんなある晩もぬけの殻となった教会に男が忍び込んで来る。肌の色も異なり、言葉も通じない。会話をしようとすると一人の男だけと会話ができる。それによると男はアフリカからおんぼろ船でここまでたどり着いたという。自分は技師で家族はパスポートやIDすら持っていない。つまり不法入国者たちだった。それを皮切りに次々とアフリカから逃れた人々が押しかけてきて、祈りの道具がなくなった教会は避難民のテント村の様相になる。
▼司祭は彼らに与える食べ物もない。集まった人々はいくつかのグループがあり、妊娠して身重の女性以外はみな旅の途中で亡くなっている。そして中には、身体にダイナマイトを巻き付けて抵抗するという、イスラム原理主義者も混じっている。彼は暴力以外に分かりあえる手段はないと考えているが、上記の技師は話し合えば何とか理解しあえると思っている。
▼一人の少年は難破船で拾ったノートを持っており、そこにはこの世のはじまる風景が描かれており、「すべての子はひとつの母から生まれた」と書かれている。身重の女性が出産すると、司祭はその姿にキリスト生誕の場面と重なり合わせ、思わず祈りを捧げる。ひっそりと教会堂に籠もっていた人たちも地域の保安委員に見つけられ、「自首せよ」と命じられる。実は避難者のなかに密告したのだ。教会を明け渡すか、警察につかまるか選択を迫られる。イスラム原理主義者は身体に爆弾を捲いて出ていく。他の人たちは次の隠れる場所を探して立ち去って行く。要するに宗教は人を救うためにあるはずだが、何も出来なかったという司祭の心理を難民を通じて描いている。楽園は先進国にはない。むしろ発展途上国の方が精神的に豊ではないだろうかが、テーマになっている。かなり難解である。(岩波ホール)

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August 29, 2013

29日朝も偏向しているNHKの報道スタンス。

▼昨晩は東電本社(銀座)に対する反原連の緊急行動があった。それを知ったのは今朝の東京新聞を見てからだ。もちろん事前に知っていれば行ったが、ツイッターをチェックしていなかった。今朝のNHK7時のニュースの順番は1位がシリア攻撃があるかどうかで10分、安倍の中東訪問を終えたが3分、パラリンピック招致が5分、そのあとスポーツ・ニュースにいってしまった。地方ニュースの部分の7時22分に松戸の放射能除洗完了。これほど東電福一の汚染水が重大問題になっているのにどうしたことか?
▼イギリスでは、先日ロイヤルベイビー報道があったが、現地では2位が東電の汚染水だったという。日本政府の隠蔽体質にべったりのNHKの偏向報道スタンスが分かろう。このままいったら2,3年後には海水の放射能汚染は地球を覆って、人類は海産物はもう食べられなくなるというのに…。ノーテンキな皆様のNHKだこと。
▼NHKでもう一つ書いておきたい。は消費税増税の時期を巡って論議が行われている。その前振りでNHKは必ず「法律により消費税増税は決まっているが」と前置きする。ならば「最高裁で選挙制度は定数是正と違憲の判決がでている国会では」と前置きしなければおかしい。手前の勝手な部分にだけ「憲法に」と息巻いて見せる。自衛隊の表記も同様だ。視聴者はそうやって毎日毎日、洗脳されている。
▼シリア情勢に関してもイラクを攻撃するときの口実と同じことだ。あのときは「イラクは大量破壊兵器を持っている」ことが攻撃のきっかけになった。しかし戦争が終わって数年後CIAの調査でも「破壊兵器は何一つ見つからなかった」と報告している。今度は毒ガス兵器を使ったとされる。しかし私達は数点の「被害者の写真」とされるものを西側のメディアを通じて見させられているだけだ。もし毒ガスだとするならば「公平な第三者機関」による検証がなされなければならない。だとしてもEU側によってシリアをミサイル攻撃をすることは許されない。その国の主権を守るのが国際法というものである。
▼例えば日本は世界の趨勢に反して死刑制度を存続させている。もしヨーロッパやどこかの国が「日本は未だに残虐な絞首刑を残しているから止めさせよ」と勧告してくる。そのとき、もし日本政府が勧告を拒否したら「残虐な殺害方法を止めない日本は、国連の死刑廃止勧告に従わなかったから」とミサイル攻撃をする。事と大して変わらないことになる。わたしは死刑を認めない立場で、シリアの市民を武力によって弾圧していることも反対だ。しかしわかりやすく書くと、こういう乱暴な論理をシリアに押しつけていることと同じではないかと思う。

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August 28, 2013

旧東独の「月曜デモ」がNHK語学番組で紹介される。

▼安部首相は昨日訪問先のクェートで「近隣の国で原発事故が起きたら、日本の除洗技術を持って協力する」と演説したらしい。例えば、日本の福島では家屋を除洗しても、上流にある山河が汚染されてしまっている。たとえ一時的に数値は下がっても雨が降って上流から水が流れてくれば、再び数値は上がってしまう。こういうことが永遠に続く。
▼今年公開されたロシア映画「故郷」を見ていたら、ロシアのチェルノブイリの除洗をしている場面が出てきたが、消毒のノズルから出た水を建物の下から上に吹き付けていた。これは実際の除洗を知らない人が作った映画だと思った。それに除洗する人はどうやって確保するんだ。それよりもウソをつきつける、東電の汚染水漏れを何とかしてくれ。原発を外国に売り歩くより、こっちが先だろう。首相は汚染水がどれほど危険な状態になっているかまったく分かっていないようだ。
▼今朝ブログリーダーで見ていたら、26日の原子力規制委員会の傍聴には、もう独り緑の党の人が感想を書いていた。
▼27日正午のNHK教育テレビを見ていた。月曜から木曜日まで「ユーロ24」という語学番組があって、火曜日はドイツ語の日だ。今までは月曜日の「イタリア語」を見ていたが、事情があって昨日から変更した。のっけから旧東独のライプツィヒ県で開かれていた月曜デモの話になった。デモは1982年9月から毎週開かれており、「ドイツは一つ」、「自由選挙」と「旅行の自由」などをスローガンにしていた。最初は数百人だったが次第に参加者は増えていく。
▼東ドイツ崩壊というと、ベルリンの壁をツルハシやハンマーで打ち壊す、暴力的なシーンを思い浮かべるかも知れないが、あそこに至るまでには7年間の静かなデモが毎週開かれていた。番組のドイツ語講師も父親に肩車で連れて行かれた経験を持っている。だが警官に追われた時はとても怖かったと、自身が参加した写真入りで紹介していた。
▼89年10月9日には7万人の市民が参加した。市民は「我々は人民だ!」と行進した人数が増えてくるとホーネッカー(国家評議会議長・ドイツ社会主義統一党書記長)は弾圧する方針であった。しかし党のライプツィヒ県本部は住民に対話を呼びかけた。結局、デモは平穏のうちに終了。その9日後、ホーネッカーは失脚した。7年で東独とソ連は崩壊した。つまり継続は力なりという実例である。

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August 27, 2013

第11回発電用原子炉施設の新安全規制の制度整備に関する会議を傍聴

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(11回会議の様子、中央マイクを持つのが更田委員)
▼消費税値上げを巡る「有識者」からの意見聴取。一見「公平さ」を装っているが7人のうち反対は一人だけ。つまり結論が先にある。わたしは「学識経験者」とか「有識者」の集まりはまったく信用していない。
▼昨日も原子力規制委員会の「第11回発電用原子炉施設の新安全規制の制度整備に関する検討チーム」の会議を傍聴して来た。開催する場所はいつもとは異なり、溜池山王駅で、比較的アメリカ大使館に近い。会議開催案内をプリントアウトし、地図はカラーインクがもったいないので携帯内蔵カメラで撮って持参した。アメリカ大使館警備の警察官はとても親切に教えてくれた。道路の中央に立っていた警官は自分のポケット地図帳を引っ張り出して説明してくれた。
▼さて会議だが、一口で言うと原発を再稼働させるための法体系の整備の調整会議だった。今朝の各朝刊を見てもどの社も書いていないので一言だけメモとして書く。そのため、わたしの様な立場で来ている人はゼロ。みなさんスーツを着ていたので、おそらく原発メーカーと思われる人たちが30人ほど。原子炉の詳しい事を書いても読者のみなさんは興味がないと思う。更田氏が会議を仕切っており、問題提起をするのは山田技術基盤課長だった。委員は20人ほどいた。山田氏のレジュメはかなりずさんで、文字の欠落、コピペが多く、委員からいくつかの疑問がでた。
▼安全基準「原子力発電所の定期安全レビュー」(SSG25)が主たる討議になった。例えば原子炉の高経年化技術評価では「運転開始30年から10年毎に実施し、この10年間に実施する保守管理」に関して、30年が過ぎたら1回やって、その後は40年目で良いのか、という質問もでた。
▼日本でもバックフィット(最新の技術・知見を取り入れた基準に適合するよう、既存の設備を更新・改造すること)制度が整備されたので、新しい規制基準への適合は、この命令で実現できる、という。
▼もう一つ「発電原子炉施設の安全性向上評価の第一回届け出は「既設」「新増設」も検査終了後6ヶ月以内となっている。それを法改正後は、第一回目の届け出を行うまでに一定の期間を設ける。更田氏は規制委員会と原発メーカーとは対決するものではなく、信頼関係によってなりたつものだ。法律で罰則を作るというのもなじまない。罰則がなければ法律が守れないというのでは、日本は原発をもつに値しない。相互の信頼関係を築くことが大事だ、という事を3回ほど繰り返し発言していた。(かなり分厚い資料と長い会議の要約でした)

