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April 22, 2015

◇「パプーシャの黒い瞳」を見る。

▼今朝のツイッターにフェニックスTVの記者に対する麻生の態度と、日本の記者の対応を批判するツイートをしました。
◇「パプーシャの黒い瞳」1910年。ポーランドの小さな町で、ジプシーの赤ん坊が生まれる。人形好きなだ若い母親は、その子に「パプーシャ」(人形)と名付けた。しかし呪術師は、「この赤ん坊は将来恥さらしな人間になるかもしれない」と予言する。
▼時代は1921年になる。まだ少女のパプーシャは、泥棒が木の幹に隠した盗品の中から、文字が印刷された一枚の紙を見つける。ジプシーたちは文字を「悪魔の力」と呼んで嫌っていた。しかしパプーシャは文字に惹かれどうしても勉強したいという気持ちを抑えられない。そこで自分の家で飼っていた鶏を授業料代わりに納めるから、「読み書きを教えてほしい」と頼み、学校で勉強が始まる。
▼だがある日、町の酒場で起きた揉め事で、ジプシーたちの馬車が焼き討ちされた。パプーシャには、それが文字を覚えた自分への天罰にだと思い込む。1949年に移る。ジプシーたちに混じって暮らしていた男は、何気なくパプーシャの口から出た言葉を耳にして、彼女の詩の才能に気付く。また時代は1925年に…。まだ15歳だったパプーシャは、父の兄に当たるディオニズィと結婚する。ディオニズィは単にパプーシャの美しさに魅かれたのだ。しかしパプーシャは遥かに歳の離れた父親のような夫を拒む。
▼そしてまた1952年になる。ポーランドではジプシーたちの定住政策が実施される。フィツォフスキはパプーシャの詩を、ポーランド語に翻訳して出版することを思いつく。これをきっかけに、やがてパプーシャは、ジプシー詩人として大きな注目を集める。しかしそれは彼女に対して幸せをもたらすことにはならなかった。
▼岩波ホールで上映中。2時間15分の長編、時代が輻輳し錯誤してかなり難解である。

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