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March 31, 2014

金曜は「解釈改憲」反対と土曜日は築地市場移転反対のデモ

328sanin
(参議院会館前で解釈改憲反対を訴えるご婦人)
▼わたしは平日よりも土日の方が仕事の連絡が頻繁に入る。それに映画館に通うのも土日に絞っている。平日に行ってもかまわないのだが、仕事の電話があったらどうしようと、つまらない心配をしてしまう。昨日は風雨が強かったので外出はやめて読書に集中していた。28日金曜日は1万7千歩も歩いた。29日の築地市場移転反対のデモは1万歩で、たいした距離にはならなかった。
▼国会正門前で4番目にスピーチをさせていただき、午後7時には参議院会館前にいくため、国会を右回りに場所に向かう。議事堂に接地した道路を歩こうとすると、警官が寄ってきて「どちらに行かれますか?」と慇懃に質問してくる。「参議院会館前」というと「出来ればあちらを」と外周を歩く様に指示してくる。到着すると火焔瓶テツさんは一人で喋りまくっていた。後で分かったことだが、午後5時から一人でやっていたという。わたしは「日本のイスラエルへの武器輸出の狙い」について5分ほど喋った。こちらは、土曜日の築地市場移転反対のデモがあるので、9時半には行動を終了した。
Siodome
(汐留付近を行進する築地市場移転反対のデモのみなさん)
▼土曜日はデモの前に経産省前でお会いした某氏と名刺を交換し、築地で昼食を食べる約束をしていた。わたしの知らないことをいろいろ教えて下さってとても楽しかった。日曜日はツイキャストを見ていたら、火焔瓶テツさんがワンボックスカーで「解釈改憲反対の街頭宣伝活動を中継していてまた、驚いてしまった。一応ツイッターでエールを送ったが、テツさんは一体どういう体力を持っているのだろう。常々「流通業で働いている」とおっしゃっているが、体力とともに継続するという精神力は学びたい。機関紙で「反対」と能書きだけ書いて、何も行動しない政党とは大違いだ。

(久しぶりに吉良よし子さんにお会いして握手をする)
▼築地デモでは、ビデオを通じて別のグループの人たちとも親しくなった。
▼29日の夕方のTBS『報道特集』は「袴田事件」だった。その最初の方で、当時の捜査員へのインタビューが流れたが、証拠捏造なんかなかったって言い張るだけで、何の反省もなかった。こういう時に限って決まって顔にはモザイクがかけられる。被疑者が逮捕された場合は、犯人って決まってもいないうちから、顔写真どころか盗撮してでも「容疑者」の顔をさらす。もし捜査員が自分が正しいことをしているとと思ったら、顔をさらして堂々と正論を述べるべきだ。この事件は現世田谷区長の保坂展人氏が国会議員だった頃から一貫して追及してきた。保坂氏も番組で登場して、「検察というのは、こいつを犯人にしようと思ったらねじ伏せても犯人・死刑囚にする。先輩検事達がやったことは、後輩検事たちはどんなことがあっても守り抜く、それが検察のやり方ですと証言していた。
▼土日はブログはお休みしています。ツイッター(アカウント必要)で呟いていますので、そちらをごらん下さい。

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March 28, 2014

浮世絵と「芸者」さんの関係で投書があった。

▼午後6時から国会前に行って、その後7時からは参議院会館前で行われる火焔瓶テツさんの改憲反対集会に参加するよていだ。それで明日は正午頃から築地市場移転反対のデモ行進。そのほかにも勉強会のお誘いがあるが、時間がぶつかって参加できない。
▼昨日某編集会議に出席したら、先月開かれていた千葉市美術館の「浮世絵展」で、わたしが書いた原稿に「感想」が送られて来ていた。曰く「浮世絵270点にひかれて美術館に行って来ました。御社の記事どおりの説明でしたが、私の花魁、芸者感は美化することはできません。外人評と同じです。etc」ご希望の方には、『鍵盤乱麻』トップページのメールフォームで申し込んでいただければ、わたしが執筆した「浮世絵展」の記事」をPDFファイルでお送りする。
▼わたしは美術品としての、浮世絵を紹介しているのであり、売春を美化してはいない。史的唯物論的に言えば、現在の歴史というのは過去の反省の上になりたっている。だから現在は「公娼」制度は廃止されている。時代をスリップして、現在の価値観を江戸時代に当てはめて解釈してもらっても困る。日本文化の伝統である歌舞伎も否定することになってしまう。
▼使っている携帯の電池の持ちが悪くなり、すぐ満電になってしまう。今の携帯は購入して2年になるが、ふと気がついたらPCと同じく電池のリフレッシュをしていない事に気づいた。つまり一回使い切りにしなければいけない。月曜日の午後1時ころから電源を入れっぱなしにしているが、4日たってもまだ余力がある。いまスマホの売れ行きが鈍っているという。電池の持ちが悪い、お財布携帯が使えない、これが最大の理由らしい。PCを使える環境にあれば、高価な通信料を払うスマホはいらない。わたしなど毎月の使用料金は3500円から4000円で済んでいる。
▼今までの携帯は買い換えで販売会社が潤ってきた。ところが今はアプリで儲ける時代になってきた。要は必要なときに、音声かメールで連絡できれば、そのほかの機能はなくても不自由はしない。
▼環境省・文部科学省が、遺伝子組み換えイネ(5品種)とタバコ(1品種)を隔離栽培することについてパブリックコメントを募集しています。(3月29日土曜日まで)使用の申請者は、いずれも農水省所管の独立行政法人・農業生物資源研究所(茨城県つくば市)です。ご協力をお願いします。

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March 27, 2014

26日「Jアラート」は鳴っただろうか?

Kanori
(頂いた韓国海苔のパッケージ、赤い→のところに「竹島」が描かれている。
▼毎日の夕方のTVを見ていると、狂っているとしか思えない。デパ地下情報や芸能情報、はたまた高級ブランド品の引き取りに、食べ歩き。こんな番組がを午後7時近くまで延々と続く。そして7時からはバラエティ番組。いや朝は朝で朝のニュース番組では、コメンテーターにスポーツ選手や芸能人。もっとマシなのはいないのか?もっと専門家を出せよ。
▼さて昨日の北朝鮮の弾道ミサイル、ノドン騒動はお笑いだった。というのは日本は北ミサイルを撃ち落とすと言っていたのではなかったのか?ミサイルを追いかける速度のミサイルは存在しない。ということは北ミサイルが、もしアメリカを攻撃するならば、北極圏を通るだろうから、日本には迎撃することはできない。まず、ここに第一のウソがある。次に普段自治体の「全国瞬時警報システム」(Jアラート)は今回何も作動していないようだ。能書きによれば北がミサイルを発射して1、2秒で察知できると、している。しかし今回韓国を通じて2時間後くらいに知らされた、らしい。
▼という事は韓国と仲良くしておかないと、ミサイル発射情報も得られない。昨日のTVを見ていてもオバマを挟んで、向かって左は朴大統領、右は安倍が座っていた。安倍は朴さんにすがるように、両手で握手をしたのにも関わらず、彼女は右手だけだった。安倍ちゃんあんたは、従軍慰安婦問題と竹島問題で嫌われているのが分からないのか?友人から「韓国海苔」をいただいた。わたしはハングルは一切分からないが、竹島問題がパッケージに印刷されている。たかが「海苔」にだよ。恨み骨髄なのだよ。
◇「ハウルの動く城」図書館のビデオ。昨日書き上げた原稿の中で、この「ハウルの城」の事が出てくるので10年前のDVDを参考にするため借りて見た。静かな町にお針子として住んでいたソフィーは町が異国軍に占領されて騒がしくなってきたので、出ようとする。町を歩いているとき二人の兵士に絡まれていると、彼女を助けてくれたのは通りすがりの美青年ハウルだった。ハウルはソフィーを抱きかかえると空に舞い上がって、無事目的地に届けてくれる。ようやく帰宅してホッとするまもなく、店を訪れた荒れ地の魔女に呪いをかけられ90歳の老婆に姿を変えられてしまう。
▼呪いを解く方法も分からず、この他国軍に占領された町から、静かなところに出かけようと荒れ地を歩いて山を上っていく。すると眼の前に奇怪な姿をした船のような物体が現れる。これが「ハウルの城」だったのだ。心臓部には「火の神」があり、それを途絶えさせないようにしないと、城は分解してしまう。汚い城をソフィーはしっかりと掃除しようとするのだが…。わたしはこの映画の中の「ある音」を聞きたかったのだ。