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August 26, 2013

二つの「オリバーストーン特集」を見る。

▼雨なので外出は止めた。それに最終日曜日は、4ページもある校正がある。前回トラブルがあったのでクイズは土曜日のうちにチェックは終わっている。そのほかにも月曜日午後は原子力規制委員会に出かけるので、仕事を繰り上げて終わらせなければならない。
▼昨日の新聞にエジプトでイスラム同胞団が地雷、ロケット砲、手榴弾、銃などで武装を強化しているというニュースと写真が付いていた。しかしAK47とAKM47しか写っていない。記者や編集者が武器の事を知らないから、こういう政府側のプロパガンダをそのまま認める記事になってしまう。
▼土曜日はTBSの報道特集とNHKBSで深夜「オリバーストーン監督特集」(こちらは2時間)があった。監督は広島から沖縄を回っており、TBSは彼に密着して取材していた。こちらは正味30分ほどで、沖縄の場面では藤原帰一が両方のTVに写りこんでいた。昨日もNHKBSで「零戦~搭乗員たちが見つめた太平洋戦争」(前後編)が一挙3時間で再放送されていた。そのためか、また同じキーワードで検索が増加した。検索用語を解析していると、どうやら番組はごらんになっていない。3時間もじっと我慢して見ていられない、という側面もあり、他の人が書いたダイジェストを見て、「見たつもり」になる人が多い。
▼ネットを見ていると「鉄と燃料があればアメリカに勝てた」などと書いている人もいる。時代背景をまったく分かっていない。上記NHKオリバーストーン特集でのメインテーマは原爆投下計画は45年1月に決まった既定路線で、戦後ソ連より有利な立場に立つためにどうしても広島と長崎に落とさねばならなかった。だからアメリカの言う「原発で100万人の米兵の命が救えた、というのはウソ」である。もし疑問をお持ちの方はNHKオンデマンドで10巻のアーカイブになっているのでごらんいただきたい。本も上下巻である。さらに専門的に知りたい方は、昔の本で「黙殺」(NHKブックス上下巻)仲晃著があるので読んで頂きたい。
▼藤原帰一氏はフルブライトか何かでアメリカに留学していた、現在東大教授で、AERAに映画評を書いている。今までは書いたものを読んで眉唾だと思っていたが、「戦争を起こした国は被害だけ強調したがるが、実は自国の侵略の歴史を隠したがる」と、はっきり発言していたので見直した。オリバーストーンはマスメディアが偏向して世論操作をしていると指摘していた。これを聞いて日米とも余り変わらないと思った。さらに過去に日本と戦争した事を知らない世代がいたり、ベトナム戦争では国民の51%が「アメリカが勝った」と思っているというのには驚いた。
▼23日NHKで深夜放送された「広島基町アパート」、中国と日本のあり方を考える点でもとても良い作品だった。ま、わたしとしては「零戦」などよりも、こういう考えさせられるTVを見て欲しい訳よ。

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August 25, 2013

映画の後、神保町の古本屋街を歩く。

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(これが全巻セットで8千円とは安い)
▼国会に行った翌日はかなり疲れる。2時間歩くのならば何ともない。同じ場所に2時間突っ立っているのは、足に来る。3分演説して他に移動してしまう人は楽だと思う。演説でアジテーションをするのはうまい。しかし演説を聞いていると、もっと専門的な勉強をしていかないと東電にやり込められてしまう。
▼東電福島第一原発汚染水の問題はみなさんが考えているよりも遥かに深刻だ。世界中の英知を結集して流出をとめないと、数年後には地球規模で海の汚染は進む。その結果海で穫れた魚は食べることができなくなる。みなさんもテレビを見ているだけでなく、具体的に汚染水の流出を止める方法を考えて東電か政府、規制庁に連絡してやってほしい。
▼昨日は岩波ホールに行って「楽園からの旅人」を見て来た。チラシによれば「危機の時代に贈る、現代の黙示録」とある。内容は後日ご紹介するが、自分の信念を持って正しいと思っていたことが何も役に立たなかったことに気づく、老司祭の師の話。
▼岩波ホールに来たもう一つの目的は、古本屋街を歩くことだ。ご存じかも知れないが、Bオフ等というチェーン店にも行くが、大衆娯楽小説が中心でロクなものがない。昔持っていて今は手元にない、ソ連共産党の「第二次世界大戦史10巻」もあった。買えない金額ではないが、もし買っても置くところがないのでスペースが必要な物は買わない。文庫本か新書版で、出物があったら買う。昨日買ったのは岩波文庫の「謀叛論」。これがたった100円だった。
▼ネコの長女ロクちゃんは妹ネコのlナナちゃんに左頭部を引っかかれて動物病院に通っていた。3週間目に化膿は引いて抗生物質の投与も必要なくなった。最後に獣医さんは手足の爪を切って下さったが、とてもおとなしくしていた。わたしが爪を切ろうとすると、抵抗して噛みつくので毎回1本くらいしか切れない。しかし美人獣医さんの前ではおとなしくしている。つまり外面が良いのだ。ロクちゃんは獣医さんにほめられて帰って来た。

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August 24, 2013

23日の国会前は雨が降らなかった。

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(23日、国会前でスピーチする筆者。座間宮風になってきた)
▼昨日の国会前は反原連のツイッターによれば「雨対策を十分に」という告知がでていた。天気予報によれば竜巻や暴風も予想されたので、レインスーツ上下と大きな傘も持参した。しかし予想に反して雨は一粒も落ちてこなかった。だが参加者は大雨を警戒して年配の方は少なく、国会前とファミリーエリアはそれぞれ300名くらいだったと思う。
▼理由は分からないが、国会前の反原連のスタッフが大幅に入れ替わっている。それをカバーするかのように、原田さんは3回ほど前からつきっきりだ。さらに昨晩は司会者まで買って出ていた。わたしは21日の原子力規制委員会の様子とマスメディアの「汚染水隠し」を2分ほどスピーチさせていただいた。しかし演題に立つと、頭が真っ白になってしまい、準備していた事の半分も話す事ができない。

(伊方原発に反対する人のコール)
▼月曜日の「第11回制度整備・第16回核燃料施設等新基準合同会合の傍聴を許可するという案内が、規制委員会と規制庁から送られて来た。
▼挨拶に来た国会議員が規制委員会などに「資料がない」と言われると引き下がってしまうようなので、アドバイスをして資料を渡して来た。

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August 23, 2013

ウソで固められた東電の汚水対策記者会見

▼朝7時半からクリニックの順番を確保に並んだ。着くとすでに4人ならんでいらしてわたしは5番目だった。きょうはスケジュールが立て込んでいるので、後はスムースに進んでいくと思う。メインPCで使っているマウスの調子が悪くなった。例えば範囲指定しようとすると、おしまいの位置が固定しない。
▼仕事に行っている家族が使っているマウスをこっそり借りてやってみたら、うまく動く。1年ほど前にもかなり高いレーザーマウスを買ったが、充電式電池の減りが早く、フル充電しても1日しかもたない。アルカリ電池は不可とあったが入れ替えると上手く作動した。7千円ほどしたが価格と使いやすさは正比例しないことが分かった。それで買って一年後ゴミとして捨てた。家族が使っているマウスをネットで見ると単3電池一個で830円(送料込み)、今の外見はほぼ同じマウスはその倍くらいはして3年ほど使っている。これはノート用にして、買い換えを決意した。といってもアマゾンでクリック1回すると、本日には届く手はずになっている。
▼ゴミといえば東電の汚染水。昨日から今朝に書けて各紙を読んだが、誰も田中原子力規制委員会委員長の指摘した事を書いた新聞社はなかった。政党機関紙は記者すら派遣していなかった。すべて時事通信社の記事と思われる。それに今朝のNHKを聞いていたら、「東電は溜まった水は放射能を薄くする装置を通して海に放出する」と報じていた。NHKの腕章も見なかったが、東電の云う事をそのまま鵜呑みにして書いている。「薄くする装置」とは昨日のブログに書いたが「アルプス」のことだが、これは「故障している」と東電はいっていた。さらに東電は会見で「漏れた水は吸水マットで吸い取る」といっていた。ペットのおしっこじゃないので、そんな巨大吸湿マットなどありはしない。
▼もし仮にマットで吸い取ったら、どこにどうやって捨てるのか?さらに会見でも漏れているタンクは汚水を他のタンクに移して修理し、タンクを洗浄してから元に戻すともいっていた。その洗浄した水はどうするのか?もう手当たり次第、クチから出任せで「毒を食らわば皿までも」ではなく、「ウソをついたら最後まで」だ。わたしはレベル3ではとうてい収まらなくなると思っている。
▼東京では午後3時から夜にかけて雨降りだと予報がでている。となるとレインスーツで、バッグのカメラは濡れないようにビニール袋で覆っていかなければならない。蒸し暑いのでレインスーツは、サウナスーツの様になる。
▼毎日「NHKBS零戦 搭乗員たちが見つめた太平洋戦争」という検索用語が増えています。わたしはドラマを見て要約を書いただけ。興味のある方はNHKのオンデマンド(有料)でごらんになるか、以下の動画をごらん下さい。零戦とは結局欠陥戦闘機でしかなかったのです。

