« 大成建設東京支社前の抗議に参加する。 | Main | チュニジアと九電川内原発再稼働 »

March 19, 2015

中部電力の安全文化を聞く。(第64回規制委員会)

64kisei
(会議風景、左端が中電、左が坂口、右清水)
▼第64回原子力規制委員会を傍聴した。今回は「臨時会議」として中部電力の水野社長と、坂口副社長から「安全文化の醸成」を聞く会だった。これは一貫してブログをお読み下されば分かるが、九州電力から北海道電力まで、全電力会社から「安全文化」について聴取するという原子力規制委員会の方針に基づいて行われている。わたし自宅近くから都バスに1本乗り遅れ、現地受付には開場が始まって5分くらいに到着した。受付の名簿には10人くらいの登録があり、わたしで受付を済ませた人として2本目のマーカーが付けられた。二人目かと思って13階の会議室に上ると、スーツ姿の中電社員とおぼしき人物が5人ほど最前列に陣取っていた。
▼会議はたっぷり時間半あった。問題点はわたした感じたところ「津波は大丈夫か?」と聞かれ「高台だ」と中電は答えた。しかし浜岡は活断層の上にあるので、原発が爆発して放射能漏れた起きたら、社員や家族は生きていられないだろう。江戸時代の、殿が妻子を人質に取られているのと同じだ。
▼次は富士山の噴火と浜岡の位置関係だ。距離にして100km。石渡委員の質問に対して「宝永噴火」という言葉を水野社長は、言葉として言えなかった。つまり中電はペナペナの防潮堤をつくるのが精一杯で、富士山噴火まで想定していなかったのである。
▼3番目は資料32ページの3-3「リスクマネージメントの強化」で「やる気」を社員からアンケートを取った結果がグラフで紹介されている。それは「管理職」と「一般社員」の「やりがい度」がグラフで表示されている。それによれば平成23年の311の東日本大震災のとき、急激に下がっている。しかしこのグラフには分母が示されていないので、石渡委員からは「非科学的である」との指摘をされ、中電側もそれを認めている。
▼結論から言えばわたしが過去に出席した、九電、北電、東電の中では文書としては、一番良く出来ていた。しかし社員、下請け業者間のコミュケーションを活発化させる。という言葉は、各社とも共通しており、同じ仕事をして賃金が違ってはやる気も何もあったものではない。そして「地域の方々とのコミュニケーションとして、キャラバン隊、訪問対話、施設見学、広報誌の発行など、再稼働にむけ住民の「理解を得る」ため活動を活発に行っている様子が分かった。会議の模様の全録画はこちら

|

« 大成建設東京支社前の抗議に参加する。 | Main | チュニジアと九電川内原発再稼働 »