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February 27, 2015

経産省テント広場に高裁の撤去命令が出る。

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(経産省前の抗議風景)
▼昨日夕方から某所で会議があった。みんなは飲み会に流れた。わたしはゴム長を履いていたので怪訝な顔をされる。開廷前も経産省前も雨降りはゴム長を着用しないと、足から寒さは前身に伝わってくる。
▼昨日実は東京地裁で経産省脇のテント「排除命令」が出た。そして国有地を不正に使用したとして、2名に3年間の土地使用料約3千万円の支払い命令が出たのである。だがしかしこの事実を新聞TVなどのマスメディアは一切報道しようとしない。東京新聞の夕刊では扱っているかと思って帰宅後チェックしたが、記事は見つからなかった。
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(資源エネ庁前の抗議)
▼その東京高裁の判決場面がどのような物であったから動画11分あたりから園良太氏が詳細に報告してるので、是非ご覧いただきたい。とても裁判などと言える内容ではない。
▼電車を何本か乗り継いで、現地経産省脇に到着したのは午後7時半だった。丁度顔見知りのKさんが発言をしていた。午後8時になって火焔瓶テツさんのリードで資源エネ庁まで路上デモをしながら移動する。報告によれば、テントは一番早ければ月曜にも機動隊を動員して、「強制執行」が行われるという。もちろん向こうも、こちらの手薄のタイイングを狙ってくるので早朝か深夜であろう。
▼資源エネ庁前に行くと、いつになく警備員が多く、緊張していた。ここでは、9時半ころまで参加し、最後にスピーチさせていただいて離脱する。「会議が終わったら、経産省前抗議に参加してくる」と家族に断って来なかったので「身辺の安全確認メール」が入ってしまった。その頃になったら雨は止み、傘も不要になって、帰り道を歩くゴム長は重さを増してきた。

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February 26, 2015

アメリカ大使館前で辺野古弾圧に抗議する

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(到着時警察官以外見あたらず、先に進めないJTビル前)
▼4日ぶりに抗議行動に参加する。場所は溜池の「アメリカ大使館前」警察の警備は厳しいので、手前のJTビルより先には進めない.昨日のテーマは沖縄辺野古で米軍基地の日本人警備員が、座り込みをしていた2人を『基地に入った」として拘束したことへの抗議である。動画などを見れば分かるが、逮捕された人は背中を掴まれ、基地に引きずり込まれている。
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(抗議する火焔瓶テツさん)
▼これは後で分かったことだが、この「逮捕」はアメリカペンタゴン高官の直接の指示による事が分かった。公道上で逮捕される理由もない。その後MPに後ろ手錠で引き立てられるのも、警察へ移送されるのもすべて日本の法律に照らして『違法」である。本来ならば日本の外務省が「米国大使館」に抗議すべきなのだが、それもしていない。
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(ファイナルで盛り上がる)
▼昨日の抗議行動の参加者のなかに「民族系・右翼」の方が2人ほどいらっしゃった。スピーチでは、一様に日本政府の「売国的対応」に怒っていた。日本の主権はどうなってしまうのか?税金をなぜ、アメリカ軍人、軍属のために使うのだetc,etc。
抗議活動の詳細は以下2時間20分の動画をこの目でご確認いただきたい。

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February 25, 2015

「週刊金曜日」とNHKETVの「キューバ関連」2題

▼前のキーボードはブラインドタッチでストレスなく使って来た。ところが一週間前に入れ替えたキーボードはまだなれないので、誤字・誤変換があるのでご容赦頂きたい。一応午後には再点検して間違いをチェックしています。上下のがたつきは、キーボードの下にカッティングのゴムマットを敷いたので、しっかりした。
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(「週刊金曜日」の記事)
▼20日の「週刊金曜日」にゲバラの甥、マルティン・ゲバラという人がキューバを語っていた。自分はゲバラの甥という事で特別扱いをされていた。革命をした当時の理想は高かったが、批判する人がいないので権力は腐敗した。「左翼は権力を持つとブルジョア化し、力を保持するために暴力や抑圧を用いてきた。それが失敗の原因だ。」として「ソ連や中国のようになって欲しくない」と締め括る。
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(ETVから政権を奪取した33歳のカストロ)
▼22日のNHKで「Eテレセレクション・アーカイブス「ETV特集 キューバ革命50年の現実」が再放送された。キューバを長年取材しているのはアメリカのビデオジャーナリスト、ジョン・アルパート氏だ。彼は革命の12年後に貨物船に乗ってキューバに向かう。最初は上陸を拒否されるが、1時間だけという条件付きで初取材をする。彼が一貫して目を向けているのは、一般市民である。ただカストロが国連本部に乗り込む時はハバナからNYまで同じ飛行機に乗って取材を許される.「防弾チョッキを着ているという噂がある」との質問にカストロは胸襟を開いて肌を晒し「ほら何も着ていないよ」とおどける。
▼キューバは農地改革をしてアメリカ人の土地を取り上げたことから、「経済封鎖」を受ける。アルパート氏は数年に一度定期的に取材に行って、現地の人の生活を追う。食糧は減る一方で「配給では足りない(お腹が減る)」と訴える。経済封鎖が強まるごとに食糧は減っていく。外国人旅行者を脅して金品を奪う。農村では牛やトウモロコシを温まれる事が横行している。
▼そしてソ連が崩壊してから、ガソリンは手に入らない。食糧危機は広がる。そしてキューバ政府がやったのは外資導入による経済建て直しをしたことだ。しかしそれは国民の貧富の差をますます拡大していく。アルパートの分析によれば確かに平等かもしれないが、貧困の中の分け合いで、目指していた「平等の社会とはほど遠い」。そして苦心してキューバを脱出してアメリカや他の国に渡った人達は、本国の家族に毎月100ドルを送金する。しかし本国に残っている人達は送金を当てにして仕事をまったくしない。
▼私見だが、キューバで見聞きした事と合わせて考えると、米国との国交が回復すると、おそらく数年で「普通の国」になってしまうだろう。