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August 22, 2013

第19回原子力規制委員会傍聴記

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(第19回規制委員会の会議室、中央黒スーツが田中、その右側が島崎、右隣り中村の各氏、田中氏の左隣が更田氏)
▼韓国ではスマホから普通の電話とメールが出来る携帯に切り替えがはじまっているという。それは青少年のネット依存症が、日本よりも激しいからだ。その携帯とは文字が一行しか表示できないようになっている。わたしもホントは携帯は持ちたくない。一行表示で十分。夏休みになってから、自転車運転しながらのスマホ、階段を上り下りしながらの携帯操作が目につく。とくに自転車はぶつけられないかと警戒を要する。もうこうなるとスマホではなくバカホ。
19kaiab
(議事進行表とパス)
▼昨日は原子力規制委員会の傍聴に行った。例の汚染水漏れのやりとりがあるためか、記者とビデオカメラがずいぶん多かった。しかし彼らは黙々とパソコンのキーボードを打つだけ。記者たちは発言者の顔色を見ることもなく、もう速記者かPCオタクに見える。
▼テーマは3つあったが、焦点になったのは3番目の汚染水漏出問題を巡って東電の説明だ。東電に採用されるのは「作文能力」だとつくづく思う。「事故」は「事象」と言葉巧みに言い逃れる。前日まで160リットルの漏出が21日になった突如として300トンとなる。写真とタンクの配置図を公開しているが、これはあくまでも東電撮影となっている。見たところ汚染水タンクのパッキン部分に問題があるように思える。しかしそれを認めない。汚染水は側溝を通って湾外の海水に混じっているのでは、と委員会から指摘されるが、それも「分からない」ととぼける。
▼さらに東電は「これからIAEAに届け出しようと思っている」という。更田氏や島崎氏らはチェルノブイリやアメリカ、ワシントン州のハンフォードでは汚染水で過去に苦労しているので、諸外国の専門家の力も借りたらどうか?と様々な提案をするが、東電の二人はメモをしている様子もない。極めつけは田中委員長が「アルプス(多核種除去装置)はどうしました?」と尋ねると「壊れたままです」と平然としている。田中氏は「もし311の様な津波が来たら、すべてのタンクが破壊され、取り返しのつかないことになる。アルプスを使って少しでも汚染水を浄化しておけば、被害は最小限にできる」と指摘していた。
▼このアルプスとは東芝が製造した機械で、核物質を含んだ水をどのくらい浄化できるか効果は疑問視されているマシンだ。東芝とは方や原子炉を作って、片方では事故が起きたときの浄化装置を作って売り込んでいる。そもそも原発の存在が問題なのだ。東芝の原子炉設計者だった後藤政志さんは、311の事故直後、原子炉容器が小さいこと、原子炉を封じ込める圧力釜の材料が薄いことも問題があると指摘していた。

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August 21, 2013

今の除洗方法では効果はまったく期待できない。

▼今朝の「NHKビジネス展望」は東電の汚染水処理を巡って金子勝慶応大教授が話していた。メモを取って聞いていた訳ではないのでそのつもりでお読みいただきたい。音声データは1週間後のNHKのホームページでポッドキャストとして紹介される。汚染水は確実に原子炉の下から漏れている。だから東大のグループが先に海洋調査をして発表したように、ものすごい汚染数値になっている。汚染水対策もこれは東電に任せて出来るレベルを超えている。東電は国有化し全国の英知を結集して対応すべきだ。お金は漁業関係者への補償に使うべきである。金子氏のNHK発言とほぼ同じ内容が21日付の「東京新聞」26面27面「こちら特報部」に掲載されている。
▼この点に関してデモクラTVの18日の放送でも、福島支援セールというのをスーパーでやっていて、お魚を買うのはお年寄りだけで、若い人は一切買わない。売れ残った魚はおそらくファミレスに食材としてまた転用されるのだろう、といっていた。普通の感覚ならば太平洋沿岸で穫れた魚は危ないと考える。海水浴客にしても、勿来や茨城で増えたと報道されている。しかし何十年後に何らかの被害が出た場合、国は補償してくれるか?水俣病の補償打ち切りの時も、被害者に対して「30年前に魚屋から魚を買ったという領収書をもって来い」といっていた。まして海水浴にいった証明書など、誰も証明することはできない。デモクラTVでは、あと数年後には、ここに書けないような被害がでると言う専門家がいた。
▼金子氏は除洗対策でも後手後手になっていると指摘する。つまり最初の原発の爆発で山が汚染されてしまっている。いくら下流で除洗しても、上流の山の除洗をすることが不可能ならば、下流の除洗をしても意味はない。という訳でデモクラTVの録音を聴くにも時間が取られる。週末から放送された5時間分の録音があったので、夜になってから2倍速で聞いた。わたしはどちらかと言えば本を読む方が好きなので、そちらに時間を使いたい。みなさんと同じに限られた時間を使うには、録画は1・2倍、録音は2倍で聴くしかない。
▼昨日わたしの携帯あて、「お金が儲かる」というメールが2通来た。一つは2億8千万円海外投資で儲かったので、連絡すればくれるという。もう一つは3億円親の遺産が入ったので同じ事を言っていた。すべて「迷惑メール」として連絡し、着信拒否にした。しかし不思議なのはわたしの携帯メールアドレスは限られた人にしかお知らせしていない。sれなのにどうして漏れるか不思議でならない。昨日夕方近く原子力規制委員会から傍聴許可のメールが来たので、これから六本木に向かう。

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August 20, 2013

◇「トゥ・ザ・ワンダー 」を見る。

▼今朝のNHKニュースを聞いていると、暑さが続いているため、九州方面で電力が逼迫していると報道されています。しかし毎年、夏の高校野球の決勝戦近くになるとピークを迎えることは、過去のデータであきらかになっています。今更そんな事を煽ってどうする?解決すべき優先順位の第一は、早く福島第一原発の汚染水を止める事です。
▼この時期JR等の駅階段を歩いていると、女性がロングスカートの端をつまんでつまずかないように歩いている姿を散見します。足首だけがほんの少し見えるのですが、とてもセクシーな姿です。
◇「トゥ・ザ・ワンダー 」国会に行った翌日、何か胸をキュンと締め付けられるようは恋愛映画を見たくなって探していた。たどり着いたのはこの作品で、8時40分には映画館の前に到着したら、一番目で先頭になった。わたしは常に可能な限り右脇が空いている席を選ぶので、たとえ一番でも中央には座らない。
▼ニール(ベン・アフレック)は冬のみぞれが降るモンサンミシェルを旅行中にシングルマザーのマリーナと恋に落ちる。わたしは、この城はごつくて好きになれない。しかし映画では城の全体像は写さず、海岸の潮の満ち干と砂の模様だけで、とても美しい。一目ボレというか、恋におちるのは簡単である。「好き」、「生涯ただ一人の女」とか「わたしはみんなあなたのもの」という常套句の台詞が乱発される。喋った奴らは自分自身の言葉に酔ってしまう。
▼フランスから帰国してマリーナとその娘をオクラホマに呼び寄せて一緒に暮らし出すと二人の心は次第に変化する。世の中が男女が二人だけの場合は相手に夢中になれる。しかし人間社会は複雑で親兄弟、親戚が関わってくると利害関係が発生する。マリーナの場合シングルマザーで息子の親権が元夫の手に移った時から、気持ちは離れていく。それに輪をかけて二人の子どもが欲しいと思ったとき、マリーナは不妊手術をしていることが分かる。マリーナは自分の悩みをアメリカの教会のクインターナ神父に相談する。すると神父もまた信仰の危機に直面していた。
▼そんな時ニールは旧友のジェーンと再会して、こちらに比重が重くなっていく。つまり旧友は一々説明しなくてもわかり合える部分が多いので心理的に楽だ。ジェーンと一緒にいるときの方が心が安らぐのだ。偶然であった女との恋に夢中になったものの、心の安らぎを覚えるのは別のところにあった。ただ一人と思っていた女との愛がこんなにも簡単に壊れてしまうのか?移りゆく季節の風景を切り取るカメラワークの美しさは、愛がいかにして人生を変え、別れ、相手を憎んで再び新しい関係を築いていくのか?テレンス・マリック監督の自伝とも言える作品。台詞はほとんどない。(日比谷シャンテシネ)かなり空いている。

