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February 29, 2016

新党大地→自民党でTPPから北海道の農業は守れるか?

▼昨日は気温が上がり、今朝は下がり冷え込んでいるので、くしゃみが止まらない。昨日は図書館にリクエストした本を引き取りに行ったら、そのうち2冊が重いのなんのって…。なるべく文庫本を借りようと思うが、在庫がなければ仕方ない。
▼北海道の「新党大地」の鈴木貴子議員が自民党に入ったという話しが話題になっている。一応の理由は、民主党が共産党と安保法案で一緒にやるのが気にいらない、という事になっている。しかし、だ。鈴木貴子氏は秘密法に反対する全野党有楽町街宣で話しを聞いたことがある。それはわたしの撮影したYouTubeで見る事が出来るが、堂々としていて中々迫力がある。小渕も鈴木宗男もみんな娘に将来を託してしまった。
▼鈴木宗男がなぜ、それまでして自民党と合流するのか?それはムネオハウスの事件に発端があるように思える。事件とは国後島に建設された「友好の家」のことだ。マスメディアは面白おかしく「ムネオハウス」と呼んでいました。この建設工事受注をめぐって鈴木宗男の秘書が介在し、工事の請け負い業者に有利になるように取り計らった、という「疑惑」だ。この事件は外務省が共産党にリークして国会でとり上げられた。共産党が戦後数十年たって国後に残地諜者を残しているはずはない。ムネオハウスの写真なども出ていたから、その反ムネオの外務省筋からのリークであるはずだ。だから鈴木はずっとそれを根に持っていた。
▼鈴木はそれより前、中川一郎の秘書をしており、その時中川一郎の「怪死」事件に関わっていたのでは、という噂も一部にはあった。元々は自民党の人だから、古巣に戻る事は、自身のなかではそれほど矛盾を感じないのだろう。しかし反自民で鈴木に一票を入れた人たちの間からは不満が高まっている。それは北海道の農業を守るのにTPPに賛成している自民で大丈夫だろうか、という声であろう。
▼土曜日夜、携帯に見慣れない番号の着歴があった。知らない番号には、絶対コールバックしない。翌、日曜日、その番号の方と電話でお話しできた。用件は、タバコを好きな知人が肺がんでなくなった。日本のタバコは放射能で汚染されているから、吸うなら外国製のタバコにせよ、というアドバイスだった。とてもありがたいアドバイスだが、あいにくわたしはタバコは吸わない。わたしはタバコより魚を食べる方が遥かに危ないと思う。原因不明の病気や怪我が中々治らない、という方は注意が必要だ。

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February 28, 2016

銀座3丁目の「荻原正人展」に行く。

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(赤く塗りつぶしたおんは普通の記事、黒いのが震災関連の記事と写真)
▼いつもご紹介してるデモクラTV。放送は大体夜が多い。わたしの夜は80%は街頭行動に参加しているので、生放送は見る事ができない。従って放送はPC画面で見る事は出来ず、音声のみをICレコーダーにコピーして、移動中に聴いている。普通は一週間遅れで聴いているので、イベント案内があっても間に合わない.ところが昨日は、12時間遅れで聴くことができた。それは日比谷に「キャロル」を見に行ったからだ。ちなみに、わたしはケイト・ブランシェットの映画はすべて見る。バスと地下鉄で移動する際に、金曜日夜8時に放送された、「ウッチー(内田誠)のデモクラジオ」を聴くことが出来た。
▼その内容が銀座3丁目のコバヤシ画廊の地階で開かれている荻原正人展の案内があった。映画館から歩いて10分の距離だと見当をつけて、4丁目の交番で聞いたら、そこから3分くらいの距離だった。展示内容はツイッターにご写真入りで紹介してある。会場には荻原さんもいらしたので、いきさつをお話して写真を撮らせていただいた。
▼展示の内容は、311震災から5年間の朝日新聞のコピーの上に、「被災関連記事」がどれだけ比重を占めているか、その部分だけを「赤いインク」で塗りつぶしてある。ただそれだけだが、発想と着眼点がすばらしい。要するに「震災は終わった」というのが政府の考え方である。そのためにマスメディアを動員して、「震災関連記事」を少なく、少なくして来たのが、日本の実態である。展示は27日で終わってしまった。食物を通じて日本中に被爆が拡大している。生協ですら「応援水」から「桃」、「トマト」など限りない。
▼友人に何度言っても聞く耳を持たないので、もう言わない.日本に安全な魚など存在するのか?過去もブログを見ていただければ、「試験漁業地域」で水揚げされた魚も、築地に出荷され、どこかに売られていく。メディアで取り上げられないことが「安全」ではないのだ。「食べて応援」などはしゃいでいるろ、静かに流通しているのだ。

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February 27, 2016

2・26抗議の後、コンビニで映画の情報交換

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(26日、関電前で再稼働阻止ネットの抗議)
▼昨日の帰省は片道を新幹線にしたので、身体は楽だった。仕事はあったが、前日までに急ぎの仕事は片づけたので、PC等は持参しなかった。いつものように伯母や従姉妹も来てくれて、1時間半の食事会をして帰って来る。午後5時に動物病院の点滴を予約してある、待合室でTVを診ていると、「北海道新幹線」の初日の上りの切符を徹夜で手に入れた人の談話だった。家族4人のチケットをゲットしたと言って涙を流していた。青函連絡トンネルを一番列車で通りたかった、という。何にもっと他人の役に立つ事をしようとは思わないのかな?
▼15分ほどヨコになって内幸町に出かける。最初の部分は再稼働阻止全国ネットの人たちと一緒だったので70人くらいはいた。その後「独立系」だけの集会は、昨晩の「倍」近くになった。本当は関電前から資源エネ庁に移動する予定だったが、こちらが盛り上がって8時半を過ぎて、ようやく本拠地へ「移動」となった。しかしわたしは往復350kmの移動で疲れが残っているので、そこでみなさんにご挨拶して「離脱」した。みなさんと別れたとき「市民メディア」の女性カメラウーマン人が、わたしの「コード名」をご存じで、「コーヒーでも飲みませんか?」と声を掛けて下さった。もう一人毎晩お見えで「お漏らし」コールを発明した人と一緒に内幸町交差点の喫茶店に入ろうとした。ところが午後9時閉店で残り5分しかなかった。仕方なく隣りのコンビニで、ペットボトルのお茶を買って店内で飲む。
▼「おもらし」コールさんが、わたしたシネマライターであることを紹介して下さって、俄然話しが盛り上がった。タライティーノの最新作を見たい。から「レオン」の麻薬捜査官を演じたゲイリー・オールドマンの話しになったら、もう止まらない。わたしは彼の一番素晴らしい作品は「蜘蛛女」だと話したら3人の意見は一致して、相手役「蜘蛛女」を演じたレナ・オリンになり、彼女は昨年の「リスボンからの列車」にも出た。「ガタカ」のジュード・ロウ、ユマサーマン。彼女の元夫は誰だったのか、すぐには思い出せなかった。帰宅してから思い出したが、「恋人達のディスタンス」でジュリー・テルビーと共演して喋りまくる、イーサン・ホークである。ま、こんな話しを機関銃を撃つように15分ばかり話した。
▼「どういう映画が好きか?」と聞かれたが、自分が好きな作品と、読者が求めているのは違う。それは「読者のたより」の反応で、はっきり分かる。それは読者に強要できないので、使い分けている、という様な話しをした。テツさんは最近購入した、お気に入りのCDを貸して下さることになったので、とても楽しみだ。金曜日はいつも10時頃まで抗議をして疲れ切って、「お茶」を飲む元気もない。だが抗議に来ると、こういう情報交換も出来て楽しいんですよ。「ツイキャス」だけを見て動かないみなさん。わたしは自分のスピーチが終わったら、一般参加者とできるだけ、話すように心がけている。