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March 26, 2014

◇「セデック・バレ:第2部:虹の橋」を見る。

▼かつて医療機関で働いていた友人がメールを下さって「桜前線が近づいて来ましたが、お花見はどこに行きますか?あと何回この季節を迎えられるかを考えると…」と書いてあった。大昔、かれこれ35年ほど前の事だったが、作家の井上ひさしが講談社の「新日本大歳時記」(全5巻)の宣伝チラシに「あと何回桜の開花をみることができるだろうか?」と同じような意味の事を書いていた事を思い出す。
▼わたしは29日は築地市場移転反対のデモがあるので、それに参加する。おそらく翌30日の午前中に、気象庁前から北の丸公園を横切り、松の廊下跡から、近衛師団跡を通って千鳥か淵に抜け、JR四ッ谷駅までのルートを2時間ほどかけて歩く予定だ。(健脚向き、単独行)
◇「セデック・バレ:第2部:虹の橋」台湾映画「非情都市」(この映画は天皇の玉音放送で始まる)を見ると、なぜ台湾の山奥に住む人たちが流ちょうな日本語を話しているのが不思議な気持ちになる。しかしこの映画を見ると、日本は台湾の山奥にまで日本語学校や、神社を造って国家神道を強制していた。台湾の先住民族セデック族は少ない銃器と弓矢で、山奥の交番を襲って武装蜂起し反撃に移る。そして運動会に集まっていた日本人を皆殺しにする。一族のリーダーであるモーナは今立ち上がらなければ、一生奴隷のままで過ごすことになると他の集団にも決起を訴える。
▼一族の女性は、自分たちがいれば食料不足で足手まといになると、集団自決を計る。日本軍は別の部族に報奨金を与えて、日本軍の手先となって働くよう呼びかける。日本軍は重武装の兵士を送り込む他、複葉機での空爆を敢行したり、毒ガスを撒いて制圧しようとする。しかし戦いの陰で今まで親しかった友人たちの友情を切り裂く。敵味方に分かれて戦わざるを得なくなった悲しい運命。この「虹の橋」では、人間がとてもよく描かれている。セデックでありながら日本人女性と結婚したために、妻と子を殺して自決選んだ男性。セデックの人たちに銃口を向けることをためらう、日本人将校など歴史に運命を狂わされた人々の姿を描いている。
▼ベトナム戦争の時のアメリカ軍と解放戦線を彷彿とさせるような場面も多々ある。セデックの狙撃兵が蜂の巣を狙い撃ちして日本軍を混乱させる場面などだ。最後にモーナは絶体絶命の場面に追い込まれ、村人に自由行動を許す。そして「子々孫々の代まで、このことを伝えよ」と言っていずこへと立ち去る。モーナの骨がその後発見されるが行方不明になる。さらに台湾大学の医学部の研究室で発見され、今はセデックの村に埋葬されているという。

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March 25, 2014

「セデック・バレ:第1部:太陽旗」を見る。


(お台場の屋形船の上から360度見渡す)
▼日曜日と月曜日は都内一泊で出かけていました。日曜日の校正はなかったのでPCは持参せずに出かけました。中学校の同級会で、出席するのは2年ぶり。みなさんにお話を聞くとこの2年で同級生の3人が亡くなっていることが分かりました。一人は国家公務員で新潟に勤務していた男性で、2年前は毎朝信濃川河川敷をウォーキングするのが楽しみだと語っていました。他の二人は既往症を持っていたようです。
▼出席したみなさん、あと5年後は同級会自体が存続できないかも知れない、と語っていました。ブログの読者のみなさんも、わたしと同年代の方は、財産や物を増やさず、いつ死んでも良いような準備をしておく事をお勧めします。朝刊を見ていたら、村上春樹の著書のイラストを担当していた安西水丸さん(71歳)が脳出血でなくなったと報じられています。ご自宅で倒れて一週間後に息を引き取っています。収入の多い有名人はそれなりに、毎日締め切りで追い込まれアイデアのひねりだしで、ストレスを感じているのでしょう。人類が誕生してから、不死身や不老長寿だった人は一人も存在しませんでした。ご自分は特別だなどと決して考えない方が良いでしょう。
▼余談ですが、クラスで一番の美人だと言われていた女性がいて、今は結婚してG県にお住まいです。10年くらい前にひょっこり同級会に出席したのだそうです。「あの変な叔母さんは誰だ?」とみなさん一様に首を傾げたそうです。それが往年の美女の慣れの果ての姿だったのです。最近は電話しても会話が成立しない、と言うことです。
 まさに
花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに
 です。
▼WOWOWで金曜日の深夜に「セデック・バレ:第一部:太陽旗と二部:虹の橋」が放送され、一部だけ見ました。合計4時間余の長編です。台湾のウェイ・ダーション監督が、日本統治下の台湾で起こった台湾先住民族セデック族による抗日暴動「霧社事件」を全2部作で描いた歴史大作です。舞台となるのは1895年の台湾、日清戦争で清が敗れると、台湾中部の山岳地帯に暮らす狩猟民族セデック族の集落にまで日本の統治が日常生活、学校、宗教にまで及び、村人の平穏な生活が奪われていく。父親の跡を継ぎ一族の頭目となったモーナは、村の人々とともに日々を耐え忍んで生きていたが、ひとりのセデック族が日本人警察官と衝突したことから、一族のおさえこまれていた一気に感情が爆発する。あのジョン・ウーもプロデューサーに参加しているので、ものすごい迫力です。
▼一面トップの写真を24日撮影したものに取り替えました。

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March 24, 2014

◇「あなたを抱きしめる日まで」を見る。

▼金曜日の反原発行動は首相官邸前と、希望のエリアだけだった。火焔瓶テツさん恒例の経産省前の抗議行動も経産省閉まって、官僚だちもお休みなので、抗議は中止だった。スピーチは土曜日のブログにツイキャストの動画を載せてあるのでご覧いただきたい。