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February 24, 2015

◇「アメリカン・スナイパー」を見る。

▼父親に「強い男になれ」と育てられた兄弟。幼い頃から狩猟につれていかれ、銃と射撃に興味を持つ男として育てられる。当然の帰結として、マリン(海兵隊)に入隊し、それからシールズ(海軍特殊部隊)に入隊する。訓練は、他の何処の軍隊よりも厳しい。訓練を終わって酒場で一人の女性と出会い、結婚することを決める。そして披露宴をしている最中に911事件が起きる。
▼兄は「家族を守るため」テロリストに報復するため、イラク行きを迷わず決意する。彼の特技は狙撃(スナイパー)でで目標の「指揮官」などの人物を的確に殺害する。彼は志願して4回イラクに行くのだが、合計160人を殺害した英雄としてもてはやされる。「敵」を殺すのは、戦友が殺されたことへの復しゅうと、アメリカの家族を守るのだかえら「ためらい」は一切ない。
▼息を止めてレミントンM24のスコープのクロスの中心だけを見つめる。スナイパーは通常着弾観測員と2人セットで作戦に向かう。観測員は現場の全体状況を把握し、スナイパーに伝える。あるときM1戦車が現場走行中、建物から女性が現れ、子どもに爆弾を手渡す。「自爆テロ」だ。爆弾は見えない。指揮官に無線で射撃許可を求めると「爆弾を目視してからだ」と指示される。観測員の同僚は「間違って撃ったら刑務所行きだ」と脅される。
▼かくして、「正義のアメリカ」は「イラクに乗り込んで」次々と殺戮を繰り返す。「敵は悪人集団」こちらは「正義だkら何をしても許される。古里に残して来た妻とは、作戦中も衛星携帯を使って話している。なんとのんきなことだ。しかし心は次第に離れて行く。「あなたは何のために戦場に行くの?戦友が殺された事への仕返しだけが目的ではないの?」
▼復員して自宅に戻っても上の空だ。心はここにない。だから4度もイラクに行こうとする。それはイラクの腕利きのおスナイパーを仕留めることだ。最後の従軍で1700m先にいる目標をついに仕留める。相手は黒い点でしかない。おそらくゴルゴ13でも無理な距離だが、そこは映画の世界だ。相手はドラグノフ狙撃銃を持っていた。この銃は「ハートロッカー」以後の登場だ。
▼160人のイラク人を殺害して、目的の名スナイパーを殺害して心の安泰は求められたか?古里とアメリカの英雄にはなったが、それは銃を介在する「ひとときの心の安寧だけだった。
▼大昔「ライフルマン」というアメリカ製のTVドラマがあった。息子のマークが「うちのお父さん早撃ちなんだよ」と口を滑らせると次々自称早撃ちが父親と決闘しにやってくる。それに余りにも似たラストだった。

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February 23, 2015

ETV「立花隆 次世代へのメッセージ」を見る。

▼マンションの入り口の手すりに妙な袋がぶら下がっていた。手にとって覗いたら、薬局で処方されたと思われる薬が多数入っていた。おそらくどなたかが落としていったのだろう。1週間たっても持ち去る気配がなかった。放置しておいて子どもが誤飲して事故になってもマズイので、今朝ゴミと一緒に廃棄した。それにしても、薬の量は多かった。かなりご高齢の方が飲んでいたと推測されr。
▼一週間前の13日金曜日のETVで「立花隆 次世代へのメッセージ~わが原点の広島・長崎から~」という番組が放送された。まず最初は立花が20種類はあるかと思われる薬を飲む場面からはじまる。チェックリストに従って、飲み忘れがないようにしていた。若い頃自宅猫マンションにはワインセラーがあり、美食を楽しんでいたが、年齢を重ねて「知の巨人」にもそのツケが出て来てしまったようだ。
▼立花は1940年、原爆投下の5年前に長崎で生まれた。その後、20歳のとき選ばれて、被爆者の映画や写真を携えて半年間ヨーロッパを回り核兵器の廃絶を訴えた。しかし現在は、ガンや糖尿病など多くの病気を抱え、死を意識している。そのとき「核廃絶」訴えたが、ヨーロッパの人達は当時ほとんど関心を持ってくれなかった。いまこの年齢になって、原水禁大会にも参加した若き日を振り返り、未来に何かを残さなければと考えるようになった。
▼戦後70年を迎えた広島と長崎では、被爆者が次々となくなる中、被爆体験の記憶をどのように若い世代に伝えていくかという深刻な問題を抱えている。。被爆の語り部がなくなりつつあるとき、次世代にどのように核廃絶の道を探るのか。立花は去年夏から、被爆地、広島・長崎を精力的に訪ねながらどうしたら核廃絶ができるか、考え抜いた。最後に今年1月、長崎大学で30人の学生を前に行った核廃絶についての特別授業が紹介される。日本はなぜ核廃絶運動で世界のリーダーになれないか。米国が配備したミサイルを撤去させてカナダの例を引用して、「自国を米国の戦場にさせない」ために全力で運動しなければならない」と訴える。

