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July 31, 2015

言論の自由がない会社(含む社会)に未来はない。

▼猛暑が続く。房総半島の某地域の駅前広場に近い場所に「プロレタリア作家」の記念碑が突如建てられた、という。それも私財を数百万円もかけて。わたしは大昔それらの本は数冊読んだことはあるが,今はまったく興味がない。建立した方は生きているうちに何か世の中のためになることをしたいと,お考えになったようである。守銭奴のような政治家が溢れているなかで、頭の下がる思いである。
▼ある人物はご自宅にご母堂がお買い求めになった、上記作家の全集を後生大切にしまってある、らしい。夫君からは「そんな役に立たないものは捨ててしまえ」と言われているが,捨てるに忍びないらしい。わたしの職場の先輩(もう10年ほど前に他界している)その作家のファンだったらしく、長女(もう50才くらいだと思う)にその作家の著名な作品のタイトルと同じ名前を命名されている。
▼本は捨てられるが名前は捨てられない。「自分はこの名前が大嫌いだ」と、たとえ裁判所に頼んでも「改名」はかなり難しいだろう。時代は変わる、流行も変わる。思想も時代とともに、その実体は変化していく。一例が「ロシア」→「ソ連」→「ロシア」→「CSI」。中国も実体は「自由経済」で中国共産党も,指導部とは名ばかりで利権集団になって腐敗が進んでいる。つまるところ一党独裁になった国は一様に同じ運命をたどっている。ベトナム共産党、朝鮮労働党しかり。キューバは今後大丈夫かな?
▼一党独裁で「命令」さえ出せば国民は付いて来るのだから、これほど楽な支配体制はなかろう。だが権力が集中した組織に腐敗はつきものである。卑近で一番良い例が東芝の「粉飾決算」事件だろう。この「言論の自由」が失われた、ソロバン勘定だけで動く会社には原発を作る資格も、ロボットを作る資格ない。

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July 30, 2015

麻布からファーストビルまでの散歩道。

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(到着したら終わっていた原子力規制委員会定例会議、記者たちは帰って行く。実質論議は30分弱)
▼毎週水曜日は原子力規制委員会の定例会議が開かれる。わたしは毎回出席している訳ではない。自分がどうしても聞きたいとき、友人が仕事で傍聴できないときだけ行く。通常六本木のファーストビルに午前10時集合、10半開会になっている。昨日もそのつもりでいた。ところが友人から「会議は今日だけ午後になっているが承知しているか」という趣旨のメールが届いて驚く。
▼そこで方針を切り替え、明日締め切りの原稿を午前中に執筆することにする。実は2週間前に現地取材をしているが,ネタはゼロだ。3時間ほどで書き上げ、昼食を摂って午後の会議に出かけることにする。大体わたしは原稿の締め切り前日になって「絶対絶命」の状況に追い込まれないと書けない。あの松本清張も編集者にどうしてそんなに多作なのか?と聞かれ「何、君締め切り日があるからだよ」と答えたという有名な話しが残っている。わたしは只の人だがやはりそういう緊張感があると書ける。3時間で2500字の原稿を仕上げプリントアウトしてみる。
▼「何か物足りないな」と思って原子力規制委員会に向かう。わたしは赤羽橋から狸穴をかすめてファーストビルに行くのだが、この裏通りが起伏があって大好きな散歩道である。飯倉交差点の先のコンビニを斜め左に入る。お店は一軒もなく階段ばかりが続く。ここを歩くと脳が刺激される。約20分汗をかいて、ラストのファーストビル手前では息が上がる。でも素晴らしい道である。昨年9月にYouTubeでご紹介してあるが、動画ではあまり美しくない。いずれ人通りの少ない日に再チャレンジしてみよう。
▼ところが原子力規制委員会の会議室に到着したら,記者たちはみんな帰って行くではないか。会議の時間は繰り延べになった挙げ句、早じまいか?後でネットを見て分かったことだが、田中俊一委員長は参議院の安保法制で呼ばれて証言していたのだ。つまり山本太郎氏に「日本の原発施設が他国からのミサイル攻撃があった場合を考慮に入れているのか?」と聞かれ「承知していない」とのんきな答をしているのだった。
▼原稿は六本木の散歩でひらめいたアイディアを入れて、午後5時には完成させて送信した。

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July 29, 2015

わたしが「テロリスト」の筈はない。

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(官邸前でスピーチする火焔瓶テツさん)
▼みなさんお早うございます。昨晩は5時半テント広場集合ということで4人でトラメガとスタンドを茱萸坂登山をボッカのように担ぎ上げました。途中警察の警備責任者から「すでに韓国の人達が抗議をしているので,トラブルにならないように」という注意があった。首相官邸前に行くと韓国の平和グループの人達5~6人で「戦争法案」に反対する行動を終えたばかりで、スムーズに場所の移動は行われた。うーむ挨拶ぐらいの韓国語はできないとマズイな、とおもう。
▼抗議を始めると目の前を有名人が通過した。落合恵子、雨宮処凜,鎌田慧さんともう一人、和服の女性だったが、この方は分からない。YouTubeをご覧になれば1分のところに、その人達は写っており、落合さんは何度も何度も振り返り、後ろ髪をひかれるという雰囲気がしてくる。もちろん火焔瓶テツさんに対してである。
▼それから15分位するとスマホに日の丸を貼ったネトウと思われる人物がテツさんに異常接近して撮影していく。Kさんは「撮影を止め立ち去るよう」抗議し、わたしは最後の一瞬まで彼を撮影し続けた。この日猛暑が予定され、かつ雨の予報が出ていたので、ペットボトルは3本持ち、ポンチョと雨傘を持ったので荷物はかなり重い。それに気を取られていたら、ミニ三脚を持っていくのを忘れてしまった。抗議活動の後半第二部はこちら
▼何人もの友人が激励によってくれた。Tさん、Wさん、etc,etcこの日、経産省テントを運営している「たんぽぽ舎」から携帯に直接連絡があった。それは来週の九電川内原発抗議に参加してくれないか、というのだ。昨年はこの団体の援助と友人たちからカンパをいただき2度鹿児島まで行くことが出来た。今回は時期がお盆と重なって航空機料金が高い。海岸のテントで泊まる覚悟があれが多少安くはできる。しかし臨時収入のメドもなく、ちょっと自己負担できる額ではないので,「今回は参加できない」とご返事する。
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(デモ隊にエールを送る)
▼官邸前で抗議をしていると、前日NHK抗議のチラシを配布していた女性が再びチラシを撒いていたので呼び止める。スピーチして宣伝をするようにお願いした。しかし「しゃべるのは馴れていない、」という。過激派でも悪い人にも見えなかったので、わたしが代わってお話しする。集会が終わり、経産省テントで湯茶の接待を受けて帰途につく。ふとツイッターの画面を、見るとネトウと思われるある人物が、わたしを「テロリスト」、「クレイジー・コミュニスト」など7つくらいのリストに入れて下さっていた。ありがとよ。わたしは自分が愛国者だと思っている。戦前「鬼畜米英」と言いながら、戦後アメリカのポチになってしまったひととは違うよ。こっちは首尾一貫してる。
▼本日の原子力規制委員会、案内をよく見たら、いつも午前10時からなのに、今日に限って午後1時から3時に変更になっていた。仕事が溜まっているので、これでは参加できそうにない。

