« パチンコ玉の貸し借りとワケが違う。 | Main | 「東電を破綻処理させよう」という署名のご案内。 »

December 25, 2013

戦場における弾丸の貸し借り、再論。

▼クリスマス・イヴはいかがお過ごしでしたか?昨日の銃弾の貸し借りの話はお分かりになりましたでしょうか?その後韓国側は、想像通り「弾を貸して欲しいと日本政府に頼んだことはない」と言っています。現地調達とは旧日本軍の悪癖です。食料から装備品はあまり持たせず、「現地調達」と主張していたのは辻政信ら、陸軍士官学校を出た参謀本部の連中が言っていたことです。だから太平洋戦争で戦死した7割の日本軍兵士は「餓死」だったのです。正当な理由付けもなく「聖戦」という名前だけ先行して、参謀本部の参謀の出世欲だけに利用されたのです。
▼ちなみに銃弾はどれだけ撃てば人間に当たるのか?ベトナム戦争の時のある統計によれば「10万発撃って1人死亡する」という統計があります。2日前に日本が韓国軍に貸した弾は1万発。大昔ならばともかく、弾不足で戦闘に行くはずがありません。大体フル装備の兵士は一人300発くらい携帯させられています。たとえ1万発でも30人分(1個小隊)程度の装備でしかないのです。
▼来年度の国家予算が発表になりました。史上最大の借金予算。借金して経営は野放図にするならば誰にでも首相や日銀総裁は務まります。太平洋戦争に突き進んだとき、時の政府は軍部の要求に「ノー」と言えなかった。それは閣僚に軍人が入っていたからです。「オレは辞める」といえば内閣総辞職をするしかありません。そうならないように努力しましょう。先週ご紹介した雑誌『世界』8月号の論文で伊東光晴氏は最後の方でトヨタの社長が「国内市場は縮小している」と言っている。どんより曇った日本の景気は、国内市場の縮小と深く関係している。これは通貨政策も近づくことはできない。
▼経済アナリストの藻谷浩介氏は日本の生産年齢人口のピークは1995年で2010年までの15年間で7%減っている。さらに2010年から15年までは日本史上最高の400万人以上の生産年齢人口が減少する。生産年齢人口が旺盛な消費の主体である。ここをきちんと見据えておかないと、えらいことになってしまう。もちろんあなたの家計も…。
▼22日の東京新聞で野口悠紀夫氏(早稲田ファイナンス総合研究所顧問)は法人税を納めている企業が3割未満というのは税制として公平性に欠け、法人税という制度が機能しなくなっている。そして「利益への課税は時代遅れ」だと指摘している。そして企業の規模や売り上げ高に応じて課税する。そうすれば課税対象の企業が増え、一定の税収が確保できる」。

|

« パチンコ玉の貸し借りとワケが違う。 | Main | 「東電を破綻処理させよう」という署名のご案内。 »