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March 31, 2016

TPPを批准させない3・30国会行動に参加して思う。

Cheree
(近所の桜。普通の人は入れない場所に特別お願いして撮影させてもらった。)
▼夕方「憲政記念館」に向かう。NKさんが先についていらしてツイキャスの準備画面がでていた。「まだ入場可能ですか?」と何度聞いてもご返事がない。しかたなく満員で立ち席だが、強引に潜り込み、三脚を立てる。ちょうど亀井静香さんのスピーチが終わったところだった。亀井さんは4年前の7月6日、国会前の反原発行動を激励にいらしていて、目の前を通り過ぎて行った。当時の反原連の行動に出て来た保守系の政治家は亀井さんだけだったと思う。
Cndle
(30日のキャンドルデモで配られた電池式キャンドル)
▼憲政記念館の集会は約1時間半ある。TPPとは何か分からない方は、ぜひご覧になって学習して頂きたい。マスメディアが報道しないので、余計わかりにくくしている。「東京新聞も無視してけしからん」という方もいらっしゃるが、新聞社は広告収入で成り立っており、購読料は全体の3分の1くらいだ。東京新聞にはトヨタ、ニッサン、ホンダ、マツダのCMは掲載されない。さらに大手銀行ものらない。金融機関は城南信用金庫くらいだ。さらに自民党は大手資本に「東京新聞に広告を掲載しないように」と圧力を掛けている。だから東京新聞の広告欄は最近怪しげな広告がたくさん掲載されている。東京新聞も広告に依存している限り、報道姿勢には限界がある。そのためには、まず貴方が宅配で読んで支えることだ。広告でなりたっていない新聞は「赤旗」と雑誌で「週刊金曜日」くらいだ。それが気にいらなければ、貴方が新しく新聞社を経営することだ。
▼憲政記念館のロビーでテツさんにお会いする。「珍しい格好ですね」と言われたが、テツさんと同じジーンズのジャケットだ。集会が終わってロビーに人が溢れると何人かが「TPP反対」の鉢巻きを締めていた。テツさんは「あれが欲しい」とおっしゃる。ダメ元だと思ってJA北海道の人にお願いすると、「ああ良いですよ」と新品の鉢巻きを1本下さった。
▼参加者は300人から500人くらいだったと思うが、公式発表は700人だった。本当はこの10倍、100倍の人が集まらないとダメだよね、と皆さん口々に語る。ツイキャスを見ているだけで、でて来ない人の心理を分析する。先日NHKでフェイス・ブックなどで「料理の写真」を載せて「すてき、良いわね」と言われると、快感のアドレナリンが全身を駆け巡るという放送された。これで分かった、同じ意見の人とツイキャスで交流していると、井戸端会議で近所やママ友の悪口を言うよりも快感なのだ。しかしそれは電脳空間の快感であり、政府に対する圧力には何もならない。安倍や菅がツイキャスで一喜一憂しているはずがない。彼らは分析は専門の会社に任せている。
▼わたしが「国会抗議に行って困るのはトイレがない。議員面会所でも貸してくれない」と言ったら「トイレくらい貸せ-」とネットで叫んだ方がいた。それでは何の意味にも力にもならない。「#保育所落ちた」がこれだけ急速に盛り上がって政府を動かしたのは、切実な声を集めて議員会館に議員を訪問して訴えたからだ。ネットで叫ぶ元気があったら、「デモ隊にトイレを貸して下さい」と署名を集めて持って行って交渉して下さい。少なくともそれをするのが連帯行動というものです。わたしたちは抗議で忙しくてそんなヒマはありません。
▼「いますぐ東電前に来て下さい」と訴えると本州の西端に住んでいるので行けません、と言い訳をする方がいる。また「貴方の(筆者)のようにお金も体力もなく行けない」という方もいる。これなければ自宅近くjで出来る方法をご自分の頭で考えて下さい。日本政府のパブコメサイトがあります。そこに一日一通メールを書いた方がツイキャスで叫ぶより「効果」は期待できます。またNHKの読者のお便り拝聴係りに一日一通書いて下さい。電力会社の社長に肉筆の手紙を書いて下さい。現実にこれらをやっている人がいるのです。ネットでストレスを解消しても日本の将来は決して良くなりません。お願いですから、役に立たない空砲(ツイキャスでの叫び、意見)は止めて下さい。貴方がこれなければツイキャスを複数で見て感想を語り合いましょう。また貴方が国会にこれなければ夫君か子息を来させて下さい。トラメガ担ぎとか力仕事はたくさんあります。抑止力のある、実効性のある行動をして下さい。
3月30日TPP批准はさせない国会行動(1)勉強会
3月30日TPP批准はさせない国会行動(2)勉強会
3月30日TPP批准はさせない国会行動(3)請願行動
3月30日TPP批准はさせない国会行動(4)請願行動。

