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October 16, 2014

「谷崎源氏」も戦前は発禁になってしまった。

▼昨日の原子力規制委員会前は雨にたたれ、かなり寒かった。抗議活動が始まるのを待っていると傍聴を終えた「団長」が退出してきた。「ブログ止めるんですか?」と聞かれる。「止めないで」という声が次々寄せられるので、「逮捕覚悟で」続けるしかなさそうだ。
▼先週金曜日参議院会館前の「特定秘密法施行反対集会」で自ら「右」を名乗る方が戦争中の文学者に対する軍部の弾圧で谷崎潤一郎の「細雪」は発売禁止になり「源氏物語」(口語訳)が弾圧された、と発言したので調べて見た。戦前「源氏物語」は「禁書」であった。禁書とは「発禁本」のことだ。古文のそれは一般人には読む事ができない。谷崎は普通の人にも読めるようにと、全部で5回くらい口語に翻訳している。禁止となったのは「霧壺」など7編である。ぞれらはいずれも皇室の正室以外の女性との「浮気」である。
▼想像するに「あってはならないこと」なのだろう。となると、女性週刊誌を毎号賑わせている「皇室話」は「秘密法が施行」されたら「知ってはならない秘密を不正な方法で入手した」と逮捕されてしまうかもしれない。
▼ついでに言うと「日本書紀」は皇室正史とも言えるものだ。この中に書かれている「壬申の乱」も戦争中消されてしまった。なぜなら天智天皇の死後、この後継者の大友皇子と大海人皇子の対決は避けられないものになっていく。兄弟喧嘩から「クーデター」に発展し、大海人の(後の天武天皇)が政権を奪取してしまった。これを認めると「神武天皇から現在まで血は連綿と続いている」という歴史は覆されてしまうのだ。

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