« 今朝から雨降りで、桜は昨日で終わりかな? | Main | 4日の経産省前は真冬の寒さに戻った。 »

April 04, 2014

「上を向いて歩こう」がなぜ一位なのか?

Inokasira403
(3日午後、雨の井の頭公園、クリックすると大きくなる。)
▼本日は夕方から風雨が強まって気温が下がるという予報が出ている。雨の日の抗議活動はかなり辛い。だが以下をご覧になるとそうも言っていられない。反対している政党から、毎回応援のスピーチに駆けつけるのは福島瑞穂さんだけだ。参議院会館前で抗議をしていると、議員会館の灯りがついている窓があるので、そこに向かって呼びかけるが「無視」されている。
▼何度も書いているがテツさんが嫌いでもかまわない。だったら独自に大衆動員をして、改憲反対集会を開けば良い。しかしそういう動きはまったく見られない。解釈改憲に賛成しているK名党は「安定は希望です」と言いながら、改憲路線にまっしくら、選挙のポスターで「安定は希望です」と言っていたが、安定とは「改憲」だったらしい。ついでにもう一つ「消費税8%は絶対許さない」という某政党のポスターが、K党のポスターの隣りに貼られていた。もしこの政党に一票を入れた人が、ガソリンなどの「買いだめ」に走っていたらお笑いだ。「面従腹背」の見本のような姿になる。少数派である国会内で「論戦」だけで改憲を阻止できれば、それは結構なことである。しかし現実には12月6日の「国家秘密法」一つ阻止することは出来なかった。だから大衆運動を広げないかぎり「解釈改憲」が「容認」される「国民投票法」が可決されることは目に見えている。
▼わたしの言いたいのは「言いっぱなし」ではなく、「ポスターで書いている通りに、身体を張って実行せよ」ということだ。という訳で、わたしは今晩、冬支度で出かける。ブログをこのまま書き続けていても、「ご意見」と「行動への具体的な参加」が、限りなくゼロに近いので、あまり意味がないように思える。8月末までにはツイッター1本に絞るなどの方向を出そうと思っている。
▼昨晩、仕事が終わったのは午後9時近かった。その後のべ4時間にわたるTBS系の歌番組を見ていた。全部紹介すると長くなるが、後半のベスト10である。1位が「上を向いて歩こう」というのには、いささか驚いた。この歌を作ったのは、ご存じの永六輔だ。彼が戦争中、わたしの住んでいた隣村の中学校に疎開して通っていた。当時は生意気でいじめられて、毎日泣いていたらしい。そのつらさを紛らすために作られたのが、この歌ということになっている。最近はその話に尾ひれがついて、小諸の懐古園城址に言って作ったということになって、現地では「上を向いて歩こう広場」まであるらしい。
▼2週間前に中学校の同級会が東京で開かれ参加した。そのとき同級生にこの話をしたら、終戦直後は自転車は贅沢品で持っている人はすくなかった。永六輔が疎開していた場所から懐古園まで歩くと10km近くになる。だから歩いて言ったと言う話は創作であろう、という話になった。とかく「美談」というのはこういう具合にできあがっていくのだ。
▼しかしなぜこの歌が一位なのかには疑問が残る。つまり311の直後、この歌はユーミンの呼びかけによって「復興ソング」となり、多くの歌手に一小節づつ歌い継がれた。それ自体は結構なことである。しかしそれによって「堪え忍ばなければならない」という「合意」が、国民の間に植え付けられたことは紛れもない事実である。そして原発事故を起こした東電の責任はうやむやにされつつある。東電は何一つ「責任」を問われていない。この歌によって、本質が曖昧にされてはならないのだ

|

« 今朝から雨降りで、桜は昨日で終わりかな? | Main | 4日の経産省前は真冬の寒さに戻った。 »