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September 28, 2015

◇「ぼくらの家路」を見る。

▼木曜日の会議が終わってから国会裏の衆議院第二議員会館まで出かけた。薄着だったせいか、ずっと肌寒かった。金曜日夜も同様で、体調が戻ったのは土曜日の午後だった毎年のことながら、お彼岸の頃は体調管理に気を付けなければいけない。金曜夜の抗議も「今日は疲れているので、早めに終わらせよう」という事前の予告にもかかわらず、午後10時になってしまった。
▼この日帰宅してから、溜まっていた「週刊金曜日」を読み始めた。ツイッターにも書いたが、面白かったのは、アメリカのNSAはどうやっって、日本政府や主要企業を盗聴しているか、と言う記事だった。わたしはアメリカ大使館の屋上に情報収集アンテナがあって、それを使っているのかと思った。電波はそれを使うのかも知れないが、宇宙空間には情報収集衛星もたく飛んでいる。しかし今は海底ケーブルから直接ピックアップするのだ。NSAはヴォライゾンなどの協力企業を使って新丸山LS(千葉県南房総市)など、日本とアジアとをつなぐ基幹部分で、通信を網羅的に取得して米国内のNSAの盗聴拠点に送る何らかの大規模な「仕掛け」をほどこすのだ。
◇「ぼくらの家路」ドイツのベルリンに住むジャックは10歳の少年だ。シングルマザーのザナは連日夜遊びや恋に忙しく子ども達の面倒は見ようとしない。そこで兄のジャックは6歳の弟の面倒をみることになる。ある雨の日、外で遊んで家に帰り食事の準備をしているとき、弟がシャワーを浴びようとして熱傷になる。役所では、この状態では子ども達は、安全に育てることはできないと、判断され郊外の施設に入れられる。
▼施設では食べることには不自由しないが、上級生から食糧を盗られたり、「うざい」など執拗ないじめにある。そんな時ジャックは一人の学友と親しくなり、双眼鏡を借りる。あるとき双眼鏡を持って、森を散歩をしていると、「泳ごう」と言って湖水に無理矢理沈められる。さらに借りたいた双眼鏡を湖水深く投げ捨てられる。
▼怒ったジャックは上級生を棒で殴って気絶させてしまう。「夏休みには、必ず迎えにいく」と約束していた母は迎えに来なかった。ジャックは施設を逃げ出す決意をする。わずかなお金ではスモールサイズのホットドックしか買えなかった。路上に眠り、ガレージの廃車に寝泊まりしながら、弟が預けられている家から連れ出す。一度家に戻るがカギを隠している場所はカラだった。それでママに手紙を書き、母がいそうな場所を探し歩く。
▼あるとき双眼鏡を失ったことを思い出し、友人に返そうとスーパーで万引きを働く。弟マヌエルと一緒に母の立ち回り先を探してあるくが見つからない。それどころか母の元ボーイフレンドに発見され、食事をごちそうになり、帰りに警察に連れて行こうとされるので、脱兎の如く逃げる。ふと家を見ると部屋の電気が付いているので、弟を階段を駆け上がる。母は待ちかねたように子ども達にシリアルをたべさせる。そして「今度こそ時あわせになれそう」と指に光るダイヤを見せびらかす。だがジャックは母の言葉が信じられず、玄関のカギボックスを点検すると、案の定、母親はジャックの手紙を読んでいなかった。
▼ジャックは弟の疑問を振り切るように手を引いて再び施設の門を潜るのだった。ヒューマントラスト有楽町。最前列左端の座席で首が痛くなった。
▼「ニッポンの嘘」に主演した生涯一カメラマンの福島菊次郎さん94歳の訃報に接し、心からお悔やみを申し上げます。9月24日、脳梗塞のため死去。

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