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March 30, 2016

データウーマン(K・Kさん)の 「遺伝子組み換え作物問題について」。

遺伝子組み換え作物問題について。

現状を認識すべきである。現在、アメリカ・ブラジル、アルゼンチン・カナダなど遺伝子組み換え(GM)作物栽培国で、深刻な問題が起きている。
従来の有機リン系除草剤(「ラウンドアップ」や「バスタ」など)で枯れない耐性雑草や、殺虫害虫が大量発生している。
今度は有機塩素系の枯葉剤(2,4-Dニーヨンディ)や「ジカンバ」などに耐えうる遺伝子組み換え(GM)作物が開発された。この枯葉剤はベトナム戦争当時米軍によって使用され多くの被害を出したものであることはご承知のとおりです。その有害性につてアメリカは合成時に混入した不純物ダイオキシンが原因であると言っているが、薬剤そのものに毒性があることは明白である。「2,4-D」は吐き気、下痢、頭痛、錯乱、異常行動などをきたす急性毒性と、パーキンソンびょう、精子異常などの慢性毒性がある。「ジカンバ」も動物実験では神経毒性、筋肉毒性、歩行異常、体重増加抑制、肝細胞肥大、貧血等が報告されている。新たな遺伝子組み換え作物はこの枯葉剤に耐性をもつ。

遺伝子組み換え作物の栽培が始まった1996年以降、毎年同じ農薬を畑に散布し、また同じ殺虫遺伝子作物を栽培するうち、アメリカや南米のGM栽培国では次第に耐性雑草や耐性害虫が出現した。この対処として除草剤散布の回数は増加し、結果的に農家側の負担は増えた。
 消費者にとっては、残留農薬の問題が深刻だが、アメリカで始まったラウンドアップ耐性大豆の栽培はラウンドアップの主成分のグリフォサートの濃度が基準を越えていたため、アメリカ政府は海外の輸入国に規制緩和を強要した。各国への勧告をアメリカ政府に促したのはモンサントである。一方で、WHOは2015年3月20日グリフォートの発がん性を認めている。

 報道されなかったが、アメリカの枯葉剤耐性遺伝子組み換え作物を世界で初めて認可したのは日本である。日本政府はダウケミカルが申請した2,4-Dに耐性をもつトウモロコシを12年5月に食品・家畜飼料として認可し、栽培も許可した。モンサントから申請されたジカンバ耐性大豆は、厚生労働省が13年2月に食品として認可し、農林水産省が13年10月に栽培を認可した。厚生労働省はジカンバの残留基準を0.1ppmから20ppmまで引き上げた。

モンサントもダウケミカルもベトナム戦争で急成長した化学企業で、アメリカでは当初、激しい非難がされたが、日本が承認することで、アメリカ内の批判を抑えるという緒先棒をにほんがかついだと言う経緯がある。

今回のTPPでモンサントが日本の表示制度の為に輸出に支障が出たとしてISDS条項で訴えられる可能性が出てきた。
現行では北海道などには独自の遺伝子組み換え作物栽培条例があるが、これが無効にされることが考えられる。国内のGM作物栽培規則が破壊される。
◎フィリピンではGMOが全面禁止になりました。
ちなみに、現在までに詳細は判明していないが、南米ではジカ熱による小頭症はモンサントの除草剤が原因だとして、大規模なモンサントへの抗議がなされた。
原子力の被爆問題同様に、自然界に存在しない人為的に操作されたものは必ず人体に影響を与える。もっと自然に謙虚になるべきだと思うがどうでしょうか?

