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December 24, 2013

パチンコ玉の貸し借りとワケが違う。

▼今年は28日、29日に集中的な仕事が入っている。したがってブログも28日から3日まではツイッターだけで済ませようと考えている。年内の抗議デモの予定は昨日23日のブログの最後に掲載してあるので、ご覧いただき、積極的にご参加頂きたい。
▼今朝の重要なニュースは南スーダンに滞在している韓国軍に、日本の自衛隊の銃弾を提供したというニュースだ。パチンコの玉の貸し借りと違って、これは日本が戦争の積極的な当事国となり、もし相手の国から攻撃されても文句は言えなくなる。さらにアフリカや中東のテロ組織が日本を標的にしなかったのも、日本が積極的にそれらの国の戦争に荷担してこなかったという理由による。しかし今後日本国内が彼らの標的になっても文句は言えなくなる。かつての自衛隊の小銃は64式といわれる7・62ミリのNATO弾を使っていた。ところが89式に変更するとき556弾になった。556とは弾丸の先端が約5・5ミリ(22口径)でボトルネック型の銃弾は火薬の装薬がものすごく多い。そのため貫通力が強く、人間の身体に入った場合銃創が極端に大きくなって手術が出来ず、出血多量で死ぬ。
▼戦争に人道的も非人道的もないが、ハッキリ言って非人道的だ。それで弾丸を大量に運ぶことができる。今回のケースで検証しなければいけないのは、本当に韓国軍が「弾が不足しているから貸してくれ」と言ったのかだ。スーダンには世界各国からPKOの軍隊が派遣されている。世界の趨勢では小銃の弾丸は556に統一されている。それなのに「竹島問題」でもめている韓国が、弾が不足していると日本に求めるのか疑問だ。おそらくそれはあり得ない。
▼それに日本の弾丸はかなり高価である。安価な銃弾を手に入れるならばアフリカ大陸の北端にあるイスラエルとスーダンは極めて近い距離にあるので手に入りやすいはずだ。アメリカでこの556弾を購入するとネット販売で日本円にして一発55円程度。ところが日本のそれは1発200円くらいになる。
▼何よりも重大なのは今まで日本政府が堅持してきた武器三原則を大きく「逸脱」してしまったことだ。本当に他人を殺害することが「人道的」なんか考えて欲しい。防衛官僚のいいなりになった安倍自民党政権は、これを機会に武器輸出をなし崩し的に拡大していくだろう。安倍晋三は大きなルビコン河を渡ってしまった。ある意味歴史的な○○首相として名前を残すであろう。
▼本日のもう一つの重大ニュースは旧ソ連の銃器設計者で自動小銃AK47の生みの親であるミハイル・カラシニコフ氏が23日死亡したことが発表された。AK47は世界で最も普及している自動小銃です。ご冥福をお祈りします。

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