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August 19, 2013

NHK「届かぬ訴え/~空襲被害者たちの戦後~」を見る。

▼岩波ホールに行って、帰りは神保町の古本屋街をうろついて見ようと思ったが、暑いので取りやめた。一週間撮りためたHDDビデオを見ていた。その一つに「届かぬ訴え/~空襲被害者たちの戦後~」第二次大戦中の空軍の司令官だった、カーチス・ルメイは原爆投下を指示した人物としても知られている。彼はキューバ危機の時も原爆でミサイル攻撃すべきだと主張していた。そのルメイはどうやったら日本の家屋を効率よく燃やすことができるか、実物の日本家屋をアメリカカリのフォルニアに造って実験していた。
▼日本への空爆は広島、長崎だけでなく軍事工場がある日本全国の都市を行っていた。日本軍部のチラシも紹介されるが、「焼夷弾は女子どもにも消すことができる」、「逃げないで消せ」といった物が多数あった。人々はその日本軍部の宣伝を信じて落ちて来た焼夷弾を、必死に消そうとした。また自宅屋内に作った深い壕に潜って立てこもった。そのため余計被害を大きくした。
▼失明した人、手術をして手足を切断した人、顔にやけどを負って手術を繰り返すが、耐えきれず自死した人。差別を受けて仕事に就けなくなった人。この人たちはあるとき、国に補償を求めるべきではないかと考える。その米軍の空襲被害にあった人たちは調べて分かっているだけでも48万人にのぼる。裁判を繰り返して最高裁まで行くが、「軍人と違って国と直接の雇用関係にない人たちに対して補償はできない」という判決が出る。
▼一部の専門家はこれをみて、「国は被害者が多すぎて補償できないのだろう。(するつもりがない)」と指摘する。こういう例は植民地からの引き揚げ者、(他のNHKの番組では現在の北朝鮮から死ぬ思いで逃げて来た実話も紹介していた。一方傷痍軍人にたいする法律はさっさと作って支給をしている。これは選挙で「遺族会」は票になるから即時やる。政権交代のあと、議員立法ができる直前まで行ったが昨年12月の民主党の惨敗で流れてしまう。原爆と同じく胎児被爆で足がご不自由な68歳の女性もいらした。国は水俣病や原爆の被爆者、台湾で日本軍兵士として徴用された人に補償をしないと同じく、被災者が亡くなるのを待っているとしか思えない。
▼ひどい話が浜松でなぜ空襲が多かったか?富士山を目指して飛来するが、操縦トラブルで爆弾を積んだまま引き替えすのは危険なので、浜松で全部弾倉を空にしていく。そのことが米軍の文書で「浜松は爆弾のゴミ捨て場」と書かれている事だった。日本政府の態度もさることながら、米軍のアジア人を人間とも思っていないやり方に怒りが増す。【再放送】2013年8月24日(土)午前0時45分。
▼ネットで原子力規制委員会のHPを見たら21日の会議の傍聴者を募集していた。議題は決まっていないというが、久しぶりに行ってみようと思って申し込みをした。

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August 18, 2013

仏法僧の鳴き声と、ある村を攻撃した戦闘。

Rila
(有楽町のガード脇に咲いていたリラ)
▼昨日はシャンテシネの前からブログを書きました。映画も読書も原稿執筆も、わたしは午前中の方が集中できます。映画も土日くらいは午前9時から上映してくれれば良いのですが、大体11時前後。岩波などが相も変わらず午前11時半が初回です。昼頃から映画を見ていたら一日が有効に使えません。
▼昨日の「東京新聞」というか、土曜日の東京新聞は前日の首相官邸前抗議行動をちゃんと毎回報道しています。昨日は3人の参加者の声が紹介されていました。その一人が「1年前に来たけど人数が激減していて驚いた」という趣旨のものがありました。そういうあなたが1年間、1回しか来なかったから減るのです。別に悪意をもって書いてはいません。
Kaisendon
(昨日食べた海鮮丼)
▼一部には大声を上げて原発が止めることができるのか?という声もあります。確かにその通りです。しかし参加者は強制ではなく、自分の頭で考えて来ています。わたし自身で言えば原子力規制委員会の傍聴に行くことも覚え、グリーピースの勉強会にも行きました。おそらく家にいるだけでは、こういう発想は出て来ません。そして今、パワーブログガー(自称)座間宮ガレイが「核の軛(くびき)」という本を紹介していたのでこれを読んでいます。この本は「英国はなぜ核燃料再処理から逃げられなかったのか」という内容です。国会前に行かなければ「もんじゅ」とプルトニウムの再処理もMOX燃料の事も理解出来なかったでしょう。
▼昨日のNHKニュースで南沙諸島防衛のため自衛隊はアメリカ海兵隊が持っている水陸両用車を1500億円かけて買う、というのがありました。もうこういうのは時代錯誤なんですね。燃料を補給するルートや基地もなくて戦闘車両だけあっても戦争できません。同様にいくら良い小火器を持っていても弾薬が補給でなければ戦争はできません。さらに兵士に対する糧秣(食料や水)の補給ができなければ戦争できません。
▼先の第二次大戦で死亡した7割の日本軍兵士は餓死なのです。要するに参謀本部は「現地調達」というだけでジャングルには食べ物は何もありません。先日インパール作戦の本を読んでいました。その中に火薬を船から降ろして運ぶが、前線に届く頃には帳尻が合わないという。そこで分かったことは、「飢えた兵士たちは火薬を食べていた」というのです。戦争自体、人間を大事にしない最大のばかげた行為です。
▼昨日朝の6時台のNHKで「音の風景」という番組を放送していますた。80歳を超えたお年よりが「仏法僧の鳴き声」で投書していました。それは戦争中、中国の前線で八路軍のゲリラが潜んでいるというある村を包囲していた時のこと。仏法僧の鳴き声が聞こえて来た。村はすぐにはじまる阿鼻叫喚も知らずに静まりかえっていた。村の犬が一声ワンと吼えた瞬間仏法僧はなきやみ、日本軍の銃声が村を圧倒した、というのです。投稿者の文章力があれば、もっと凄まじい描写になったのでしょうが。恐ろしい話でした。

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August 17, 2013

夕べは灼熱の国会議事堂前

コンクリートジャンルでとても疲れた。それにお盆で集まりもイマイチ。動画を4本だけ夜中にアップロードした。しかし最近は動画のアクセスも減りつつある。むしろ風景の方が多い。でも今朝は朝9時前からシャンテシネに並んでいる。何か胸がキュンと締め付けられる様な映画が見たくなったのだ。それが何だったのかは、明日ご紹介する。

最後のコールは首都圏反原連代表の原田裕史さん。めずらしくジーンズ姿

Duke(Mobile)

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August 16, 2013

NHKの戦争と平和特集番組を見る。


(15日旧中川の灯籠流し風景)
▼15日は某神社に取材に行こうと思っていた。しかし朝、ちょっとしたトラブルが発生して出かけるのを止めた。あそこに行っても、その多くは時代錯誤のコスプレショーだ。しかし今朝の東京新聞の「特報部」は記者を一日神社に貼り付けて取材している。コスプレもいるが、鳩を飛ばせている人たちもいた。
▼真夏は日中に出歩くと体力を消耗する。という訳ではないが、夜7時半になってから近所の旧中川の灯籠流しに行っていた。5年ほど前にも一度行って写真でご紹介したが、前半は国会議員などの、時代錯誤の挨拶が延々と続く。昨日は潮の加減か風の具合で、灯籠は川下から川上に向かって停滞してしまい、点火されたのは1割に満たない。そのまま8時半には中止になってしまった。
▼昼間録画してHDDに溜まっていた、NHKの戦争と平和関係のビデオを大量に鑑賞した。9日の「ヒバクシャからの手紙」。8月10日(土)深夜の「ガタロさんが描く町/~清掃員画家のヒロシマ~」11日「自衛隊と憲法/日米の攻防」14日従軍作家たちの戦争」。「NHKスペシャル 日本国憲法誕生」。デモクラTV「ナガサキ消されたもう一つの原爆ドーム」等々、のべ10時間。
「ヒバクシャからの手紙」では田口ランディさんと平岳大が登場。田口さんはまず被曝体験にある方と文通をして、心をひらいていく。かなり多くの人が現実に被爆した当時の事を思い出したくない。そこをどうやって話してもらうかが一つの焦点になっていた。平の場合もある神社の境内で被爆し、境内の石段は芋虫のように死んだ人が繋がっていたことを思い出すという人いた。その人は結局石段を登れなかった。
▼この番組では500通余の手紙が寄せられた。その中で「日本は核武装すべきかどうか?」というアンケートがあったが、100通余が「核武装すべき」と答えていたこと派驚くに値する。「ガタロさん」は明日深夜あたりに再放送されるはずだが、人間はこう生きなければいけないという手本のような方で自分の清掃用具のスケッチを続け、それを自費出版した62歳くらいの方。奥さんは看護師をしている方で、夫は妻の方が帰宅が遅いので毎日夕食を作っていらした。
▼「従軍作家」は火野葦平が芥川章を受賞してから軍部が彼に目をつけて従軍作家に仕立てる。作家としての火野の感性は優れており、心理面も的確に描写するので「麦と兵隊」なども爆発的に売れる。それに気をよくして、文春の菊池寛を使って作家を大量に動員させる。
▼もう一つ07年の「NHKスペシャル 日本国憲法誕生」(再放送)はとくに良かった。要するに憲法は占領軍が押しつけたものではない。それまでに鈴木安蔵など憲法学者や森戸達夫らがワイマール憲法まで研究した成果が25条に生存の権利として入れられている。