▼本稿はデータ・ウーマンこと(K・Kさん)がスピーチする資料をしてお持ちになっていたものです。それを昨日データとして頂いたものです。ありがとうございました。
▼昨日は午後から不整脈が出て血圧が安定しなかったため、国会周辺の抗議は欠席しました。そのためビデオはありません。

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March 29, 2016

カネの心配をせずに「経済効果」だけを期待する報道

▼この数日、市井の会話を聞いていると、政治に関連する話題はほとんど登場しない。某平日、駅ビルの喫茶店。70代後半のご婦人が二人。病気の話しだったので、聞き耳をたてると、愛犬の病気で、話しは動物の墓地に進んだ。人間より立派な墓地に入っているようだ。続いて桜見物はどこにするか?という話しになる。
▼続いて夕方のバス停。70代老人二人が白鵬は怪しからんという話しから「真田丸」になる。安倍は怪しからんという方向にはならない。別の日、真田丸は、話しが上手すぎるから、真田丸ビールの話しになる。戦争法施行前日だが、そういう話しは一切なし。もちろん原発再稼働もTPPやモンサントの話しなど一言もでて来ない。自分が住んでいるとは異なる世界が存在する。
▼土曜日はご存じのように日本の報道は「北海道新幹線」一色に染まった。だいたい「43年の悲願達成」「経済効果が期待できる」、というものだ。かかった費用は、北海道新幹線の工事費は、国土交通省の試算によると、新青森・新函館北斗間で約5,500億円、新函館北斗・札幌間で約1兆6,700億円、合計で約2兆2,200億円とされている。
▼みなさん「のれん代」という言葉をご存じだろうか?経理用語は難しいが、簡単に言えば企業を買い取ったとき、その金額が全部払い終わって、利益がでて来てからの事を言う。それで言えば、この北海道新幹線は「経済効果」とは払い終わってからだと考えるのが妥当だ。日本の新幹線の赤字係数は以下にあるのでご覧いただきたい。大体新幹線を作ると在来線の途中駅は、寂れてしまう。昨日も軽井沢まで行きは、「はくたか」帰りは「あさま」に乗って来たが、人の乗り降りがほとんどないような駅がいくつかあった。借金は先送りで、責任は誰もとらない政治が進行していくのは戦前軍部がやったことと何も変わらない。
▼戦前は「勝っている。勝っている」と報道して実際はボロ負けしていた。そして今は「放射能は安心だから」、「絶対大丈夫」と原発の再稼働と強制帰還が進んで行く。今朝のNHKニュースでは、東電は6兆円を被災地や被災者に支払ったが、東電が負担したカネはたった3千万円だという。企業努力も経営、営業努力を何一つしないで、生き延びている東電の実体は国営ゾンビ会社なのである。

