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February 10, 2016

「クレショフ」効果を考える。

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(TPPを批判するスピーチする火焔瓶テツさん)
▼昨晩も第二議員会館前で「TPP6月批准署名反対行動」に参加してきた。夕べは急に寒さがぶり返した。厚着はしていったが、かなり寒かった。全記録はYouTubeにあるのでご覧いただきたい。最初2人だったため、警備の警察官がやってきて「18時からの抗議の方ですか?」と聞いていく。事前に届け出など出していないが、警察もちゃんとツイッターをチェックしているのだ。テツさんが到着すると再び警官が登場「何時頃までやりますか?」と聞いていった。
▼抗議の最中の会話でもでてきたが、「SPEEDの今井絵理子が自民党からでる」という話題がでた。いささか驚いたが、参議院選挙の候補者選びもAKBの人気投票のようになってきた。自民党も有権者の年齢が引き下げられたことで、AKBの元締め、秋元康などを使って真剣に考えたのだろう。SPEEDなんてもう20年くらい前のグループだ。一回実物を見たような記憶があるが、本当だったのか、夢だったのか、はっきり覚えていない。
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(筆者、9日の抗議スピーチの様子)
▼今朝の東京新聞1面下の「筆洗」というコラムで「高市早苗」の放送免許に関する質問をしたことを書いている。その中で、1922年に旧ソ連の映画監督レフ・クレショフの実験を紹介している。監督は俳優に「何も考えず、カメラを見ていろ」と指示した。俳優にはスープ皿、棺の中の子ども、少女、俳優の顔。この映画を見せられた観客は俳優の演技への絶賛だった。俳優の顔は同じだったのにもかかわらずに、だ。クレショフ効果は映画年収の基礎である。人は映像のつながりの中で無意識に意味を解釈する。
▼昨日ご紹介した「不屈の男」だって捕虜が営倉に入れられ、次のカットで血まみれの顔が写れば、「ああ中で拷問されたのだろう」と考える。高市総務相が「電波停止」と言えば大体の放送局は震え上がる。一昨日の「ニュース23」は善場貴子アナの産休があけて仕事に復帰した事がメインだった。歯や爪が抜かれた政権べったりのメディアなど見たくもない。
▼甘利明が退任したとき、涙を流した記者会見は、宣伝会社と映像編集会社が入って編集されたフィルムだと言われている。だから大臣辞任にも関わらず、安倍の支持率が上がってしまう。すべて演出されているのだ。そして今は「事実上のミサイル」という言葉が蔓延している。ツイキャスを見て応援して下さる皆さんもありがたいが、来て寒空の下に立っているのは、身体に辛い。どうかTVは消してTPPの原文をお読みになって、ご自身の言葉で回りの皆さんに、実体を普及してほしい。「見て応援」だけではなく、「行動」で「参加」して頂きたい。

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