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January 20, 2015

◇「ジミー、野を駆ける伝説」を見る。

Uyakei
(16日、有楽町駅前夜景)
▼金曜日に反原連国会前ステージで転倒したことを書いたら、友人の一人から「お見舞いメール」を頂きました。ありがとうございます。締め切りが迫っている原稿があり、昨日は夜10時過ぎまでそれに集中していました。自分としては余り気に入った原稿には仕上がらなかった。取材対象者に午後10時半にメールで送り、今は点検待ち。
◇「ジミー、野を駆ける伝説」この映画は17日公開された。それで混雑を避けるため、16日国会に行く前に、翌日の指定席のチケットを買い求めた。ところが当日映画館の座席に着席しても、3分の1程度しか埋まらない。その理由は映画が始まって分かった。今75歳のケン・ローチ監督はイギリスで抑圧されている人々をテーマに映画を撮ってきた。今回の映画は1933年頃のイギリスでイギリスがアイルランドの人々を宗教弾圧したことがテーマとなっている。だからスクリーンが上がると共に、日本人観客向けに字幕で時代背景について延々と説明がある。原題は「ジミーズ・ホール」
▼主人公ジミーは政府の言う事を聞かなかった無実の罪でアメリカに「流刑」にされ、10年ぶりに帰国する。彼が村の人と力を合わせて沼地に作ったホールは朽ち果てていた。当時はカトリック教会が絶大な力をもってアイルランドを支配していた。そのため住民が集まってアイリッシュダンスを踊ることなど許さなかった。住民たちはホールで勉強をしたり、工夫して教会に立ち向かおうとしていた。しかし権力者とつるんだ教会の司祭はジミーを目の仇にして、最後は他の敵対する人物を使ったホールを燃やしてしまう。さらに住民は入植してきたイギリス人に土地を取り上げられるので、抵抗せざるをえない。その中心人物はジミーとして警察官に逮捕され、「アメリカ追放」処分を受ける。つまり当時のアメリカは八丈島並みに流刑地だったのだ。警察の護送車に乗せられると、村の子どもたちが自転車で一斉に追いかけてくる。警官は追い払うが子どもたちはひるまない。母親とじっくり別れを惜しむ時間もなく追い立てられるように、ジミーは去っていく。そして彼は二度とイギリスの土地を踏むことはなく、1945年アメリカで死亡する。
▼アイルランドの農村風景は美しい。しかし事前学習するかイギリスの宗教について基礎知識がないと、かなり難解である。客が二の足を踏むのも無理はない、と思う。有楽町ヒューマントラストで。

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