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March 28, 2016

「国防軍とヒトラー」3、B氏の投稿から。

▼編集長がブログに書かれた「武装親衛隊SA」という組織は存在しません。SS(親衛隊)がSA(突撃隊)から独立した後、占領地のユダヤ人を処分する特別行動隊(アインザッツグルッペ)が誕生し、やがて、敵地でも行動できるように武装親衛隊(ヴァッヘンSS)が生まれます。SAは「長いナイフの夜」以後は、組織としては存続しましたが政治的には力を失い、ヴィクトール・ルッツェという無害な人物が幕僚長になりました。SSはSAに恨まれますが、ヒムラーは、SAからの独立を契機として政治的な力を付けて行き、あっという間に事実上、国内の№2にのし上がります。そういう意味で、SA排除を意図したハイドリヒの行動は正しかったと言えます。「長いナイフの夜」が実施される以前に、ハイドリヒ達はSAだけではなく、ヒトラー内閣を脅かす可能性のある者を排除する為に「リスト」を用意しており、粛清劇が始まった途端に、SAとは無関係の人間にも襲い掛かりました。嘗てのナチ党ナンバー2だったグレゴール・シュトラッサー、ヒトラーの前の首相だったクルト・フォン・シュライヒャー将軍といった人達も殺害され、犠牲者は200人を超えると言われています。陸軍の中には、シュライヒャー将軍が殺害された事や、粛清に陸軍が関わった事に抗議する勇気ある将軍達もいましたが、連名の抗議書はブロンベルク国防大臣が握り潰し、ヒンデンブルグ大統領の元には届かなかったものと見られます。
▼陸軍の主流派は、軍にとって代わろうという野望を隠さなかったレームが除去され、SAが政治的に無力になった事を歓迎しました。後にヒトラー暗殺を企てるシュタウフェンベルクですら、この粛清劇を歓迎していたほどです。国内的には「SAがクーデターを企てていた」と後付の理由が説明され、7月3日の閣議では「(1934年6月30日~7月2日に取られた措置は)国家による正当防衛として適法である」旨が宣言されました。7月13日にクロール・オペラ劇場で開かれた国会で、ヒトラーは同じ説明を繰り返します。こうして、大量殺戮は正当防衛に置き換えられました。あろうことか、当時の著名な憲法学者であるカール・シュミットですら、この措置を承認し、擁護したのです。「長いナイフの夜」を切っ掛けに、軍・財界・国民は名実ともにヒトラー支持一色となり、この「関係」は、実質的にはともかく名目的には10年後の1944年7月のヒトラー暗殺未遂事件まで続くことになります。←後半の投稿、ここまで。 参考文献は、主として、「ヒトラー 権力掌握の20ヶ月」(グイド・クノップ著/中央公論新社) 「髑髏の結社・SSの歴史(上下)」(ハインツ・ヘーネ著/講談社学術文庫)によります。
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▼以上B氏の投稿でした。ありがとうございます。A氏のスピーチでも登場し「長いナイフの夜」は小説もありますが、絶版になっています。昔読んだ「国防軍とヒトラー」も近くのS区図書館にはありません。たまたま土曜日から読み始めた「スターリン秘史」1巻(全6巻)「巨悪の成立と展開」(不破哲三著)がドイツの国会放火事件から話しがはじまっており、テーマはデミトロフの裁判です。ここで当時のナチスの国防軍とSAの力関係が描かれていました。
▼わたしにとって抗議活動に参加することは、時間がなくなり読書する時間が削られることになります。25日の例で言えば、往復の時間も含めて延べ7時間使いました。7時間あれば1000ページの本は読むことができます。現場に来ないで自宅のPCに座っているみなさん。ぜひたくさんの本を読んで、わたしが知らないことを教えて下さい。
▼昨日のツイートでご紹介した辺見庸さんのインタビューで重要な言葉があります。2段目「若い人が危機感をもっのは良いが、あれは運動ではない、迂遠で深い思想、内面をえぐる言葉が必要だ」という部分です。YouTubeで自分の撮影したもの、友人が撮影したものを比較すると「コールで威勢の良い」ものはアクセスが多い。これは自分が参加していると勘違いして、良い気分になっているのでしょう。だからいつまでたっても現場に足を運ばない。自分だけだ安全地帯にいては何もかわりませ。IBMの昔のスローガンは「THINK.THINK」で会社中にスローガンがはってありました。現象に囚われず、見た目の派手さに惑わされないで、自分のアタマで考えて行動しましょう。いつまでもタコツボに入っていても首を出してタマをうたなければ、空砲では雀も驚きません。

