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July 10, 2015

新口村(にのくちむら)と、カネの亡者川内原発

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(9日夕方の資源エネ庁前の抗議行動)
▼ツイッターに親切な人が朝日新聞に掲載されていた、「ゲバラの実増」を1部から3部まで,丁寧に切り抜いて送って下さった事は書いた。実は昨晩また別のプレゼントがあった。顔見知りで名前は存じあげない方だ。この方から「先日の署名のお礼」と仰って「9」の数字が入ったTシャツをプレゼントされた。こんな物を頂いていいのかどうか迷ったが頂いた。この方はひと月ほど前に東京地裁の警備法廷で、わたしは全部記録をブログでご紹介した。彼女も書こうと思っていたが、書けなかったらしい。この記事は「ウランちゃん」がツイートして下さったおかげで2日間で700人くらいの方がご覧いただいている。
▼さて「ゲバラの実増」である。ゲバラはかつて青木書店の「ゲバラ全集」も持っていたが、訳があまりにも下手なので手放してしまった。今回の「実増」の中では弟の事が詳しくでている。彼はアルゼンチンに住んでいたが、ある日警察が自宅に押しかけ9年間も牢獄に入れられていたという。今まではっきり書かれた事はなかったが、ゲバラがコンゴに行っていたことも明らかにされている。
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(昨晩頂いた「9条Tシャツ」
▼「ワイルド・ギース」という30年ほど前のイギリス製の傭兵映画がある。アフリカの金鉱がある某国の大統領をゲリラの手から救出する話だ。主演はリチャード・バートンだ。映画館でも見たが、昨年レンタルビデオ店で借りて再び見た。2ヶ月ほど前はNHKBSでも放送されていた。最後の場面は泣かせる。しかし再度見たら、大統領を拉致監禁しているのが「キューバ兵」という事になっていた。見た当時はあまりにも嘘っぽいと思ってた。しかしコンゴ派兵は事実だったのだ。「実録」によればキューバ兵はコンゴで2千人くらい戦死した、と記録されていた。
▼昨晩は九電前連続抗議の4日目だった。4日連続の雨は辛いが、「燃料棒の装塡は昨晩午前零時に終了した」とNHKは報道していた。カネがすべての世の中。銀行団に「原発を動かさなかったら、融資したカネをすぐ返せ」と言われて九電はカネがないから動かす。
▼先日NHKBSで昔の映画「浪速の恋の物語」を放送していた。中身は近松門左衛門の「恋飛脚大和往来」(通称新口村だ)有馬稲子の所作の美しさは素晴らしかった。この映画で梅川忠兵衛は,カネより女(梅川)を取った。だから今も歌舞伎でしばしば上演されるほどの名作としてもてはやされている。しかし「九電の川内原発再稼働」はカネのために日本を滅ぼした極悪非道の物語として後々語り継がれることになるだろう。

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