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January 30, 2014

NHKが「ビジネス展望」のコメンテーターにクレーム。

▼毎日いろいろな事が起きる。今朝はNHKラジオのビジネス展望の話だ。この番組は金子勝、浜矩子、山口義行、内橋克人、森永卓郎さんなど比較的良心的な学者も、まったく逆の立場の人も登場するので、毎朝時計代わりに聞いている。ところが東京新聞の記事によれば、今朝登場する予定だった中北徹東洋大教授は「経済学の視点からリスクをゼロにできるのは原発を止める事」とコメントする予定だった。ところがNHK側は中北教授に「都知事選の最中なので、原発問題はやめてほしい」と出演を拒否したことがわかった。
▼中北さんはかつて外務省にいて第一次安倍政権で「アジアゲートウェイ戦略会議」の座長代理にもなった人で、ご本人も「特定の立場に立って異な内容だ。NHKの対応が誠実ではなく。問題意識が感じられない」として、約20年間出演してきた「ビジネス展望」を30日から降板することになった。今朝NHKラジオを聞いていたら穴があいてしまった。わたしはツイッターに書き、1日前の拝聴サイトから抗議メールをNHKに送った。◇NHK土曜ドラマ「足尾から来た女」(後編)新田サチは東京で福田の家で働くが、この家の夫が逮捕されて、社会奉仕活動をしているので収入は減ってしまう。それで英子に頼まれて質屋がよいをするようになる。ある日質屋の帰りに路面電車に飛び込もうとしてた男を、寸でのところで引き留める。話を聞いていくと彼は北海道に妻や子どもを残して、夏目漱石のような作家になろうと上京してきた、石川啄木だった。サチは石川の純粋さに惹かれ会うようになる。そして特高のスパイと手を切ろうとする。
▼それにしても文字が読めないという事は不便なことだ。入院している藤村志保を見舞いに訪ねると、親切にも退院したら「読み書きを教えてあげる」と言ってくれる。その後石川啄木の家を訪ねると、友人は「石川なら浅草に行っている」というので探すと、私娼窟に入り浸りになっていた。石川の夢は高かったが、それを実現するには、まだまだ努力が必要だった。
▼ある日町を歩いていると高級乗用車に乗った男が、車が故障したと降りて来た。仕立ての良いスーツを着て、山高帽を被った人物は、人々の噂ではこの男が、足尾銅山の副社長の原敬だという。サチは「古里で多くの労働者は落盤事故で死亡したりケガをしている。それに自分の家は立ち退きを迫られ、壊されてしまった。あんたなら何とかできるだろう」と迫る。しかし原は「もう済んだことで自分には一切責任はない」と修理が終わった車に乗ろうとする。サチは思わず田中正造から貰った、石を原に向かって投げつける。しかし原はそれを咎めるでもなく、フフと不敵な笑いを見せて車で去っていく。
▼このドラマではこの部分が一番良かった.古里に再度戻って田中にその出来事を田中に話す「それは良かった。また石を持っていくか?」と聞く。サチは「重いからもういらない」と応え、再び東京に向かうのだった。

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