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October 07, 2014

◇アゴタ・クリストフ「悪童日記」を観る。

Kyuuden1006
(10月6日九電前抗議風景ツイキャスから)
▼風雨が強くで午前中は一歩も外にでることはできなかった。12時10分前に突然青空が見えたので、近くの外科医に猛ダッシュ。待つこと5分で包帯を交換して貰うことが出来た。ついでだからすぐ近くにあるクリニックに定期検診に行くと、ここも待ち人がいなかった。荒天の日は患者さんは極めて少ないので、待ち時間を節約できるチャンスだ。
◇「悪童日記」わたしがこの原作本を読んだのは10数年前だった。もう内容はほとんど覚えていない。昨日も友人からショートメールがあって「紹介された本を読み終わった。」と書名が入っていたが、忘れていた。読書記録を検索すると5ヶ月前に紹介した本だった。トホホ。ナチス占領下のポーランド(映画の撮影はハンガリー)母はいずこかに行方不明になり、祖母に育てられている双子の兄弟がいる。祖母は食料がないと言って、兄弟には皿の底がみえるような薄いスープしか与えないので、二人はハンストをする。そしてドイツ兵につかまって拷問にも堪えられるようにと、お互いを殴ったりする。あるとき大きな荷物が配達される。受け取った祖母の手からひったくると、行方不明になった母親の手紙だった。
▼そこには愛情溢れた記述で、「必ず迎えに行くからね」と書かれていた。ある日脱走して飢えているドイツ兵に出会う。食料を運ぶ間のなく彼は息絶えていた。兄弟は遺品の銃と手榴弾を自分の部屋に隠す。ドイツ軍の捜索が始まり、ユダヤ人たちは連行されていく。向かいの親お姉さんは「靴屋もユダヤだ」とパンをかじりながら密告する。靴屋さんとは親しかったのに何と言う仕打ちだと、兄弟は復讐する。武器を隠匿しているとドイツ兵から疑惑をかけられるが、拷問に耐える訓練は成果を発揮する。
▼やがてソ連軍の進駐、村人たちは「解放軍が来た」と諸手を挙げて歓迎するが待っていたのは略奪だった。そしてある日母親が迎えに来るが、胸には乳飲み子を抱えていた…。最後の最後まで息をのむほどの緊張感がみなぎる。

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