« 「マーガリン」は元々代用食だった。 | Main | ◇「グローリー 明日への行進」をみる。 »

June 23, 2015

NNNN「ガマフヤー 遺骨を家族に 沖縄戦を掘る」をみる。

▼日曜深夜の放送。一人の男性が木の根っこを掘っていると一体の人骨が現れる。足は曲がってねじれている。腕の骨を自分の腕に当ててみると、少々長い。というと自分よりも大きな人だったのだろう。地道な作業をしている人は具志堅隆松さん(61)で33年前からボランティアとして遺骨収集に取り組んできた。
▼70年前日本で唯一の地上戦が行われた沖縄戦の死者は民間人を含め20万人以上だと言われている。しかし遺骨となって発見されても、自分の墓に帰れる人は少ない。なぜならアメリカ軍の艦砲射撃は「鉄の暴風」と呼ばれる激しいものだった。猛攻撃のなか、兵士も沖縄の民間人も、身元を示すものを身に着けないまま最期を迎えているからだ。ドキュメンタリーではたった一人印鑑を所持しており、DNAから遺骨の本人の身元を特定できる。遺骨が返還されると,遺族は「良かったねお父さん」と涙を流して抱きしめる。
▼戦後70年、具志堅さんは遺骨を掘り起こし、家族の元に帰そうとする「ガマフヤー」(沖縄の方言で「ガマ(壕)を掘る人」)している。しかし厚生労働省が行う遺骨のDNA鑑定で身元が判明したのは日本兵の4遺体だけ。具志堅さんは、政府や県に「希望者は誰でもDNA鑑定できるようにすべきだ」と訴える。ようやく全遺骨のDNA鑑定をする道が開かれる。

|

« 「マーガリン」は元々代用食だった。 | Main | ◇「グローリー 明日への行進」をみる。 »