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April 15, 2015

キューバの「テロ国家解除」に思う。

▼天気が悪い日は医者が空いている。午前中いつものクリニックに駆け込む。1時間余で薬局まで終わり、正解だった。ただ傘を間違えて持ち帰ってしまった。一両日に交換に行かねばならない。
▼今朝の大ニュースは「アメリカによるキューバの制裁解除」だ。こうなった最大の原因はベネズエラの原油価格が急激に下がってキューバに安く援助できなくなってしまった。アメリカの経済制裁による慢性的な燃料不足に食糧不足。わたしは2年前キューバに行ったときある理由で「国を挙げて食糧自給率を上げよう」としていると感じた。
▼キューバは革命当時、カストロはアメリカとも対等の関係を続けようとしていた。ところが、アメリカ人の所有する土地を接収し始めてから急激に関係が悪くなった。革命する側から言えば、アメリカ人の持っていた土地を貧しい農民に分配することで支持を増やそうとするのは当然のことだ。
▼しかし世の中カネがすべてだ。日本を見ると日露戦争の資金を調達するため高橋是清は、イギリスにいって戦時国債を募集しようとしたが集まらない。結局アメリカを中心とした資本家から国家財政の5倍もの借金をする。それが払い終わったのは昭和61年のことだ。ポツダム宣言の14条を見れば分かるが、国家間の賠償は免除するが借金は返せと書いてある。で、アメリカは日本を空襲するときも、戦後借金を早く返せるように、重化学工業は爆撃しなかった。個人の借金はチャラにできるが、国家間のそれはできない。第一次大戦のとき、ドイツが負けてナチスが台頭したのは、その巨額の賠償金だと言われている。ポツダム宣言でも、アメリカはそのことをやんわりと入れて、各国に日本に大して賠償金を求めないように仕向けた。
▼キューバに行けばわかるが「アメリカの権利保護局」という実質上のアメリカ大使館がずっと存在していた。大きさは日本の外務省くらいだ。そこで難民問題や接収された土地の管理をしてきた。だからオバマがここで「テロ国家を解除」したのは、今でもキューバに利権を持っているアメリカの資本家の人気取りである。そして最初に書いたキューバの思惑が一致したのである。外資が入るとキューバは残念だが急激に普通の中南米の国になり、観光立国として生きて行くことになろう。

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