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August 15, 2013

◇「31年目の夫婦げんか」を見る。

▼NHKによればきょう8月15日は「終戦の日」なのだそうだ。ある人のブログで竹橋にある国立文書館に行ったという話がでていた。そこでは「終戦の詔書」の原本が展示されているという。途中「東亜の解放」という空々しい文言がある。しかしポツダム宣言を「応じうる」と受諾して「無条件降伏」したのだから正しい表現は「敗戦」である。今日は午前中靖国に行って時代錯誤の服装で、妄言を放つ人々の風景を撮影しようかと思ったが、まだ思案している。
▼今朝の東京新聞によれば昨日まで、江戸東京博物館では「学徒出陣70周年遺品展」で亡くなった方々の遺書などが展示され、作家の浅田次郎氏の講演もあったという。事前に知っていれば歩いて行ける距離なのに失敗してしまった。
▼それで今朝のNHKはエジプト情勢をトップニュースとして延々と7分も放送し、最後には現地の商社駐在員に対する本社の対応まで放送するのにはいささか驚いた。福島第一原発の汚染水対策が破綻しつつある、というニュースの方が遥かに緊急なのにその後も一言も触れていない。さらに九電の苅田火力発電所付近ではクラゲが異常発生して、取水口がふさがって、一時停止したという。冷却は原発も海水を使うので、テロよりもむしろクラゲの方が怖いのだ。
▼昨日」「クロワッサンで朝食を」をごらんになった方から「良かった」という感想メッセージをいただいた。この方はチャレンジ2回目でようやくごらんになることができた。
▼昨日夕方、ひと月ほど前に買ったウェブカメラの設定がようやく出来た。いろいろやりたい事があり、その一つがスカイプだ。ただし自宅にいるときは、他の人にお見せできるような格好をしていないので、実際の運用はいましばらく後になる。
◇「31年目の夫婦げんか」結婚も31年目になると、食事して会社に行き、帰宅するとテレビでゴルフレッスン番組を見ながら寝てしまう夫と、変化のない毎日を送っていたケイ(メリル・ストリープ)は、このまま人生を終わってしまいたくない。と、夫婦の関係を見つめ直そうと決意する。夫のアーノルド(トミー・リー・ジョーンズ)に無断で一週間の滞在型カウンセリングを予約する。夫を無視して自分一人で飛行機に乗ってしまう。夫は嫌々付いて来るが、2人を待っていたのは、専門医による予想もしなかった課題を次々与えられる。そこでケイは初めて自分が長い間抱えてきた感情をさらけ出す。果たして夫婦喧嘩をなくす名案は見つけ出せるのか?演技達者の二人による大人のコメディ。

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August 14, 2013

消費増税を警戒して旅行も近場で過ごす

▼ふと気づいたら隣の大会社は人の出入りがまったくなかった。そうだ、日本全国はお盆休みだった。民主党政権のとき、日本のお盆休みをずらせる、という案があったがどういう発想でああいう考え方がでてくるのだろう。北海道の人が九州の実家に帰省したら、むこうでゆっくり出来ない。サマータイム案もすっかりなりを潜めてしまった。今朝のNHKラジオでは東北地方への旅行が、昨年より増えているという。みんな消費増税を警戒していて、遠くまで遊びにいけないというのが実態だと思う。
▼わたしのマンションでも大規模修繕を急いでいるのは、それである。理事長に就任したとき、タイムスケジュールを聞かされ、消費増税の前に契約を済ませなければいけないという。そのタイムリミットが来月9月末日である。今月の理事会で4業者の見積もりが提出された。先日の理事会で2社に絞り込み。次回はその2社からプレゼンをしてもらう。
▼管理会社の説明によると1社から1時間の説明を聞き、質疑応答が30分だという。集まった理事たちは「そんな長い時間にはつきあえない。午後から予定がある」という意見が次々だされた。わたしは「1社のプレゼンを30分にしてもらい、質疑は10分」折衷案をだし、了承された。説明会は全居住者の集まる総会となる。終わってから理事会+アルファの小規模な選定委員会を開いて、決定の運びとなる。と、消費増税でいろいろ大変なわけ。1000万円の工事ならば税金が50万円なのに、8%にアップで30万円も余計に払わなければならない。
▼NHKBS「零戦~搭乗員たちが見つめた太平洋戦争」のアクセスは昨日で峠を越した。書かなかった事が一つある。それは零戦の設計者堀越治郎のところに朝日の記者が「特攻に関して感想を書いて欲しい」と原稿依頼にやってくる。しかし堀越は一行も書けなかったという。わたしは上記の零戦以外に、広島、長崎の原爆に関する番組も録画して5本以上見ているが、書いていない。アクセスして下さる方々の検索用語を解析しているが、どうも戦争を否定しているように感じないからだ。明日、猛暑でなく体力があったら靖国神社にいってビデオカメラを回して来ようかと思っている。というのは明日靖国の入り口付近で「反靖国行動」があるらしいからだ。
▼録画したビデオはたまる一方で見る時間がとれない。わたしは時間があればどちらかと言えば本を読む。それに昼間はTVもビデオも見ないようにしているので、外付け2GのHDDに移動しているが、これからはリアルタイムで見ない限り録画は止めた方が良いかもしれない。今日もCATVで午前9時から夜9時まで、12時間も手塚治虫の「ブラック・ジャック」(アニメ)が放送されるが、どのみち見ないので録画は解除した。

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August 13, 2013

NHKBS「零戦~搭乗員たちが見つめた太平洋戦争」(後編2)

Asahikiji
(「第一次神風(しんぷう)特攻隊」の成功を報道する朝日新聞の記事画面)
▼いやはや、「東京砂漠」といえるようなものすごい暑さです。昨日は屋外の取材だったのでかなり堪えました。持参した水もたちまちなくなってしまいます。それに乗り換えで立ち寄った北千住という駅は複雑すぎて未だに理解できません。幸い日本後は通じるので駅員さんに聞くのが一番です。行くべきコースがブルーテープで色分けされています。ということは、常磐線各駅停車の乗り場を聞く人が多いのでしょう。
◇NHKBS「零戦~搭乗員たちが見つめた太平洋戦争」(後編2)昭和19年10月25日最初の5人編成特攻隊が急遽編成されます。その一人である大黒氏の実家には参拝する人が絶えません。村人は何か記念碑の様なモノを建てたらどうか?という意見がでてきたので3mくらいの木の柱を立てられ、そこには「軍神大黒繁男飛行曹長の碑」という文字が墨書されています。さらに戦闘機を飛ばすにはガソリンが不足しているので松根油が必要だと軍部からの要求がきます。大黒の父親は、村人が嫌がる仕事を率先して掘る力作業をします。
▼出撃命令を出した隊長は横山岳夫、現在は生き残って96歳。「仕方なかった」と言い訳しますが1000人に出撃命令を出した男です。そして劇中で朝日新聞の1面トップ記事が出て来ます。そこには「フィリッピンで全線全勝」と書き国民の戦意を煽っています。新聞社にはこういう「戦争責任」があるのですが、戦後誰一人彼らの責任を追及していません。強いて言えば読売の編集権を巡ってのストライキでしょうか?
▼特攻隊には突撃する兵士と、その特攻機を見守る護衛の役割と、本当に突撃が成功したのか見届ける役割があります。その任務を担っていたのが角田和男さん(今年2月死亡)でセブ島で特攻をした6人の姿を今でも思い出す。前の日の昼飯に、いなり寿司とサイダーを彼らに差し入れるととても喜んでいたという。一般兵士はそのように質素な前夜を過ごしたが、櫻森兵長(当時17歳)将校らがビールで乾杯して大騒ぎしているのに対し、出撃の前夜は興奮して目をギラギラさせて、眠ろうとはしなかった。
▼彼らに特攻の命令を指示していたのは玉井浅一中佐であり、自分は安全な洞穴に籠もって終戦の日まで命令を続けていた。彼は100人くらいに「特攻命令」を出していた。
▼終戦の日を迎えると大黒氏の碑は村人は「戦争は終わったのに、いつまでこんなモノを建てておくのだ。目障りだ。特攻などしなければもっと早く戦争は終わっていたはずだ」と言い出す。先の玉井は復員して食うに困り。軍服を質屋に持って行くが、値段がつかない。それに就職も出来ないので、二人の娘が家計を支えた。玉井は55歳の時出家し近くの寺に入る。そして来る日も来る日も水垢離をしていた。61歳のある冬に水垢離をしている最中に心臓麻痺で死亡する。
▼娘さんは「父が仏門に入ったのは反省していたからだと思う。しかしい(大勢の人に死をおしつけ)生きて返って来るべきではなかったと思う。としみじみ語る。この番組は今までの終戦特集とは若干異なり、戦争に突き進んだ軍部とそれを後押ししたメディア、特攻は果たして必要だったのか。さらに否応なく軍部を後押しせざるを得なかった民衆の姿にもスポットを当てていた。