(21日希望のエリア、フランスからの参加者が訴える)
▼土曜日はある例会があった。毎日ブログをご覧になっている方が、「毎週金曜日の抗議行動が寒そうなのでホカロンでもカンパしようと思っていました」とおっしゃって下さった。「もう暖かくなったので…」、「お気持ちだけありがたく頂きます」と答えた。21日も祭日なので、集まるか心配された。しかし国会正門前抗議がお休みという事もあってかなり大勢の参加があった。しかし前日と比べて寒さが戻ったので、冬支度で手袋を着用して正解だった。今年の11月以降はトレッキングシューズにしよう思う。アスファルトの道路に2、3時間も突っ立ていると、足の裏から寒さが忍び寄ってくる。冬の着衣は全部入れ替えた。スニーカーではとても持たないので、冬に履くのはやめた。今冬から足もとを万全にしよう。
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(21日「希望のエリア」子どもを被曝から守る運動をしているヘレン・カルディコット財団の医師のリードでコールする。)
◇「あなたを抱きしめる日まで」BBC放送の仕事を辞めて一線を引退した、元ジャーナリストのマーティン。一時は労働党政権の広報官もつとめたことがあるが、事件に巻き込まれ失職。いまは雑誌記者の仕事をしている。あるとき母子ものの取材を依頼される。話とは10代の頃に修道院に働いていた女性フィロミナ(ジョディ・デンチ)が、当時子どもを出産したが、逆子で出産に苦しむが、「快楽の罪」として鎮痛剤も与えられなかった。さらに未婚の母である、という理由で我が子と引き離され、子どもはどこかに養子として売られたという。取材を頼まれるが、大きな事件でも政治がらみでもないので、取材は乗り気ではない。
▼マーティンが教会に行って取材すると養子の書類は教会が火事になったとき燃えて閉まったという。しかし近くの住民に話を聞くと修道院には火事がなかった。尼僧が書類を焼却したいたのを目撃したという。さらにアメリカ人が修道院に高額な寄付をするのと引き替えに、幼児を連れ出していたという証言を得る。つまりカトリック教会による国際的な人身売買事件だったと判明する。二人は子どもの「売却先」であるワシントンを訪ねる。フィロミナの息子はレーガン政権の中枢で働いていたことが分かる。マーティンは息子の子どもの家を探して面会を求めるが一度は拒否される。しかしフィロミナが行くとドアは開かれる。
▼そこで聞いたのはフィロミナの息子は死ぬとき骨をイギリスの修道院に埋めてくれと遺言を残したので、その通りにしたという。つまり修道院はそれを知りながらフィロミナに隠して追い返したのだ。

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March 22, 2014

3月21日希望のエリア(ツイキャスト)より。


筆者のスピーチは41分あたりにあります。

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March 21, 2014

『こころの時代~私にとっての「3・11」』鄭周河を見る。

▼今朝のNHKではブラックマンデー以降最大の、海外投資家による日本株が売られたと報道していた。ところが昨日の国会で安倍総理は平気な顔をして「消費税が上がっても景気に変動はない」とシャー、シャーと言ってのける。NHKラジオ21日朝ビジネス展望では、経済アナリストの森永卓郎氏が、先日このブログで書いた事と同じ事を言っていた。つまりベースアップが2000円で最高だったトヨタですら0・2%アップ、鈴木は500円で到底物価上昇に追いつかない。
▼さらに年金の7%引き下げ、物価は上がり消費は冷え込むに決まっている。政府はおそらく、「駆け込み需要の反動だ」と言って逃げるに違いない。しかし現実に昨年同月よりも賃金は下がってしまっている。その後のニュースで安倍総理はロシアに1000億円の融資をする意向である、と言う。みなさんこれだけ聞いたら怒って行動して下さい。昨日の新聞では、携帯の余計なサービス等は解約して、やりくりだけで切り抜けようなんて出来ない相談です。それよりも、まずスマホなどは買わないことです。PCがあれば十分。
▼NHK16日深夜『こころの時代~私にとっての「3・11」』を録画してみた。この放送は2012年5月に放送された『「奪われた野にも春は来るか」写真家・鄭周河』を見た。鄭周河さんは韓国のカメラマンで、自然の風景や樹木を通じて人間の生き様を撮っている。311事故から数ヶ月後には福島にやってくる。現地では人々の日常と変わらない営みを通じて、何があってもそこに生きなければならない人の姿を切り取る。
▼鄭さんは若い頃、苦学をして大学に行っていた。だが生活費が足りないので野宿をしていると、村の人が「うちの庭先に住んだら」という誘いがあったので、小屋を建てて通う。お金が足りないので、近くにあった何かの施設を訪ね、そこで作業を手伝って学費の足しにする。住んでいる人たちは不思議なことに、白い手錠をしている。話を聞くと「精神障害者の収容施設」だった。1年くらい通っていくうちに信頼が得られ、彼ら収容されている人は「自分たちを撮れ」と言ってくれた。写真(カメラ)を撮るという行為は所詮暴力的なものである。そこで感じたのは手錠を掛けられている、施設の内部に閉じ込められている患者と、手錠を掛けられていない外に住む人の違いは何なのか、という事だった。鄭さんは被写体との人間関係を作るのに最大の時間を割くという。
▼鄭さんは自分が大学で学ぶ事に疑問を感じて中退し、ドイツの大学に留学する。その大学にいた先輩たちは、カントやヘーゲルを10年、20年やってもとうてい理解できないという言葉だった。そこで机上の学問だけでは解決できない問題があまりにも多いことに気づく。(土日はブログを休みます)
▼鄭周河さんの写真展は東京では5月6日から神楽坂セッションハウスで開かれる。

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March 20, 2014

治安維持法に関するNHKの報道スタンス。

▼一体全体テレビなどでは、一斉に「春一番」と連日喋っているが使い方が間違っていると思わないだろうか?2日目に吹けば「春二番」だと思うのだが…。広辞苑第5版によれば「立春後、はじめて吹く強い南寄りの風。第6版にはそれに追加項目があって「天気予報では、立春から春分の日までの間に、広い範囲で初めて吹く、暖かく強い南よりの風を言う」とある。とすると一番目という順番に拘らなくても良いという事になる。ついでに言いたくなるのはPM2・5で大騒ぎする気象庁だ。それよりも日本のフクイチから出続ける放射能は強くなっている日もあるのに無視している。さらに昨日の報道ではフクイチのアルプス(片一方ではフクイチで原発を作り、マッチポンプの東芝製、多核種除去装置)はまったく濾過しなくなって故障して復旧のメドは立っていない。
▼ベビーシッターの幼児遺体放置事件(現在の報道では)も警察庁の本当の狙いはネット規制にある。要するになりすましで、幼児を引き取りに行った人物は責任は取りざたされていない。だが「なりすまし」が容易に行われていることが、今後は問題になる。昨日の東京新聞によれば東京都内には中国政府の追及の手を躱すために、日本には在日(滞在している)中国人によって運営されている多数のサーバーが存在している。そこでIPアドレス(世界中のパソコンには、一台一台すべて補足特定できる、住所のようなもの)を変えてしまうから、中国からの追求の手が断ち切られる。警察庁は「アクセスログ押収」するとしてサーバーの立ち入り検査ができるよう準備している。パソコンを介入した事件はこういう事に使われるのです。
▼毎日、朝6時台のNHKラジオで「きょうはどんな日」というコーナーがある。昨日は「治安維持法が制定された日」だった。ブログの読者には、この法律の説明はないと思う。NHKニュースは続けて敗戦と同時に廃止された、と述べた。しかしこれは大うそだ。哲学者の三木清は敗戦になった翌月の9月に獄中で死んでいる。あろうことか東久邇内閣の山崎巌内務大臣は「思想取締の秘密警察は現在なほ活動を続けてをり、反皇室的宣伝を行ふ共産主義者は容赦なく逮捕する」とイギリス人記者に答える。さらに岩田宙造司法大臣は政治犯の釈放を否定した。
▼そこで10月4日にようやくGHQは法律の廃止と山崎の罷免を要求するも、東久邇はこれを拒否、総辞職する。その後幣原内閣が誕生し10月15日ようやく、治安維持法は廃止され、特別高等警察も解散させられた。廃止までは一言で言えるほど簡単なものではなかったのだが、NHKの報道はこれ一つとっても片寄っているとしか思えない。
▼本日メルマガの原稿締め切り日です。投稿して下さる方は午後3時頃までにお願いします。