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February 20, 2015

海上保安庁に直接抗議で声を届けよう。

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(19日首相官邸前で抗議スピーチをする筆者。kenさん撮影のビデオから)
▼本日メルマガ締め切り日です。忙しいので投稿して下さる方は正午までにお願いします。昨日出かけた次いでにキーボードを新調した。今まで使っていたのは5年以上使っているがキーの文字がすり切れてしまった。もちろんブラインドタッチだから「印字」は不要なのだが、ウィンドウズ7で最初にパスワードを入れる設定にしてある。寝ぼけ眼だとその4文字の位置が特定できない。前のキーボードは3万円以上した。だが、半日長文を入力してもまったく疲れなかった。
▼わたしは朝7時頃から仕事モードに入る。iPhone5Sでツイッターを使えるように設定してある。良い面は抗議活動をしている現場からその内容を写真入りで紹介できることだ。しかし暗い場所で文字を入力するので、「ツイキャスはどなたが中継していますか?」と聞かれても、一切応答できない。もうひとつ困った点は「朝の挨拶グループ」に入れて頂いているので、「朝のエール」がすべて着信してしまい、「仕事」にならない。解決策として午前9時10分頃まで電源を切ることにした。
▼昨日昼間は暖かった。首相官邸前で辺野古埋め立て強行に抗議する集会は、前日同様かなり冷え込んだ。わたしは三番目にスピーチさせていただた。「圧殺の海」を中心に喋っている。言いたいことはそこで言い切っている。まずツイキャスを見てネットで、安倍を批判しても、何の影響力をない。首相官邸に直接電話する。あるいは海上保安庁前で、直接抗議の声を上げる。これしかない。メールを送っても削除されて終わり。ファクスならそれより多少は良いかもしれないが、捨てられてしまうだろう。電話するか直接抗議するに限る。今晩もCobさんが午後8時から海保前で抗議の声を上げると言っていた。集会のラストコールをする火焔瓶テツさん。
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February 19, 2015

「ピケティ」とオバマのテロ撲滅の演説

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(九電前でスピーチする筆者、顔は見えないが左側)
▼雪が予想されたが、夕べの九電前は雨だけだった。だが寒い。2時間も立っていると足がつって抗議が終わったあとまっすくに歩けなくなる。小雨だが傘をさしていては、スピーチも出来ないので、折りたたんで近くの銀杏の幹にたてかけておく。最初はツイキャス中継もなく、たった3人。しかし中継をやっているつもりでマイクに向かってしゃべる。
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(私の読んだピケティ本の一部)
▼NHKETVでは毎週金曜日夜11時から「パリ熱血授業」として「ピケティ特集だった」金曜日は講義活動が終わって帰宅するとTVを見る気力など残っていない。それも全部録画して見終えた。要するに資産を持っている少数の高所得者は、現在の所得税法ではますます金持ちになってしまう。大多数の貧乏人はますます貧困にあえぐ。これを過去80年くらいの世界のデータを集めて実証した。とくに第一次大戦後にその傾向は顕著になる。
▼第二次大戦後も戦災によって金持ちは資産はかなり目減りして、資産は前より増やすことはできなかった。言ってみれば戦争によって「再分配」と同じ事が起きてしまった。だが市民や貧乏人は戦争によって人材と家財を失い、再び格差はひらいてしまう。
▼資産に余裕のある人は必死に働かなくても、時間があり、教育にも時間がかけられる。貧乏人も努力はするが、土台が違うから追いつかない。要するにこの「格差」を無くさない限り、富は片一方に集中するばかりで、不満は高まるだけなのだ。
▼今朝のNHKラジオを聞いていたら、アメリカで「アメリカ国内で若者がテロ走らないように、住民と警察が相互監視を強め、スポーツなどを奨励する」方針をとるとオバマが話していた。そしてテロには武器を持って戦うと締め括る。テロに走る人達は根本のところに貧困があることを彼らは本当に分かっていないのだろうか?いや日本の首相と同じで「威勢のいい事」を言えば支持率が上がると思っているだけに違いない。

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February 18, 2015

新宿の大成建設前で辺野古埋め立てに抗議する。

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(大成建設前の抗議風景、雨で寒かった)
▼17日は夕方から新宿の大成建設前で「辺野古lの工事を止めろ」という抗議行動があった。抗議行動は13日夜の資源エネ庁前集会の最後に告知があった。大昔、上京したばかりの頃「新宿西口」は土が露出して坂になっていた。さらに淀橋浄水場もまだ存在しており、水をたたえていた。大学の友人はその入り口で電話番のアルバイトをしていた。
▼なぜ新宿なのか?それは辺野古で埋め立て工事を請け負っているのが、大成建設なのだ。東京支社はスバルビルの後ろあたりにあるという。行った時はまだ抗議する人も集まっていなかったので、通り過ぎてしまう。iPhoneの地図ソフトで位置を確認して戻る。すると抗議をしている人たちのスピーチが聞こえてきた。近づくと顔見知りの人が数人して歓待してくださった。いつも抗議をご一緒するKさんもいらした。
▼ビデオカメラを回し始めたら、いつもカッパの着ぐるみをきている方が「きょうはツイキャスが来ていないから撮影して欲しい。会社の敷地に入らなければ大丈夫」というので、参加者全員が見える位置に移る。しばらくカメラを回していると、S君が「参加者の方ですか?」と警戒した顔つきでやってくる。わたしは彼を既に10回くらい間近で見ているので「顔見知りだ」。だが彼は周囲を見渡す余裕はないようだ。「ええ、テツさんの知り合いですよ」というとそれ以上、追及されることはなかった。主催者でもないのに余ほど「仕切る」のがお好きな方らしい。
▼わたしはツイキャスの道具(WIFI)は持っていないので、iPhoneを使って現場からツイートをしたら、延べ40人近くの方がリツイートして下さった。以下抗議の様子の動画
▼18日朝の5時のNHKラジオは三番目のニュースで「沖縄の翁長知事が、埋め立て申請があった地域以外でブロックが投下されているので、工事を中止するよう申し入れる」と発言したのに、「安倍首相は日米同盟の観点から辺野古に基地を作ることは必要であり、翁長知事を粘り強く理解を求める」と報道したのには驚いてしまった。なぜならNHKはこれまで一度も辺野古埋め立ての事実を報道してこなかったからだ。午前7時のニュースでは辺野古は消え、「広島の黒田投手が沖縄のキャンプ入りした」というニュースだけだった。