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February 26, 2016

墓は作っても維持するのが面倒だ。

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(25日関電東京支社前で抗議のスピーチをする火焔瓶テツさん)
▼わたしは月に一度施設に入所している母を見舞うため、今朝もこの時間高速バスに乗っている。現地には午前11時28分着で、面会一時間。施設には滞在するのは1時間。それ以上いても、話しは堂々巡りで進展しないので帰って来る。帰りは軽井沢までしなの鉄道に乗り、バスか新幹線に乗り換える。バスの方が圧倒的に安い。しかし先月の軽井沢のバス事故以後、家族から「同じ道を通るのは止めてくれ」、と言われている。それでありがたいことに、帰りは新幹線を利用できる。しかし今日は午後5時に医者を予約してある。と言ってもペットの動物病院で、今日が最後になる筈である。しかしもう一匹が、最近足を引きずっているように見えるので、来週またこれを連れて行かねばならない。診察と検査は30分もあれば終わるだろう。体調に問題なければ、すぐ関電抗議に駆けつける。家でのうのうとしている方、ツイキャスを見ているだけで、一向に寒い夜空の下で抗議をしようとしない方々が多い。最近はメンバーが同じで少数精鋭主義だ。だから日帰り長野往復で疲れてヨコになっていたいところがだ、内幸町まで出かける。わたしは午後7時から9時間での最終まで参加した。
▼この数日電柱の地下化工事が、我が家の前にさしかかっている。そのため一晩中耐え難い騒音が発生する。確かに景観は良くなるかも知れない。しかし大地震の時復旧工事に余計な時間が掛からないのだろうか?眠れないような騒音に耐えて、工事に協力しなければならないのだろうか?ついつい愚痴をいいたくなる。
▼昨晩会議が終わったあと、関電東京支社に、高浜4号機の2月26日の再稼働反対行動に参加した。参加した人たちは10余人。ツイキャスをして下さっている一人、Nさんに状況をお聞きすると約20人で、それも地方の方だとおっしゃる。東京にお住まいのみなさんは、今日本中がフクイチ事故で、食糧すべてが被爆している事をご存じなのだろうか?そして汚染が高い地位への、子ども達の「強制帰還」をどう考えていらっしゃるのだろうか?まさか「もう一回原発が爆発しないと、「その気」にならないのだろうか?
▼昨日あるところで、伊勢崎賢治さんの講演の感想を聞いた。すると、同じ職場から参加した複数の人が「何を言っているのかまったく分からなかった」という。政治集団でその感想では、「ネコに小判」だ。運営した側も、伊勢崎さんの著書を1、2冊読んでくれば、とんちんかんな初歩的な質問を質問をして、失笑されずに済んだのにと、わたしは思った。
▼さいきんNHKをはじめ幾つかのメディアで、「墓じまい」がテーマに取り上げられている。田舎などで、親戚が多いと、「墓守」役が必要となる。かくいうわたしも、本家の長男なので、本当は田舎で墓守をしなければならなかった。だが世間では核家族化が進んで、「墓守」を引き受ける人が少なくなっている。はっきり言えば故人の霊を守るために、現実の生活を捨てて田舎に引きこもる訳にはいかなくなっている。
▼では現実にどう対応するか?先日のTVでは、家の中に墓を作ってる人が紹介された。いわば大型の仏間である。卒塔婆もミニサイズで作ってあったが、これとて家が大きくないとできない。そこで考えられたのはハガキ半分のサイズで2cmほどの厚いガラス板に遺骨を練り込み、氏名(もしくは戒名)を掘って毎日食卓の上に飾って毎日お祈りを捧げていた。そして自分も死んだら赤い糸で結んで海洋に投棄して欲しいと言っていた。もう一つは印刷会社の新しいサービスだ。まず本人を3Dスキャナーあらゆる角度から読み取る。次にデザイナーが可愛くデフォルメして3Dプリンターで高さ10cmくらいの人形仕上げる。そして家族に生前に手渡すというものだった。
▼人間の記憶は時間が経過するとだんだん記憶は薄れていく。仏教の「33回忌」というのは良く出来たもので、その時期に合葬するなどという事が当然のように行われる。TVのCMで「永代供養だから安心」という寺のCMがあるが、そんな負担を家族に負わせない方がよい。そういえば昔、サクラフィルムで、当時阪神に所属していた田淵夫妻を使った「100年プリント」というのがあった。大体100年後までカラープリントが変色するかどうか、検証されていない。33年も過ぎたらアルバムなんてゴミ扱いされて捨てられるのがオチだ。そういう事にカネを掛けない方が良い。
▼アルゼンチンのブエノスアイレスに、レコレタという超有名な墓地がある。ここにはあのエビータもl眠っている。一度訪問したことがあるが、墓はみな豪華で大理石などでできており、しかも広い。よく見ると人間が住めそうな広さのものもある。大理石で驚くのは早い。豪華なあらゆる装飾を凝らしてある。ところがだ、ほとんど手入れがされてない。朽ち果てた状態の墓石が多い。つまり有名人が子孫に良く思われようと、いくら立派な墓を作っても、振り返ってくれる人はごくわずかだ。保険のCMで「少しくらいは残して起きたいからな、母さん」というのがある。しかし孫子には一銭も残さないで使い切って死んだ方が良い。

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February 25, 2016

ニッポン最後の百姓一揆「三里塚に生きる」を見る。

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(私鉄総連の春闘デモに冷帯のコールをする火焔瓶テツさん)
▼昨晩はみぞれが降るなか、関電東京支社前で高浜3号機再稼働反対行動に参加してきた。おりしも春闘で私鉄総連の皆さんが、わたし達の脇を通ったので連帯のエールを送った。
◇「三里塚に生きる」CATVの「チャンネルネコ」先日放送された。わたしはあの闘争がおきるずっと前、大学生の頃、三里塚の戸村一作さんの家に援農にいった記憶がある。かなり重い映画だ。ドキュメンタリー映画で、当時三里塚で「行動隊長」などをなさっていた人たちの当時の姿と、現在何をしているかが、交互にオーバーラップする。当然、現地で当時の運動に参加した農民たちへのインタビューがメインとなる。東峰十字路と言えば第二次執行で、当時機動隊と学生、農民たちがぶつかり、機動隊員が大けがをして有名になった。しかしその東峰というのはが、満州から帰国した人たちが、特殊な鍬を使って手作業で開拓した貴重な土地であった。
▼だが国は地元農民に一切事前の相談もなく、「成田に国際空港を作る」事を決めた。そして杭打ちから、機動隊を使った第一次執行を行う。映画の最初の場面は、調査飛行を妨害するために作られた鉄塔から、軍艦マーチが流れる場面からはじまる。そして強制執行で農民に襲いかかる機動隊員に、農婦から「お前達が農民をいじめるために大学に行って機動隊に入ったのか」という罵声が飛ぶ。まさに沖縄の辺野古で毎日見ている風景だ。
▼この映画を見てわかった事は、三里塚は新左翼の闘いだといわれていた。しかし映画を見ると、実は農民の闘いだったのだ事がわかっる。1960年代にはまだ読み書きのできない老人もいた。そんな農民たちが高度成長に勢いづいた国家権力に「国の言いなりにはならない」と対決してたち上がった。そして機動隊とぶつかり合いながら国家権力とは何か学んでいく。ある農民は「この闘争はずっと続くと思っていた」と語る。しかし農民は作物を作って売らなければ生きて行けない。1年間まったく収入がなかった人は、長男に「闘いもいいけど孫たちは何を食べていったらいいのか?」と聞かれて条件交渉に応じる。
▼そして裏では、当時の友納千葉県知事を通じて、当時の運輸大臣と交渉を進めていく。三里塚は「戦後の日本が近代化のために農業を切り捨てていく分かれ道だった」という人がいた。映画のサブタイトルに「ニッポン最後の百姓一揆」と書いてあるが、まさにそのとおりだ。農民の一人は「いまでも飛行機には一切乗らないよ」とつぶやく。大津監督がどうして今になって半世紀前にかかわった三里塚をもういちど撮ろうと思ったのだろうか?この映画を見ると三里塚に関わったそれぞれの人たちの時間だけでなく、この日本の時間が止まってしまっているように思える。学生達は逮捕されていなくなっても、農民は日本のどこかで農地を耕して生きていかなければならない。「三里塚の農民に出会ったことが自分を変えた」と、原子物理学者の故高木仁三郎さんは言っている。この映画を見て高木さんの言葉の意味が少しは分かったような気がした。

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February 24, 2016

ミサイル防衛費1.5倍超:より脱原発の方が安い「防衛」対策

▼寒さがぶり返して、昨日はかなり冷え込んだ。風邪は葛根湯のおかげで、もう一歩で完治できると思う。今朝のNHKラジオ6時50分頃、マイ朝ラジオ「社会の見方・私の視点」元さきがけで現在は福山大学経済学部客員教授の田中秀征氏が出演していた。テーマは「行政改革はその後どうなっているか?」だった。まず、民主党政権時代に行った「事業仕分け」だが、あれは(内情)本来財務省がやりたかったことを、民主党にやらせた、というのが真相である。そもそも支出の検証をしっかりやって、無駄を省くとういうのが大事だ。ところが安倍首相は「まず消費増税ありき」になっている。正確にはポッドキャスト」で後日放送されるので、ご確認いただきたい。趣旨は間違って以内とおもう。
▼ところが昨日ツイートしたが、東京新聞の記事「政府想定超え累計1兆5800億円 政府想定超え累計1兆5800億円 ミサイル防衛費1.5倍超:(TOKYO Web) 」パック3は実物に触った事があります。あれは展示用のミサイルです。大体「北脅威」が起きると市ヶ谷の防衛省に配備している姿が写真で紹介されたり、宮古島まで運搬したり。大体本気で戦争をやるならばミサイルの位置はまず、「秘匿」しなければならない。それなのに「ここにあります」とわざわざ位置を知らせるなんてナンセンスです。あれは「予算獲得用の展示用兵器」なのです。
▼以前自衛隊の某基地を取材で訪問したとき、PACK3とその隣りにはナイキJが並んでおり、「こちらは撮影しないでくれ」と言われました。おそらくそれは日米防衛協定があるからでしょう。しかし上記日本のミサイル防衛網にはナイキJは一切出て来ません。SM3とTHAAHDだけです。これは何を示すか?おそらく供与されているが「実戦ではまったく役に立たない」のではないかと思います。
▼ミサイル防衛網をいくら整備したところで、日本の空は「外敵」から防ぐことは不可能です。なぜなら沿岸部には50機もの原発があります。「敵」は原発めがけて小さなミサイルと撃ち込むか、揚水モーターを壊すだけで簡単に爆発させ、一挙に日本中に被害を拡散させることができます。
▼逆説的にいうなら、ミサイル防衛網よりも、すべての原発をすぐ停止して廃炉の道を歩くことが、最も手っ取り早い「防衛」政策でもあるのです。