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July 28, 2015

安保法制、参院審議入りの官邸前で抗議する。

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(27日官邸前スピーチする筆者、足立英作氏のツイキャスより)
▼昨晩首相官邸前で抗議をしていたら年に一度会う友人から長文のメールをいただいた。この方も介護でご苦労なさっているようだ。昨日の首相官邸前に行ったらすでにキリスト教者のみなさんが集まってお祈りをして、次々に賛美歌を歌って、抗議をのスピーチ、それにシュプレヒコールをしていた。
▼いつも火焔瓶テツさんがやる方式とは異なるので黙っていた。第一わたしは無宗教なので賛美歌は歌えない。だがマタイ受難曲は好きで時々聴いている。でもいろいろな立場の人達がかなり小型のトラメガを持っていらしたが、テツさんが常用しているトラメガ一式をお貸ししたので、声は首相官邸一帯に響き渡った。この様子はすべてビデオに撮影してあるので,ご覧いただきたい。
▼わたしは経産省テント広場に5時40分に着いた。テントの斉藤さんなどにご挨拶してトラメガ保管庫に入って見るとすでに火焔瓶テツさんのトラメガとスタンドはなかった。で慌てて首相官邸前まで急ぎ足で上る。この場所は茱萸坂と呼ばれ普通に歩いてもかなりきつい。
▼いま、足にトラブルがあるテツさんはタクシーを使って一式を運び上げたということだった。わたしが官邸前に着いたときはスタンドのセットをしていた。宗教者がお帰りになった後に残ったメンバーは10人弱だった。日曜日の猛暑のなかの行動に続いて月曜日もというのはかなりきつい、と思う。その分長くお話しすることはできた。きょうは午後5時半テント着でマイクスタンドとスピーカーの担ぎ上げに協力するつもり。だから日比谷野音には行かず、デモ隊の皆さんの到着をお待ちしている。
▼忘れ物のメガネケースがたった今丁寧な手紙とともに届いた。問題は取材の途中で紛失した、ファッション・サングラスなのだが、いま買おうかどうが思案している。

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July 27, 2015

猛暑と警察の規制で動きが取れない国会周辺。

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(国会前ステージ第一部オープニング)
▼昨日はペットボトルを2本持参したが,足りなくなって途中で追加した。わたしの事ではないが、これだけ抗議が集中すると、交通費もバカにならない。まわりにはささやかな節約したり、食事を減らしたりして,「行動費」を作っている。ブログやYouTubeをご覧の方はそういう皆さんに支えられて、運動が成り立っていることを知っていただきたい。わたしの場合真性ビールは止めて各種発泡酒をrためして見たが、まずくてとても飲めないので止めた。
筆者が撮影した国会包囲第一部の様子です。
▼猛暑だと集中力がなくなるので、注意が必要だ。わたし達もさることながら、警備の警察官は、装備が決められているから辛いと思う。防刃ベストを着用して長袖シャツに帽子、腰には拳銃に手錠他をぶら下げている。さらに昨日見ていたら、イヤフォンを2個両耳に着用している警察官がいた。両耳と言ってもウォークマンや音楽プレイヤーではない。トランシーバーを2台ぶらさげている。おそらく交通整理系の無線と、警備系の2系統と思われる。これではデモ行進している人の声も聞こえない。さらにデモ隊の気勢を上げる太鼓などの楽器があるので、聞き分けるのも重労働だ。
▼警察官は「みなさんの安全を考慮して「規制」を正当化しようとする。安倍首相の「国民の皆様の安全のため」と言うのと同じ根拠だ。しかし日曜日ということもあって,普通の叔母さんたちが「あんた何を言っているのよ」と詰め寄られてあちことが「規制」できなくなっていた。プロもアマチュアの屁理屈には勝てない。
▼第一部が終わるとき「参加者は2万5千人」と発表があった。わたしの印象ではもう少し多かったように感じた。規制のおかげで,国会図書館の前から議員会館方面には行けなかった。「会おう」と約束した友人(年配の男性)とはショートメールの連絡だけで終わってしまった。
▼昨日第二部のスピーチで年配のかたが「戦争が起きた昭和16年も隅田川花火大会は行われ、町には浴衣を来た若い人が溢れていた。その日と今がダブって見えて仕方ない」という話だった。戦争はそこまで忍び寄って着ているにもかかわらず,日常生活を楽しんでいる人々がいる。この国会前に来るときも皇居一周マラソンの練習をしている人達に大勢であった。しかし日比谷公園から皇居は放射能が高いホッとスポットであることも隠蔽されてる。
▼さらに今朝のニュースで。何処かの男女が花火大会にいった帰りに、妻と些細なことで口論になり、夫が妻の首を絞めて殺した、というニュースが報道されていた。わたしはそれを聞いて「我が家なんか、何度殺人事件が起きていたか数え切れない」と受け、「わたしはガマン強い人間であるかという証拠」である、と引き取った。

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July 26, 2015

高原野菜は深夜に収穫される。

▼東京は蒸し暑い。長野県は太陽に近い分暑さが厳しいと感じる。その長野から昨晩午後10時に池袋に到着した、ブログでわたしの行動を知っている方から、帰途に声を掛けて下さったので会話をしながら戻る事ができた。池袋に到着したのは、ほぼ午後10時だった。JRに乗りかえると、浴衣などで着飾った女性が多かった。考えてみると東京は隅田川花火大会だった。毎年12chが独占中継しているが、黙って花火だけ見せてくれれば良い物を,毎年毎年、高橋英樹父娘のアップだけで、見るのがいやになってしまう。
▼長野では高原野菜を栽培して生計を立てている従兄弟もおり、この日の朝(と言うか深夜)午前2時に起床して、午前6時まで一仕事をこなして来たという。詳しいことは書けないが、収入ももの凄いが、臨時に収穫のため雇用する人達の人権費の他、土壌燻蒸やその他農薬の費用もバカにならないと思う。文字通り、炎天下自分の身体を痛めつけて、仕事をしている。深夜に仕事をするのは、出荷の時間があることがだいいち。「朝もぎ」として午前10時のスーパーの開店時間に間に合わせるにはこうするしかない。
▼バスに片道3時間半も座っていると振動で背中が痛む。寝ていれば治るというものでもないので、午後から国会包囲に出かける。きょうはペットボトル2本で足りるかな?「キャメル・バッグ」を勧めて下さった方もいる。これは米軍が砂漠作戦で使うように開発された。ちょっと大げさ過ぎるなー。わたしは夏にデイバッグなどを背負うと汗疹になる傾向があるので、これは避けたい。
▼マンションの2代前の理事長の郵便ポストから郵便物が溢れているので孤独死でもあると心配なので「大丈夫ですか?」連絡した。独身女性だが、業務連絡用に携帯のメルアドをお聞きしてある。すると「両親の介護で実家に泊まり込んで」いらっしゃるという。みんなそういう時代になっている。おお,おかげ様でブログは後3人のアクセスで35万ヒットとなります。

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July 25, 2015

▼猛暑の佐久平からのレポート

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(帰りの高速バスの窓から見る八ヶ岳、右端は蓼科山)
▼猛暑の佐久平である。この地域は高原でかつ火山灰地で水はけがよいので、昔から葡萄の栽培にてきしていた。それも巨峰の産地だ。ところが軽井沢に暮らしていたエッッセイストの玉村豊雄氏がこの地に目を付けて引っ越して来てワイナリーを作ってからレストランは大人気となって、首都圏のお金持ちが高級車で押し寄せ、「ベンツ通り」ができている。
▼そして将来自分でワイナリーを経営しようという若者たちが、研修と仕事に押し寄せているという。中でも「夕陽を見ながらのディナー」がカナリ人気だという。
▼叔母の葬儀はいろいろあって僧侶も戒名、焼香もないものだった。最初に島崎藤村の「母を恋ゆる歌」というプロの録音による朗読があった。この藤村の詩は初めて聞いた。そして動画の中に故人も気に入った写真を取り込んだ過去を振り返りながら、生き様を振り返った。
▼あとは菊ではないカーネーションなどの花の献花があった。読経も会社関係者の挨拶がないものよい。ただ弔電の紹介はみんな国会議員だった。この地域も「選挙制度改革」で「減区」になるようでみんな必死なのだ。「お別れの会」は全部で40分くらいだった。
▼その後の「お斎(とき)の席」のという会食会がある。このとき喪主である従姉妹から「献杯の音頭」を頼まれる。もう自分もその年代になってしまったと感じる。母の弟さんも88歳で健在なのだが、もう外出はしなくなってしまった。大役だがどうやら役割を果たせた。
▼会食ではお酒をお酌して回る。喪主の従姉妹のところにいったら「何か国会にいっているらしいが何をしているのか?」と聞かれたので「戦争法案」の説明を手短にする。「子どもや孫たちが兵隊にして引っ張られる」と話すと「それは大変だ頑張ってくれ。オレ(この地域の年輩の女性は自分のことをこういう。以下品のない話しだが実話なのでガマンしてほしい)は従軍慰安婦くらいしかできないが…」という。わたしは彼女にあなたの年齢では無理だから、反対するほうが良いと話して分かれる。
▼という事で現地を6時28分のバスで出発して、池袋には午後10時着になります。