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February 17, 2015

◇「圧殺の海/沖縄・辺野古」初日初回を見る。

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(ポルポレ東中野の映画ポスター)
▼業務連絡1)ホームページの「ゲストハウス」定期的に原稿を書いて下さる方を探しています。わたしは管理者なのでサーバーの管理会社から何度も「閉鎖する」という警告が来ています。わたしが催促しなくても2週間に一度数行でも書いて下さる方を探しています。ハガキでも携帯メールの投稿でも構いません。「ポチッ」だけでは執筆者に意思はまったく伝わりません。ご協力お願いします。再度「警告通知」が来たらページは削除され、復活することはありません。
▼X日資源エネ庁前抗議行動をしているとき、都下X市から参加しているという女性が「土手でふきのとうを見つけて味噌和えにして食べたが美味だった」と仰った。「屋外のは都下でも危険ですよ」とお話しする。店で売っている屋内栽培されたふきのとうは安全だが、他は止めた方が安全だと思う。
▼昨晩9時半頃、友人から「一度金曜行動に参加したいので案内して欲しい」という連絡があった。ご希望の方はご一報下さい。身柄の安全は保障します。集合場所、また持ち物や服装について指示します。
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(モーニング・バードで発言する元防衛官僚、柳沢協二氏)
◇「圧殺の海」先週12日朝「モーニング・バード」の「そもそも総研」は辺野古で起きている海上保安庁職員による抗議団体への弾圧がテーマになっていた。おそらく普通の人達は辺野古で何が起きているか、ご存じない筈である。埋め立てに伴う測量は1年ほど前から始まっていた。このドキュメンタリーを見れば分かるが地元沖縄の人達は身体を張って、工事関係車両の出入りに抗議してきた。しかし本土のマスメディアは一切それらを報道してこなかった。それは政党機関紙も大同小異だ。藤本幸久、景山あさ子共同監督は4年ほど前から沖縄に行ってカメラを回し始める。
▼約束を破ってばかりいる沖縄防衛施設庁、昨年11月の沖縄知事選で仲井真が敗れ、翁長さんに交代した。それで辺野古の工事は延期されるかと思っていたが、まったくペースが変わらず。現地で反対する人達はゴムのカヌーを浮かべて測量に抗議している。カヌーに関して言えば、本土にもカンパでカヌーを送る会があって支援している。
▼ところが沖縄県警は座り込みの老人たちを羽交い締めにして拘束する。殺人鉄板を敷き詰めて座り込みを阻止するなど手荒い手段をとる。さらにカヌーぶるー(カヌー隊、「隊」は戦争用語なので使わない)の乗員たちの首を絞めたりオールを取り上げたり、4km沖に置き去りにする。もう海上保安庁ではなく、海上危険庁と言った方が良い。監督たちはカヌーのヘルメットにビデオカメラを取り付けて、海保の暴虐ぶりを暴く。
▼政府の手先だった、仲井真は最初ふりがな付きの声明すらつかえつかえ読んでいる。まさに本土政府の傀儡ぶりをしめしている。それに引き替え翁長さんはしゃきっと自分の言葉で喋っている。海保が強権をもって弾圧しようが、本土メディアが「圧殺」しようが、正義がくじけることは絶対ない。
▼藤本幸久監督の初日舞台挨拶とスピーチがあります。(1時間15分ノーカット)
▼友人のA君は現地辺野古に1ヶ月以上滞在してツイキャスで抗議の様子を中継しています。A君も滞在取材費のカンパを要請しています。ご協力いただける方にはアドレスと振り込み郵便口座番号をお知らせします。A君のツイキャスは毎日のアクセス数は1万を突破しています。本土のマスメディアが報道しないから、A君は身銭を切って滞在しているのです。また「殺すぞ」と脅迫もされています。ぜひご支援下さい。

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February 16, 2015

◇「千年の一滴/だししょうゆ」を見る。

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(13日資源エネ庁抗議左火焔瓶テツさん、右トラメガを担ぐ筆者)
▼金曜日は午後6時の内幸町関電前抗議から始まった。当日の午前原子力規制委員会は高浜3、4号機の再稼働を認めた。5時半からは再稼働反対全国ネットワークの抗議が行われていたので、間断なく火焔瓶テツさんが引き継ぐ格好になった。しかし寒い、家を出るとき帽子を川の中に吹き飛ばされそうになった。しかも現地に着いてから人間の身体が吹き飛ばされそうになる。あるときは電柱に掴まっていなければならない。関電から資源エネ庁前抗議行動に移動して、トラメガを人間が担いでいるのは大変だろうと、テツさんはそれをモノポッドに載せた。しかし風は容赦なく襲ってくる。モノポッドを抑える人間が3人は必要になった。「マンパワーを3人も使うのはもったいないと、再びトラメガを男性が交互に担ぐことになった。午後9時半まで現地に滞在する。
▼日曜日は管理組合の会議があるので、土曜日は映画を2本見ることになった。原稿の締め切りが木曜日に迫っているからだ。ポルポレ東中野の1本目は「千年の一滴/だし しょうゆ」このチケットを買ったら沖縄・辺野古を扱った「圧殺の海」の初日だった。混雑状況を確認すると「大丈夫」ということだったので、連続して見る事になる。合計6時間映画館に座ることになる。
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(柴田昌平監督と枕崎の鰹節)
◇「千年の一滴/だししょうゆ」日本人の味覚はおそらく1000年以上前に発見された「麹菌」によって左右されている。映画は北海道オホーツクの昆布を獲る高齢の女性の姿を追う。真冬は番屋に一人愛犬2匹と生活をして、海岸に流れ着く昆布を拾って干す。昆布漁が解禁になると漁船は先を競って「漁場」に急ぐ。ある漁師は海を知り尽くしており、大きな木製のハサミのような道具を操作して2年物の昆布だけを採取する。作業は家族総出でぬめりをとり海岸で干す。子ども達は「吐き気のする臭いがする」と顔をしかめる。だがしかし祖母の指示で独特の夜露が降ってくる夜に再び昆布を湿らせる。1晩おくとカビが付きやすくなるのだ。
▼鹿児島県枕崎の鰹節生産者は独特の方法でカチンカチンの鰹節を作る。そして2ヶ月ほど倉庫に眠らせるとカビが付着する。それらは京都の一流割烹店で、あるいは肉を食べられない修行僧の食事の出汁として使われる。
▼そして日本の食材として欠かせない、醤油、みりんだ。これらも麹菌の力によってうまさが左右される。しかし麹菌を販売する店は京都にたった10軒ほどに減ってしまった。日本の酒の運命はこの麹に左右される。そして先の鰹節精査者も麹生産者もほぼ個人経営と言ってよい規模だ。
▼さらに味の決め手はシイタケだ。これも九州の椎葉村の山間部の農家の努力によって引き継がれている。老婆は焼き畑でクヌギの木を見分け、樹木の皮を剥ぎ、切れ端を口に含む。そして幹に耳をそばだて水を吸い上げる音を聴く。そして木が選ばれてシイタケ菌が埋め込まれる。
▼そしてある若夫婦の赤ちゃんの「お食い初め」儀式が場面。母親は実母から引き継いだ出汁をとり「粥」を作り子どもに木製のスプーンで含ませる。この一口が引き継がれて日本の味を作って来たのだ。