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February 23, 2016

◇「ドリーム ホーム 99%を操る男たち」を見る。

▼風邪の具合は医者で処方してもらった「葛根湯」を飲んでいるので、喉の痛む部分が狭くなってきた。今朝のNHKニュースで何処かの白鳥が北に帰って行く「北帰行」(ほっきこう)が始まったと報じていた。すぐTV脇の辞書を引いたが、「ほっきこう」という文字はない。次に電子辞書の広辞苑6版を引いたがでていない。「Yahoo!知恵袋」に以下の文章が掲載されていた。「歌の題名です。もとは満州の旧制旅順高校の寮歌で、戦後小林旭の流行歌として大ヒットしました。」小林旭が最初に唄ったことは知っている。もとは旧制旅順高校の寮歌だったとは意外だった。旅順といえば日露戦争の攻防戦があった場所である。おかげ様で「辺野古」は111回、伊勢崎賢治さんもすこしずつではあるが、アクセスは増えている。
◇「ドリーム ホーム 99%を操る男たち」本作で描かれるのはリーマン・ショック後のアメリカを舞台に、金、欲望、モラルの間で人生を狂わせていく男たち。ノーベル賞を受賞したアメリカの経済学者ジョセフ・E・スティグリッツが『世界の99%を貧困にする経済』の中で唱えた「世界中の富の4分の1をたった1%の最富裕層が所有しており、残り99%は貧困である」という説をベースに、住宅ローンの返済不能により家を差し押さえられた人々の事実に基づき、映画化された。以上5行は映画館のパンフレットから。
▼無職のシングルファザー、デニス・ナッシュ(アンドリュー・ガーフィールド)は小学生の一人息子と祖母(ローラ・ダーン)「ワイルド・アット・ハート」「パーフェクト・ワールド」等に出演。年老いてもなお魅力的である。ナッシュがある日家に帰ると不動産業者と警察が突然、やってきて、長年暮らしてきた家から強制退去させられる。警官からたった2分間の猶予しか与えられず通帳、カード、薬、写真以外は持ち出せない。
▼家から家族の思い出が詰まった家を何としてでも取り戻そうとするが、追い出され、家のキーは、たちまち替えられてしまう。さらに持ち出した家具は敷地の外に出せと言われる。しかたなく必要最小限の荷物だけトラックに積んで、モーテルに「2、3日の辛抱だ」と言って避難する。ナッシュは家の清掃やエアコンの修理をして生計をたてようとする。
▼そのうちナッシュは、自分たちを追い出した不動産ブローカー、リック・カーバー(マイケル・シャノン)に、自分の豪邸のエアコンの修理をしてくれと頼まれる。その技術をカーバーに見込まれたナッシュは、銀行が差し押さえて家のエアコンや家電製品を取り外し、転売する仕事を頼まれる。もちろん窃盗だが、カーバーから高額な金でつられ、彼の儲け話に次々と手を染めていく。
▼ナッシュの才能と努力家で、家を取り戻したい一心の彼の弱みをカーバーは利用する。彼を社員に採用して自分の右腕になるように命じる。支払いが滞っている家を見つけ、銀行や政府、そしてかつての自分と同じ境遇の人々を巧みに操り、家を差し押さえて大儲けするというビジネスだった。自分が体験したことを自分の友人や、顔見知りの家に押しかけて立ち退きを迫って追い出すことだ。警官や「お手並み拝見」と冷ややかに見守る。自分が不動産屋の手先になって「追い立て」をしていると母親と息子に話せないまま、貧しく老いた人々を破綻させ自分の家を取り戻すため大金を稼ごうとするナッシュ。だがそれによってやがて友人を失い。家族にも逃げられてしまう。そのとき一人になって自らも大きなものを失ったことに気づくのだが・・・。

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February 22, 2016

NHK「ラティーノ.変わりゆくアメリカ」を見て考えた。

▼昨日は午後から国会周辺に出かけた。かなり目立つ真っ赤なウィンドウ・ブレーカーを着ていったが、顔見知りには数人しか会うことはなかた。財務省上で13時55分だったが、すでに「辺野古に連帯する集会」は始まってしまった。国会正門前の特設ステージは満杯だったので、左回りに国会を一周した。それがYouTubeでご紹介した動画である。一周半で35分ほどの参加者の顔だけを撮影したものだが、拡散の努力をそれほどしていないが、すでに83回視聴されている。だがそのうち5回くらいは警察関係者だと思う。
▼その点土曜日の伊勢崎賢治さんの動画は本編8人、質疑応答編は13人である。昨日ブログに書いた事と関連するが、直感的にわかる動画は人気があるが、見て考えるのはみなさん苦手である証左である。今からでも遅くないので、ぜひ伊勢崎賢治氏の講演本編をご覧になって学習して頂きたい。質疑応答編。
▼昨日と今朝のNHKニュースの選挙制度改革でおかしな言葉が出て来た。安倍が昨年の国勢調査を「簡易調査」といい。4年後を「大規模な国勢調査」と使い分けていることだ。昨年の国勢調査に書かれている項目を思い出して頂きたい。収入から家族構成、現住所まで書いている筈だ。国勢調査のメインは「人口の把握」がメインであるはずである。区分けはその人口分布に基づいて行われる。政府お得意の「有識者」はそのことが分からぬ筈はない。安倍はただ自分に不都合な線引きをしたくないので、「大規模」と先送りしているだけである。
▼2月18日NHKBS海外ドキュメンタリーで「ラティーノ.変わりゆくアメリカ」を放送していたが、含蓄に富んでいた。ラティーノとは南米やメキシコからアメリカ本土に移住して住んでいる人たちである。20年前に高校生が「学校でスペイン語を使える様に、差別をするな」という大規模ストライキが行われ、要求を勝ち取った。番組の舞台はオハイオだった。いまではスペイン語の授業も行われ差別やいじめもなくなった。ただアメリカ政府は「国境」を作って出入りを厳しくしようとしているが、現実的ではなくなっている。ラティーノ向けの金融ファンドも
もあり、滞在許可証はグリーンカードがなくても、パスポートだけで「起業資金」を貸してくれる。
▼現実問題としてアメリカ国内では5500万人がヒスパニック系である。2050年までにはアメリカの人口の3分の1がラティーノになると計算されている。トランプなどの極右も存在するが、ヒスパニックの人たち向けにラジオ放送が存在しトランプに対する反論を募集すると、彼らの反論する意見が殺到する。現実問題として「白人」の人口は減る一方なのだ。それにラティーノ達の経済活動や購入力がアメリカ経済を支えている。それに将来的に彼らの労働力がなければ、介護現場一つとってもアメリカは存在出来なくなる。
▼なかでも大きな力を果たしたのがカトリック教会であった。白人の信者が減少するなかで、ラティーノたちは敬虔なカトリック信者として教会を支えた。そのため教会も彼らを差別することに反対した。ラティーノたちは現在では誇りを持って仕事をし、アメリカを支える一翼を担っている事を自覚している。
▼それに引き替え「排外主義的差別」が蔓延する、わが日本。難民も移民も極端に嫌う。先週放映された10ch「相棒14」大6話「右京の同級生」では折しも「不正滞在者取り締まり情報が流れている」という入管の不正を暴くのがテーマの一つだった。さらに南米からの出稼ぎ労働者のマッチングを行う会社の出現。安い労働力を使って儲けようとする会社の利権が絡んでくる。
▼日本も難民と移民政策を「差別して排除」政策だけを続けていたら未来はない。

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February 21, 2016

YouTubeも「長いの」は視聴されないようだ。

▼一昨日、少しぬるい風呂に入り、今朝4時に猫に餌をねだられ、早起きしてから風邪をひいて体調を崩してしまった。昨日はYouTubeでご覧のように、伊勢崎賢治さんの講演会にいってきた。最初に主催者と先生にお断りしてビデオ撮影をすることが出来た。講演部分は1時間50分あり、質疑応答部分は55分ほどある。しかし残念なことにアクセス数が極めて少ない。わたしは仕事で講演の内容を文章にまとめる。だがタダでブログを読んでいるみなさんに、その真剣勝負で書いた文章をお見せする訳にはいかない。
▼まず伊勢崎さんは、みなさんが国内法と国際法の違いを分かっていないと話しを始めた。例えば自衛隊員がヘルメットに「9」と書いて相手に撃たれないとでも思っているのか?と問いかける。平和憲法があったから自衛隊が海外に行かなかったというのは間違いである。現実にカンボジアでは「復興」の名前で行った。インド洋でアメリカ艦船に給油するときもPKOで行っている。このとき戦闘が起きたときは国際法で裁かれる。安倍首相が「駆けつけ警護」という事を言い出したが、これは文民警察の担当すべき分野である。
▼だからヘルメットに「9」を書いて行っても、当地では意味不明の記号でしかない。今までサヨクも、自分の都合の良いときだけ自衛隊にまかせると、法的な彼らの身分保障の法律のないまま利用してきた。これらの部分先生手書きの図解と、アフリカ現地のビデオで紹介しているのでご覧いただきたい。
▼正義の戦争という物はあり得ない。現在アフリカの紛争の多くはウラン、ダイヤモンド、レアメタルの取り合いを巡って起きている。このことを忘れてはいけない。
▼しかしわたしは、YouTubeをご覧になって下さる皆さんが、何を期待しているか考えながら撮影している。最近分かって来たことは、1)長いスピーチや理屈っぽい、アタマで考えなければ分からないものは見ない。2)集団で盛り上がっているのは、自分がその場にいるような錯覚を受けて気分が高揚する(らしい)。すなわち文字を読まなくても直感的に分かるもの。3)北の国や某宗教学会のような一挙一頭足が揃ったコールやマスゲームのような物が人気である。ちなみにわたしはその手のものは吐き気がする。4)警察と揉めているようなものは自分が渦中にいるような気がして見る。
▼ま、こんなところだ。自分の撮影したビデオや友人達が撮影してアクセス数が多いのはこういう分析をした。先日も連合本部前で要請行動をしたとき、翌日ツイキャスの書き込みを見たら、連合の電話とファクスの番号を書いていた人がいたが、こういうのは業務妨害なるので止めて欲しい。ご自分一人で電話をするのは構わない。わたしは再三申し上げているが、相手に肉筆の手紙で心を込めて訴えて欲しいと言っている。敵と味方を見極めて一番効果的な方法を考えること。わたし達の目的は「味方を増やす」事なのだ。伊勢崎さんのお話しをじっくり聞いて、今までのサヨクの間違っていた点をきちんと生かして明日からの理論武装に役立ててほしいものだ。

