« 久しぶりに、国会正門前抗議で、スピーチする。 | Main | 半藤一利・保坂正康対談(29日東京新聞)を読む。 »

November 29, 2015

福島県産の魚はどこへ?

▼外にでている機会が多いと、本が読めない。録画したビデオを見る時間がない。本は自動で読み取ってICレコーダーで聞く事が出来ると便利だ。録画は短時間で携帯に転送できると便利だろうな、とぶつぶつ呟く。8月末にプリンターが壊れて買い換えた事は書いた。その詰め替えインクのことだ。友人に話したら詰め替えインクが使える、というのでインクと詰め替え用のオモチャの注射器をネットで買った。しかし試して見たが、詰め替えた時点でプリンターがインクを認識しないので、使えなかった。プリンターメーカーも次第に手を変え品を変え、自社インクを買わせようと工夫をしているようだ。アマゾンでインクを注文ぢしたら、可愛い小型段ボールケースに入った荷物が届いた。映画とタイアップしているようだ。
▼昨日のブログは出先で文章を作成して送った。実は昨日某所で「生業(なりわい)を返せ、地域を返せ!」という福島生業裁判原告団長の中島孝さんのお話を伺った。録音はしたが、約1時間のお話しなので、わたしが印象に残った部分だけご紹介する。中島さんは魚の加工販売を生業としているので、その試験操業の実体の部分だけご紹介する。試験操業で取った魚は全量市場流通させる仕組みになっている。だから1週間に一度築地まで来て射る。かつては160種類の魚が穫れていた。ところが今許可されている魚は60種類だ。1年間通して60種類になるので、冬場のタラとかヒラメなど冷たい海を得意とする魚は、もっと少なくなって10種類くらいしか穫られていない。ヒラメは放射能汚染が高いとしてまだ収穫は禁止されている。食物連鎖の頂点になると小さな魚の放射能が濃縮されていって、蓄積されるのです。
▼すずき、あいなめもダメです。自分は魚屋だけ仕事の中心になるものが崩れている。ヒラメの刺身が作れないという悔しいおもいをしている。息子が「親父が裁判で出歩いてばかりいるのなら、店は潰れてしないからオレがやるよ」と刺身は彼が作っている。息子は教師になりたかったが、住宅販売の仕事で失敗し、最近後を継いだので、そういう豊かな魚があった海をしらない。豊かな海を知らないで、形の上で親父が作ったモノを作ってお客に販売している。
▼その刺身が持っている本当の味わいを知らないので、本当は売りたくないのです。先ほど60種類といいましたが、築地市場でも「福島の魚」はあの広い市場の最後部に申し訳程度に並べられている。中々買い手がつかない。ほとんどタダ同然の値段で取引されている。おそらく産地名表示をしなければならない、という規則があるので、大手スーパーでは福島産、相馬産としては扱いたくない。それで産地表示をしなくて済む。何処かの居酒で焼き魚にでもなっているのだろうと思う。
▼福島出身の築地市場関係者に、「どこが買っているのか?」と何度聞いても教えてくれない。「そんな事が漏れたら、客が絶対寄りつかなくなる。絶対教えられない」というのです。「福島出身のよしみで教えてくれ」と迫って見ても彼は口を割らない。そうしたものが福島県産の魚の実体なのです。これは農家も同じなのです。(以下時間がないので省略)福島生業裁判原告団、弁護団の連絡先、新聞広告で訴えるためのカンパを募集しています。

|

« 久しぶりに、国会正門前抗議で、スピーチする。 | Main | 半藤一利・保坂正康対談(29日東京新聞)を読む。 »