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February 13, 2015

高浜原発3号機4号機の「審査適合」に抗議する。

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(関電東京支店前抗議風景)
▼集中力を欠き、半日から1日で終了する仕事がきょう、午前中まで持ち越してしまった。
▼昨日は午後6時から内幸町の関電東京支社前集合だった。時間を読み違えて、30分ほど早く現場についたら、程なくKさんの姿が見えたので世間話をする。その一つに先週、某曜日の話があった。ある人物と少し立ち話をして別れたら私服警官がよってきて「いま話していたのは誰だ?」と聞かれたという。彼女はあくまでも「知らない」とシラを切ったが「見かけない顔だが…」なおもしつこく聴いて来た。国会周辺で動き回っている人達は全部チェックされているのだ。とくに派手、あるいは過激な言動がある人は必ずチェックされ、リストに入れられている。
▼関電前の抗議を始めたときは、たった3人だった。しかしその後次第に参加者は増え、その数倍になった。7時半ころいつもツイキャスをして下さっているさNさんがスピーチを始めたところ、一人の白人男性が流ちょうな日本語で話しかけて来た。わたしは当事者ではないので、又聞きになる。彼によると「なぜビルの中の会社に入って直接抗議をしないのか?」仕事をしている立場としては「トラメガが煩くて仕事ができない。関電の電気は消えているので、明るい昼間に抗議をしたらどうか?」というような内容だった。
▼こちら日本は施設管理権をタテに、例えばビルのトイレに入っただけで手錠を掛けられてしまう。我々は昼間は仕事をもっているので、夜でないと抗議活動はできない。当事者である関電がいなくても、通行人やビルに入っている人達に関電の不当な行為に抗議をするのが狙いである。さらにネット中継で日本中にアピールすることも狙いである。音量については今後配慮すると話をした。
▼当該の外国人はおそらくビルの中に入っている国際弁護士かなにかだろう。紳士的に話したので、こちらもそのように対応した。その間中継と抗議は10分ほど中断した。

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February 12, 2015

◇「KANO」を見る。

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(2月11日独立九州電力抗議による九電東京支社抗議行動)
▼昨日は祭日だったが特別にブログを書きましたので、ぜひご覧下さい。ブログの検索用語を見ると、「むのたけじさん」も入っている。最近放送されたドキュメンタリーを見ているが、書く時間がない。夜は何らかの行動の参加しているのでTVを、見る時間はない。必要な番組は録画して2倍速で見ている。日曜日の午前0時からのNNNドキュメンタリー「ここは原発の地元ですか?」はご覧になって頂いただろうか?本日高浜3号機と4号機が原子力規制委員会から再稼働認定されるらしい。高浜は福井だが、この番組でへ京都舞鶴の農村で、安定要素剤が配布されていた。老婦人は「何でこんなモノを飲まなきゃならんのだ」と呟いていた。それを他県の住民に飲ませても再稼働しなければならないモノなのか?
▼みなさん全員に「国会前や東電、九電、関電前に来て欲しい」とは言わない。先日高浜のパブコメ募集していましたよね。来なくても良いから書いてご自分の意思表示して下さい。NHKの大河ドラマを見なくてもいいからNNNのドキュメンタリーは毎週深夜にやっているからぜひ見て下さい。再放送はBS日テレで15日昼頃の筈です。ご自分でチェックしてご覧下さい。きょうも昼に原子力規制委員会で抗議。午後6時からは内幸町の関電前で抗議を開きます。NHKは高浜再稼働のニュースが時間を追ってトップニュースからどんどん後退しています。
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(hiroさんに頂いたブレスレット)
▼昨晩は九電前で緊急集会があって参加しました。参加者の一人hiroさんからバレンタインデーの手作りグレスレットを頂きました。それに毎日ブログを読んで下さって感謝します、ありがとう。今週はもう連日抗議があって、私的な動きが取れません。
◇「KANO」日清戦争の下関条約によって台湾はそのご日本の統治下におかれる。KANOとは「嘉義農林」高校の略である。台湾には稲作の効率を上げるため、日本から土木作業の技術を導入し、灌漑用水路を造ろうとしている。そのKANO中国、日本、台湾の選手が一緒になって野球練習に励んでいるが、ちんたらしていてしまらない。たまたまそれを見学していた高校教師の近藤(永瀬正敏)は過去に松山商業の選手として甲子園に行ったこともある男だ。
▼こいつらをしっかりさせるためには「甲子園に連れて行く」という目標を作ることだ、と考えて指導することになる。集合時間の厳守、グラウンドに入る時には「神聖な場所」だから一礼して入る。ランニングの時は「コーシエン」と唱えさせる。ピッチャーに指導するときの投げ方は実に力が入っていて説得力がある。
▼町の人々も最初は「何がコーシエンだ。田圃の仕事でも手伝え」と苦々しく見つめている。しかし「最後まで諦めない」という気持ちは次第に選手たち共通の気持ちとなっていく。近藤と学校長との確執もあり、「野球部だけ予算は増やせない」と辞表を出したりするが、台湾の地区予選で優勝して晴れの甲子園に乗り込む.初戦は前年優勝した北海道の高校との対戦で、観客から「どうせボロ負け」に決まっている」と思われているが、勝ったことから観客の目も、ラジオで応援してる地元台湾の人達の目の色が変わっていく。(3時間の映画ですが、最終の決勝戦シーンのシーンなど迫力満点)有楽町の角川シネマで明日まで。

