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March 06, 2014

◇「グロリアの青春」を見る。

▼柏市の通り魔事件は、同じ町内に年賀状を交換する友人がいるので心配していた。昨日午後5時頃に容疑者が逮捕されたらしい、という一報がネットで流れた。アカデミー賞の発表はいつの間にか終わっていた。WOWOWは毎年大騒ぎしている、しかしわたしたちは昨年の最優秀賞すらタイトルを覚えていない。ヨーロッパの映画賞に比べればハリウッドのアカデミー賞のランクはかなり低い。なぜならハリウッドの資本を握っているのはユダヤ資本であり、その意向に沿った、反ナチスもの映画が氾濫しているのは、そのためだ。
▼宮崎駿監督の「風立ちぬ」は外れた。一説によれば「零戦を扱っているから無理」、「喫煙シーンが多いのはハリウッドではダメ」というのもあった。しかし喫煙シーンの多さでは「ハンナ・アーレント」はものすごかった。映画のなかで吸ったたばこは、おそらく100本くらいだろう。彼女は実際にチェン・スモーカーだったから現実を正直に描いていた。2週間ほど前の「週刊金曜日」に女優の中山千夏が、ハンナ・アーレントの研究者である哲学者の友人佐藤某(原稿では実名)に、「なぜアーレント人気なのか?」と聞いたら、ご本人も「分からない」と答えたという記事が面白かった。
▼昨晩お送りしたメルマガはお読み下さいましたか?てんぐささんは、研究で南米に行っているが現地から締め切りを守って投稿して下さった。黙って読んでいるだけの読者のみなさんも時々は「声」を出してください。そうしていただかないと、「読んで下さっているのか?」、「読まずにゴミ箱行きになっているか?」と書いている方はやる気をなくします。
▼昨晩のNHK教育TVで最近見つかった浮世絵「大発見/歌麿の最高傑作/巨大美人画に秘められた真実」は良かった。雪月花”三部作”の一つ「深川の雪」が発見されたいきさつを紹介していた。前の2作はアメリカに保存されており、「深川の雪」は戦後一回だけ公開され長い間行方不明になっていた。4月から箱根の美術館で公開されるというから、いつか行かなければと思った。歌麿については田辺聖子の「小町盛衰抄」が詳しい。
◇「グロリアの青春」グロリアはチリのビジネス街で働く50歳くらいのキャリア・ウーマンである。夫とは熟年離婚してサバサバとしている。仕事が終わった後、近くのクラブに行って飲み明かすのは唯一の気晴らしである。ある夜、熱い視線を送ってくる同じ年代の男性がいて、意気投合して一晩を過ごす。話を聞くと「妻とは近く離婚するから、一緒に暮らさないか」と言う。ま、悪い話ではないから、時々一晩一緒に過ごして、時には旅行でもするかと思う。彼は小さなテーマパークの経営者で、そこにはバンジージャンプやサバイバル・ゲームの施設も備えている。しかし妻からは頻繁に携帯に電話がかかってきてあたふたしている。そして自分の家に一回も泊まらず、「用事」が済むとそそくさと逃げる様に帰って行く。さらにグロリアの息子のパーティに呼ばれ、家族に紹介しても、いつの間にか姿を消してしまう。
▼なんだこいつ。リゾートに一泊で旅行に行ったときなど、妻から電話があり「自殺未遂があった」とグロリアに黙って逃げだし、彼女をホテルに置き去りにする始末だ。その後グロリアは町の不良に身ぐるみ剥がされ海岸に打ち捨てられる。もう怒った、グロリアは彼の家に押しかけペイントガンの緑色の弾丸を壁に乱射し、さらに彼のでっぷりとした腹に射的代わりにぶち込む。これで吹っ切れた。電話もごめんだ、やはり男なんぞに頼らず、一人で生きて行こうと決意する。(ヒューマントラスト有楽町)

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