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February 20, 2016

一人一台トラメガを買って集まろう。

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(経産省前でTPP調印を拒否せよと訴える火焔瓶テツさん。)
▼昨晩帰宅するとTVで長距離通勤をしている45歳くらいの夫婦が紹介されていた。職場はわたしが現在住んでいるところで、家は新幹線の佐久平だから、わたしの生まれ育った場所である。しかし定期代が3ヶ月で一人35万円、二人で70万円で、そのうち40万円は自己負担だ。所用時間は片道3時間だから、わたしが高速バスで往復するのと同じだ。色々豊富を語っていたが、若いうちだからできるが、60歳になったらもう無理だ。山荘を建てる壮大な計画を語っていたが、水はどうするのだろう。市役所の山の一軒家には特別料金を払わないとやってくれない。わたしはそういう場所に住んでいる友人に「年老いたら、病院に歩いて行ける距離に住んだ方が良い」とアドバイスしている。先の見通しができる現地の人たちはみなさん、病院の近くに引っ越して住んでいる。
▼昨日「総掛かり行動第一議員会館から第二会館まで、(開会前の様子)を2本撮影してYouTubeにアップロードしたら今朝Googleからメールがとどいており、バックで演奏されている「イマジン」は著作権で保護されているので、一部の国では演奏・再生ができない、という警告があった。これは主催者がこの曲を著作権を払わずに流している事を警告していただきたい。
▼昨晩の経産省前のTPP6月調印に反対する抗議行動の中で、火焔瓶テツさんは20人ほどの参加者に次の様に訴えた。「参加者が少ないなら全員が2万5千円のトラメガを持って集まろう」と。わたしなど荷物は少ない方だ。しかしツイキャス中継をして下さる方々は、文字通り「弁慶の七つ道具」といった格好で、大きなリュックに機材や三脚を入れていらっしゃる。これでトラメガを持ったら、キャリーカートがなければ動き回れない。テツさんが持つとトラメガもバズーカ砲か火炎放射器に見えるが、実際はただのトラメガである。
▼もし、わたしがトラメガを買っても、貧乏なので単二4本タイプのハンディ型しか持ち歩けない。きょうは取材で午後から出かける。昨晩経産省まえにいらした方には、お話ししてあるが、お会いするのは超有名人。許可が得られたらYouTubeでご紹介できると思う。不許可だったら「音声」のみとなります。

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February 19, 2016

無償の社会貢献活動で大声を上げるのが健康で長生きの秘訣。

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(18日、連合本部前でスピーチする火焔瓶テツさん)
▼昨日夜はお茶の水の「連合会館」に行った。内容はご存じだと思うが、「連合は労働組合としてTPPに毅然たる態度をとれ」という要請活動だった。テツさんが到着すると「きょうの行動に関して、今までにないリツイートだった」と発言された。その経緯はわたしのツイッターに書いてある。何度も書くがPCやスマホの画面でリツイートボタンを押してして「参加したつもり」になって貰っては困る。
▼その未だかつてないリツイートだったが、抗議・要請が始まった時、一般参加者は「2名」だった。終わるまでに合計10人くらいにはなった。それが現実である。参加する人は往復1000円前後の交通費をかけ、寒空の下、空腹で、トイレをガマンして2時間突っ立っている。この気持ちはお分かりになるだろうか?一方PCの前の人は一円もかからない寒くない、トイレにはいつでも行ける。煎餅を囓りながら、空腹も感じることはない。足腰、膝の痛みも感じない。これで「相手に圧力」を掛けることはできるだろうか?はっきりいってノーである。
▼2月5日のTPPの調印式のとき、ニュージーランドや欧米では数万人の人が抗議をしていた。ところが経産省前の抗議集会に集まった人はたったの、3,40人である。みなさんTPPの抄訳を読みましたか?それとも2週間前の「週刊金曜日」も買って読みましたか?
▼2週間前の6ch「モーニングバード」「そもそも総研」は「老いても元気な人」特集だった。登場したのはお二人で、ひとりは、101歳の、むのたけじさん。もう一人は北海道の音威子府にお住まいの95歳の方だった。むの氏はNHK教育TVなどに録画で出演されるし、著書も多いので読んで頂きたい。「週刊金曜日」でも「野坂昭如」の後枠で執筆が始まった。むの氏は東京外語大を卒業した後、朝日新聞に入社して従軍記者になった。朝日は戦争の牽引役を担っていた。そのため「終戦」の翌日朝日を退社して、出身地秋田に戻り、活字を買って自ら週刊で「たいまつ新聞社」を作って発行し続けた方だ。
▼もう一人名前は失念したが普通の方だ。その方は戦争中治安維持法違反で逮捕され、1年半収監されていたという。そのお二人が声を揃えて言った、元気で長生きする秘訣は、1)無償の社会奉仕活動をする。2)人前で大きな声で話す。という2点だった。皆さんに惚けないで、長生きしようとしたら、各種抗議活動に参加することを是非お勧めする。上記2点をすべて含んでいる。上記2点ができなくても、現場にいらっしゃれば、トラメガを担ぐ。湯茶や、菓子の配布、それに交通整理をするなど。etc ,etcツイキャスの画面には映らない重要な役割がたくさんあります。
▼はっきり言ってツイキャスの応援だけでは「権力に対する、圧力」にはなりません。ツイキャスの画面で「通行人の方は振り向いて下さい」と呟くのはナンセンスです。はっきり言えば自分が痛みを感じなければ「敵」も痛みは感じません。現場に来て大声を上げて下さい。うまい具合に、きょう19日は「総行動」の日でもあります。おまちしています。

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February 18, 2016

関電が黒部川の砂礫を放流している話。

▼昨日は朝から課題が多く、ブログは休載した。図書館に来ている「リクエスト本」を引き取る。中には「海上自衛隊潜水艦マニア1」というムックもある。スターリング・エンジンなど分厚い本を読むより、こちらは青少年向けに書いてあるので、遥かに分かりやすい。もう一つノンフィクションライター、角幡唯介さんの本を借りた。朝日新聞記者だった方で、富山支局にいたとき黒部川のダムに目をつけた。黒部川には5つのダムがあり、そのうち4つは関電が作って管理している。黒四ダムを作る経緯の話しは1年くらい前に関電前でやっている。
▼戦前この辺でアルミ精錬所を作ろうとしていた。アルミを精錬するには膨大な電力が必要になる。そのためダムを作って発電しようとしたが、戦争で頓挫してしまった。ところが戦後経済成長期で、関西地方が時々電力不足で工場が止まることが多発したので、黒部にダムを造る計画が復活した。
▼ただ河川に作ったダムは上流から流れてくる土石で、だんだん埋まってくる。ほおっておくと、ダムとしての機能は失ってしまう。高いカネをかけて作ったダムを長持ちさせようと、ダムを管理している会社(この場合関電)は密かに、半ば公然と砂礫を川に流す。当然のことながらそれは、海まで届き漁業に大きな影響を与える。関電はそれをやっている事を角幡さんは地道に調査して、当時所属していた朝日い連載して評価された。角幡さんはその後朝日を退職し、冒険家として世界の僻地に単独でチャレンジしてルポを書いていらっしゃる。
▼昨日は関電前でこの話をしようと思ったが、時間がなくて話せなかった。しかし帰宅してツイキャスの書き込みを見ると、第三者として言いたい放題をいっている。こちらは寒いなか震えながらスピーチをしているのだが、曰く「通行人の人はスピーチをどう思っているのだろう」とか。そう思ったら貴方が暖かい部屋を抜け出して、現場に来てチラシの一枚でも撒けば良い。先週木曜日の民主党本部の抗議の時はテツさんが警官に囲まれている場面で「テツさん危ない」とツイキャスで叫んでいる人がいた。しかも現場近くにお住まいの方だ。もし本当にそう思ったらタクシーで駆けつけて抗議をすれば良い。しかしあくまでも他人ごと。これでは原発の再稼働は次々されてしまうだろう。「敵」もみんなネットを見ているだけで動かないと見抜いているのだろう。