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February 11, 2015

10日外務省前でジャーナリストの取材制限に抗議する。

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(外務省前左は火焔瓶テツさん。右はシリアのスピーチする筆者)
▼祭日なのでブログはお休みなのである。だがしかしきょうは「建国記念の日」で、これに反対する会社は、休まないところもあると聞く。そこで備忘録的に昨日の出来事を書いておく。10日は午後5時半から外務省前で、新潟のカメラマンがシリアに渡航しようとしたところ、外務省から「旅券を返納せよ」、警察からは「行くなら逮捕する」と脅されたことに反対する集会を急遽ひらいた。わたしが集合場所に近づいたら、すでに警察が一箇中隊(30人)くらいがたむろしていた。
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(警官隊に取り囲まれて抗議する。手前のキャップはテツさん)
テツさんがトラメガを持って外務省正門に近づこうとしたら、「阻止」される。「交差点でやれ」というのだ。それでもテツさんは「まぁまぁ」と警察官をなだめながら、ポストより内側入り込む。そのとき参加者はたった3名。なぜ警察はツイッターで流れた情報を知り得たのか?本日の孫崎享さんのツイートによると、日本政府はツイッター社に情報の提供を依頼しているという記事が出ている。日本は世界で3番目のお得意先だという。
▼火焔瓶テツさんが「告知」を出したのは9日の午後だった。ところが警察はそれを察知して30名もの警官を配置した。わたしたちはジャーナリストの取材制限を止めろ、と主張しているだけだ。ところが辺野古でも前日防衛省は「琉球新報社」に対して「辺野古の取材記事を掲載するな」と抗議文を渡している。しかしその事は「東京新聞」や政党機関紙に一切掲載されていない。首相と飯を食ったから腰砕けになってしまったのだろうか?
▼それとも「ゴンゴドウダン」とツイッターに書いたら、急に委員長が「自粛モード」になって全党一致になってしまった影響なのだろうか?最終的に警察は「危険ではない」と判断したのだろうか、10名くらいに縮小して帰っていった。しかしみなさんの行動は逐一監視されているのだ。
▼抗議行動の現場にいらっしゃれば、「外務省の裏話」などを話して下さる方もいて結構たのしい。しかしこの話はネットでは絶対書けないネタなのだ。

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February 10, 2015

居間の電球が壊れてしまって。

▼土曜日仕事が終わって帰宅する途中、電車の中でメールチェックをすると「居間の電球が切れてしまったので、買ってくるように」という連絡が入っていた。機種については電源部の写真が添付されていた。それを持って家電量販店に行くと、女性店員さんが、自分のスマホを取り出して「機種番号」を入力して調べ始めた。おお最近の商品管理はこうなっているのだ。しばらくして、店員さんは「電気器具の本体か、電球か?」と聞かれたので、腕で「電球」を輪を作って示す。3連式の電球を約4千円で購入して帰宅する。
▼本当に居間はまっくらだった。調べてみると電球が切れた、というレベルではない。夕食も出来ないので、家の中にある蝋燭を全部出して点灯した。クリスマスでもこんなに点灯する事はない。自分の手には負えないので、電気に詳しい友人に電話すると「故障は電源部分だろう。日曜日の午後行ってみよう」と言ってくれた。日曜日の午後4時友人は来てくれた。しらべるとインバーターが焼けていることが分かった。もう電気機具を買い換えるしかない。
▼幸い近くの大型スーパーマーケットには、何でも揃っている。もうインバーター方式はこりごりだ。LEDの3連式にして価格は8千円代.明るい電球の下で夕食を食べることができたのは言うまでもない。友人の話によれば居間までの2割くらいいの消費電力で済むはずだという。
▼本日外務省のシリア行きジャーナリストの旅券回収事件の抗議。明日は九州電力東京支社への抗議と続く。しかし東京都内も寒い.午前5時にベランダに洗濯して干したTシャツが7時にはカチカチに凍っていた。

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February 09, 2015

シリア駐日代理大使のお話しを聞く。

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(ワリフ・ハラビ駐日シリア大使)
▼金曜日昼食をしていたら、友人から電話があった。「本日の夜シリア大使の記者会見がるから出席してみないか?」という内容だった。最初は「有料」だったが、交渉していただき「取材は無料」にしいただいた。無断欠席して心配するといけないので「金曜行動関係者には「今晩は欠席しますが、病気や怪我ではありません」という通知をあちこちに出した。シリアの在日臨時大使は長らく国連にいらしたので、発言はバランスよく、さすが外交官だなと思わせる。
▼30分くらいの内容だったが、あらましだけお伝えすると「湯川さんと後藤さんの冥福を祈ります」から始まった。シリアはアメリカの空爆だけで、イスラム国がなくなるとは考えていない。根本的なところは、貧困に原因があるので、これを解決しなければならない。それにアメリカ軍は自分で地上軍を派遣するつもりはない。それどころかシリア国内の反政府勢力に資金などの援助を与え「毒をもって毒を制する」方式でイスラム国に対峙しようとしている。
▼会見の模様は音声ファイルになっています。(英語スピーチ)『鍵盤乱麻』正規メルマガ読者で1月16日以降、わたしとコンタクトがあった方に限り、ご希望があればE-Mailでお送りします。((対応期限は2月11日まで)不正確に書いて国際問題になるとマズイので以上です。
▼今朝のツイッターに書きましたが、もう一つ麻生副総理がテロリストの資金問題でスイスに行っているという報道は重大な内容を含んでいます。つまり空港で水際作戦強化=都内の酔っぱらい立てこもり事件にSATが突入=テロの恐怖を植え付ける。国会で全党一致のテロを認めないという決議(山本太郎氏だけが退席)=テロリストと認定されると銀行口座凍結が待っている。いまの日本は官僚主導により、挙党態勢でファシズムに取り込まれつつあるのです。