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July 24, 2015

「いまここにある、危機」を考える。

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(夏と秋の花が咲く中を走る別所電鉄の列車)
▼今朝はあわただしくてブログを書く時間がなかった。今池袋東口の高速バス乗り場で小型情報端末に向かっている。昨晩の国会参議院会館前は、村山富一元首相の挨拶でスタートした。彼は元もと自社さ、政権のとき小沢一郎によって首相になった人物で、社会党として自衛隊の存在を認めたので、下り坂を転げ落ちるように支持基盤を失ってしまった。
▼だがずっと九州の田舎に引っ込んでいて、死ぬ前に一言安倍に言っておかねばならない、という気持ちで出て来たのだろう。詳細は動画をご覧いただきたい。昨晩は民主党の「対案を出す」という妥協路線にも参加者である、法政大学の山口二郎さんから厳しいクレームがついた。「全面撤回以外ないのだ」と。
▼最近火焔瓶テツさんが頻繁に「いまそこにある危機」という言葉を使い始めた。原題はトム・クランシーのサスペンスで、映画はハリソン・フォードが演じる事が多い。テツさんは戦争法制も大事だが、九電の川内原発は8月10日頃にも再稼働させようとしている。だからこちらも手を抜くなと言っている。(間違っていたらテツさん、ゴメン後で訂正します)。それで先日水曜日も独立系という事で抗議行動をしたばかりだ、
▼ハリソン・フォードとは大昔「ナバロンの要塞」でデビューし、その後スターウォーズで人気をはくした。しかしクランシーのサスペンスにでるようになってからは二枚目ばかりでつまらない。さらに家族や妻、恋人を悪人に誘拐されガマンにガマンを重ねて堪忍袋の尾が切れて反撃するという、いわば「忠臣蔵」的すぎるのだ。これは制作者が日本人の心理を分析して、コウ作れば日本でヒットする。とアドバイスしているようだ。
▼じつは安保法制にしてもヨセフ・ナイ、リチャード・アーミテージにm日本の外務省が多額の資金を渡してシンクタンクから、「アメリかは行為っている」という圧力を掛けいるのが真相である。
▼きょうの行き先は長野県上田市である。明日は朝が早いので従姉妹の家に一晩泊めてもらう。わたしは夕食は健康上の理由で食べない。そうお話したら従姉妹の夫君が来年の大河ドラマになる「真田幸村」の上田城を案内してくださる事になっている。先日WOWOWで宝塚の「真田幸村」をミタがデフォルメしすぎて、あまりおもしろくはなかった。
▼昨日のブログに書いたがソユーズで宇宙ステーションに行っている油井さんは長野県川上村出身とかかれていたので、高校の同窓会名簿をめくってみたら、やはり後輩だった。わたしのクラスにも同じ村の同姓の男がいた。


Duke(iPhone)

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July 23, 2015

「10万年問題」も知らず、不勉強な原子力規制委員会の人達。

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(九電前で抗議する筆者。keitarouチャンネルより)
▼午前10時に原子力規制委員会に到着。第20回会議を傍聴することが目的だったが、その前に友人と相談したいことがあった。会議は川内原発の事故時の連絡体制、新しい全国のオフサイトセンターの設置。それと廃炉に関わる技術的な,放射線廃棄物の置き場。など5つの議題があった。1)で言えば「事故が起きる」ことを前提に川内原発の再稼働を決めるわけだから、極めて無責任である。遅い昼飯を食べてNHKBSニュース(全国のニュースを午後1時から北海道から沖縄まで順番に紹介する)。ちょうと1時50分ころだったが、鹿児島湾で泳ぐ中学生の姿が写った。
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(九電前で抗議するみなさん。スピーチは斉藤さん)
▼何やら大正時代から続いている行事だという。しかし桜島は大正時代に大爆発を起こして小学生が70人くらい亡くなっているのだから、ホントかなと思う。しかし川内原発が事故を起こしたら海水浴や遠泳どころの話ではなくなってしまう。オフサイトセンターの設置は、これから再稼働させようとする場所がすべて網羅されてる。しかしバックアップの場所には通信手段も、休憩のベッドもない。付け焼き刃。しかも石渡委員がある場所の「要員の人達の交通手段は大丈夫か?」と聞いたのに対して、「脇を道路が走っています」と答える。地震が来たら道路は陥没するよ。
▼放射線廃棄物はもっとお粗末で「放射能が10万年、10万年」というだけで,これはあくまでも半減期の期間であることすら理解していない。この人たちは鎌仲ひとみ監督の「ミツバチのささやきと、地球の回転」すら見ていない。役目柄だ。なんとかDVDを見つけて学習しろよ。と叫びたくなってしまった。
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(第20回原子力規制委員会の様子)
▼夕方からは九電東京支社抗議があった。暑くて頭が朦朧したせいか。乗り過ごしてしまい。10分ほど遅刻した。ビデオカメラを路上にセットして立ち上がろうとした瞬間、かなり強い目眩を感じた。それはスピーチでもしゃべった。抗議は7時に終わって、みなさんは文科省抗議に出かけたが、わたしは疲れ切ったので帰宅する。途中仕事に使うためのカセット・レコーダーを買うために家電量販店に立ち寄る。しかし今や国内産の小型レコーダーは生産していない。自宅に持って帰ったが仕事にはまったく使えないので、本日の総行動の前に返品に行くことにする。
▼仕事は服装して本日の試写会は欠席のDMを担当者に入れる。そうこうしていると、長期入院していた叔母の訃報が届いた。25日朝8時出棺というので、明日従兄弟lの家に泊めてもらうことを頼んだ。

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July 22, 2015

「集中する」には下界と切断する。

▼NHK基礎英語もうっかりしていると数日分たまってしまう。「貯まる」ならいいが「溜まる」である。当然リアルタイムで聴く時間などないからすべてタイマー付きラジオで朝6時半の放送を録音する。しかしやるべきことが多くて,聴く時間がとれない。
▼昨晩も先週の録音を夜9時過ぎに聴いていたら,アイオワの祖父を訪ねる場面だった。古い家を自分で改装(英語にリフォームという言葉はない。renovateだ。そして祖父は「唯一の問題は,仕事に集中できないことだ」という。環境がよくなって見晴らしが良い、部屋も快適になったので…)というのだ。
▼スタジオでテキストにない会話が始まった。「集中するにはどうするか?」というテーマだ。2階のテレビなど何もない部屋に行く。スマホなど見えないところに隠す。あの斉藤隆は、「仕事部屋を借りているが、その部屋のPCは執筆専用でネットには接続していない」と言っていた。ネットにつなぐとつい余計な検索をして時間が無駄になってしまう。わたしの場合家も自分の部屋も狭いのでm椅子に座ったままPC,iPhone、その他本にもDVDにもTVにも、すぐ手が届いてしまう。
▼ここで集中するのはかなりの努力を必要とする。さらに夜の抗議行動。「週刊金曜日」も2週間たまってしまった。デモクラTVはすべてアーカイブをMP3で録音して移動時間に聞くようにしている。きょうも外で3ラウンドもある。行動に出るためには仕事は夜なべで片づけなければならない。TVもドキュメンタリーを録画しているが、こちらも溜まるばかりで、見る時間などとてもない。そのうち外付けのHDDだけが増えていくのだろう。

