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September 13, 2015

◇「わたしに会うまでの1600キロ 」を見る

▼金曜日有楽町の九電東京支社にいくべく地下鉄に乗っていたら「シネマの原稿の締め切り日が過ぎた」というメールが入った。今晩は何時に帰宅できるか分からないので、「明日朝イチに送る」と返信した。先月わたしは執筆している地方新聞の「シネマ紹介」が連載400回を突破した。毎月4本だから約800本。締め切りは月二回あるので、常に手元に2本は予備をストックしておかなければならない。休日に何を見るかは、金曜日の東京新聞の夕刊の映画特集をチェックする。はっきり言ってめぼしいものはなかった。一応ネットで予約をして土曜日疲れていたが、日比谷シャンテに向かった。
◇「わたしに会うまでの1600キロ 日本には「自分探し」と称して四国88ヶ所霊場巡りがある。映画ではカリフォルニアからカナダ国境まで歩こうとい実在の女性のシェリルの話だ。スタートしてすぐに、「バカなことをした」と後悔する。ヒッチハイクで登り口まで連れて行って貰い、「今日から一人で砂漠と山道を歩く」。途中には水飲み場も食糧を売っている店はないので、バックパッキングが半端な量ではない。あれもこれもと詰め込みすぎた巨大なバックパックにふらつきながら歩く。テントを張るのにペグの使い方も分からないので、何度も失敗する。しかも、コンロの燃料無鉛ガソリンにしなければならないのを、間違ってしまう。そのため、しばらくはいで冷たい粥しか食べられない。
▼そもそもこの旅を思い立った時、シェリルは最低の日々を送っていた。母に暴力を振るう暴力夫を別れた母(ローラ。ダーン)はどんなに辛い境遇でもいつも楽しそうに振る舞っている。その母がガンで死亡してしまう。さらに危篤だと聞いて弟と病院に駆けつけると、母は遺言で角膜を提供すると申し出ていたので、目玉はくり抜かれ氷が詰められていた。その優しい母の死に耐えらなかったシェリルは、優しい夫を裏切って浮気を繰り返し、さらにドラッグにおぼれていた。
▼それが原因で結婚生活も破綻し夫と離婚する、いまのままでは残りの自分の人生も台無しだ。母が自慢していた娘に戻るべく自分を探し出そうと歩き始める。しかし歩き始めると、ガラガラ蛇やら、怪しい男たちが出現し、水が一滴もなくなるなど、様々な困難が待ち受けている。時々頭に浮かぶのは母が好きだった「コンドルは飛んでいく」のメロディだった。果たして最後まで歩き通ることができるか?
▼本日これから夕方まで取材のため、ツイッターなどでの個別のご返事は出来ません。

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