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February 06, 2015

霞ヶ関ランチデモで「女装」の麗人を発見。

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(霞ヶ関ランチデモの様子)
下のリンクはビデオ最終盤
▼国会と辺野古で起きていることを見ていると、ナチスの「国会放火事件」が起きたときとかなり似通って見えます。皆さんはどうお感じになりますか?
▼昨日はメルマガをお送りしましたが、まだ感想メールは届いていません。昨日昼に鹿児島と福島の女性たちが「霞ヶ関ランチデモを挙行しましたので、参加しました。折からのみぞれだったので、寒さ対策を万全にしてゴム長を履いて出かけました。デジタル機器(昨日はビデオカメラ)に雨・雪は禁物です。傘をさしてビデオを回し、時たまiPhoneでデモの様子を撮影してツイートします。経産省前あたりでデモの中に不思議な姿をした『男性」を発見しました。いつも九電前の抗議行動に参加して下さる、ニックネーム「ソフトバンク」さんです。
▼身体はガッシリしていて、いつも野球帽で「ソフトバンク」のシャツを着て、元JR関連の仕事をなさっていたと仰っています。昨日はゴールドのカツラで、着衣も女装でした。「きょうは珍しい格好ですね」と声をかけると、「この辺で見つかるとやばいんですよ」というお話しでした。デモ行進は無事終了し解散地点で火焔瓶テツさんに挨拶し、「きょうはこれから海保抗議やりますか?」とお聞きすると、「いやー、今日は帰ります」という事でしたので、わたしもまっすぐ帰ってきました。時間が出来たので午後4時過ぎにクリニックへ行ったらビルのエレベーターが動きません、雪なので患者さんが少ないと狙っていったのですが、クリニックは院長が木曜日は毎週FM放送に出演するので「休診日」だったのです。残念!

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February 05, 2015

◇「王の涙―イ・サンの決断―」を見る。

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(東電前で抗議のメッセージを読み上げる)
▼昨晩は第一水曜日なので九電前と東電前で抗議集会が連続して開かれた。川内原発再稼働に危機感を感じている人達が時間を追うごとに増えていった。この日は館山在住のMさんもいらっしゃるというので、探していたらすぐ見つけることができた。ここで福島出身のお友達をご紹介して下さった。都内在住のWさんとも久しぶりにお会いした。1月はあまりお顔を拝見したなかったので、理由をお聞きすると「インフルエンザで医師から人混みに行かない様に指示されていた」との事だった。新橋の東電本社に行くと厳寒時期としては最高の人数が集まった。通路の整理に警察官が出てきたほどだった、
◇「王の涙―イ・サンの決断―」韓国最後の李王朝の第22代の国王、イ・サンの暗殺計画「丁酉(チョンユ)逆変」をめぐっての史実にを元にフィクションを交えて、暗殺が実行されようとした一日を描いている。権力を手にしようとすると、さまざまな勢力の陰謀がぶつかりあう。実はイ・サンの父は、イ・サンの祖父ヨンジョに殺害されていた。ようやく王の座についたイ・サン(イチローのそっくりさん)に、暗殺の手がのびる。権謀うずまく宮廷内でもっとも信頼できる家臣は、官吏のカプスただ一人だ。
▼一方イ・サン失脚を狙っているのは、義理の祖母で、祖父の後妃ワンデビである。権謀うずまく宮廷政治ではなく、清廉な政治を求めるイ・サンは、祖父を支持した老論派を何とか排除しようと考える。その動きを察知した、老論派はイ・サン暗殺しようと企だてる。
イ・サンに仕え、大量の書籍を管理する職にあるカプスは、四書の「中庸」をそらんじている教養人でもある。しかしカプスは、誰にも話せない幼い頃弟と一緒に土牢に入れられ、番号で呼ばれていた暗い過去があった。イ・サンの祖父に認められ宦官になるのを条件土牢から引き出され現在では宮廷に職をえている。
▼勉強家で努力家のカプスは孤独な王イ・サンに寄り添い、心を通わせる。しかし反乱軍は王の殺害を実行すべく大軍を率いて宮廷に押し寄せる。カプスの土牢の番号は「222番」弟は「77番」、宮廷最後の攻防で兄弟は生死を分けた闘いに挑むが…。
▼冒頭、カプスが暗誦している「中庸」の意味を語る。それによれば「天下において、至誠を尽くす者のみが、己と世を変えることができる」だという。原題は「逆鱗」。シャンテシネは今日で終わり。21日から柏市で上映。

