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November 08, 2013

辺見庸氏の怒りは国民の怒りでもある。

▼相変わらずといますか、今朝のNHKは「女子中学生の誘拐事件」一辺倒です。それも市役所の個人情報や住基ネットの情報が「探偵」を通じて漏れたことが原因であるかのような口ぶり。住基ネットのパスワードなど、担当職員が漏らさない限りでないと思います。わたしがもう10年近く前ですが、東京某区の出張所に住民票の発行依頼に行ったとき、本庁とのやりとりは、「毎回毎回パスワードを入れるのは面倒で現実的ではない」という事で朝一回入力したらそのままになっていました。
▼今はアクセスログの解析が出来ますので、誰が漏らしたかはまもなく分かるでしょう。しかしそれと「特定秘密保護法案」は別の問題です。今朝の東京新聞には法案の全文が掲載されています。それには「その他」という表示がいかに多いかわかるような仕組みになっています。ざっと数えて40個くらいあります。「ほか」とは何か?広辞苑によれば「ほか【外・他】一定の規準・範囲に含まれない部分。」現場警察官の判断で何でも十把一絡げ「じっぱ‐ひとからげ【十把一絡げ】どれもこれもあまり価値のないものとして、多数をひとまとめに扱うこと。また、何もかも一緒くたにして扱うこと。」にされてしょっ引かれます。
▼辺見庸さんが11月7日付けのブログに書いています。ハンナ・アーレントは幼い時、母親のマルタが幼いハンナにむかって叫んだという「よく注意しなさい、これは歴史的瞬間です!」と。辺見さんは日本版NSC法案が衆議院で自公民の賛成多数で通過した瞬間をそれとまったく同じだと指摘している。
▼その一方で中国の天安門爆破事件、中国共産党地方の建物の爆破事件、そしてPM2・5についてはこれでもかこれでもかと虚報(どうでも良い内容)を流し続ける。もうお手上げ状態の放射能汚染水問題も、もしトラブルがあったら再爆発するかも知れない燃料棒取り出しも一行も触れていない。
▼菅元首相はあちこちで「311事故の対応は正しかった」と講演して歩いている。一番近い例では桜美林大学のゼミで喋っている例がある。(「デモクラTV」で放送)しかしスピーディの部分ではいつも口を濁す。情報はなぜアメリカ軍にだけ流れて、近隣住民には隠されていたのだ。菅も枝野も細野らも情報を知らない筈はない。そうでなければ爆発直後にフクイチをヘリで訪れた菅が、宇宙服のような真っ赤な防護服を着ている筈はない。辺見庸によれば菅も辻本、千葉景子も一体なにをしていたんだと声を荒げる。

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