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July 21, 2015

◇「フレンチアルプスで起きたこと」を見る。

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(17日参議院会館前で戦争法案に反対する行動に参加する。コールしているのが火焔瓶テツさん奧でライトを振っているのが筆者。撮影:てんぐさ氏)
▼昨日は朝5時から読書に集中してしまったので、ブログは書かなかった。土曜日はある例会があった。終わった後の会食で「日の名残り」の主人公の生き方をどう思うか?という話になった。カズオ・イシグロの原作はもう10年くらい前に読んだとおもう。それも映画を見た後だったと思う。映画はエマ・トンプソンとアンソニー・ホプキンスだった。あるイギリス貴族の館を舞台に、ナチスに利用された主人とそれに使える忠実な執事とその女官の物語で、あり得ない設定だと思う以外の記憶は残っていない。さらにあの最後のバスの別れのシーンが不自然に感じた。本当にすきならばエマを黙って見送らなければいいのに、というのがわたしの感想だ。
◇「フレンチアルプスで起きたこと」フランスアルプスにスキー・バカンスにやってきたスウェーデン人一家。贅肉のないスマートなビジネスマンの夫トマスは常に携帯を手放さない。そして美しい瘦身の妻エバ、それに愛らしい2人の子どもたち。誰もがうらやむ理想的なファミリーだ。バカンス2日目のこと、スキーを楽しんだ後、山際のテラスでランチをとっていると、突然轟音が響いて雪崩が発生する。スキー場では雪崩を予防するため、人工的に火薬を爆発させ雪崩を起こしていた。しかし規模が多すぎて、雪崩はテラスまで押し寄せるので食事中の人々は大パニックにおちいる。
▼幸か不幸か雪崩はカフェテラスの直前で止まり、スキー客はすぐに笑いと活気を取り戻す。しかし雪崩が襲ってきたその瞬間、トマスは携帯を掴んで家族を放って自分一人で逃げ出してしまう。この“期待はずれの”行動が、家族に不信感を与えてしまう。子どもは言う事を聞かなくなり、スキーよりもゲームに夢中になる。妻はことごとく辛く当たる。そして3日目は単独でスキーに出かけてしまう。会話のきっかけを作ろうとするトマスはレストランで出会った外国人客を部屋に招いてアドバイスを求めるが、会話はますますかみ合わなくなる。子ども達は「ママと別れないで」と泣き出す。あなたならどうすす?
▼全編にビバルディの「四季」の冬が鳴り響く。

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July 19, 2015

「不平等」は良くないぞ。

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(NHKに出演した高村)(こうむらでは変換しないので、いつも「たかむら」、と入力している。
▼土曜日銀座まで出かける前に,近くの文房具店に行った。ところが「15日で閉店しました」と張り紙がでていた。この店はあまりやる気が見られなかった。数年前に請求書を買った。家に戻って書こうとしたら、ホントのノーカーボンだった。つまりカーボン紙を入れないと書けない。いまどきの日本にこんな請求書を売っていたのか?仕方なくカーボン紙だけを再び買いに行った。古い古い在庫をそのまま積んでおいただけなのだ。それでいて年末になると仰々しく「皇室カレンダー」なんかを売っていた。店先には常に売れ残った、奇妙きてれつでへんてこな文房具をならべている。
▼そういえばこの店の社長は、JM党の元国会議員の選対後援会長をやっていた。あるときその親父が旅行をしたいたとき、土産に「辛子明太子」を買ってそれを手伝っていた,主婦のみなさんにお配りした。ところが全員にそのお土産を買ってくれば良いのに、気に入った人だけに配ったらしい。それでお土産を貰わなかった,お母さん方に警察に密告され,本人は逮捕されてしまった。親父さん、不平等はよくないぞ。だからお店を潰してしまったんだ。
▼さっき昼のNHKニュースを見ていたら「日曜討論会」のダイジェストで高村が最初に出てきた。いわく「雨が急に降って来たからといって事前に用意しておかないと間に合わない。それが安保法制だ」と言ってくれたざ。「わかりにくい」という国民の声が圧倒的に多いので本人は「工夫した」つもりなのかも知れないがピント外れ。黒塗りの車で送迎されている高村と違って,我々庶民は毎日出がけに天気予報をチェックして、必要なら傘を持っていく。雨と核の傘を比較しては飛躍しすぎ。

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July 18, 2015

『首相官邸の前で』が来月アップリンクで公開されます。

▼今週は連日午後11時近くまで国会周辺に留まって抗議活動をしていた。いや311事故が起きるまで、わたしは遅くても9時には帰宅していた。忘れないうちに連絡事項を一つ。私が撮影した動画を使っていただいた反原連の記録映画「首相官邸の前で」(小熊英二監督作品)は9月からアップリンクシアターで一般公開されることがきまりました。曜日は限定されていますので、詳細が決まり次第、こちらのブログでご案内します。わたしは来週木曜日、素材提供者向け、最終プリント午後2度目の試写会に行って来ます。
▼昨日は国会に近づくこと自体に規制がかかっており、信号のたびに警察官から「誰何」された。「抗議に行くのではありませんね」と念を押されるので「友人に会います」と正直に答える。テツさんも友人だ。もう一人待ち合わせている若い女性も「友人」の「友人」である。だから嘘はいっていない。
▼集合時間になっても主催者が見えないので携帯メールで確認すると「7時から」と返事がくる。不思議なことに外国にいる友人からテツさんの現在位置情報が入る。
▼そうこうしている間に準備スタッフが集まってくる。昨日会ったばかりのアツシ君も来てくれた。わたしはビデオカメラを邪魔にならない位置にセットして置く。バッテリーは外付けのを工夫して取り付けてある。これだと連続して4~5時間撮影できる。この日もそうしていたが、突風でスピーカースタンドが突然倒れてしまった。気づかなかったが,このときコネクターが外れてしまった。その後ずっとスタンドが倒れないように最後まで持ち続ける。台風の余波はあるし議員会館の方向にラッパを向けておくためにはこうする事が一番の方法だった。
▼撤収しているとまったく知らない女性が「LEONさんですか?」と声をかけて下さった。普段はツイキャスでご覧になってくださっていると仰る。「経産省テント」に行きたいというので、撤収のメンバーを紹介して、ツイッターをフォローして別れる。自分がご案内すれば良かったのだが、この参議院会館前からだと地下鉄半蔵門線の乗ると一番早く帰宅することができる。と言っても午前零時だった。