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February 16, 2016

◇「ディーパンの闘い」を見る。

▼昨日は朝から取材。引き受けたものの、どのような角度でインタビューしたら良いか、雲を掴むような話しだったので、日曜日に二回LINEで編集長に問い合わせしたが返事がない。朝PCメールを送ったら電車で移動中に連絡があった。事務所近くで「質問趣意書メモ」を貰う。お目に掛かって最初に「座間宮ガレイ」の話しがでてきたので、以後は話しがスムースに進んだ。
◇「ディーパンの闘い」はっきりいってわたしは銃弾が飛び交い、絶叫するような映画は嫌いである。あらかじめ分かっている場合は持参の「耳栓」で予防する。このところ4本続けてそういう内容の映画だった。今回は大丈夫かと思っていたら後半凄い撃ち合いがあって、その場面からバッグの耳栓は引っ張りだせなかった。スリランカの反政府武装組織「タミール・イースラム解放の虎」に入っていた主人公ディーパンは、仲間の火葬をする姿を見てこの国を捨ててフランスに渡ろうと決意する。しかし難民としてて渡航するには身分証明書が必要だ。そこで難民キャンプで知りあった女性と、少女を自分の家族と偽ってフランスに渡ることにする。難民審査で怪しまれながら、フランス郊外で住むことになる。ディーパンは難民の住居の管理人の仕事に付く。妻役の女性はへルーパーとして個人の家の清掃、食事、老人の介護を仕事にすることができた。そして娘は小学校へ通う。娘は語学が得意なので、渡航するにあたって何かと二人の役に立ってきた。しかし朝晩の食事や帰宅してからの肉親でもない「娘」の世話をするのはイヤだと「妻」は訴える。それはそうだ。
▼「妻」が通う家の息子は麻薬取引現場の見張り役として生計を立てている。だから妻は時々危険な目にあう。スリランカを脱出して、生きるため過去のしがらみを捨てて、家族を装った3人に過酷な運命が待ち受けている。ディーパンのところには昔の「上官」がやってきて再びスリランカに上陸して武装闘争をするから「武器を買うカネ」を集めろ、という。ディーパンはこれには「武装組織等壊滅している」と断る。「妻」は発砲事件が頻発するので怯えている。ディーパンはそれに気づき、サッカーの白線を引いて「このラインから近づくな」とヤクザに警告するが「逆切れ」されてしまう。
▼そして「妻」が介護の仕事をしている部屋にマフィアが拳銃弾を撃ち込み、「見張り役」は重傷を負ってしまう。「妻」を助けてくれるのは「夫」しかいない。夫はグルカナイフを丁持ってアパートの「妻」を救うために立ち上がる。生きるために言葉を学習し、移住先に迎合しなければならない。その過程で3人は絆を強めて行く。ヨーロッパへ殺到する難民の人たちも「スウエーデンは医療費無料の国らしい」と希望が殺到していると聞く。しかし産業と人口、税収のバランスの上に成り立っているシステムであることを彼らは知らない。シャンテシネにて上映中。

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February 15, 2016

「テロリストの報道」する電波は止めると高市氏。

▼昨日はTPPの事で書きました。アクセス数は約70件。ツイッターでは2件のリツイート。テツさんは「TPP反対の行動の中で今は座視しているときではない」と再三、再四訴えていますが、毎回集まってくる顔ぶれはほとんど変わりません。みなさんは誰かやってくれる。何とかなるとでも思っていらっしゃるのでしょうか?風呂に入る場合ぬるま湯で入れないとき、温度がもっと上がったら絶対入れません。カエルがぬるま湯からゆだってしまいたとえ話がありますが、それとそっくりです。熱い煮えたぎった風呂に飛び込む人はいません。それとも回りに死人が大勢横たわってから立ち上がりますか?
▼高市早苗総務相は放送局の免許で電波を止める条件として「テロリストの報道をしたとき」と言う条件を入れました。彼女の言うのはあくまでも倫理規定であって、放送内容が免許の条件になるわけではありません。そのために放送BPOが公正な放送かどうかを検証する機関があるわけです。
▼ではテロリストとは何か?アメリカは911のあと愛国法という法律が出来て、政府の意に従わない人たちを「テロリスト」として逮捕・拘束するようになりました。時々ご紹介するわたしが契約しているデモクラTVで1月23日「地域文化学会 特別記念講演 として欧米中心主義の世界の終わりー 地域文化にとってのモダニティ再考 ー」として板垣雄三(イスラム学者、東京大学名誉教授)がお話しになりました。その中で板垣さんは「イスラムというとジハード=テロ」と決めつける。それは西欧諸国が、自分たちがやっている「国家テロ」を隠すために作った言葉である。西欧文明は7世紀から始まるが、イスラムはそれより古い。「クルアーンの教え」の中でイスラムは考えられているような独自の排外的な文化ではない。他の文化を尊重し、共生するという考えを持っていると、話されました。
1)宗教の本質はイスラム
2)多神教の神を謗らず
3)男女、種族、部族に分けた創造は相互に譲り合うために
4)協議、相談して物事をすすめる
5)自然とその現象を相談し、知識を操る姿勢
6)社会的義務
7)両性の対等、財産権、証言権、セクハラ禁止
8)経済活動(利子禁止など、)戦争放棄など、
それぞれの項目はさらに細則があるが、大まかに言えばこのようになる。
▼これで見ると高市氏らの「テロリスト」規定や、高市氏の「夫婦別姓の否定」「靖国参拝」などいかに矛盾した行動かお分かりになろう。高市氏の普段の言動こそが、自分本位で片寄っていると見られても仕方ない。
▼さらに電波停止である。これを拡大解釈するとツイキャスの禁止もでて来よう。ツイキャスを止めるのは簡単で、国会周辺やデモの近くのWIFIを止めてしまえば良い。ツイキャスで応援している人は世の中で何がおきてぎているかわからなくなる。ネットで応援できなくなる日も近い。暑い、寒い、痛い、痒い、あなたのようにい体力もおお金もない、などと言わない。わたしは貧乏である。お金があればもっとおしゃれをしている。ご自分が行動しないと何もうごかない事をしっかり認識していただきたい。それと勉強。街頭に出てこない人は、わたしより遥かに時間があるはずだから、たくさん本を読んで知らないことを教えて下さいね。


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February 14, 2016

TPPで日本は地獄。「週刊金曜日」の概要。

▼昨日出かけたら叔母から早々とチョコを頂く。先週は火曜日夜から金曜日まででかけていた。さすがに金曜日は疲れて出かけるのはよそうと思ったが、顔だけでも出そうと思って反原連の国会正門前に「冷やかし」のつもりでいったら。Hさんに見つかって、ステージに引き上げられてしまった。1番目が大阪出身の議員で、2番目のスピーチがFさん、3番が私だった。喋る準備はして行かなかったので、先週の54回原子力規制委員会で九電の瓜生社長が「火山は自分と専門家3人がチェックしている」という話しをした。しかしその名前も公表されず、会議も念に1回だというから、本当の事は分からない。それで会議の翌日には桜島が大爆発したのだから、とても「予測出来る体制」が出来ているとは思えない。
▼国会周辺で「タンポポ舎」のチラシを頂いて内容をチェックすると今週も行動が目白押しである、しかも週末の土日には福井県の「高浜原発再稼働やめろ」の現地行動がある。現地に行きたいが20日は自分が主宰する会議を入れてしまった。それも二ヶ月前に…。残念だが今回も見送る。アナウンスによれば、今後伊方、浜岡などの現地行動が開くことになる、というのでそれに参加したいと思っている。ブログをお読みにみなさんには、カンパのご協力をお願いしたい。
▼金曜日の経産省前はそんな訳で、テツさんには申し訳なかったが、体力の限界を感じたので1時間で離脱した。「週刊金曜日」2月12日号に「TPP特集」が掲載されているとツイートしたら40人ほどの方がリツイート、いいねをして下さった。わたしは年間契約で創刊当時から読んでいる。国会前に通う交通日程度で購入できるので、紀伊國屋書店あたりで購入してぜひお読み頂きたい。
「週刊金曜日」は雑誌部門の経営では苦しいと聞いているので、営業妨害はしたくないので、本文の詳細はご紹介できない。テーマだけご紹介する。
1)項目第10章の「国境を越えるビジネス」ここでは「空港の管理」という項目があり、米国が日本の空港から港湾といったインフラの「自由化」を狙っている・
2)政府試算でもTPPによる国内農林水産物の生産減少額は約3兆円。
3)GDPの押し上げ効果は期待できない。15年度補正予算のTPP対策費総額は3兆5千億円
4)米国で使用認可された食品添加物はポストハーベストも含めて3000品目。日本は413品目、既存添加物でも419。TPPによって食品安全基準が「非関税障壁」として米国から撤廃を求められる可能性大。
5)米国巨大製薬メーカーの圧力で薬価上限が撤廃される可能性がある。医療機器・機材も同様。
6)安倍首相はTPPで80万人の雇用創出といっているが、実質は非正規雇用だ。米の大学の試算では2025年までに7万4千人の失業者という計算。農林水産業では146万人の、全産業では190万人の雇用喪失の可能性があると指摘。
▼以上は「週刊金曜日」の概要なので、詳しくは是非講読して確認していただきたい。12日経産省前で、Iさんから「高島内閣府副大臣は署名は筆でしたのか?ペンでしたのか尋ねられました。「週刊金曜日」には和装でペンを使っている不格好な写真が掲載されています。