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August 12, 2013

NHKBS「零戦~搭乗員たちが見つめた太平洋戦争」(後編1)を見る

▼昨日は猛暑の中図書館に返済期限の来ている本があったので出かけた。返却期限は12日なのだが、本日は早朝から夕方までスケジュールはいっぱい。それに夜までNHKBS「零戦~搭乗員たちが見つめた太平洋戦争」という検索用語が続いた。それはNHKで2日夜に後編が放送されたからだ。しかし紹介記事を書くのは時間がかかる。まずもう一度録画したものをメモしながら、必要な部分は一時停止して確認する。1時間半の原稿を書くには4時間くらい必要になる。書いても読んで下さる方は滞在時間1分くらいで、別にご意見も寄せられない。今朝は取材で出かけなければならない。しかし昨日「NH」、「零戦」の検索用語だけで100件を超えたのであえてご紹介する。
◇NHKBS「零戦~搭乗員たちが見つめた太平洋戦争」(後編その1)を見る
▼話の中心になるのは茨城県霞ヶ浦にあった土浦訓練所の甲飛10期生(予科練)の青年兵士たちである。筆者の知り合いもここで整備兵をしており、終戦になってから古里に復員し、自動車整備工場を経営していた。現在阿見町にあるこの場所は平和記念館になっている。当時1097人の青年達が厳しい訓練を受けていた。そのうち380人が零戦の搭乗員に選ばれた。その一人、谷暢夫(のんぶ)は昭和19年2月に場所もはっきり聞かされないまま「南方の最前線」に出発する。
▼そのうち一人玉里繁男は父親の反対を押し切って予科練に入ったが19年6月に南方にいくことになる。頻繁に両親に手紙を寄せていたが、出発の日自宅上空で「上空から家を見た」という手紙が来た。送られた先はマリアナ諸島だった。グアム、テニアンにあった最前線はアメリカ軍はそこを是が非でも占拠して、日本本土爆撃するための基地と使用としていた。アメリカは空母にグラマンF7Fを搭載し、高性能レーダーで日本軍の接近を察知して攻撃を準備していた。日本軍は空母瑞鶴に乗せた零戦で対抗しようとしていた。しかし飛行機のエンジンと回転半径の性能からして太刀打ちできなかった。
▼それに零戦の装甲を軽くするために薄く、操縦士の背中の鉄板すら薄く、敵機に撃たれたら貫通し命はなかった。それに零戦は敵の弾があたるとたちまち燃え上がってしまった。マバラカットの第一航空隊司令官大西瀧治郎中将は、ここで体当たりの特攻作戦を思いつく。甲飛10期生からまず33人が選ばれた。指揮するのは玉井浅一中佐だった。ある日10期生が「総員集合」のもとに集められ、趣旨を告げられ「みんな行ってくれるか」と言われると「拒否」できる雰囲気ではなく、全員が「志願します」と挙手する。海軍の上層部はレイテ沖に集まった50万の米軍と対峙するには、特攻しかないと考え「神風(しんぷう)特別攻撃隊」が19年10月20日急遽組織される。(本日はこれから取材なので、明日に続く予定)

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August 10, 2013

ポルポレ東中野で「標的の村」を見る+監督の舞台挨拶


会議が終わって猛暑だったが、東中野まで出かけた。表記の映画初日だったからだ。わたしは高江のヘリパッドの事を何も知らなかったと思い知らされた。東村(ひがしそん)高江とは沖縄本島の北部に位置する場所にある。防衛施設庁は米軍の意を汲んでここにヘリパッドを作ろうとしていた。登場するのはここで農業を営んでいる安次嶺源達(あしみね・げんたつ)一家の至近距離に米軍のヘリパッドを作る計画が浮上する。
▼ヘリパッドとは都市の高層ビルの屋上に作られた「+印」のそれとは大きく異なる。最初に出てくるヘリはS80で、マニアックな書き方をすると、こんなに格好良いヘリはない。エンジンは3つで先端に太いアンテナがある。防衛施設庁との話し合いは遅々として進まない。ところが急に機材を運び込むという通知がある。住民たちは建設予定地の前で、抗議の座り込み活動をするが、住民数人が「通行妨害」で起訴される。その中には7歳の少女の名前も入っている。女の子は「わたし刑務所に入れられてしまうの」と親御さんに聞く。こういうお金がない人に対して高額の賠償を求めるのはアメリカではスラップ裁判として「禁止」されている。
▼裁判の結果、起訴されたのは一人だけになる。それは沖縄の仏壇を作っている若い職人さんだ。つまり検察は住民運動の分断を図ってきたのだ。それから10万人の県民大集会直後に電話一本で「オプスレイ配備」を通告する日本政府。高江の住民たちは昨年9月29日、強硬配備の前夜、台風17号が接近するなか、アメリカ軍普天間基地ゲート前で、座り込み、自家用車を並べ、22時間にわたって基地を全面封鎖することに成功した。
▼機動隊員たちも、工事関係者も全員沖縄出身の人たちであるはずだ。なぜ沖縄の人たちが憎み合わなければなrないのか?座り湖lみの人たちは必死に訴える。中には車の窓を閉め切って涙を流しながら沖縄民謡を歌う女性の姿にはジーンとする。
▼基地があってもそこlで生きて行かなければならない沖縄のひとたち。「沖縄を切り捨ててきた」日本の歴史は深くのしかかる。だが土地とともに自然とともに生きる沖縄の人々こころを踏みにじることはできない。
▼アクセスが集中しているNHKBS「零戦~搭乗員たちが見つめた太平洋戦争」(後編)は昨晩見まし。アクセスしていただいても執筆する時間がありません。後日ご紹介します。

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8月9日の国会前は猛暑だった。

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(福島バッジプロジェクトの訴え)
▼土曜日なのに朝早くからNHKBSの「零戦」という検索用語が増えている。きょう10日はその後編が午後9時から放送される。中には「再放送」という検索用語がある。しかし最近のNHKは有料の「オンデマンド」に移行しているので「再放送」には期待しない方が良いと思う。
▼わたしはこれから管理組合の会議。今年は理事長で重要な案件がたくさんあるので、準備と管理会社との連絡が大変なのだ。印鑑も一ヶ月に20個くらい押す。

(原爆ゆるすまじ」を演奏する人。手前山本さん)
▼昨日の反原連国会前集会は猛暑で蒸し暑いので参加者は少ないように思えた。わたし自身、この暑さが続いたら来週は参加を見合わせるかも知れない。この1ヶ月ほど国会前集会は微妙な変化が見られる。ずっと続けて来た主催者にかなり大幅な変化があった。1年以上見続けて来た何人かが突然いなくなってしまった。その理由は推測の域を出ないので書かない。それと1ヶ月前から某政党の候補者たちが挨拶すると異常な盛り上がりをする人たちが増えてきた。わたしはこういう場所にはいつまでもいられない。つまり居心地が極めて悪い。しばらく様子を見て、首相官邸、ファミリーエリアと国会前の3ヶ所を順番に回ろうかとも考えている。

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August 09, 2013

ナチスとジャズの関係を考える。

▼8月2日に放送されたデモクラTV「ウッチーのデモくらジオ/#016 」(インターネット有料放送)で麻生副総理の「ナチスに学べ」発言が時間をかけて検証されていた。麻生はワイマール憲法をナチスが改変させたのではない、という事を理解していない。日本のメディアよりも外国メディアの方が先に報道した。出所は共同通信でネットでは新聞報道より先に火がついていたので、知らないはずはない。報道各社と安倍首相が会食をしてから、内閣を批判する報道が極めてすくなくなっている。公職選挙法の「利害誘導」にふれるおそれがたぶんにある。という指摘だった。
▼またナチスのゲッペルスが音楽や映画をたくみに利用しようとしていたこと。その中でもジャズは敵対するアメリカの音楽だったが、これも利用しようとしていた。その研究論文は以下にあるのでごらん頂きたい。 「第三帝国とジャズ/ 田中 まり/北陸学院短期大学」ここにあるPDFファイルを開くと読む事が出来る。第一次大戦が終わってワイマール憲法下で、ジャズは19世紀の伝統的美意識や価値観に対抗して古い価値観が否定され新しい要素をもたらすものとして歓迎されてきた経緯があった。
▼夜9時以降はTVは録画して、リアルタイムでは見ないようにしている。昨晩うっかりテレビ東京のスイッチが入ったままになっていて「カンブリア宮殿」を見てしまった。ゲストは佐藤可士和で、彼はセブンイレブンやホンダ、楽天、ユニクロなどの総合デザインを受け持っていた。最後に登場したのはヤンマーディーゼルだった。同社の社長はこれからは農業機器の販売では先がないと、佐藤に相談した。話は端折るが、佐藤は相手の話はしっかりと相手に伝わらないという信念のもとに、コミュニケーション能力を高めることが必要だとする。どこかの政党も丸投げで佐藤可士和氏に、政党のコンセプトを考え直してもらった方が良いかも知れない、と思った。
▼昨日の「無敵のライフルマン」はご好評をいただいた。そこで今朝またネットを再検索したところ、小坂一也の歌う、同名の曲が見つかった。歌詞を書くと著作権法に触れるので、各位にあってはダウンロードして速記でもして書き起こして頂きたい。
▼ブログを書くわたしは5時台から新聞を読み、データを揃え必死に準備しています。常連のみなさま。7時台にアクセスしていただいても原稿は出来ていません。土日は原則お休みです。ご理解下さい。

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August 08, 2013

「無敵のライフルマン」の歌詞

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(成東駅は昭和20年8月13日弾薬を積載した軍用列車が米軍のグラマンに爆撃され爆発し、軍人や駅職員42名が死亡している。左下の記念碑に書かれている)
▼猛暑の一日、取材で外房の某市を訪ねた。電車の接続は悪い。グーグル検索で調べても目的地がはっきり分からない。後で分かったことだが、市有地であった沼を埋め立てて使っている。だから固定電話はない。それに郵便物も配達してもらえない地区だという。もしバス停から歩いて2、3kmの範囲を探したら暑さで行き倒れになっていた可能性がある。案内して下さった40歳半ばの女性はこの地で生まれ、東京の大学に行っていたが、こちらに戻って結婚して現在の仕事をなさっている。短い時間でも、こちらの気持ちを逸らさず、必要な情報を的確に伝えて下さった。