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July 17, 2015

高橋源一郎お勧めの戦争を考える3冊。

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(近く公開される映画「野火」のポスター。
▼天候が悪いのを幸いクリニックに薬を貰うための順番を取る。7時半に行ったら二番目だった。一番目にいた老人と話しが弾んだ。その方は昔クリーニング店を営んでいた。だが3年前にこの病院の検査で小脳に腫瘍が見つかって大塚の病院で手術した。だが5%は神経が複雑に入り交じっていて手術が出来ず、残した。それで再発がなかどうか時々診察に来て薬をもらっているという。さて仕事はクリーニングでは食っていけないので縫製の仕事に替えた。自分は頭脳の能力はないので、一生懸命に数をこなさなければならない。かつては生地を伸した(「地のし」という仕事)ものを型どおりに切ってボタンを付けて、タグをつけて袋にいれて,ナンボというスタイルだった。ところが仕入れている会社から「これは一万円で売るから」という指定があると、いくら手間が掛かっても数をこなして納品しなければならない。さらに近年は中国、台湾からバングラデッシュまで安く加工することろは山ほどある。
▼自分の友人も食って行けなくなったので、首つり自殺をしたり、息子も自死してしまった。自分はセーター専門だったが、入院と同時に仕事は辞めてしまった。見たところ顔の色つやもよく、健康そうで恰幅もよい。だが彼の頭脳には見かけだけでは分からない人生の苦悩が詰まっていたのだ。その方は手術は成功したが味覚がまったくなくなり、とりもどすのに2年かかったと仰っていた。
▼昨日は台風接近という事なので、レインスーツを着用して国会参議院会館に向かった。しかし一歩家の外に出たらかなり蒸し暑かったので、ゴム長だけは脱いだ。途中いろいろな人にあって情報交換しながら時間前に到着した。現地参議院会館前に行くと辺野古でツイキャスをしているアツシ君が待ち構えていたので握手する。抗議は9時まで続いた。
▼今朝のNHKラジオ「すっぴん」で高橋源一郎の番組で戦争を考える3冊の本が紹介された。大岡昇平の「野火」これは近く塚本晋也監督で映画としても紹介される。わたしは塚本晋也の映画は初期から見ている。2冊目は「戦艦大和ノ最後」吉田満、3冊目は江戸川乱歩の短編で戦争中発禁になった一冊が紹介されていたが名前は忘れた。

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July 16, 2015

15日は午後11時まで官邸前で抗議する。

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(力強くコールする火焔瓶テツさん)
▼荒天になりそうなのでチャンスとばかり,月一回のクリニックの予約にいってきた。並んだら二番目の予約が取れた。昨日午前中は第19回原子力規制委員会の傍聴。メインの議題は伊方原発3号機の再稼働。本件はパブコメを募集したので、4300通の意見が集まった。それで配られた議案書は先週よりも分厚く、昔の電話帳くらいの厚みがあった。裏白ならば別の使い道もあるが、両面の縮小印刷、読んだら資源ゴミで出すしかない。その厚い議案書を止めるダブルクリップも今まで見たことがない巨大なものだった。
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(官邸前三人のスリーショットkenさんの動画から)
▼一般腎や専門家の伊方原発再稼働に反対するパブコメは、一刀両断の下に地震も、活断層の心配も、火山の噴火も,津波も、MOX燃料も心配ない、原子力マフィアの手下たちは決めつける。原子力規制委員会の委員とは田中俊一、更田、中村、田中知、石渡の五人である。島崎委員の退任で交代した彼はもう少しまともな発言でもするかと思ったが「異議ありません」を連発するイエスマンである。
▼議題の最後にフクイチの汚染水漏れの対策について東電の担当者から発言があった。結論から言えば配管ミスである。しかしその対応策の文書が、日本語知らない人が切り貼りで作ったようなお粗末な文書であり、更田委員をして「作業員が過度の被爆にならないとは言えない」という二重否定の部分は首を傾げていた。要するに東電の社員は汚染水を止めようと真剣に考えていない。規制委員会が煩いから文書だしとけ」といった具合である。
▼再稼働は4300通ものパブコメを無視して淡々と「決定」した。
▼夕方は普段ツイッターでつながっている、知人が「会いましょう」と仰って下さったので、午後6のスタートに首相官邸前に到着した。主催者も少なかったので、発起人の火焔瓶テツさんの脇にたった。3年前はこんな位置に立つとは夢にも思っていなかった。最初にスピーチしてずっとその位置にいた。10時半頃には何と雨がぱらついた。だがテツさんが雨を追い払うかのような大きな声でコールを10分ほどしたら、雨は止んでしまった。そして小さな声で「ほらね」と呟いたのには驚いた。
▼結局午後11時まで官邸前で抗議を続ける。しかし困ったことに、13日の日比谷野音、14日の原子力規制委員会の2本はYouTubeにアップロードが終わっているにもかかわらず公開できない状態が続いている。何故か、政治的な陰謀なのか理由は分からないままだ。

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July 15, 2015

14日の日比谷野音と官邸前の出来事。

▼昨日は首相官邸前に午後10時半までいた。ご存じのように「安保法制」(戦争法案)はきょう15日午後にも委員会で議決されようとしている。わたしは午後5時半日比谷野音に到着した。国会包囲の大行動があったからだ。時間ギリギリに行ったのでは良い隻はとれない。おかげで最前列に座れた。iPhoneで写真を撮ってツイッターで流すとバッテリーの減り方が激しい。詳しくはツイートをご覧いただきたい。
▼そして制服向上委員会の様子をアップすると、リツイートが増える。みんな真面目にやってるかい。PC見てキーボード叩いていても絶対世の中変わらないからね。自称「平和の党」と言われているKM党に電話するとか。わたしはツイッターで前国会議員の連絡先をアップしてあるからそちらを見て欲しい。ファクスか電話が効果ががある。それにぐらついている維新tの党,幹事長は台湾のウナギコネクションと言われた親父の七光り江東区出身のK沢だ。彼に電話してほしい。中でも堤未果の夫はこの前の秘密法でも裏切った男だ。彼の事務所にも電話してほしい。
▼携帯のバッテリーが切れかけたので,ビデオ撮影のバッテリーにつなぎ替えて首相官邸前に向かう。既に火焔瓶テツさんが行動している事はツイキャスでも、海外の友人からも連絡が入っていた。それよりも、その友人の友人に会わなければならない。エスコートだ。

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July 14, 2015

◇「サイの季節」(2)を見る。

▼わたしの部屋は猫のたまり場になっている。くつろいで寝ている顔を見ると可哀想なのでエアコンはあるが、昨日まではガマンしてきた。しかし今朝は朝食の準備をした暖かい空気のたまり場になって、とてもガマンできないので、エアコンを入れた。およそ1年ぶりになる。昨日は取材で某所に向かった。1年間ほど電車と徒歩で取材をしてきたが、とても歩いて行ける場所ではないので、友人に車を出して貰った。ハイブリッドの新車で、ナビで設定すればナビの指示通りにハンドルを切るだけで目的地に着く。エンジンを作動させるろ何やら人の声が聞こえてきた。しばらく走っているとそれは三波春夫の声である事が分かった。
▼三波春夫は今は亡き義母が大好きで年に一度の歌舞伎座で開かれる公演に必ず通っていた。歴史が物語風の歌になっていて、勝海舟の江戸開城の場面など中々楽しめた。
◇「サイの季節」(2)わたしは読者の皆さんにストーリーを理解しやすいように編集して書いている。映画監督はマーチン・スコッセシだからとても美しい画像に仕上げられている。そして妻役の、モニカ・ベルッティはハリウッド映画などではどちらかというと、セックス・シンボル的な扱いを受けてきたが、今回のサイでは演技派として遺憾なく力を発揮している。
▼元看守から粉雪が舞う墓場で「お前の夫はここに眠っている」と聞かされるが納得できない。そして看守との間に出来た一人娘と二人で生きて行く決意をしてその場を離れてイスタンブールにわたる。映画の最初の場面も2010年のイスタンブールという設定である。わたしはそのころ丁度あのガルタ橋の上にいた。イランの人達は陸続きのイスタンブールに亡命して、一稼ぎしてからヨーロッパに行くのが夢であるようだ。
▼主人公サヘルは妻の出獄後20年、つまり30年間会っていない。消息もわからない状態が続いていた。イランからようやくトルコに逃れて来て友達の伝手で、タクシー運転手のような仕事を探そうとしている。ある日二人の女性に「車で送って」と言われある場所まで行く。電話番号を教わり「迎えに来て」と頼まれるが時間に間に合わない。女性は男性から殴られるなど暴行を受けているようだった。
▼サヘルは女性たちとも親しくなるが、その過程で驚愕すべき事実を知ってしまう。そして看守に復讐することを計画する。話のかなり多くが監督の体験というので、見ていて辛くなるが素晴らしい作品である。