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February 12, 2016

優しい池袋の警官と、メンツに拘る麹町署の警官

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(隼町交差点で麹町署から妨害される)
▼木曜日は原稿の締め切り日である。昨日はシネマの原稿2本を推敲していたら、すっかり疲れてしまい、ブログを書く気力は残っていなかった。池袋まで行く用事があり、「老眼鏡博物館」によってきた。これは先日10ch「じゅん散歩」(高田純次の)で紹介された店である。ネットで見ると、池袋3丁目バス停の近くである。このバス停は長野から高速バスで帰ってくるとき、停まる場所でもある。交番で聞いたら年配のお巡りさんが「あずま通りをまっすぐいったところにありますよ」と親切に教えて下さった。
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(民主党本部前A地点で始めたらCに移動せよと言う。結局B地点で最後まで抗議した。)
▼メガネというのは、持ち歩くのが面倒である。最近ネットで「CSI-NY」の監察医、シドが使っている(分かりやすく言えば「こころ旅」の火野正平が)レンズの前面が磁石でくっつくメガネを購入した。迷っていたが先日関電前の抗議にいらした服飾デザイナーさんが使っていたので、使用感をお聞きしたら「良い」というので決断した。わたしの使用感は便利だが、持ち歩きは面倒である。そこで池袋の登場となる。卸屋さんなので、納品ではねられたメガネが格安で売られている。わたしの場合、バッグの底に潜ませておいても邪魔にならない事が条件になる。安かったので2個で490円だった。
▼夕方は永田町の民主党本部へのTPPに対して毅然たる態度で臨め、という抗議・要請活動である。5時50分くらいに現地到着する直前、Kさんにお会いする。自民党本部に立ち寄った右翼の街宣車がここでも大ボリュームの音声でがなっていく。麹町署の警察官は「6時からの方ですか」と聞いてさらに「何人くらいになりますか?」と聞くので「せいぜ10人くらいでしょう」と答えると「30人という報告が入っています」という。それはどこの情報だろう。
▼火焔瓶テツさんが到着して民主党本部の真ん前でトラメガを持ってスピーチを始めてからが大変だった。池袋の警官とは大違いで、「通行の邪魔になる」「警備上の理由から」として国道の対岸に移動せよと迫って来る。時には抱きかかえるように、押しながら動かそうとする。Hさんはテツさんに抱きついて警官に動かせまいと体重をかけて抗議した。大体祭日の午後6時過ぎなので通行人はほとんどいない。観察しただけでも1時間半で5人くらいだ。警察のメンツと嫌がらせ以外の何物でもない。それに午後7時には民主党本部の入っているフロアの灯りはすべて消えて帰ってしまった。
▼テツさんは「国会図書館側の壁に一列に並べば誰の邪魔にもならないの、妥協してもいい」と提案するが、それも聞き入れなかった。本当は午後8時まで抗議する予定だったが、職員も帰ってしまい。警察官と「押しくらまんじゅう」をしても消耗するだけなので、午後7時半に解散した。詳細は筆者撮影のビデオをご覧いただきたい。

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February 10, 2016

「クレショフ」効果を考える。

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(TPPを批判するスピーチする火焔瓶テツさん)
▼昨晩も第二議員会館前で「TPP6月批准署名反対行動」に参加してきた。夕べは急に寒さがぶり返した。厚着はしていったが、かなり寒かった。全記録はYouTubeにあるのでご覧いただきたい。最初2人だったため、警備の警察官がやってきて「18時からの抗議の方ですか?」と聞いていく。事前に届け出など出していないが、警察もちゃんとツイッターをチェックしているのだ。テツさんが到着すると再び警官が登場「何時頃までやりますか?」と聞いていった。
▼抗議の最中の会話でもでてきたが、「SPEEDの今井絵理子が自民党からでる」という話題がでた。いささか驚いたが、参議院選挙の候補者選びもAKBの人気投票のようになってきた。自民党も有権者の年齢が引き下げられたことで、AKBの元締め、秋元康などを使って真剣に考えたのだろう。SPEEDなんてもう20年くらい前のグループだ。一回実物を見たような記憶があるが、本当だったのか、夢だったのか、はっきり覚えていない。
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(筆者、9日の抗議スピーチの様子)
▼今朝の東京新聞1面下の「筆洗」というコラムで「高市早苗」の放送免許に関する質問をしたことを書いている。その中で、1922年に旧ソ連の映画監督レフ・クレショフの実験を紹介している。監督は俳優に「何も考えず、カメラを見ていろ」と指示した。俳優にはスープ皿、棺の中の子ども、少女、俳優の顔。この映画を見せられた観客は俳優の演技への絶賛だった。俳優の顔は同じだったのにもかかわらずに、だ。クレショフ効果は映画年収の基礎である。人は映像のつながりの中で無意識に意味を解釈する。
▼昨日ご紹介した「不屈の男」だって捕虜が営倉に入れられ、次のカットで血まみれの顔が写れば、「ああ中で拷問されたのだろう」と考える。高市総務相が「電波停止」と言えば大体の放送局は震え上がる。一昨日の「ニュース23」は善場貴子アナの産休があけて仕事に復帰した事がメインだった。歯や爪が抜かれた政権べったりのメディアなど見たくもない。
▼甘利明が退任したとき、涙を流した記者会見は、宣伝会社と映像編集会社が入って編集されたフィルムだと言われている。だから大臣辞任にも関わらず、安倍の支持率が上がってしまう。すべて演出されているのだ。そして今は「事実上のミサイル」という言葉が蔓延している。ツイキャスを見て応援して下さる皆さんもありがたいが、来て寒空の下に立っているのは、身体に辛い。どうかTVは消してTPPの原文をお読みになって、ご自身の言葉で回りの皆さんに、実体を普及してほしい。「見て応援」だけではなく、「行動」で「参加」して頂きたい。

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February 09, 2016

◇「不屈の男/アンブロークン」を見る。

▼今晩から4日連続の抗議活動が始まる。今朝発表されたNHK世論調査にれば、参院選の争点にしてほしいテーマが掲載されていあt。「社会保障」が25%、「景気対策」が22%、「消費税」が18%、「安全保障」が12%、「憲法改正」が11%、「TPP=環太平洋パートナーシップ協定」が4%でした。さらに原発再稼働に関しては、「賛成」が20%、「反対」が38%、「どちらともいえない」が37%となっている。和装の副大臣がブログに「ブルーチーズが美味かった」と書いて問題にされ、その部分を削除したらしい。この程度の人が「簡易和装」をして署名式に出席しているのだから、呆れて物も言えない。
▼デモクラTV(インターネット有料TV)では2月5日から8日正午まで「ドキュメンタリーアワー/オキュパイ・ラブ」という番組があった。もう時間切れで、契約者でも見ることはできない。このドキュメンタリーは、エジプトの市民革命、スペインの大衆反乱、そしてニューヨークのオキュパイ・ウォール・ストリート運動など、世界各地で急速に起こりはじめた社会変革を『オキュパイ・ラブ』は、芽生え始めた公共の愛の探求をしながら鮮明に描き出していた。本作には、ナオミ・クライン、ビル・マッキベン、ジェレミー・リフキン、チャールズ・アイゼンシュタインなど、新しい経済システムの創造、持続可能な暮らしへのシフトを訴える世界的な主要人物たちが登場します。この中で面白かったのはNYの元祖オキュパイ運動の中ででてきた「掛け合いコール」がSEALDsのそれと、まったく同一なのだ。時間的に言えばSEALDsが、NYをマネしたのだろう。
◇「不屈の男/アンブロークン」1943年の太平洋戦争のさなか、米軍の爆撃機の機関銃射手だったルイ。彼はベルリン五輪で5000メートル走者として驚異的な記録で優勝した記録を持っている。だが戦争の激化にともない、爆撃機の乗員となる。初めて機内を見たが、こんなにボロな作りかと思う。何度か爆撃に出撃し、何とか帰還する。あるときが僚機が撃墜されたとして、「救助」に向かうが逆に撃墜されてしまう。3人が助かり漂流する。47日間漂流し、その間一人はなくなり海に流す。
▼生死の境をさまよいながら助けてくれたのは日本海軍の船だった。救助されたが、そこから日本軍による過酷な取り調べが始まる。洞窟のような場所に閉じ込められ、満足な食糧も与えられない。そして爆撃機のレーダーの性能を教えるように強要される。そして大森収容所に入れられる。そこには既に先に捕虜になっった数百人が来ていた。収容所の所長は渡辺伍長である。彼はサディステックな拷問で捕虜を痛めつける。その理由は渡辺に言わせると「敵だから何をしても良い」という論理である。
▼ルイは少年時代は手の付けられない悪戯小僧だった。しかし兄に励まされて楽天的で折れない性格の青年へと成長していく。だから渡辺が言う事を聞かないルイに、捕虜全員で殴らせる処罰にも耐えきる。だから支配者としての伍長は暴力でしか、相手を屈服させることはできない、と考える。しかしルイは宗教的な理念に裏打ちされた強さで屈服されない。
▼さらに空襲が激しくなると新潟の収容所へと送り込まれる。石炭を船に積み込む過酷な作業で、身体を洗うことも冬用の衣服も与えられない。しかもルイをいじめ抜いた渡辺は軍曹となって赴任してきていた。寒い川で捕虜たちが沐浴しているとB29の機影が彼らの上に大きく写る。そしてルイjは無事に故国の土を踏み、空港で土に感謝のキスをする。そして先の冬期オリンピックで日本の道路をトーチを持って走るルイの実写がオーバーラップする。