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March 19, 2014

◇「家族の灯り」を見る。

▼NHK16日夜の9時「原発メルトダウンファイル4」をご覧になりましたか?。被災地に3年間残っていた一台のモニタリングポストのデータ回収してを検証していた。一番問題なのは2号機で、どうなっているのかまったく分からない。放射能の数値が高かった時間にはパイプとコンクリートの接続部分は熱で溶けてしい、そこから高濃度の放射能が漏れていた。さらに東電は事故直後の発表で、圧力調整プール(サプチャン)で放射能を濾過させてから排出する(ベント)するからまったく問題ないと発言している。
▼研究者はイタリアのトリノ大学まで出かけて行き、大型装置で実験をする。するとサプチャンで排気を水に潜らせても、排気の温度が上がると放射能は水に溶けないことが分かる。つまり東電は知っていながらウソをついていたことが分かる。規制委員会の更田も登場していたが、彼は「万が一でもミスがあってもならない。規制委員会の役目はそれを探す事にある」と言っていた。しかし現実に更田氏らがやっていることは、地震の評価を下げ、防潮堤の高さを低くしているだけ、というお粗末な内容である。
▼一昨日牧場の送迎バスに乗っていたら、車内のラジオで「インスタントコーヒーを40個買いだめしている」という人の投書が紹介されていた。マスメディアはこぞって買いだめを奨励するような報道スタンスである。しかしこれは政府統計の「消費者物価指数」を引き上げることが最大の目的である。昨日の月例経済報告で「景気の基調判断を「緩やかに回復している」に据え置いた、という文言に「駆け込み需要が強まっている」との表現も加えた。買いだめしているあなた、政府に利用されていることに気づいて下さい。
◇「家族の灯り」労夫婦と40代後半の嫁が古い家に住んでいる。息子(長男)は8年間行方不明だ。質素な暮らしをしている家で母親(60年代の美女、クラウディア・カルディナ-レ)は息子のことが気がかりで泣いてばかり。義父はある会社の会計士をしており、自宅に書類を持ち帰ってはシコシコと仕事を続けている。カメラは固定されたまま、1時間以上舞台の芝居を見ているような気分になる。父親はと言えば実直そのものだが、息子を罵倒するだけ。だが嫁を家族の一員として暖かく迎え、赤貧に甘んじている。ところがある日、行方不明の息子がどこからか帰ってくる。息子のやったことと言えば、大きな会社の帳簿係りとして自宅に持ち返っていた、多額の現金を金庫を壊して盗み、再びどこかに消えてしまう。とても弁償できるような金額ではない。どうしようか、どうしたらいいかと悩み続ける。そんなとき、さらに降ってわいたような災難が襲いかかる。
▼前評判通り「眠くなる」映画だった。岩波ホールで5月3日まで。

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March 18, 2014

某観光牧場の野良猫ちゃんにエサを持参する。

Neko317a
(持参したエサを喜んで食べている二匹の猫ちゃん)
▼都内では毎晩のように様々な抗議集会が開かれている。夕べは関電東京本社への抗議があった。しかし昼間の取材で疲れ切っていたので行かなかった。テツさんこめん。水曜日は「子どもに被曝をさせるな」という新宿南口の行動が午後7時からある。わたしは金曜行動の他には、解釈改憲、武器輸出、秘密保護法に反対する行動に絞っている。そうしないと身体がもたない。
Neko317b
(食べ終わっておすまし顔。こちらがお母さん猫。)
▼そうでなくても有名芸能人が次々死んでゆく。宇津井健は「ザ・ガードマン」で最初に見た記憶があるが、近年石川達三原作の「48歳の抵抗」を見ていたら気骨ある教師役で出演していた。安西マリアも60歳なのに脳梗塞で死んでしまった。わたしも同じ年代の頃に脳出血で入院していた。出血した場所が悪ければ、今日のわたしはない。安西は「涙の太陽」で売り出して、近年は六本木のクラブで生出演していた。一度見に行こうと思っていたが、それはかなわなかった。だからみなさん気温の差が大きいときは身体に気をつけて頂きたい。60歳過ぎたら、毎日「明日死ぬかもしれない」という準備と心構えが必要である。
▼昨日は茨城県境まででかけた。列車は1時間に1本しかない。駅をおりると送迎バスが待っていた。中国人カップルと思われる女性の方は運転手さんにタブレットでアミューズメントパークの案内図を見せて「ここに行くのはこのバスで良いのか?」と聞き、OKサインを貰って安心して乗り込んでいた。わたしは家を出る前に該当する団体のブログを見たら野良猫が赤ちゃんを産んで世話をしている、と書いてあったので自宅で余っている猫ちゃんのエサを大量に持参した。列車の本数が少ないので待ち合わせの1時間半も前に着いて広場をぶらぶらしていると、ブログで見たくだんの猫ちゃんがすり寄ってきた。さっそくエサを与えると、いつもと違う味なのか喜んで食べる。さらにもう一匹もやってきた。
▼当該の地区で猫にエサをやっている人にお聞きすると、どうやら昔は飼い猫だったものが捨てられてしまったらしい。それでもまだ時間があったので、レストランに行く。弁当を持参しようかと考えていたが、取材の機材で重いので現地調達をすることにしていた。先ほどのカップルもやってきて、メニューの写真を指さして店員さんに「本日のメニュー」で出来ないものを注文する。こまった調理人は腕を手刀でクロスさせて日本人にしか通じないサインで「×印」をやって見せた。これも日本でしか通用しないのだが、相手は何とか理解したようだった。

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March 17, 2014

14日の経産省前対話集会の事など。


(3月14日の経産省前対話集会の様子)
▼今朝はちょっと遠くまで、日帰りの取材に行かなければならない。金曜日はまず「希望のエリア」に行って一番にスピーチさせていただいた。それは9日の大集会のおり、明日香さんの開始後30分くらいのコールをYouTubeで流したところ外国人の方から、コメントが寄せられた。それを翻訳してお届けしたかったのだ。希望のエリアには1時間ほどいた。途中国会正門前には某政党のお二人が来て挨拶しているのが聞こえてきた。そこから希望のエリアまでは徒歩で3分くらいだが、何故か彼らはUターンして帰って行った。
▼1時間して経産省前の火焔瓶テツさんの対話集会に参加した。そこでは解釈改憲反対と、武器輸出反対がテーマだった。日本の義務教育には「戦争学」とか「平和構築学」という分野がない。だからスピーチする平和愛好家のみなさんは、往々にして見当違いの発言がある。ここであれこれ細かい事を指摘しても仕方ないので黙って聞いていた。テツさんは日本政府がイスラエルとの間で武器供与の協定が結ばれそうだ、という共同通信の配信した記事を中心に喋っていた。帰宅して記事を確認したが、具体的な内容には触れていなかった。
▼これは想像だが、今まではイスラエルのメルカバ戦車は世界で一番強いとされていた。しかし実戦ではボロ負け。イスラエルは本当はイランの原子炉を空爆したいが、保有する戦闘機では燃料の関係で往復出来ない。おそらくイスラエルはミサイルの制御技術を必要としているのだろう。それが成功すれば中東のあらゆる国を、パイロットの犠牲を強いることなく支配下に置くことができるだろう。テツさんは常にスピーチの内容をネット中継しているので、それを見ているネットU翼の人たちに挑戦している。さらに14日夜の数ピーチで、「某左翼は火焔瓶テツの集会に参加しないようにと口コミで流している。意見があったここに来て言うように」とクギを刺していた。
▼もう少し暖かいかと思ってうっかり薄着をして行ってしまった。経産省前対話集会が始まったときは10人くらだったが、最後は50人くらいに増えた。わたしは寒さがとまらないので、合計3時間余の午後9時10分頃に現地を退出して帰って来た。
▼昨日の東京新聞の二木啓孝「新聞を読んで」というコラムのなかで、先週の投書欄のなかで印象に残った、東京在住の48歳の会社員の一本を紹介している。それによると会社員氏は311以後の3年間で、我が家で変わったことを紹介している。「消費電力の多いテレビはなるべく見ない」、「車は手放した」、「被災犬を預かった」。3番目の犬は福島で発見された推定11歳のもので、生きているうちに福島に戻してあげたい、と決意を述べている。
▼わたし?テレビはなるべく見ないは同じ。車は20年前に手放した。物は買わずこれ以上増やさない。毎週何か不要な物を見つけて捨て、死ぬ瞬間にはみかん箱一つにする。15日は岩波ホールで「家族の灯り」を見たが難解、後ろの人はいびきを掻いて寝ていた。