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July 13, 2015

◇「サイの季節」を見る。(1)

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(映画館のポスター)
◇「サイの季節」イランのパーレビ国王が倒されイスラム原理主義者のホメイニが権力を握る。いままで普通の詩を書いていた詩人の男サヘルは、政権が変わったとたん「危険分子」として拘束される。それも美しい妻ミナも一緒に逮捕されてしまう。ある日監獄の妻のところに役人がやってきて「離婚届にサイン」せよと迫る。「サインさえすればお前だけ出してやる」とも言う。妻はそれを拒否して「夫に会わせて」と訴える。夫は拷問に耐えているある日突如として、牢獄から引き出される。手錠に覆面をかぶせられ、妻と檻の中で面する直前、顔の覆面を一瞬脱がせられる。
▼そして二人は檻の中で面会を許可される。待ちに待った瞬間なので二人は抱き合う。だが妻は一瞬にして夫ではないことに気づく。そして「ノー」と叫ぶがレイプされてしまう。つまりその夫役を演じたのは、妻に横恋慕した牢獄の役人だったのだ。妻はその暴行によって出来て子どもを出産し10年くらいで出獄する。ところが出所しても夫の行方はようとして分からない。看守に確かめると既に死んでいると墓地を案内される。(忙しいので明日に続く)

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July 11, 2015

「モルダウ」はサンケイ新聞のCMにふさわしくない。

▼アメリカのテレビドラマで今まで見て来た番組は「ER」でこれは「シリーズ3」から、完結する15の終わるまで全部見た。これは原作者のマイケル・クライトンが自分医学生だったときの体験が元になっており、カーターがそれを演じていた。わたしが10数年前に脳出血をして入院したとき、その直前に見た「ER」に同じ、脳出血の症状の女性が登場しており、「同じだな」と思った。
▼その後見続けた番組は「HOMELAND」でオバマもみているとかというCMが流れている。これは911事件以降のアメリカCIA内部の困惑と対応が描かれている、アメリカの軍事・諜報戦略が出てくる。主演はクレア・デインズと「バンド・オブ・ブラザーズ」(これはかつてDVDで全10話を買った。)のダミアン・ルイスだ。彼はイラクで捕虜になったとき、アルカーイダによって転向させられたという設定になっている。話はかなりインチキ臭いが娯楽番組と思って割り切って見れば面白い。これはシリーズ4まで放映されており、録画して全部見ている。
▼いま、はまっているのが「リゾーリーとアイルズ」でアメリカボストンの女性刑事リゾーリーとそれに協力する女性検視医アイルズの話。これは木曜日の夜からWOWOWで5話が始まったところだ。実はわたしはこのシリーズはトータルで10話も見ていない。スコットランド出身らしい長身のリゾーリーが好きである。先日夜中に昔のシリーズ2の話がBSフジで放映されたので録画してみた。するとサンケイ新聞のCMが「モルダウ」のメロディにのって流れてきた。
▼何でモルダウなんだよ。「モルダウ」はご承知のようにチェコのスメタナが作曲した。この曲は指揮者のラファエル・クーベリックが得意としていた。だが彼はソ連が支配しているうちは帰国しないし、母国で指揮することもないと言い切っていた。ソ連が崩壊したとき彼は帰国し、チェコの独立を心から祝ってこの曲を演奏した。当時そのときの生演奏が話題になり、CDにもなったが、何故か手に入らない。前置きが長くなったが、スメタナとクーベリックの事を言いたかったのです。

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July 10, 2015

新口村(にのくちむら)と、カネの亡者川内原発

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(9日夕方の資源エネ庁前の抗議行動)
▼ツイッターに親切な人が朝日新聞に掲載されていた、「ゲバラの実増」を1部から3部まで,丁寧に切り抜いて送って下さった事は書いた。実は昨晩また別のプレゼントがあった。顔見知りで名前は存じあげない方だ。この方から「先日の署名のお礼」と仰って「9」の数字が入ったTシャツをプレゼントされた。こんな物を頂いていいのかどうか迷ったが頂いた。この方はひと月ほど前に東京地裁の警備法廷で、わたしは全部記録をブログでご紹介した。彼女も書こうと思っていたが、書けなかったらしい。この記事は「ウランちゃん」がツイートして下さったおかげで2日間で700人くらいの方がご覧いただいている。
▼さて「ゲバラの実増」である。ゲバラはかつて青木書店の「ゲバラ全集」も持っていたが、訳があまりにも下手なので手放してしまった。今回の「実増」の中では弟の事が詳しくでている。彼はアルゼンチンに住んでいたが、ある日警察が自宅に押しかけ9年間も牢獄に入れられていたという。今まではっきり書かれた事はなかったが、ゲバラがコンゴに行っていたことも明らかにされている。
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(昨晩頂いた「9条Tシャツ」
▼「ワイルド・ギース」という30年ほど前のイギリス製の傭兵映画がある。アフリカの金鉱がある某国の大統領をゲリラの手から救出する話だ。主演はリチャード・バートンだ。映画館でも見たが、昨年レンタルビデオ店で借りて再び見た。2ヶ月ほど前はNHKBSでも放送されていた。最後の場面は泣かせる。しかし再度見たら、大統領を拉致監禁しているのが「キューバ兵」という事になっていた。見た当時はあまりにも嘘っぽいと思ってた。しかしコンゴ派兵は事実だったのだ。「実録」によればキューバ兵はコンゴで2千人くらい戦死した、と記録されていた。
▼昨晩は九電前連続抗議の4日目だった。4日連続の雨は辛いが、「燃料棒の装塡は昨晩午前零時に終了した」とNHKは報道していた。カネがすべての世の中。銀行団に「原発を動かさなかったら、融資したカネをすぐ返せ」と言われて九電はカネがないから動かす。
▼先日NHKBSで昔の映画「浪速の恋の物語」を放送していた。中身は近松門左衛門の「恋飛脚大和往来」(通称新口村だ)有馬稲子の所作の美しさは素晴らしかった。この映画で梅川忠兵衛は,カネより女(梅川)を取った。だから今も歌舞伎でしばしば上演されるほどの名作としてもてはやされている。しかし「九電の川内原発再稼働」はカネのために日本を滅ぼした極悪非道の物語として後々語り継がれることになるだろう。

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July 09, 2015

第18回原子力規制委員会を傍聴する。

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(第18回原子力規制委員会開会直前の会議室)
▼小雨の中六本木の原子力規制委員会の第18回会議の傍聴に向かう。きょうの会議の中心は「緊急作業時の被ばくに関する規制の改正に伴う意見募集の結果及び放射線審議会への諮問」という名称がついている。しかし簡単に言えば原発の事故に携わる作業員の放射線被ばく線量を引き上げようという事だ。
▼もしも今後事故をおこなさい(つまり原発の再稼働をしない)ならば、このような100ミリシーベルトを250ミリシーベルトに引き上げる必要なない。つまり法の改正などする必要はない。原子力規制委員会の田中委員長は昨年12月将来50ミリシーベルトに引き上げるとまで公言している。首相が海を視察したとき、まるで宇宙スーツのような防護服を着用して視察させる。ところが作業をしている人はタイペックス・スーツにマスクに防護メガネだけ。この差は何なのだ。今の作業スーツでは不完全だと思っているから首相だけ特別のスーツを着ている。あの311事故直後フクイチを視察した当時の菅直人首相も膨れた宇宙服だった。
▼人間の身体の中身はみんな同じ血液が流れDNAによって構成されている。被ばくをするシステムも、その耐性も同じであるはずだ。だとするならば、作業に携わっている人達は首相と同じスーツを着用させるべきなのだ。
▼今回配布された議案書は分厚かった。ざっと見て縮小コピーでA4で70ページ。現実にはその4倍の280ページある計算になる。そのうち「放射線従事者の呼吸する空気中の放射線物質の限度等の数字だけが120ページもある。さらにパブコメはすべて紹介されており、全部で161件あった。パブコメを全部紹介しているので、几帳面と言えばそうなるが、「ほーら、ちゃんとやったよ」というアリバイ作りである。
▼第二議題は「安全研究に関わる平成26年度の中間評価及び事後評価結果」である。一番評価された、としているのは「国産システムコードの開発」である。これらの研究には年間50億円ほどの費用がつぎ込まれている。しかし,見たところこれらはすべて重大事故対策に関連している。田中委員長をして、研究者が六本木ファーストビルにいて研究していても役に立たない場合が多いので、なるべく現場に行って研究するようにというコメントがついた。みたところ研究の多くが外部委託であるように思えた。当日配布された資料は原子力規制委員会のHPでも見る事ができます。
▼以下筆者が撮影した動画も併せてごらん下さい。