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February 08, 2016

「短い」という宣伝効果を考える。

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(「希望のエリア5日スピーチ風景、kenさん撮影のビデオより)
▼金曜日はまず、国会正門前にいってスピーチをさせていただいた。1番目だったので知人にビデオカメラを預けて撮影して貰った。演台を降りると「衆議院議員の○○です」という男性2名がやってきて握手を求める。まっったく知らない人だったが、手を出されて拒否するのも大人げないので、握手してもらう。後でカメラを預けた人に「あの人どこの政党?」と聞くと正体がわかった。この政党も最近議席が増えてしまったので、顔はまったく覚えられない。覚える積もりもない。
▼午後7時からのTPP署名反対経産省前抗議まで15分ほど時間があったので久しぶりに「希望のエリア」にお伺いしDさんの許可を得て、3番目にほぼ同じ話をさせていただく。大急ぎで経産省前に向かうと10分遅れで到着した。自分は参加しなかった木曜日夜よりも集まっているが、NZや欧米、南米の抗議集会にくらべると雀の涙ほどの人たちしか集まらない。取材に来ていたイギリスの記者が「これだけすか?」と呆れ顔で帰って行った。
▼わたしも発言させて頂いたが、みなさん140文字で分からない事は、「理解」しようとしない。「読もう」という気持ちにもならないのだろう。話した内容は石田純一ご推薦の「原発メルトダウンへの道」をツイッターで書いたら50人ほどのリツイートと「いいね」があった。しかし山本太郎事務所が「TPPの重要法案」を飜訳したという内容をツイートで引用したら、リツイートゼロだった。みなさんツイキャスの書き込みで抗議したつもりになっていらっしゃるのだろう。だがそれは自己満足で、何の役にも立っていない。「コタツにあたって抗議」では圧力にもならない。
▼ビデオは3本撮った。TPP反対が2本で合計2時間余でアクセスは6+6=12回、わたしの国会正門前抗議は15分(わたしのスピーチは正味3分弱)で13回のアクセス。落語家の話術をもってしても30分聞かせるのは至難の業だと思う。はっきりいって私は話しが下手である。だとするならば5分からながくでも7分以内の話しを繰り返した方が良いように思う。
▼先週のデモクラTVで元民主党議員で今は市民バンドの首藤信彦(市民政治バンド代表) 氏が左翼の宣伝手法より自民党のメディア戦略の方が遥かに先をいっている。「決して押しつけではない」といっているがその通りだと思う。それは一重に小泉首相の時から元NTTの世耕弘成氏が自民党の広報戦略を考えて来たことが結実している。この手法を学んで自分たちの「広報戦略」を練る時に、来ていると思う。何度も言うが「正しければみんな俺に付いて来る」というのでは、司馬遼太郎「関ヶ原」に登場する石田三成と同じで、振り返ったら後ろには誰もいなかった、と言うことになりかねない。
▼先週のデモクラTVでは「TPP調印の裏側」にも触れているが、忙しくて文章化する時間がないので、ヒマを見つけて反訳してみようと思っている。
▼日曜日は原則として趣味以外では外出しないので、昨日は読書をしながら足立さんネット中継で「武器輸出反対ネットワーク(NAJAT)発足集会」を見ていた。

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February 05, 2016

NHKBS「今にいたる道/冷却」を見る。

▼昨晩はやるべき事が多くて、TPP署名式反対の行動には参加できなかった。一昨日ケーブルTVで、ゴアの「不都合な真実」を放送していたので、録画して見た。要するに地球温暖化が進んでおり、氷河などが溶けているという、動画がでた後アメリカもかなり多くの部分が水面下に沈むという。その対策として、自然エネルギーに転換して石油の使用料を減らす、車の使用を控えなければ、という内容だった。所々でブッシュに対する批判は出る。しかしわたしが見た限り「原発に」という言葉は出てこなかったように思う。
▼それとは別にNHKBSでテーマ別の「今にいたる道」アメリカ制作のドキュメンタリーが放送されている。おいおいご紹介するが、その一つが「冷却」がテーマだった。南北戦争の頃から北から南軍側に小舟を使って氷を運ぼうという試みはあった。詳細は省くがオガ屑を使って氷を運ぼうとした。それから、夜の映画館の冷房で観客を増やす。さらに魚の鮮度を保つには瞬間冷蔵する技術と冷蔵列車が必要だとなる。
▼当時のアメリカ南部は住居には適しておらず、金持ちは北部から東海岸から住んでいた。しかしエアコンが開発され普及するに従って金持ちも、蒸し暑かった南部に住むことができる様になった。そのため金持ちは今まで住んでいなかった地域に住むことができるようになった。しかしそのため共和党の支持者が全国に広まったと州別の色分けが図示されており、なるほとなと思った。これは今晩再放送される。
▼新聞やTVでアメリカ大統領選挙が話題になっている。わたしは共和党も民主党も中身はほとんど変わらないので、どちらが勝っても同じだと思う。それに就任前にノーベル平和賞を受賞したオバマは、何をやったか考えて頂きたい。ブッシュの戦争政策を引き継いだだけだ。だからわたしは「憲法九条をノーベル平和賞を」という運動も半信半疑である。
▼今朝の東京新聞:放射線量低下で一般ごみ扱い 指定廃棄物、新ルール提示 :社会(TOKYO Web) 「国が責任を持つ」というニュースがでていた。ある元政治家が「国が責任を持つという言葉ほど曖昧なものはない。そういう言葉を信じてはならない。もしそういう政治家がいたら個人が署名捺印をしない限り信用してなならない」と書いていたがその通りだ。「冷温停止」といった野田佳彦だって、今は知らん顔。安倍だって総理を辞任したら「国が責任といったじゃありませんか?わたしは知らない」というに決まっている。

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February 04, 2016

第54回原子力規制委員会で九電瓜生社長が発言したこと。

▼豆まきが終わったと思ったらすぐに自分の誕生日、さらにバレンタインデーと2月は行事が目白押しだ。昨日は夕方から原子力規制委員会臨時会議があったので傍聴に出かけた。原子力規制委員会のHHPには「安全性向上」とだけあったが、いってみたら取材記者も多く、始まったら九電の瓜生道明社長がやってきた。実は「九電の川内原発再稼働に関する安全対策はどうなっているか」という聞き取り調査だったのだ。九電の社員らしき人は大勢いたが、一般傍聴者はわたしの他に一人だけだった。
▼あれだけ「重要免震棟」を作らなかったことが問題になっているのに、伴委員から質問が出たのは議事が1時間進んでからだった。突っ込みどころはてんこ盛りなのだ。
1)重要免震棟は作る気配はまったくない。
2)住民女性から不安の声が多いので、社員女性を当たらせる。
3)防災訓練をやったら社員から重量のある物資を動かすのにパワースーツを買ったらどうか?という意見が出た。
4)原発のセキュリティーは何がそれなのか社長が知らない。
5)使用済み燃料棒を入れる乾式キャスクは買っていない。
6)火山観測は社長以下3人の専門家のグループがあるが、会議は過去1年間に1度しか開いていない。
7)安全評価を純然たる社外の第三者機関に委ねていない。
▼わたしが暗記しているだけで、これだけある。ブログをお読みの皆さんには、わたしが撮影したYouTubeをご覧いただきたい。はっきりいって九電は「利益確保」が最優先で、住民や社員の安全などどうでもよいのだ。それはパワースーツは買っても、社員に放射能防護服を配布していない。それは会議で配られた説明用の資料を見ても、社員は防災訓練をしている社員は誰一人として普通の作業着姿で防護服は着ていない。
▼配付資料の最後に「本音で話し合える組織風土づくり「週刊瓜生通信」図解が添付されている。さらに社内TVで川内原発再稼働時のコメントや台風15号対応に対する感謝などを発信」と書いてある。だが何度かこの薩摩川内市を地震が来たがその対応はしていないようだ。さらに火山に対してはゼロ対応。社長と3人の専門家の火山・地震対応に至ってはホントに3人の委員が存在しているかも分からない。
▼さらに薩摩川内市在住者に対しては折り込みチラシや回覧板、広報スピーカーで稼働状況を報告しているらしい。(NNNのTV報道番組)同じ30km以内でもいちき串木野市の住民には一切周知されない。
▼社内会議の様子はTV会議システムで、東京支社と共有していると発言していた。だが住民には聞かないと教えない。九電瓜生社長は最後に原子力規制委員会に、会社として審査にあたり何をやるべきか、文書で教えて欲しいと言っていた。つまり最低限、言われたことだけやっていれば審査は通るだろう、というのが九電の経営理念なのである。