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March 14, 2014

◇「グランド・ピアノ」を見る。

▼今朝は所用で午前8時には出発しなければならない。昨日の朝日新聞では、12日の官邸前集会を60人と書いていたが、それほど来ていなかった。一週間ほど前の同じ場所の抗議集会には、国会記者会館の庭に公安警察が来ていて参加者の顔を長い間ビデオに収めていた。
▼昨日の春闘に関連してNHKは高額回答で「好景気」という報道を続けている。しかし労組の組織率は20%だ。しかも賃上げの恩恵にあずかれるのは「正規社員」のみ。そんな事は一言も言わない。
◇「グランド・ピアノ」有能なピアニストは飛行機でウィーンからシカゴに向かっている。今回のコンサートではミスは許されない。5年前のトラブルを克服すべく練習に練習を重ねてきた。会場に着くと妻や友人達が観客席に押しかけている。しかも妻はあろうことか、ロイヤル・ボックス席を陣取って、聴衆の視線を一身に浴びている。控え室から演奏する場所に向かうと、スコアに余分な一枚が入っていたのでゴミ箱に捨てる。そしてピアノの前に座ってスコアを見ると、赤い矢印が書かれているデハないか?いたずらかなと思って3枚目をめくると、「演奏ミスは許されない。もししくじったら妻の脳天を撃ち抜く」と書かれている。まさかと思って指を見ると狙撃中の赤いレーサーポインターのどっとが浮かび上がる。
▼更に「控え室に戻れ」というので行ってみると携帯が置かれ、耳に掛けるイヤフォンマイクがある。これをつけろというのだ。会話や救助や警察への通報シグナルはすべて監視しているから、分かった瞬間「妻の脳天を撃つ」と挙泊する。ミスタッチは許されないので、冷や汗を流しながら演奏を始める。友人の指揮者も満足しているようだ。
▼だが客席にいる友人がピアニストが挙動不審な動きを見せるので、演奏中に離席するが、暗殺者に殺害されてしまう。(続くかも知れない)

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March 13, 2014

官邸前の「武器輸出反対、「解釈改憲反対」集会に参加

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(3月12日官邸前の抗議行動のファイナル・コールの火焔瓶テツさん。)
▼昨晩の抗議集会は午後8時からということであまり気乗りはしなかった。しかし火焔瓶テツさんの主催で、しかもテーマが「武器輸出3原則解除」、「解釈改憲なしくずしてき実行」である。午後7時50分に首相官邸前に到着すると、タンポポ舎などの再稼働反対ネットワークの人たちが別の集会を開いていたので、終わるまで待つ。機材はそのまま引き継いでテツさんのコールが始まる。元々この集会は弁護士の藤原家康さんが呼びかけたもので、テツさんがそれに共鳴して弁護士グループと「共催」となった。
Msmituda
(スピーチする満田夏花さんと中央が藤原弁護士、左端が花粉症に苦しむテツさん)
▼ブログをお読みのみなさんにあれこれ書いても仕方ない。安倍首相は内閣の憲法解釈だけで武器輸出をすると言っている。さらに武器輸出も「部品」として輸出を認める。弁護士やその他の出席者の話を総合すると、今年中に国民投票法を変えてしまう。そして投票すれば、投票率が低いから「改憲派」に有利に働き、早ければ今年中にも改憲されてしまう。みなさん実態はそこまで進んでいるのです。それでも「オレには関係ない」。「わたしには関係ない」とお考えですか?気づいた時は既に遅いのです。昨晩の抗議集会の参加者も3月始めの人数と変わりません。MAX30人くらいです。暖かくなったのでもう少し集まっていただけるかと思ったのですが、前回と変わらず顔ぶれも同じ。帰宅途中で激しい脱力感に襲われました。日本の戦後民主主義を叫んで来た人々の力もこの程度だったのか、と。
▼今朝のNHKニュースで驚くべきは、刈羽・柏崎の再稼働で地元自治体のどこかの(名前は聞き漏らした)市長は「原発事故が起きた場合すぐ逃げると道路が混雑して、混乱するから家の中にしばらく籠もっているように」と指示したというのです。これには驚きました。この人は福島第一原発事故で、スピーディの放射能予測情報を政府が隠蔽して、住民のみなさんが汚染の激しい方面に逃げて、余計な被曝をした事実をどうとらえているのでしょう?
▼お笑いは「春闘」です。NHKはこの数日、トヨタ自動車など連合春闘を持ち上げています。労使交渉と言っていますが、もうお願いで「闘い」の部分はありません。そして一番景気の良い筈のトヨタは2000円アップだと言っています。計算してみましょう。基本給20万円の人がいたとします。たった1%のアップです。消費税が4月1日から5%から8%に引き揚げられますが、その差額の3%にも及びません。さらにパートさんなどは時給が20円程度アップと報じています。時給800円の人ならば2・5%アップ。いかにも景気が良いという政府のイメージ作りに協力しているNHKならではスタンスです。

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March 12, 2014

12日午後8時から官邸前で「集団的自衛権」抗議集会。

▼きょうは気温が上がりそうである。午後8時から9時まで、『集団的自衛権の行使を許さない!官邸前市民行動』があるので、参加する。最初は午後7時からの予定で参加しやすい時間帯だったが、開始が1時間遅れた。ちょっと辛いが、テーマが「集団的自衛権」なので、参加しなければいけない。ブログをお読みの方もお時間を作ってぜひ参加して頂きたい。
▼昨日デモクラTV(有料ネット放送)でドキュメンタリー映画「311」を朝9時から24時間、限定公開していたので視聴した。このドキュメンタリー映画は原発事故から5日後に森達也、綿井健陽、松林要樹、安岡卓治の4人のクルーが被災地へと向かった記録だ。F1の爆発現場に向かう途中レンタカーがパンクをしてしまう。それに線量計は東京の100倍を記録して、車に乗っているスタッフからも、驚きの声があがる。さらに装備は十分でなく、途中のワークマンに立ち寄るが、放射能用の防御マスクが手に入らない。
▼防塵ゴーグルに雨具を着用して、境目の目張りはガムテープという姿で、十分な取材はできない。次は昨日ご紹介した、学校側の避難のミス判断で津波で行方不明になった小学校では、行方不明になった子どもさんたちを探すを捜す親たちの姿が痛々しい。それに遺体は変形していて、「顔をみただけでは誰なのか判断できない」とも語る。時としてビデオカメラを持っていることから、現地の救難にあたっている人たちからは「興味本位でネットに遺体の姿を載せやぁがって」怒りの声とともに角材が投げつけられる。あまりにも大きい被害に驚く「取材する側の戸惑い」を前面に出しながら、遺族のみなさんの持って行きようのない怒りと悲しみが出てくる生々しい記録だった。(限定公開は12日午前9時で終了)
▼6日NHKETV夜の「ニュースで英語」はウクライナ問題だった。メインはあの鳥飼久美子さん。そこでウクライナ政府が掌握(もしくは制圧)を「taken control of」と訳していた。安倍ちゃんは見てないな?「under control」なんていって恥さらし?後日大学で英語を教えている方にお聞きしたら、「安倍の表現も間違いではない」という事だった。例えば日本後で「見る」という表現は「見物」、「見学」、「観覧」、「拝見」、などいろいろあるように英語でも表現方法は多様なのである。だがしかし招致そのものが恥さらしなのだ。今朝の東京新聞に15歳の中学生が「復興進まぬなか、五輪は正しいか」という投書があり、「招致は違っているのでは」と指摘してるが、その通りである。