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March 27, 2016

B氏の投稿「長いナイフの夜」の事。「国防軍とヒトラー」の続き

▼実は金曜日の深夜、正しく土曜日の午前零時から3時間劇映画「ヒトラー」が上映された。ヒトラーを演じるのはイギリスの名優ロバート・カーライルで名優ピーター・オトゥールら豪華キャストが共演した歴史大作。だから全員英語を喋っていた。エミー賞2部門を受賞した秀作ドラマで美術を目指す青年から大統領に就任するまでを描いた作品だった。これを見たのが土曜の夕方なのでブログ執筆には間に合わなかった。名著「国防軍とヒトラー」も図書館にもなく、いささか不正確な部分があった事をお詫びします。その誤りを友人B氏が丁寧に訂正して下さいましたので、以下にご紹介します。以下B氏の投稿前半です。他者を中傷誹謗するものでなければ「投稿」は本欄でご紹介させていただきます。
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▼今晩は。「国防軍とヒトラー・・・」のブログ、拝読しました。Aさんのスピーチも視聴しました。その上で、失礼ながら、幾つか指摘させて頂きます。「長いナイフの夜」は1934年6月30日~7月2日の3日間に渡って続きました。「一晩」ではありません。この粛清劇で、上部組織であるSAを政治的に無力化したSS(親衛隊)は、独立した組織になる事が認められました。SSとその指導者ハインリヒ・ヒムラーの「快進撃」はここから始まります。元々、「長いナイフの夜」も、筋書きを書いたのはSSのラインハルト・ハイドリヒでした。SAの権限が強くなり過ぎたことや、SA幕僚長のエルンスト・レームが「突撃隊を新しい軍隊にしたい」という野望を隠さなかった為、SAはナチ党の他の組織や幹部、陸軍にすら疎まれるようになり、政治的に孤立します。ハイドリヒは、元々、SSをSAから独立させるきっかけを探していて、時の流れが彼に味方したのです。最初は躊躇していたSS隊長のヒムラーもハイドリヒの路線に同調し、航空相・プロイセン州内相だったヘルマン・ゲーリングもここに乗っかります。最後には陸軍すら違法な粛清劇に手を貸し、SAが反撃できないように部隊を出動させました。レームの強みは、ヒトラーと友人関係で「俺・お前」で呼び合える仲である事でしたが、ヒンデンブルグ大統領がSAを嫌っており、SAを潰す為に陸軍を出動させる(ヒトラー内閣を解散させる)可能性を知ると、ヒトラーも最後にはハイドリヒの路線に乗り、粛清の第一撃を自ら指揮しました。ヒムラーが同性愛者であることは公然の秘密でしたが、ヒトラーは粛清劇まではその事を気に留める素振りは見せませんでした。同性愛が叩かれるようになったのは、「長いナイフの夜」以後の事で、政治的に利用されたのです。 →(夜に続く)

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March 26, 2016

国防軍とヒトラーと同じ動きが日本にも…。

▼今週終盤は右足に痛みが走って、木曜日は歩行が困難になった。それでもどうやらJAまではたどり着いた。昨晩の金曜日は早退しようと思って出かけた。しかし、みなさんに会ってお話しをしていると、それぞれ困難な問題をか抱えて参加している事がわかる。分からないのは何度いって自宅のPCから離れられない人たちの「空砲」だ。
▼経産省前で抗議がはじまって46分後にスピーチなさっている民族派右翼を自称するAさんの話しにはハッとさせられた。お話しの内容はヒトラーがレームを粛正して国防軍を乗っ取るまでだ。これはルキノ・ヴィスコンティの映画「地獄に堕ちた勇者ども」に詳しい。つまりヒトラーは自分の個人的護衛の私兵、武装親衛隊SAを使って脅迫を繰り返して権力を伸ばしてきた。しかし国を乗っ取るには、その存在が邪魔になる。それで「レームは同性愛者だ」という疑惑をかけて、機関銃で撃ち殺し一気に粛正してしまう。
▼それで晴れて国防軍を手にする。要するヒトラーは「狂気の人」と呼ばれているが、彼を利用して私服を肥やそうとしていた、独占的な資本家集団があった。それはクルップであり、メルセデス、ヘンシェル、ダイムラー社などである。戦争を起こして儲ける集団に自分を後押しさせる。そのためにドイツの軍隊は、国軍一つであることが望ましかった。それを後押ししたのが、アメリカのフォードであり、IBMなのだ。後者はユダヤの囚人の腕に入れ墨の番号を振って、収容所に入れる貨車を合理的に動かした。その囚人番号をIBMのパンチカードを使って効果的に、活効率的に動かした。
▼ここで日本国の安倍の動きを見て頂きたい。武器輸出緩和で儲けるシステムを作り上げた。そこで儲けてきる企業は無条件で安倍を推す。三菱の潜水艦輸出はその一例である。さらに経営が苦しかったNECに対してはマイナンバーという商機を与えて儲けさせている。
▼だからTPPによって日本の富を外資に売り渡し、そのアメリカのおこぼれにあずかって儲けようというのが、その本質なのだ。つまり戦争法案もlTPPも原発再稼働もすべて、関連した動きの一貫なのだ。夕べも経産省前は人が少なかった。自宅のこたつに当たってPCで「ツイート空砲」を撃っているみなさん。自宅のタコツボに潜っているときじゃありませんよ。出かけるので、続きはまた明日。