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February 03, 2016

◇「殺されたミンジュ」を見る。

▼今朝7時25分頃のNHKラジオニュース解説は「九州電力が重要免震棟」を作らなかったことがテーマだった。九電が「作る」ことを前提に再稼働したのに、約束を破ったことは皆さんご承知の通りだ。解説では原子力規制委員会の田中委員長が「費用の問題で作らなかったのであれば、問題だ」と発言したと言うことも紹介していた。ならば一体全体規制委員会の「審査」とは何だったのか?ペーパー審査だけだったのか?薩摩川内市には原子力規制委員会の事務所があり、係員が常駐しているが、彼らは何のためにいるのか?解説委員は「フクイチでは免震棟があったので数百人の職員や作業員が免震棟で待機して作業をすることができた」とも言う。
▼しかし川内の場合は計画段階で100平米くらいだった。おおよそマンションの2LDk二部屋くらい。机や椅子やロッカーも必要なので、わたしの計算では20~30人しか入れない。しかも九電は免震棟の基礎の石を置いただけで終わり、文字通り「画餅」に終わってしまった。命よりも金儲けが九電の姿勢である。そのくせ、燃料棒を保管する乾式キャスクも用意せず、有刺鉄線だけは最新式のカミソリ型に取り替える。
◇「殺されたミンジュ」(韓国映画)夕暮れ帰宅途中の女子高生が何ものかに襲われ、顔を粘着テープでぐるぐる巻きにして殺害される。少女の名前はミンジュ。殺害された理由は分からない。軍隊の様な装備をした7人のメンバーは隠れ家で装備を調えて「出動」する集合するとき韓国の軍隊は「滅共」「団結」などと唱えるが、彼レも同じで、手始めに少女を襲った一人を誘拐して「処刑」する。
▼7人のメンバーの目的は最初はっきり分からない。少女誘拐と殺害に関わったメンバーを探しだし、復讐することにあるようだ。やがて分かって来ることは、殺害されたミンジュの父親が秘密組織「シャドーズ」のリーダーであることだ。彼は殺害に関わったメンバーのリストを手にしており、一人ひとりを探し出して拷問し、あるいは復讐で殺害していく。容疑者を「5月9日を覚えているか?」と聞き出すと顔色を急にかえる。5月9日は少女を殺害した日なのだ。取り調べていくと、「上の命令に従っただけだ」として反省する様子は見られない。中には「最善を尽くした」という男までいる。
▼映画は実在した事件をヒントにして作られている。監督は今の韓国社会の状況に、良心の呵責を感じたから撮ったという。だが良心がなければ、民主主義が死んだ社会に異議を唱えないで「共犯者」として無難に生きて行くことも可能である。自分自身にもそういう「卑怯な一面」もあることを否定しないと問題提起をしている。
▼シャドーズのメンバーは登場するたびに様々な変装をしている。1980年の光州事件当時の軍人、秘密警察、米軍、国家情報院など。これは現在の韓国が軍事政権から民主主義にたどり着くjまでの、長い道のりを表しているように思える。映画はミンジュ殺害の犯行に加わった情報機関から軍のトップまで追い詰めて「制裁」する。しかしその過程で復讐グループが背負っている複雑な事情も分かってくる。家庭内暴力、借金、高学歴でも就職できないなど。なかでも金持ちの客がカフェで働いているシャドーズにメンバーに人生の楽しみjは何か」と聞く場面がある。だが復讐を終了したあとも、リーダーにも、メンバーにも「達成感」は何も得られなかった。原題は「一対一」だが「ミンジュ」とは「民主主義」という意味がある。だから韓国の軍事政権後も生き残った巨大財閥など資本家は何を得たのかという問いかけでもある。

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February 02, 2016

「文春不買運動」と桐生悠々の話。

▼甘利氏が大臣を辞任するきっかけになった、「週刊文春」。甘利氏の支持者が文春の不買運動を進めているという。つまり「あんないい人を辞めさせるのは怪しからん」という人たちなのだろう。わたしたち一般市民は一見しただけで、甘利さんが良い人か、悪い人かは分からない。つまり「あんな良い人」というからには、何らかの利益供与を受けているに違いない。国会見学に行ったら昼飯をごちそうになったとか。料亭やクラブで接待されたとか。背広の仕立券を貰ったとか。etc,etc。
▼しかし紙袋を貰って中身を確かめないというのが、事実であれば、かなり鷹揚な方である。「越後屋、おぬしも悪よなー」というは時代劇によく使われるセリフである。「甘利屋おぬしも悪よなー」しかし甘利が辞任しても安倍の支持率が上がったと言うのも不思議だ。おそらく、「決断力が素早い」とでも受け取る人が多いのだろう。どこまでもお人好しである。
▼本日言いたいのは甘利氏の支持者の素早い「週刊文春の不買運動」の立ち上げである。戦争中も一例で言えば桐生悠々の件だ。桐生悠々は戦争中抵抗の言論人と言われ、戦争中信濃毎日新聞の主筆をしていた。1933年(昭和8年)、に「関東防空大演習を嗤(わら)う」という社説が掲載された。それは概要軍部の防空演習は役に立たないと批判した内容だった。しかし軍部は前から信濃毎日新聞の軍部に対する姿勢を快く思っていなかった。それで在郷軍人会が信濃毎日新聞の不買運動を始め、会社はそれに屈して、桐生は退職に追い込まれる。詳細は「抵抗の新聞人、桐生悠々」というタイトルの本が岩波新書にあるので、お読み頂きたい。
▼マスメディアの経営者にとって「不買運動」ほど怖いものはない。今回の文春に、実効性はどれだけあるかどうか分からない。しかしその素早い動きである。わたしはNHK抗議の時、「いますぐNHKとの契約解除を」訴えた。ツイキャスをご覧になっていた方々が、翌朝そういう動きをした形跡はまったくない。ツイキャスを見て、大声で呟いているのはわたしに言わせれば「空砲」で、カーバイドの雀脅(すずめおどし)しの役割すらない。どうが今週は寒くても街頭に出て、タマの入った行動に参加していただきたい。そうしないと、残念ながら安倍の支持率はうなぎ登りに上がっていく。
▼日曜日のNHK午前10時に「火葬か土葬か、津波犠牲者を安らかに送りたい」という番組があった。わたしは29日(木)夜、関電前でこの火葬のお話しをした。まず番組では、想像を超える大量の犠牲者がでたため、地震や津波の影響、燃料が入手できなくて火葬場の運営ができなくなってしまった。当該の自治体関係者はとりあえず、法律で禁止されている土葬を復活させる。名前、DNAを把握した上で土葬にする。掘られた場所に簡易の棺が並んでいる姿は、たとえは悪いが、クロアチアやカティンの森のようだ。そして他の自治体の協力が得られて、火葬場が復活したとき、再び棺を掘り起こす。ご遺族は、ご遺体をもう一度みたいと棺を開けるように望んだ。しかし葬儀関係者は「想像しているような、美しい姿を留めたご遺体ではない。生前、又は埋葬直後の美しい姿を思い起こして欲しい」と棺の蓋を開けることなく、火葬場に運搬した、という話しである。
▼大震災は想像を絶するような、非日常の世界の連続であった。

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February 01, 2016

NHKETV特集「それはホロコーストのリハーサルだった」

▼昨日は毎週日曜日に送られてくる「校正」が午後9時過ぎても届かなかった。念ため電話を入れると、担当者は帰宅途中で、わざわざ職場に戻って再送信してくれた。月末は4ページなのだが、PDFで4ページまとめて送ったらエラーになってしまったようだ。2ページずつ送ってもらったら無事届いた。ま、そんなわけで日曜日だからといって晩酌などはしていられない。その間に怪我をして入院している友人から電話があった。何やら某声優の芸名が、わたしが昔使っていたペンネームと同じなのだそうだ。声優がTVに出るたびに私の事を思い出して電話をして下さる。しかし残念ながら、わたしの昔のペンネームの由来はそれとはまったく異なる。
▼昨日は溜まっている録画をチェックし終える。さらに3週間分も溜まっていた「週刊金曜日」を最近号まで追いついた。TVでたどり着いた結論はドキュメンタリー以外録画しないこと。「週刊金曜日」は届いたら、まず開封して見出しだけでも見ることだ。それでまったく興味のない部分は読まないことだ。
▼NHKドキュメンタリーで良かった1本は30日午後「NHKETV特集「それはホロコーストのリハーサルだった」」だった。先日このブログで映画「「サウルの息子」をご紹介した。内容はナチスの強制収容所の中の死体処理係りのカポたちの事を扱っていた。実はユダヤ人の差別と虐殺が行われる前に、障害者を「淘汰」していたのだ。その根拠は障害者を生かすために、健常者のカネを使って良い物がという思想があり、それにナチスとヒトラーが「優生保護」という観点で便乗する。さらに調べると医療関係者がそれに積極的に関与しているのだ。やがて人生の途中で怪我をした人、途中失明、てんかんなどにまで拡大解釈される。
▼ある地方の不思議な家で不思議な事が起こる。バスに大勢の人が乗せられて施設に入っていくが、出てくる時は空になってる。焼却炉の煙の匂いは戦場でかいだ、人間の死臭と同じだと言われる。しかし何となく気づいた人たちは後難を恐れて口をつぐんでしまう。この手法と方式がナチスによるユダヤ人の大量虐殺に応用されていくのだ。その黙っていてはダメだ、という考えはある教会の司教の説教で喋っ言葉が、口述筆記され、手書きでドイツ国内に広まっていく。

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