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March 11, 2014

東日本大震災の3年目に思う。

▼土日に放映された311東日本大震災関係のドキュメンタリー、合計10番組、延べ20時間くらいを昨日、一気に見た。と言ってもわたしに20時間もテレビの前に座っている時間はない。従って2倍速から4倍速で見るしかない。原発関係では東電の責任を追求するものはなかった。8に日にNHKで放送された、「ETV特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図~福島原発事故から3年~」は一番優れているように思えた。ご覧になっていない方は下記にある。
▼土日に放映された311東日本大震災関係のドキュメンタリー、合計10番組、延べ20時間くらいを昨日、一気に見た。と言ってもわたしに20時間もテレビの前に座っている時間はない。従って2倍速から4倍速で見るしかない。原発関係では東電の責任を追求するものはなかった。8に日にNHKで放送された、「ETV特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図~福島原発事故から3年~」は一番優れているように思えた。ご覧になっていない方は下記にある。NHKの公式オンデマンドではないので、すぐ消されてしまう可能性が多いので、気になったら、今すぐご覧いただきたい。
▼事故があった初年度にも放送された、飼い犬(名称パンダ)が飼い主を追って車を追いかけるシーンは涙なくしてみることができない。その後このパンダは救援団体によって救出され、飼い主の元に帰ることが出来た。しかし野犬となっているとき、何か栄養不足になり腎臓を悪くしている。そのため専用のエサを与えられている。
▼家族である未婚の27歳の娘の遺体を求めて探し続ける夫妻。学校の判断ミスによって70余名の小学生を避難させることが出来ず、校庭で死なせてしまった学校。親の言いなりになって出世コースを上って教師になった教頭はとっさの判断ができない。そのため大勢の子どもを犠牲にしてしまった。
▼ある漁村では村も漁港もすべて流されてしまった。そこで一人の漁師さんは、「復興予算で家を建ててもらっても、自分の余生の時間を考えると何もならない。それよりも村の将来を背負って立つ、子どもたちの教育のためにカネを使って欲しいと訴えていた。
▼日曜日の希望のエリアの動画(8-5)をYouTubeでご紹介したら、海外でご覧になっている見知らぬ方からメッセージをいただいた。

(これが8-5動画です)
I have used Google translate to Find video from Japanese Youtube on anti
Nuclear protests.Where the people are speaking out and helping those
affected by the ongoing Disaster at Fukushima Daiichi death Plant.We need
to shut down ALL nuclear power death plants!
I just want to help spread the message that Nuclear Cartels of Death must
be stopped. The people especially the children, who are the future must be
protected,saved, evacuated from highly radioactive areas of Japan. Due to
the Fallout that continues to spew from Fukushima Daiichi.
▼もしご要望があったら明日、日本語の翻訳文をご紹介します。

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March 10, 2014

3日間、3つの抗議活動に参加する。


(3月7日経産省前対話集会でスピーチするお母さんたち)
▼まず金曜日の出来事から、最初に希望のエリアに行って主催者にご挨拶し、1時間だけ参加しました。ビデオカメラを回していると、背中で春橋団長から声がかかりました。振り返って見るとお顔の色が優れません。体調が優れないとおっしゃっていました。希望のエリアは1時間だけ出席し、春橋さんとは霞ヶ関交差点でお別れし、小走りに経産省前に向かいました。
▼火焔瓶テツさんがスピーチをしている最中で、ネット中継カメラ2台に主催者2人。つまり5人だけです。スピーチが終わって「どなたかスピーチを」と振られたので、マイクを握らざるを得ません。前日首相官邸前で零戦の事をスピーチした方がいらっしゃいました。そこで防衛省の将官が三菱重工へ天下りしている人数が一番多いこと。三菱と戦車開発の歴史を一くさりお話しました。要するに戦車は速く、安価で作らねば意味がない。ところが日本の戦車は国際価格の3倍もする。そんな物は売れる筈がない、というお話です。

(「伊方原発とめまっしょい音頭」を紹介する大学生)
▼開会はその人数でしたが、8時を過ぎると続々と人が集まり始め、最終的には100人くらいになったと思います。ブログをお読みのみなさん、7日の首相官邸前の解釈改憲反対集会の参加者はMAXで30名と書きました。これが民意であれば仕方ないとわたしは思います。ご子息が徴兵制で召集されても覚悟はできていらっしゃるでしょうね。「まさか改憲などない」とお思いですか?ノーですね。尖閣問題がこじれて戦争が勃発したら日本の原発にミサイルが撃ち込まれ、日本は「ジ・エンド」です。寒空の国会周辺に来るのはお嫌でしょうが、現実はそうなります。わたしも寒いなか震えながら連日3時間も4時間も突っ立って抗議活動するのは嫌です。

(「再稼働反対」を訴えるドラム隊のみなさん)
▼テツさんのスピーチは閉会予定の午後9時を過ぎるとますます盛り上がります。前日も遅かったので、盛り上がっているところに水をさすようで申し訳ないのですが午後10時で現地を後にしました。これで連日午後11時帰宅です。この3日間に撮影した動画は20本です。YouTubeでごらん下さい。
▼8日は「グランド・ピアノ」初日、初回を見た。サスペンスとしてかなり優れていた。初日プレゼントはピアノメーカーでスポンサーの「ベーゼンドルファー」のクリアファイルと価格表だった。85万から1240万のピアノのカタログより、「グロリアの青春」のようにチリワインのような実用的なものが欲しかった。
▼NHKの放送を聞いていると「消費増税」と言っている。正しくは「消費税増税」というべきなのだが、お得意の安倍ちゃんべったりの「造語」かな?NHKの「基礎英語3」3月号のテキストに「Well,the gist ids that there will be a tax increase from next Aplil.」が例文に載っているのにはあきれた。
▼昨日午前中は入院中の義兄の見舞い。午後から国会周辺の抗議活動の取材に向かった。