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March 25, 2016

25日の「東京新聞」3面の「TPP論点多岐に」を読もう。

▼毎月最終木曜日は、今後一ヶ月の取材分担を決める会議がある。抗議行動に参加するには、どうしても遅れて参加することになる。大手町で下車して大まかな方向を見定めて歩くこと5分。火焔瓶テツさんの大きな声が聞こえて来た。JA前に無事到着する。参加者は10人ちょっと、今朝現場からの発信でリツイートを見たら40人少々。政府、産業界は死にものぐるいでTPPを閣議決定しようとしている。しかしこのギャップは何か?自分が苦痛でないことは、相手も苦痛ではない。何の影響も与えまい。バーチャル空間のリツイートは、敵にとって「ガス抜き」に好都合の場になっている。JA前の要請活動の模様。1時間15分。
▼さらにYouTubeは5人くらいしかご覧になっていない。わたしだってTPPについてその実体は100分の1くらいしか理解していない。だから電車で移動するときは、タネ本を一生懸命読んで、ツイキャスの前では少しでもマトモなことを喋ろうと、努力しているつもりだ。しかし私は物書きの端くれだ。人前で喋ることはまったく苦手だ。でも参加者は少ないので、そうも行っていられないのでマイクを握る。落語家だって人前で話しをするには何百回と同じ話を稽古場で訓練する。そして人前で話しをする。それでも客層の反応を見て、少しずつ手直しを繰り返す。
▼バーチャル空間での「リツイート」や「いいね」は、いわば空砲と同じだ。空砲ならば「雀脅し」になる。しかしバーチャル空砲は誰も驚かない。まして雀など音も出ないので逃げもしない。幸い25日の「東京新聞」3面には「TPP論点多岐に」という特集が掲載されている。それによれば「審議前の点検で、経済効果、政府資産は膨張」という記事が掲載されている。左に政府の主張、右に野党や市民団体の指摘が出ている。GDPを136億円押し上げるので、農業への打撃は最大で2100億円にとどまるという。しかし市民団体の試算によれば農業への打撃は3兆円だ。コメなど重要5項目」を守るという国会決議は守られたのか?これはFTAなどの見れば分かるが、守られる聖域などは存在しない。「撤廃」原則になる。
▼もう一つ食の安全の部分だ。政府はWTOとほぼ同じ内容だとしている。しかし遺伝子組み換え(GM)食品や食品添加物は増えるだろう。大事なの企業が訴えられるISDS条項は、訴訟大国のアメリカが日本の規制を不満として訴える恐れは増えるだろう。
▼わたしは昨晩「危険な食品」山田博士著、宝島社新書を読んで話しをした。これは分かり安く具体的な例が出ていて。各章ごとに山田氏が書いたことを理解できたかどうか、試験問題がでている。ぜひ書店で手にとってご覧いただきたい。この本の結論は、肉は食べない方がよい、ペットボトルに入った水や飲料は口にしない方がyほいということだ。

