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December 01, 2015

NHKBS「アメリカン・ゲットー” 麻薬戦争と差別の連鎖」 を見る。

▼ブログの検索用語で「キューバのトロピカルショー」(筆者がデジカメで撮影したもの)が入ってきた。これは28日土曜日の「旅サラダ」で海外旅行が「キューバ」だったためだろう。わたしも3年前にこのショーを見て動画をYouTubeに5本アップしてある。ブログの検索には出てこないが、YouTubeで探せばすぐ出てくるので、ご覧いただきたい。今朝のニュースで売れた本のベスト10が紹介されたが一位はあのお笑い芸人の書いた小説だった。つまりTVで話題になった本だけが売れるという現実があり、図書館でベストセラーを買うから売れなくなるという考えは誤りであろう。みなさん本を読まない、とくに小説は読まなくなってしまったのだ。
▼先日バスに乗ったら乳母車に子どもを乗せた母親が子どもにタブレットの画面を向けていた。おそらくアニメなどを見せていたのだろうが、「行間」を読めない、想像力の足りない人間がまた増えていくのだろうと思った。
▼昨日の半藤×保坂対談で重要な部分は「絞首刑になったのは首相経験者や軍部の前線の指揮官ばかりで、陸海軍の中央、いわゆる統帥部の幹部は外れている。統帥権は天皇の専権で、戦争責任に直結する、東京裁判のからくりはいくつもある。それと「平和に対する罪」、「人道に対する罪」は許さないという、20世紀の文明理念を入れている。人類の普遍的な価値を裁判に持ち込もうとした努力を認めなくてはならない。この部分は重要である。わたしは○○新聞の○月○日号は大事だからコンビニにいって買って読むようにと。メールしても、買って読まずにネットのダイジェストで済ませている人がいる。ダイジェストとホンモノは違う。120円くらいですむのだから、買って勉強してもらいたいものだ。
▼HDD録画の視聴は、ようやくNHKの瀬戸内寂聴特集まで来た。約2週間遅れだ。その前にNHKBSでドキュメンタリー特集で「“アメリカン・ゲットー”麻薬戦争と差別の連鎖」の上下があったが、これが面白かった。レーガンの時代に麻薬患者のケアに力を注ぐべきだという方針がでた。当然と言えば当然の考えだ。ところが後半ケアから取り締まりに方針が変わってしまう。さらにアメリカに麻薬の流入を防ぐ、犯罪者を取り締まる、という方針になる。その方が分かりやすく選挙のとき国民の受けがいい。
▼麻薬患者の差別、逮捕、隔離、麻薬裁判の刑罰を重くする。これは麻薬のクラック犯罪の時重加算の刑期が追加され、ちょっとした犯罪でも無期になってしまう。もうこういうのを見ているとナチスの手口と同じだ。麻薬犯罪者は汚い→差別→隔離→逮捕して刑罰を重くして入ったら出られない。要するに市場経済がはびこるアメリカにおいて、たとえ高学歴でもまともな仕事に就けない。不安を忘れるために麻薬に手を出す→常習化→逮捕→刑期が長くなり、刑務所からでられない。→刑務所の民営化→長く刑務所に閉じ込めた方が、民営刑務所は経営的に安定する。→刑務所内部の不正の蔓延。と言う事が常態化しているのがアメリカなのである。

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