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March 07, 2014

寒風のなか「憲法改悪断固阻止!官邸前大集会」に参加する。


(テツさんが頑張る限り、私たち参加者も頑張るのだ)
▼今朝は突発的事案が発生して、最寄りのJR駅まで往復して来た。昨晩の『ロックアクション(6の日全国一斉行動)連帯~特定秘密保護法断固廃止!憲法改悪断固阻止!官邸前大集会』はことのほか寒かった。1週間前は暖かかったので薄着だったが、寒さが逆戻りしたので、真冬の装備で出動した。テーマは「憲法改悪断固阻止!」だよ。それなのに集まったのはMAXで30人くらい。みなさんコタツにあたって居眠りしているのかな?それも自由だが、あと3ヶ月くらいすると「改憲解釈」の突破口は「集団的自衛権の行使」で開かれるに違いない。
306ko
(寒いが薄着でコールする火焔瓶テツさん)
▼都知事選の結果を見ても東京には憲法改悪反対勢力は100万人近くいる筈だ。首都圏ではその倍くらいはいる。ところが集会が始まった時点では10人くらい。みんな口々に「寒いね-」とつぶやいていた。わたしの隣りには学年は同じ在日のご婦人がいらして、自分がいかに迫害されてきたか、と言う話を縷々話しておられた。だから「帰化するつもりなど毛頭ない」ともおっしゃっていた。そのお隣にいた年配の女性は、ご自分が知る従軍慰安婦をさせられた女性が、近年ご自宅に宿泊し入浴したとき、身体の銃剣による傷、弾痕の傷を見せられて絶句したと言う。
▼このお二人はわたしと同年配で、スピーチが終わると「お先に」と帰られた。だからMAXで30人ですよ。MAXで。こういう集会を開いていると、中央官庁にお勤めの女性たちは耳を塞いで駆け足で通り過ぎていく。「わたしには関係ないわよ」という調子だ。何故?おそらく巻き込まれたくない、という事なのだろう。終盤国会記者会館の庭に高級車が止められ、一人の男がビデオカメラをそっと回し始めた。公安警察だろうな。参加者の顔を舐めるように写している。報告書か?その仕事が出世に繋がるとしたら情けない事だ。自分の家族や将来の孫子に「お父さん(お爺さん)はスパイをやっていたんだよ」と胸を張って言えるか?
▼ブログをお読みのみなさん、解釈改憲反対集会の実情はそういう事ですよ。憲法解釈が安倍の一声で変えられても、決して文句を言わないで下さい。会場では3年前に経団連抗議集会でご一緒して友達になっているWさんとお会いした。「寒いね。でも人数少ないから途中で抜け出せないね」と話して、最後8時40分まで頑張ってきた。

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March 06, 2014

◇「グロリアの青春」を見る。

▼柏市の通り魔事件は、同じ町内に年賀状を交換する友人がいるので心配していた。昨日午後5時頃に容疑者が逮捕されたらしい、という一報がネットで流れた。アカデミー賞の発表はいつの間にか終わっていた。WOWOWは毎年大騒ぎしている、しかしわたしたちは昨年の最優秀賞すらタイトルを覚えていない。ヨーロッパの映画賞に比べればハリウッドのアカデミー賞のランクはかなり低い。なぜならハリウッドの資本を握っているのはユダヤ資本であり、その意向に沿った、反ナチスもの映画が氾濫しているのは、そのためだ。
▼宮崎駿監督の「風立ちぬ」は外れた。一説によれば「零戦を扱っているから無理」、「喫煙シーンが多いのはハリウッドではダメ」というのもあった。しかし喫煙シーンの多さでは「ハンナ・アーレント」はものすごかった。映画のなかで吸ったたばこは、おそらく100本くらいだろう。彼女は実際にチェン・スモーカーだったから現実を正直に描いていた。2週間ほど前の「週刊金曜日」に女優の中山千夏が、ハンナ・アーレントの研究者である哲学者の友人佐藤某(原稿では実名)に、「なぜアーレント人気なのか?」と聞いたら、ご本人も「分からない」と答えたという記事が面白かった。
▼昨晩お送りしたメルマガはお読み下さいましたか?てんぐささんは、研究で南米に行っているが現地から締め切りを守って投稿して下さった。黙って読んでいるだけの読者のみなさんも時々は「声」を出してください。そうしていただかないと、「読んで下さっているのか?」、「読まずにゴミ箱行きになっているか?」と書いている方はやる気をなくします。
▼昨晩のNHK教育TVで最近見つかった浮世絵「大発見/歌麿の最高傑作/巨大美人画に秘められた真実」は良かった。雪月花”三部作”の一つ「深川の雪」が発見されたいきさつを紹介していた。前の2作はアメリカに保存されており、「深川の雪」は戦後一回だけ公開され長い間行方不明になっていた。4月から箱根の美術館で公開されるというから、いつか行かなければと思った。歌麿については田辺聖子の「小町盛衰抄」が詳しい。
◇「グロリアの青春」グロリアはチリのビジネス街で働く50歳くらいのキャリア・ウーマンである。夫とは熟年離婚してサバサバとしている。仕事が終わった後、近くのクラブに行って飲み明かすのは唯一の気晴らしである。ある夜、熱い視線を送ってくる同じ年代の男性がいて、意気投合して一晩を過ごす。話を聞くと「妻とは近く離婚するから、一緒に暮らさないか」と言う。ま、悪い話ではないから、時々一晩一緒に過ごして、時には旅行でもするかと思う。彼は小さなテーマパークの経営者で、そこにはバンジージャンプやサバイバル・ゲームの施設も備えている。しかし妻からは頻繁に携帯に電話がかかってきてあたふたしている。そして自分の家に一回も泊まらず、「用事」が済むとそそくさと逃げる様に帰って行く。さらにグロリアの息子のパーティに呼ばれ、家族に紹介しても、いつの間にか姿を消してしまう。
▼なんだこいつ。リゾートに一泊で旅行に行ったときなど、妻から電話があり「自殺未遂があった」とグロリアに黙って逃げだし、彼女をホテルに置き去りにする始末だ。その後グロリアは町の不良に身ぐるみ剥がされ海岸に打ち捨てられる。もう怒った、グロリアは彼の家に押しかけペイントガンの緑色の弾丸を壁に乱射し、さらに彼のでっぷりとした腹に射的代わりにぶち込む。これで吹っ切れた。電話もごめんだ、やはり男なんぞに頼らず、一人で生きて行こうと決意する。(ヒューマントラスト有楽町)

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March 05, 2014

NHK震災ビッグデータ「首都パニック"を回避せよ」を見る。

▼夕べは官邸前で火焔瓶テツさんの集会があったが、欠席した。週に2回までは参加するようにしているが、流石に3回となると、他の事は何も出来なくなってしまう。今週は木、金の連続を予定している。さて昨日の東京新聞を見ていたら、長野県C市で護憲派の憲法集会に会場を貸さないというニュースがあった。解説によればこれは政府の解釈改憲を先取りした動きではないかと言う。C市の母体となっているのはk市、H市、S市だった。それが2003年の平成の大合併でC市となった。その一つK町に「歴史記念館」という建物がある。わたしは10年ほど前に訪れがことがあり、その展示にびっくり仰天した。まず教育勅語が展示即売されている。さらに神武天皇から昭和天皇に至るまで100枚超の似顔絵が展示されているのである。
▼わたしも当時それらを写真に納めたがPC内部は言葉では検索できるが、写真はできないので今回は省略する。現在は閉鎖されているらしいが、そういう土地柄なので「護憲集会」のために公営の会議場を貸さないというのも納得できる。
▼日曜日午後9時からNHKで「震災ビッグデータfile3"首都パニック"を回避せよ」を見た。ビッグデータというのはご存じの方も多いと思うが、一応解説する。みなさんお持ちの携帯には課金の必要があって位置情報が発信できるようになっている。次に車のカーナビ情報。さらにツイッターで発信される「言葉」、さらにSuicaやパスモの履歴はすべて集約されて、ビッグデータとして利用される。わたしが注目したのは311の渋谷周辺に7万人もの人が集まって、一歩間違うと大災害になっていたことだ。それはツイッターで発信する人が「危ない」、「やばい事になっている」、「まったく動かない」、「帰れない」など発信することで、不安が連鎖的に広まってしまうことだ。
▼普通の人たちは、冷静に関係者を取材して、今何を発信することが重要なのか、という訓練を受けていない。だから自分の主観で瞬間に感じた事だけを書き連ねていく。それが人の増加を加重させていく。最近の例では渋谷でハチ公の雪像が作られ、誰かがPCの複製技術が無数の雪像が存在しているかのような静止画を流した。そのため、ハチ公の雪像を見ようという人が殺到していた。これも本人に悪意はなくても混乱をつくる原因となる。▼わたしの考えでは「拡散隊」も今の動きを見ていると意味もなく、重要ではない内容をまき散らしている。それも号令が掛からないと何もやらない。ツイッターを使おうという人はその辺の訓練もしてやらないと、いくらビッグデータが蓄積されても、混乱に輪をかけだけになってしまうだろう。