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February 04, 2015

◇「iPhone5S奮闘記6」

▼朝某所にPC問題のトラブル対応に出かけた。途中菜の花が朝の日差しを浴びて輝いていた。朝のNHKラジオで、70才の男性が大豆70個美味しく食べる方法を質問していた。歯と胃に自信がない限り、固い大豆はたとえ炒ってあっても食べない方が良い。まして70個となると分けて食べても負担になる。納豆か焼き豆腐にすれば消化にも健康にもよい。
▼最近本を読んでいると焦点が合わない。先月末に銀行に行って振り込みを用紙に記入しようとしたが、文字がまったく見えなかった。カウンターにあった1・5に調整されたレンズを使ったらクリアに見えた。さらに土曜日銀座東急ハンズに立ち寄ってシニア眼鏡を試したら、やはり1・5がピッタリした。そこで夕方隣の駅ビルの中にある眼鏡ショップに行って検査して、新調した。これで読書のスピードが上がれば良いのだが。
◇「iPhone5S奮闘記6」ドコモメールもできる様になったが、Suica、ヨドバシ、図書館カードが使えなくなったのは別にカードを3枚持たなければならないので、少々面倒である。図書貸し出しカードは「フェリカ」の機能が携帯に内蔵されていないと作れない。iPhoneにはPCの「ブックマーク(お気に入り)」をまったく同一にした。さらにわたしが使っているすべてのメールをチェック出来るようにした。サーバーの都合で一部チェックできないものもあるが、これで一々メールをチェックする必要がなくなった。
▼ツイッターの「DM(ダイレクト・メール)」でデモなど、「トラメガを持って来てくれ」、「電池を10本買って持って来て」等の抗議活動の変更の連絡が来るが、する対応ができる。
▼問題は2Gの契約でどの程度使えるかだ。実験した結果は文字はまったく問題亡い。写真も一日数枚、ひと月ツイッターに送っても、まず問題ない事が分かった。わたしはiPhoneでYouTubeやTVの動画を見るつもりはまったくない。12月中旬に長崎に旅行に出かけたが、どこからでも投稿できるのはとても便利で、まったく私的な会話がなかった人も「実は長崎の大学に行っていました」とか、話しが進んだ。
▼1月下旬には「辺野古問題で国会包囲のヒューマンチェーン」があって、国会前から5枚くらい静止画像を送ったら電池がなくなって、赤い「警告マーク」が出てきた。常に予備電池はバッグに入れて持って歩いているが、この日は接続ケーブルを忘れてしまった。iPhoneのケーブルは独特の形状で、1本1000円以上もする。もちろん本体を買ったとき1本付いて来るが、予備にもう一本買った。

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February 03, 2015

ヒアリングテストはうまくいかない。

▼毎月月末にはNHK「基礎英語3」のヒアリングの試験がある。5年間続けて正解率40%。情けなくなる。4月から続ける自信がなくなってくる。と言ってもこれはぼけ防止だから、あと3年はやる予定だ。
▼本日NHKラジオで5時半ころ「童謡」か「唱歌」のCDがかかる。毎年近くのスーパーマーケットのお菓子売り場で流れてくる曲。遅まきながら「豆まき」という曲名だと知った。♪「鬼ゎ外、福ゎ内」といのだ。みなさん豆は準備されましたか?
▼日曜日昨日書いた件で出動してしまったので、その後の時間のやりくりが苦しい。昨日は編集長から、原稿の締め切りを繰り上げると行ってきたし。きょうは早出で遠方まで仕事なので、これで終わり。読むだけの人。月に一度は近況を知らせて下さいね。

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February 02, 2015

急遽『哀しみと抗議の官邸前サイレントアクション』に参加

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(1日首相官邸前のサイレントアクション、オレンジのキャップは田中龍作さん)
▼金曜日は反原連が「大雪予報」で集会を中止にしてしまった。幹部のみなさんは暖かい台湾に「交流」にお出かけである。わたしは「希望のエリア」に向かって有楽町から歩く。ところがいつもの場所はもぬけの殻で、少し先の国会正門に近い場所で開催していた。そこで先日の第53回原子力規制委員会の模様を2番目にスピーチさせていただいた。その後、経産省前でTPP交渉が3月決着と噂されてるので、緊急抗議集会に参加し、翌日の会議もあるので午後9時半に離脱する。
▼土曜日は某例会があって、人質になっている後藤さんの事が話題になった。3月の再会を確認して別れ、わたしは東銀座駅に向かった。この方法だと乗り換えなしで、1本で帰宅できる。翌日の日曜日は午前5時に猫の餌やりをすると再び一眠りする。午前9時にベランダで洗濯物を干していると、家族が「後藤さんが…」と言うので我が耳を疑った。解放交渉は進んでいるかと思っていたが、日本政府は何もしていなかったのだ。
▼ネットに「『哀しみと抗議の官邸前サイレントアクション』が開かれると告知がでる。後藤さんの死をいたみ追悼する集会だ。「日曜くらい休ませろよ、安倍首相」とツイッターに書きながら、午後4時に首相官邸前に到着。常連のみなさんにご挨拶をして、一緒に並ぶ。それにどうだ、内外のマスメディア各社が雨後の竹の子のように取材に来ているではないか?
▼はっきり言えば1月23日火焔瓶テツさんの呼びかけで外務省前で「人質を殺させるな」という抗議集会を開いて参加した。金曜日なので反原連の集会を欠席して午後5時から9時半まで抗議の声を上げていた。しかしこのときはマスメディアは一社も来なかった。言わせて貰えばマスメディア各社も「死の商人である」と写真入りで首相官邸前からツイートした。するとツイートした直後からわたしのiPhoneは「リツイート」の信号が鳴り止まなかった。合計約50人の方々が「同意」を寄せて下さった。もちろん「おやイスラム国のお仲間ですか」というネト○○のも数件来た。こういう単細胞は相手にしない。わたしはPCは午前6時から午後8時、iPhoneは午前7時から午後9時で自動的に電源を切れるように設定してある。
▼しかし今朝のNHKは自衛隊を日本人人質の救出ができるよう、法改正をする」と逆な方向に世論誘導している。アメリカができない事を日本ができる筈はない。それにイスラム国は「すべての日本人が対象となる」と言っているので、これから海外旅行はしないほうがよい。もちろん国内にいても安心ではない。安倍ちゃんエライ事をしてくれたね。「後藤さんの解放署名」をしなかったみなさん。酒を飲んでいて抗議をしなかった皆さん。ろうそくを灯さなかった皆さんツケは大きくなりましたね。今後は海外で爆弾テロにあう確率は高くなります。それに人質に取られても日本政府は何一つやってくれません。覚悟してお出かけ下さい。

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