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July 08, 2015

九電東京支社前で反原連の抗議に参加する。

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(抗議の様子。コールしているのはミサオ・レッドウルフさん)
▼昨晩は九電東京支社前で「川内原発に核燃料棒」を装塡する作業が始まったので、それに抗議する集会が開かれた。よりによって7月7日という日程は誰が考えたのか。さらに再稼働させる日はお盆の8月13日頃とされている。おそらく反対運動が起こしにくい日程を選んだのだろう。170本余の燃料棒を束ねて、40本を一組にして4日で装塡するのだという。今は燃料棒は2年間冷やしてあるから、すぐに装塡できる。しかし原発を動かしたら冷やすのに少なくとも半年くらいかかるという。
▼万一阿蘇山が噴火して火砕流が流れて来たら、もう取り出すことは不可能。社長も社員も、必死になって逃げ出すのが精一杯。それがどんな結果をもたらすのか、ご承知の通りである。フクイチの吉田調書のなかで東電の社員が,吉田所長の命令を無視して,F2に逃げてしまった事件。これを思い出して頂きたい。電力会社の社員は原発が恐ろしい事を一番知っている。だから住民に周知させるよりも早く自分たちはさっさと一線から撤退してしまった。
▼そのことを朝日の某記者がスクープしたのだが、朝日は後になってそういう事実はなかったと、記事を取り消し、記者を処分し、その上司は左遷した。この経過は最新刊の『いいがかり』に詳しくでている。その本の中で作家の森まゆみさんは「日本に原発事故が起きたとき、命をかけて収束にあたる組織がない限り、原発は再稼働させてはならない」と指摘している。先日この部分をツイッターで紹介したら森さんご本人がリツイートして下さった。
▼以上は昨晩の反原連、有楽町駅前の九電東京支社前で1分間スピーチさせてもらったが、そレを詳しく書いた。今晩の集会ではこの話を詳しくするつもりだ。さてこれから原子力規制委員会の傍聴に出かける。

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July 07, 2015

◇「チャイルド44」を見る(2)

▼転任先はかなりオンボロの家ですきま風はビュ-ビュー入って来る、赴任先の上司(ゲイリー・オールドマン)は「君は余計なことをせずに、自分の言う事だけを聞いていれば良い」と命令される。ところがこの地でも、同様な事件は起こっていた。上司は「既に事件は決着済みだ」というが、レオは納得しない。事故ではなく、何者か外科手術の経験者が関わっているに違いないと推測する。
▼さらに妻のところには、横恋慕している昔の上司から電話がかかってくる。「夫を捨ててモスクワに戻って来い。悪い様にはしない」と。列車を待っているとき夫に,発見され「身分証明書も持たず何処へ行くつもりだ。逮捕・監禁されるぞ」と引き留められる。そう、当時のソ連にあっては,国内を移動する際にもパスポートのような物が必要だった。妻は思い直し夫とともに容疑者を摘発する決意を固める。
▼いかにも「捜査に協力する」様子を見せた男を葬りさり、上司にかつての捜査記録を見直ししてもらい、それをもってモスクワに戻る。すると地方の工場に勤めている、元軍医の姿が浮かび上がってくる。元軍医は同性愛者だったのだ。それで少年を誘っては犯行に及んでいた。しかし同性愛も社会主義国ソ連にあってはならない犯罪だった。ようやくの思いで容疑者を追い詰め、44人の少年たちを殺害した迷宮入り事件を解決する。そして再びレオはモスクワに呼び戻される。「望みは何か?」と上司に聞かれ「警察に殺人専門部署」を作ってくれるよう進言する。さらに付け加えて上司は、昔世話になったオールドマンを指名する。
▼事件を解決する過程でレオと妻の関係が情報部の「「恐怖」の支配下にあった。しかし事件解決を通じてより強い信頼関係で結ばれていく過程がもう一つの見物となっている。さらに軍医となった男は学校時代レオを顔見知りだった。だが片方は落ちこぼれて工場に勤務する平凡な仕事をせざるを得なかった。ところがレオは偶然「議事堂で旗を握った」事から「展望が開けた」。運命とはこの一瞬で表裏一体の関係だったことが分かる。
▼舞台はロシアだがアメリカ映画なので、分かりやすいうっくりとした英語で喋るので分かりやすい。

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July 06, 2015

◇「チャイルド44」を見る(1)

▼土曜日は風邪気味で体調は少々悪かった。それでも映画は見なければならない。映画の内容は後述する。映画を見終わったら、それほど親しくもない人から留守番電話が入っていた。「新聞にある声優の名前が出ていた」とただそれだけである。どうもわざわざ電話して来た理由が分からないのでショートメールを送る。夜になって返事が来た。「私が昔使っていたペンネームと同じ」ただそれだけだった。もう30年も前の事をわざわざ覚えていて下さったことには感謝した。
▼日曜日は午後2時から新橋の桜田公園集合で戦争法反対のデモがあるとツイッターにでていた。会場に15分前に到着したが、30人ほどの私服刑事ばかりだった。独特の服装とノニオイがするのですぐわかる。30分待ったが主催者が誰も来なかったので仕方なく帰ってきた。帰宅途中友人が「会場が変わったらしい」と知らせてくれたが手遅れなので仕方ない。それにしても案内人を置いたり、告知、主催者の電話番号を入れないのは不親切である。
▼夜BS日テレでヤン・ヨンヒ監督がクリス・ハートと対談する番組があった。監督の「ディア・ピョンヤン」を見てから知り合いでもあるので、さっそくツイートしたが,返事はなかった。クリスの語った言葉「歌詞の中であかね空」という言葉が中々理解できなかったが、結婚して仕事の帰り道空を見上げてようやく分かった」という言葉は重かった。
▼また「世界遺産」が増えた。もう日本丸ごと「世界遺産」にして貰った方がよい。いずれにしても最近の「遺産」は観光目的でしかない。「富岡製糸場跡」あたりからかなり怪しくなってきた。とくに今回の八幡製鉄場や軍艦島は、行ってみればアウシュビッツが「世界遺産」になったようなものでる、と思う。
◇「チャイルド44/森に消えた子供たち」ベルリンの国会議事堂がソ連軍の攻撃によって陥落した場面は強烈に記憶に残っている。その時「赤旗」を兵士に握らせてカメラマンは写真を撮ろうとする。しかしその兵士は腕に死亡したドイツ兵の腕時計をたくさん巻いていたので、別の兵士「レオ」に交代させられる。赤旗が翩翻とはためく場面は一躍ソ連の英雄として迎えられる。その結果国家保安省(MGM9に配属となる。あるとき少年が線路脇で死亡している事件が起きる。捜査していると、事故ではなく、事件ではないかと疑いを持つ。ところがドイツにいたことから「スパイではないか」という疑いがレオにかかる。これは当時のソ連にあってトハチェフスキー将軍の粛正など、みんなその理由は同じだった。妻と一緒に処刑されそうになるがシベリア送りとなる。
▼スターリン支配下のソ連にあって「楽園には殺人は存在しない」が合い言葉になっていた。(明日に続く)