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March 04, 2014

「集団的自衛権」解釈改憲反対の署名です。

▼昨日のクリミアの話は如何でしたか?「クリミア」でブログにいらした方が結構多かったようです。わたしはNHKTVニュースは腹が立つのでみない。ただ日曜日午後7時の最初の画面だけは小郷知子アナウンサーがでるので見る。2日に見ていたら小郷さんの洋服がいつものスーツと違ってお腹が大きく見えた。ネットで見るとやはり5月出産予定とあった。3日夕方の民放TVを見ていたら、フリーアナウンサーの戸丸彰子さんが千葉の保田あたりの漁港を訪ね早朝の漁に参加して帰ってから魚を食べ、風呂(温泉ではない)に入る番組があった。戸丸さんはデモクラTV金曜日夜に放送されている「ウッチーのデモクラジオ」に時々出演して朗読をして下さる方だ。わたしはご存じのように毎週金曜日は国会正門に行っているので、生放送は見た事がない。戸丸さん声で朗読だけを聴いていた。
▼NHKのラジオニュースを聴いているだけで血圧が上がってしまう。今朝の一例「北が日本海に向けて射程500lmの弾道ミサイルを発射した。これは米韓合同軍事演習を行うことに対する挑発行為であり、日本政府は自粛を求める。(ただし米韓合同演習に対してではなく、北に。ただし筆者の考えでは、演習を止めればミサイルは発射しないと思う。
▼ニュース解説で日本の法人税は欧米、韓国に比べて高いのでもっと安くしなければいかない。あれこれ専門家でもないわたしが解説するより、こちらをご覧いただきたい。日本の法人税は安いのである。わたしはやることが他に沢山あるのでNHKのご意見拝聴係りまでメールを送って頂きたい。今晩当たりから、毎日首相官邸付近では、何らかの抗議行動が行われています。体力と気力のある方はぜひ参加して自分の意思を伝えて下さい。
▼今朝の皆さんへのお願いは解釈改憲反対の署名を下記で募集しているので、ぜひ署名をお願いしたい。

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March 03, 2014

「クリミア半島」の真実とは…。

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(28日国会前でスピーチする筆者)
スピーチの内容は以下7分1秒のところに入っています。
▼土曜日もお休みの予定でしたが、余りにも腹立たしいことがあったのでつい書いてしまいました。しかし高梨沙羅選手がワールドカップに出かけていく姿がTVに映し出されていたが、「勝利」を強いられ、わたしにはまるで特攻に向かう兵士の姿に見えた。可哀想に…。
▼グルジア問題の根は深い。わたしの友人がソ連が崩壊する10年ほど前にコーラスの公演でソ連を訪れ、途中ウクライナに立ち寄った。するとそのとき「今にモスクワの連中に一泡吹かせてやると怒っていたという。グルジアの有名人はソ連最後の外相シュワルナゼだ。彼は何とかグルジアの汚職を根絶させようとしたがうまく行かなかった。この国はソ連が成立したとき、どうするか指導部のなかで対立があった。
▼レーニンは緩やかな形でソ連に繰り入れるという考えだった。ところがスターリンはこれに真っ向から対決して併合してその支配下に置くという考えだった。(レーニン「民族政策とプロレタリア国際主義の諸問題」)スターリンは当時の秘密警察の親玉と一緒にグルジアを訪れ、「民心は安定している」というニセの報告書を提出する。その問題を検討しているうちにレーニンは病状が悪化して寝たきりになってしまう。それでスターリンは目的を果たす。
▼グルジアの抵抗は当時から始まっていた。バルバロッサ作戦でナチスドイツがソ連に攻め入ると、グルジアには「これで自由になれる」とナチスを歓迎する勢力も多くあった。ナチスが撤退するときは一緒について行ってポーランドの侵略と占領に手を貸した。クリミヤ半島は元々ロシア領だったが、フルシチョフの時代、自分がクリミヤ出身だったので地元サービスとしてウクライナに繰り入れてしまった経緯がある。だからそれほど簡単には解決できない要素を抱えている。近いうちにオデッサまで行きたいと思っていたが、この混乱では当分行けそうにない。
▼土曜は会議のあと疲れが残っていてどこにも出かける気力は残っていなかった。しかし土日のいずれかに映画を見てこないと後々しわ寄せがくる。選択肢は3つあったが、急遽有楽町ヒューマントラストの「グロリアの青春」に決定した。初日サービスとしてチリ映画だったので、チリワインのプレゼントがあった。400mlの瓶だったが、今晩あたり封を切る予定だ。
▼ウクライナ問題をもっと詳しく勉強したいかたは、黒川祐次著「物語・ウクライナの歴史」(中公新書860円)をお読み下さい。

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March 01, 2014

「青臭さ」は決して悪い事ではない。


(28日経産省前対話集会でスピーチする女性)
▼昨晩午後6時に国会前に着いて、開会を待つ。「スピーチ」を一番目にしていただき、東電汚染水対策の矛盾を東京新聞掲載の記事を使って話す。そのあと2人聞いてから、経産省前に移動する。「希望のエリア」(旧ファミリーエリア)の人たちは、以前なら開会前に国会前に立ち寄ったがそれもなくなってしまった。
▼経産省前の集会は主催者の火焔瓶テツさんの親しい友人がHIVの血友病で亡くなり、通夜に出席したテツさんの到着が遅れ、「なかま」の人たちが「替え歌」を唄って時間をつなぐ。10分ほど遅れて到着したテツさんのスピーチは湿りがちだった。後半近くのテント村の人から暖かいお汁粉の差し入れがあった。8時過ぎると「希望のエリア」を解散になり、参加者も増える。その中で若い女性が「武器なんかいらない。愛が欲しい」とスピーチをしている最中、近くの官庁に勤めていると思われる仕立ての良いスーツを着た男性が、これみよがしにせせら笑って通り過ぎた。
▼その瞬間火焔瓶テツさんは猛烈に怒り、名指しでスピーチで攻撃しはじめた。「青臭いのは悪い事か?」「仕立ての良いスーツを着て自分のやっていることが分かっているのか?」etc,etc。こういうヤツラは上司にへいこらして、部下を訳もなく叱りつける。火焔瓶テツさんはとても良い人である。ところが乗ってくると終了の時間が30~40分は簡単に延長してしまう。10時近くになってようやく解散になる。
▼有楽町駅まで一人で歩く。駅の階段を登っていると3人の50歳は過ぎていると思われるサラリーマンの酔っぱらいが「そんな夕子に惚れました」を唄いながら酩酊していた。幸せだなー。こういう人たちって。いや知らないふりをして恐怖から逃れているのだろう。酒を飲んでも「危機」は遠ざからない。むしろ近寄ってくる。今朝の東京新聞「こちら特報部」のリードには「人は信じたいものを信じる。反対意見よりも、自分と同じ意見の方が耳に心地よい」と書かれている。ほんとうにその通りだ。昨晩の経産省前は「食べて応援」のインチキを告発するスピーチが多かった。帰宅は午後11時。今朝は午前10時からマンションの重要会議。かなり疲れているので、明日のブログはお休みします。

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