(JR成東駅上りホーム、テスト画像)
▼取材が終わって駅まで戻り、駅前の食堂に入る。客はわたしも入れて3組。一組は認知症の進んだ母親に食事をさせていた50歳くらいの男性。パソコンを食卓の上におき、画面を見ながら母親に蕎麦を食べさせていた。もう一人は70歳を過ぎた男性で蕎麦と大ビールジョッキにつまみを食べ、店の外に出ようとしていた。店員さんが「お客さんお金もらっていません」、「いくら?」「とにかく計算するから店の中に戻って下さい」という会話を繰り返し、引き留める。ビールを飲んで酔っぱらってしまったか?それとも、こちらも認知症だったのか、はっきりしないが、2500円也を支払って出て行った。
▼毎週月曜日のNHKFM放送は角田ヒロが「懐かしの昭和歌謡曲」というテーマでディスクジョッキーをしている。今週5日のテーマは「TVドラマ」だった。そこで驚いたことに高校生時代すきだった西部劇ドラマ「ライフルマン」のテーマ曲を小坂一也が歌っていた。小坂はもう亡くなっているが、「青春サイクリング」が一番ヒットした。「ライフルマン」のスターティング場面は今でもはっきり覚えている。M73ウィンチェスターライフルを連射させたところで、一回転させる。そして、某歯磨きメーカーの名前が出てくる。
▼ライフルマンのテーマ曲は「無敵のライフルマン」と言い、「どこからやってきたのやら、厳つい顔に優しい目」と一番はわたしもそらんじているので唄える。しかしこの歌に2番と3番があることを知ったのは初めてだ。ライフルマンを演じたのはチャック・コナーズで映画「大いなる西部」では悪人を演じて父親に射殺されてしまう。普通西部劇では主人公を取り巻きや家族が助けるという内容になっている。しかしシングルファザーの彼は息子のマークの失言によって次々と早撃ちガンマンに命を狙われる内容になっていた。ネットを駆使して探したが2番と3番の歌詞は出てこなかった。

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August 07, 2013

渋谷の「塩とたばこの博物館」にいく。

226
(226事件の慰霊碑)
▼土曜日に放映されたNHKBS「零戦~搭乗員たちが見つめた太平洋戦争」(前編)を見る。を紹介したら昨日は合計で約100件ほどのアクセスがあった。さらには「(後編)という検索用語まであったが、気の早い方である。これは今週末に放映されるので、見ていないわたしには執筆できない。
▼7日は海水で塩を作る作業を取材にいく。これはピンチヒッターで、わたしは塩の事など全く分からない。それで事前の準備として渋谷にあるJTの「塩とたばこの博物館」を見学にいった。場所は渋谷勤労福祉会館の100mほどNHKよりである。いって良かったよ。日本では岩塩は採掘できないので、昔は海水から塩田でとるしかなかったようだ。見学とともにフラッシュを使わなければ撮影も自由であった。ただこの場所は9月2日で閉鎖され2年後に墨田区横川にあるJTの中に移設される。もう2年も長生き出来そうにない方。あるいは是非という興味のある方は今すぐ見に行った方が良い。
▼渋谷まで来てふと考えた、渋谷税務署の敷地のなかにあるモノがあることを思いついた。ものすごく暑かったがそこから10分足らずなので行ってみた。ごらんの写真がそれで、NHKも含めてこの辺は代々木練兵場があった場所である。それで226事件の軍事裁判も、事件の中心人物の処刑もここで執行された。文献によれば隣の刑場が見えない様に溝が深く掘られた。そして容疑者たちは低く作られた十字架にくくりつけられ、膝で立たされた。そして目隠兼、鉢巻きには銃殺隊が間違えない様に印が書かれていた。そして銃殺隊の音が外に漏れないように練兵場では空砲による訓練が行われていたという。当地で処刑が行われたのは、昭和11年7月12日のことだった。
▼見学が終わってから家族に頼まれた腕時計の修理を頼みに行った。それはロフトの中にあるスオッチの販売を行っている会社でやっている。店員さんは20代半ばのとても感じの良い方で親切だった。つまり会話が相手の気持ちを逸らさない。ベルトと電池の交換作業は5分で終わった。そして「またぜひ遊びにいらして下さい」といって別れた。

▼月曜日夕方の「YOUはどうして、日本へ?」というテレビ東京系の番組がある。そこで、成田でトランジットのため12時間待機しているニューカレドニアから、来ていた家族がいた、、「渋谷に巨大な交差点があるのでぜひいってみたい」という。TVクルーはバスで渋谷まで連れて来ていたが、「greay」と、とても喜んで交差点を二度渡っていた。そして自販機でラーメンを美味しそうに食べていた。街角で売っている珍しものを食べる、これもまた旅の楽しみの一つだと思う。

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August 06, 2013

一度決めたら破滅の道を歩んできた日本という国

Aquarium
(銀座4丁目ソニー水族館)
▼今朝は原爆記念日で現地広島に行っている人のツイッターを見ている。今朝のNHKラジオはメルボルンで被曝した人の話を聞く集いがあって、「原爆の恐ろしさ」を知ったと報じていた。しかし原爆そのものに人格があるわけではない。落とす奴がいる。核保有国である彼らの責任を追及しないかぎり、また投下される危険性は十分にある。
▼日曜日にパキスタンのクイズ番組で赤ちゃんプレゼントが西側から非難する声が上がっているという。しかしアメリカ軍はイランにもパキスタンにも爆撃して、いたいけな子どもたちを殺害している。現実にそれらの写真はたくさんある。プレゼントの根拠と理由ははっきり分からないが、はっきりいってアメリカの空爆の方が格段に「悪」であることは間違いない。
▼そして沖縄宜野湾での米軍ヘリコプターの墜落。今朝、某軍事評論家のツイートを見たら、「米軍基地には治外法権で消防車も自由に入って消火することができない」とつぶやいたら、それに反論するツイートが次々あったという。この人達は「国家の主権」というものを考えた事がないのだろうか?もうこれは江戸時代末期と同じ治外法権で、あれもこれも日米安保と地位協定のなせる技である。
▼わたしはこれから一週間、取材と会議が各2本もありとても立て込んでいる。面会などのご希望があったら、金曜日国会前に来ていただくか、来週水曜日以降にしていただきたい。
▼しかし日本という国は昨日の零戦の例をだすまでもなく、一度方針を決めると途中から一切方向転換ができない。一例を挙げれば戦艦大和である。ミッドウェイ海戦で「巨艦・巨砲主義では勝てない」と分かっている。米軍は大和船内での作戦会議の模様から席順まで把握していた。それに片道の燃料しか積んでいないことも。大和と作ろうと決めたら、指定の日時までに作ることが目的化してしまう。
▼至近の例では、「スカイツリー」である。もう地デジは限界に来ているし、都内でも実験の結果映らない場所が多数ある。現在はCS、BSとケーブルテレビの時代になってしまった。それでもタワーを造ると決めたら引っ込みがつかない。ツリーの観光名所としての役割はあるが電波塔としての役割は、かなり怪しい。
▼もっと至近な例は原発であろう。高度経済成長期の「夢」だったが、今や世界の趨勢は安価で安全な自然エネルギーが主流になりつつある。しかし原発マフィアたちは「利権」にしがみつくので「再稼働」をするしかないと考えている。

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August 05, 2013

NHKBS「零戦~搭乗員たちが見つめた太平洋戦争」(前編)を見る

▼猛暑なので2日連続で外出はしない。録音したデモクラTVのMP3の音声が10時間分はある。もちろんデモクラTVはネットの中継なのだが、わたしは黙ってPCの前に座り込んで10時間も見ている程ヒマではない。それで放送のほとんどは、移動中にヘッドフォンステレオで聞く事になる。歩いているときは1・7倍でも聞き取れる。しかし電車の中は意外と雑音が多いので1・5倍くらいにしないと聞き取れない。ただ自宅にいるときは2倍速でも大丈夫なので、そうして聞いている。それでも5時間はかかる計算になる。
▼そのほかに本を読まなければならない。テレビもドキュメンタリー以外に見ようという気持ちにならない。土曜日の夜NHKBSで「零戦~搭乗員たちが見つめた太平洋戦争」(前編)を見た。毎年NHKは9月になると第二次大戦のドキュメンタリーが目白押しである。だが今のところ一本も目にしていない。このドラマは零戦(ただしくは、レイセンと呼ぶ。敵国語である「ゼロ」などと間違っても使ってはならない)「風立ちぬ」でご紹介した堀越二郎が中心になって開発した零戦は、当時中国の工業都市であった重慶を爆撃する爆撃機の護衛をする目的で開発された。爆撃は昭和15年の事で、都市爆撃をしたのは日本軍が初めだった。その後零戦は無敵で全戦全勝の勢いだった。
▼しかしあるときアリューシャン列島に不時着陸した零戦はアメリカ軍に捕獲され、徹底的に弱点を研究された。装甲は薄くて2ミリ、急降下に弱くスピードを上げると強圧に耐えられず分解してしまう。パイロットの座席後ろの装甲が薄い。機関銃は20ミリ砲が2門だけ。
▼それでアメリカ軍はグラマンF4Fという戦闘機を開発する。全体の装甲は7ミリ、機関銃は12・7ミリを6門搭載する。主翼は航空母艦に搭載できるように折りたたみ式。ま、こんな事を書いても興味はないだろうから省略。ドキュメンタリーでは9月に靖国神社に参拝する零戦パイロットの生き残りの人たちの参拝も出てくる。旭日旗と軍隊のラッパが吹き鳴らされる中の慰霊式典は、かなり違和感を覚える。そして元パイロットたちは零戦の自慢話を延々と続ける。
▼そして近く公開される「永遠のゼロ」に主演した俳優のラバウルロケへと続く。さらに、最初の特攻隊員として戦死した搭乗員・大黒繁男の生き様とその残された家族の追想。大黒の父親は海軍の飛行隊に入りたいという息子の訴えに「お前は長男だからこの家を守らなければならない。だから整備兵になれ」と申し渡すが、軍で上官から「お前は優秀だ。パイロットになれる」と言われると拒む理由はない。(この項一週間後に続く)