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July 04, 2015

「みゆき通り」を考える。

▼返却期限が1日過ぎた本があったので、朝食後図書館に急ぐ。と言っても図書館の開館時間は午前9時ジャストだ。5冊くら返却して、自宅で読まなくなった本を同じくらい「除籍本」の棚に潜り込ませてくる。急いでいるのは日比谷のみゆき座の映画を見るためだ。図書館の最寄り駅「曳舟」駅から乗車し、都営地下鉄で東銀座で下車する。
▼ときどき「みゆき座」と「スバル座」を間違える事がある。念のため、東銀座の交番の後に出来た道案内所に立ち寄る。警官とは違った姿をした、おそらく退役警官とおぼしき老人が出てくるが「分からない」。数寄屋橋交番に行って聞いてくれ」という。しかたなく数寄屋橋交番(もどき)で聞くと同じ服装をした人物が出てきて、「みゆき劇場ではなくみゆき座ですね?それだったら帝国劇場の先だ。一本先の道路を帝国劇場までいくべし」とおっしゃる。どうも違うと思って戻ろうとすると、「こっちこっち」と肩を押される。仕方なくその道を歩いたら新橋に出てしまった。
▼もう上映には間に合ったが、前から2列目の左から2番目の座席しかなかった。ここで「みゆき通り」にあるから「みゆき座」なのだと分かった。と言う事は百人一首に「小倉山峰の紅葉葉心あらば いまひとたびのみゆき待たなむ 貞信公」がある。これから来ているのだ。御幸という名称は全国に39例ある。わたしの故郷にもある。天皇の行幸なのでありました。山内賢と和泉雅子「二人の銀座」の二番にも出て来ますね。♪「みーゆき通り、スズラン通り」って。

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July 03, 2015

「リニア」だったら全車両が丸焼けだっただう。

▼3日前に発生した新幹線内部の放火事件。「年金が不満で自殺」するなら「社会保険庁」の前とか、首相官邸とかもっと場所を選んで欲しかった。その報道に関連して不思議なことがいくつかある。1)ポリタンクでガソリンを買いに行ったというが、灯油と違って普通ガソリンスタンドでは金属製の容器をもって行かないと売ってくれない。2)警備を強化すれば事件は防げるか?今回の場合、知られている限り仕事がない。収入がなくて暮らしていけないことが、主たる原因だから、そちらを解決しなければならない。現実におきそうな犯罪に対処するには,膨大な費用がかかる。金属探知機の設置や,自販機がプラットホームにあるのだから飲料水チェックなどできない。さらに車内巡回も同様である。5年ほど前にインドへ行ったとき、地方の空港に行った。バッグの中にペットボトルを入れていたら、警備の兵士が「目の前で水を飲んで見せろ」と言ったのを思い出す。これぞ究極のマンパワー作戦である。もし本当のテロリストだったらガソリンくらい飲んで見せるに違いない。
▼おそらく政府は今回の事件を良い理由にして、すべての駅に顔認証カメラの設置など「特別法」を作ろうとするに違いない。それにしても膨大な費用と人材が必要になる。そのカネを何処が負担するのか?JRかな?そうしたら、その費用は運賃に上乗せされるだろう。不公平と格差をなくすことが唯一の解決方法ではないかと思う。
▼しかし今回の事件ではっきりしたことは、地底の密室「リニア・モーターカー」だったら全車両丸焼けになることだけは間違いない。

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July 02, 2015

在京メディアは政府の圧力に勝てないのか?

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(「そもそも総研の画面」から
▼野暮用で何かと忙しい。図書館から借りた2冊の本の返却が迫っているが、「いいがかり」がおもしろくてそちらが先行している。「いいがかり」は朝日新聞がフクイチの爆発事故が起きた時、東電の社員が命令に違反してF2に撤退した事件が「スクープ」された。ところが最初の発表とは違い朝日の社内検証をした結果、「報道は間違っていた」と当時の社長が謝罪して、取材した記者を減給処分にして、その上司を出勤停止処分などにしてしまった。
▼本書はその問題を様々な立場のジャーナリストが検証している。会社の検証委員会にはあの元外務官僚の岡本行夫などが入っていたから、どういう結果になるかは見えている。事件が起きた当時の木村社長は、慰安婦問題の疑惑報道があって、読者やその他、朝日を快く思わない人たちからの圧力がかかっていた。社長はこのままでは朝日は部数を減らして3流新聞になってしまう、と恐れたのだろう。社員の力を借りて開き直って巻き返す,道を選ばなかった。
▼該当する部署の処分して、自分は次の社長にその座を譲って院政を敷こうとしたが、それも失敗してしまった。それでハッキリとした理由を示さず「F2に逃げたのは誤報であった、という事にする。つまり東電と政府にアタマを押さえられてしまったのだ。
▼この詳しいいきさつについては、本文の中に元朝日新聞経済部で現在デモクラTV社長の山田厚史氏が詳しく書いている。日本のマスメディアはなぜフクイチ報道を真剣にしない。放射能が収束できない。このまま放っておいたら大変な事になる。何とかできないか、という声を多数身身にする。先の大戦、前でも新聞やNHKはリアルな放送をしようとして軍部に巻き込まれて得しまう。または良心的な執筆者がいれば在郷軍人会が不買運動を進めて、屈した苦い経験をもっている。
▼今朝の10ch系の「そもそも総研」で自民党の報道に対する圧力がテーマだった。詳しくはツイッターをごらんいただきたい。夕方5時の段階でわたしのツイートに対するリツイートは約40件になっている。それだけみなさんの関心が高いということなのだ。

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July 01, 2015

スカイツリーのブルー(雅色)は何とかならないか。

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(暖かい、東京タワー。原子力規制委員会を傍聴したあと、いつも見てくる。スカイツリーは演歌にもならない)
▼先日仕事のついでに行き付けの眼鏡屋さんに立ち寄った。この店は20代の頃から懇意にしていただいている。以前はわたしが、カメラの仕事をしているのを知っていらしてN社のカメラグッズをいたたいた。この店東京スカイツリーの比較的近くにある。顧客が「スカイツリーの写真を撮った」と次々持って来てくれるらしい。目の前にラミネート加工したたくさんのスカイツリーの写真が置かれた。
▼いずれもA4くらいの大きさに引き伸ばされたスカイツリーの夜景が積み重ねられる。うんざりするほどの写真である。実はわたしの家の近くでも、夕方から夜になると北十軒川に写り込むスカイツリーを撮そうという年配の方々がカメラを構えている。実にほほえましい風景である。
▼NHKETVで毎週日曜日の午後2時から「日本の話芸」という30分番組があるので、落語だけ録画して見ている。2ヶ月ほど前だったが「城マニア」として知られている 春風亭昇太が出演してマクラでこんな話をしていた。最近はお年寄りの方々が多きな高いデジカメをもって歩いています。最初のうちは人間を撮りますが、ポーズに注文を付けるので家族に嫌われてしまいます。最終的に「動かない」花を撮るようになる。その家に遊びに行くと大きくひきのばされた、大きな花の写真が次から次へと出て来て辟易とさせられる。と言う話だった。
▼眼鏡屋さんの山積みになったスカイツリーの写真を見せられて、同じ事を考えた。結局動かない被写体に落ち着くのである。そしていずれも絵はがきのような写真を撮って満足している。家族にはそんな写真は見むきもされないので、ここに持参する。実は店の女将も迷惑そうな顔をしていた。
▼ここから本論。女将曰く「旅行から帰ってきて赤く光る東京タワーの輝きを見るとホッとする。しかしスカイツリーにはそれがまったくない。あの紫色の雅とかいう照明も何とかなっらないものだろうか?わたしもスカイツリーを見るたびにそう思っている。

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