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August 04, 2013

原子力規制委員会のパブコメ募集とSuicaの履歴消去。

▼暑いでござる。本当は渋谷まで出かける用事もあったのだが、渋谷まで行くには気力が必要なので、日比谷までで止めた。何度か書いたが、渋谷駅前のスクランブル交差点は苦手である。かなり気力が充実していないと、あの混雑したスクランブル交差点は渡れない。
▼日比谷では「31年目の夫婦げんか」を見た。主演二人の演技はとても上手いが、大きなスクリーンで見なくても良いかも知れない。この日後ろの座席に70代と思われる老夫婦が座っていて、オヤジがしきりにつぶやくのだ。煩くて仕方ない。自宅と違うのでから黙ってみろよ。こっちはアメリカ映画は英語の勉強をかねて行っている。老人が主人公の英語映画はけっこう会話が分かるようになってきた。
▼土曜日の国会前では原子力規制委員会がパブリックコメントを募集しているので、是非応募して欲しいという訴えがあった、詳細は以下にある。
▼昨日JRのSuicaの履歴を消去して欲しいと要望を出したら以下のメールが来た。
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今後の社外へのSuicaに関する履歴データ提供から、お客さまのSuicaを除外するご要望を承りました。
ご連絡をありがとうございました。
今後とも、みなさまに愛され、親しまれるJR東日本をめざしてまいりますので、引き続きご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
                          東日本旅客鉄道株式会社
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申請するにはあなたの持っているSuicaの「番号」が必要になる。

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August 03, 2013

なぜ70回も国会前に通ったか?

82kokkai
8月2日国会前でスピーチする筆者。
▼昨晩は国会前でスピーチをした。一応原則として一ヶ月に一回は発言しようと思っている。昨日ははじまってから「発言通告」が一つもなかった。その後続々と発言する人は出てきたが、麻生のワイマール憲法のようにというファシズムを容認する発言を糾弾するものもあった。昨晩のデモクラTVでも内田誠さんはこの事は後半かなり詳しく取り上げていた。わたしのスピーチはIWJネット中継でごらんになれる。
▼今朝の「東京新聞」1面にもWさんが大きく写真に載っていたので早速電話連絡をしたところだ。Wさんが律儀な方で、昨日もご本人は官邸前抗議を続けているのに、わざわざ迂回して国会前までいらして、先週のお礼を言って下さった。

「反原発音頭」を歌う横浜からの参加者。
▼実は昨晩で首相官邸前抗議行動に通って70回目になる。わたしがなぜ国会前に行くかというと、一般市民の方々とお話するのが楽しいからだ。そこでは決してビッグ・データや盗聴では収集できない大事な市民のつぶやきがある。あまり詳しくは書けないが、福島出身の某M院議員の事、「週刊文春」を持って来てY太郎さんと某○派と関係があると息巻く人もいる。さらに一ヶ月前に忽然と国会前から姿を消したC女のこと。それらは個別に説得というか話し合いをする。
▼昨日は吉良さんも参議院初登場でその足で駆けつけた。そのお付きにビデオカメラを持ったA女がいた。たしか宣伝部かなにかの仕事をしているはずだ。終わったわたしの目の前を通過したので「○○さん」と声をかけると怪訝な顔をするのでサングラスを外すと「ああ。」と一言。なんじゃいこの態度は。ふつうならば「ご無沙汰しています。」とか「お元気ですか?」と言うのが当たり前。その後ろに吉良さんがいて、気を利かせてわたしと握手して立ち去った。A女とはまるっきり違う何と言う気配り。
▼今朝の新聞にSuicaの他社への情報提供を拒否する手順が紹介されている。わたしはそれを見てすぐ手続きした。みなさんもぜひとうぞおやり下さい。

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August 02, 2013

「風立ちぬ」(後編)を見た感想。

▼昨日の朝ブログのアップが少し遅れたのは緊急電話が入って対応におわれていたためだ。来週塩作りの取材に行ってくれないかという内容だった。本来別の人が行くことになっていたが、結果として二つの取材日程が重なってしまったという。8月上旬は大丈夫なのでお引き受けする。ネットを見ていたら「塩とたばこの博物館」というのが家の近くにあり、9月2日に移転してしまうという。移転する前に取材の事前勉強で見ておこうと思ってその場所を訪ねて守衛所に行って確かめた。すると現在、博物館は渋谷にあって9月2日に墨田区横川に移転してくるという事だった。早とちりでネットのブログ記事を逆に読んでしまった。
◇「風立ちぬ」(承前)堀越は子どもの頃から空を自由に飛び回る飛行機の設計を夢見ていた。大学生になってからも帝大工学部で設計の勉強をする。あるとき列車で旅をしている最中に関東大震災に遭遇する。その客に菜穂子が乳母と一緒に乗っていた。乳母は足をくじいてしまい。堀越は背負って上野までたどり着き実家に連絡して引き取りに来させ、名前を名乗らず立ち去る。アニメの連結器のクローズアップの部分はとても良い。
▼堀越は卒業し、アニメでは名古屋の三菱の設計部に就職する。初日に厳しい上司は翼の接合部の図面を引かせる。それを見れば設計者としての腕前が分かるのだ。スラスラと書いてしまうので、先に就職していた大学時代の先輩は、あの人らしいしごき方だと笑う。堀越は昼飯にサバを食べるのが好きで、来る日も来る日も食べているので、みんなに冷やかされる。だが堀越はサバの骨を見て飛行機の翼を軽くする技術を生み出す。
▼やがて会社から選ばれてドイツの航空機メーカーであるユンカースに見学する事になる。しかしドイツは内部は公開しないので、抗議すると設計者の特別の計らいで翼の内部を観察することができる。見学が終わるやいなやすぐ帰国せよという命令が届く。堀越だけは西回りで帰れという。帰国して新型戦闘機の設計を大車輪で進める。アメリカのグラマンF4Fなどの大エンジンに勝つためには飛行機の重量を軽くすることで、より高く、より早く飛ばせようと工夫する堀越。海軍は試験飛行を見て、「もっと軽くできないか」というが「機関銃が重いですから」とさらりと言ってのける。
▼あちこちのブログを見るとこの「風立ちぬ」には今までと違って宮崎の反戦のメッセージが伝わらないという人がいる。しかし網走や多摩の刑務所に閉じ込められ、何の政治的抵抗運動も組織出来ず、それが「唯一戦争に一貫して反対して来た」と言えるかどうか?このアニメのカットを一つずつ子細に見ているとそんな言いがかりは吹っ飛ぶ。そういう人たちは映画の見方を知らないのだろう。
▼これで映画の4分の1くらいの紹介です。ラブロマンスの部分はぜひあなたが映画館でご覧いただきたい。堀越と菜穂子の祝言の場面など涙なくして見ることはできない。

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August 01, 2013

◇「風立ちぬ」を見る前に…。(事前勉強編)

▼30日の「地球バス紀行」で、カメラは南米のパリと言われるブエノスアイレスからコルドバまで11時間。それからゲバラ誕生の地メンドーサまで行っていた。先にアルゼンチンに行ったときネットで見るとメンドーサは治安が悪く拳銃で脅されたと書いている人がいたが、そんな雰囲気はまったくなかった。ゲバラの住んでいた家は博物館になっていた。だが路線バス2日がかりで、メンドーサまで行く体力と気力はない。
◇「風たちぬ」ご存じのように艦上零式戦闘機の設計者だった堀越二郎自伝と、堀辰雄の同名の小説を組み合わせたアニメである。これに先だってわたしは、堀辰雄の原作と昔それが映画化され久我美子と石浜朗が出演した作品をチェックした。小説は長野県小海町にあった、結核治療のためのサナトリウムが舞台である。映画を見ると撮影場所は異なっている。わたしは幼い時から当地に住んでいたので、浅間山の形状を見ただけで、どこで撮影したのか場所が特定できる。
▼昔の映画が撮影された場所は小諸高原病院である。アニメの風景も同じだ。冬の浅間山が一瞬、絵で出てくるがこれは軽井沢から見た浅間山だ。アニメでは二回ほど甲斐大泉から清里の小海線で有名な鉄橋を走る。これが今でこそ赤く塗られているが、戦争中はそんな目立つ塗色は許されていなかった。アニメの掘の妻となるヒロインは菜穂子となっている。しかし小説では「節子」であり、菜穂子は堀辰雄が執筆した最後の小説「菜穂子」からとっている。
▼まずアニメをごらんになる上で注意して頂きたいのは、お子様向けの作品ではないということである。大きく分けて司馬遼太郎の「坂の上の雲」のように将来的に優れた戦闘機を作らねば列強に対抗出来ないという陸軍と、とくに海軍の考え方があった。大きなエンジンを作る事ではとうていアメリカには勝てない。材料の素材であるジュラルミンも大量にできなかった。そこで主人公堀越は、好きだったサバの骨の曲がり具合を見て翼にカーブをつける。さらにリベットを平滑ネジ(表記は間違っているかも知れない。要するに翼から飛び出さないネジ)というものを開発して空気抵抗を少なくする。
▼それに話の中にトーマス・マンの「魔の山」が出てくるが、この難解な2分冊の本を日本で読了している人は極めて少ないと思われる。だからお子様にはちょっと無理かなと思った次第である。(明日に続く)

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