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March 24, 2016

◇「母よ、」を見る。

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(23日、ユキヤナギと春霞のスカイツリー)
▼うかうかしていると、図書館から借りた本の返却期限が迫ってきて、「催促メール」がとどく。1週間のうち少なくとも5日は、街宣に参加しているから、家でのんびりPCに向かったり、TVを見ている人と「差」は開く一方だ。街頭でスピーチするにしても、ウソをしゃべる訳にはいかないから、必死に本を読んで勉強する。4日ほど前に新聞広告を見ていたら、元政党幹部が「スターリン」物の執筆をしている事がわかった。全6巻である。わたしはスターリン関連の日本で出版されたものはすべて読んでいる。これも読まねばと思って、図書館をチェックすると全6巻は誰も借りていなかた。重いのでとりあえず4巻だけ借りて来た。本を開くと文字は大きいので、1冊320ページの本は一日1冊のペースで読めそうだ。
◇「母よ」映画はロックアウトをしている工場に、労働者が塀を突破して突入する。そこに盾と棍棒を持った警察が襲いかかり、さらに放水銃が向けられる。手に汗を握って見ていると「カット」の号令がかかる。これは映画の撮影現場だった。女性映画監督のマルゲリータ(マルゲリータ・ブイ)は、新作の撮影を開始するが、自分の思い通りの映像が撮れなくて悩んでいる。
▼恋人ヴィットリオと別れたばかりで、離婚した夫との娘リヴィアは反抗期に突入して「バイクを買ってくれ」とか難問をぶつける。それよりもいちばん心配なのは、入院中の母アーダのことだ。兄(ナンニ・モレッティ)が手作りの料理を差し入れる。しかし撮影の合間をぬって見舞いに駆けつけたマルゲリータに母は「家に帰りたい」と訴える。これはわたしの母も毎回見舞いに行くたびに、「家に帰りたい」と同じ事訴えるので「明日ね」と納得させる。
▼マルゲリータと兄は、医師から「お母さんの病状はかなり重い」と説明される。兄はたんたんと医師の説明を受け入れるが、マルゲリータは混乱してしまう。そんなある日撮影現場に、主役を演じるアメリカ人俳優バリーが到着して早口でまくし立てる。だがそれは冗談なのか正気なのか、まったくわからない。
▼一方、母は病状が進行して呼吸困難になり、集中治療室に入る。気管を切開したので声を出せない母。マルゲリータはこの母に対し、退院して孫娘にラテン語を教えて欲しいと励ます。看護師に集中治療室での面会はあと5分ですと追い出される。すると、母はノートに「あなたがいるのがいちばんの治療なのに」と書いて娘を微笑で励ます。アメリカからやってきた俳優のバリーはコンディションが極めて不調だ。食堂のシーンでは何度も途中で台詞を忘れてしまう。挙句の果てに「脚本が悪い」と自分の演技の不調を棚にあげて監督と脚本家のせいにする。マルゲリータとバリー言い争いになり、激しく罵り合う。
▼憂鬱な気分で母の病室へ見舞いに行くと、数歩も歩けなくなった母を見て思わず怒鳴りつけてしまう。ある日、撮影がうまく行かないのを気にしたマルゲリータは、自宅にバリーを招待し、手料理でもてなす。くつろいだ気分になったとき、バリーは「自分が人の顔を覚えられない病気なのだ」と打ち明ける。やがて仲直りの乾杯をする。そんな折、マルゲリータと兄のジョヴァンニは、病院から母が余命わずかだと宣告される。
▼人を励ますこととは何かのか?人間の尊厳を守りながら相手を傷つけないこと。思いやる気持ちが何にも増して大切であると気づかせてくれる、作品である。第68回カンヌ国際映画祭エキュメニカル審査員賞 。

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March 23, 2016

NHKでアメリカのモバイルメディアをみる。

▼月曜日の都庁前は寒かったので、昨晩は真冬の格好で厚着をして、革手袋を着用していって正解だった。昨晩もリツイートを現実の参加者数の差は激しかった。うごく人は少数精鋭で動き回る。動かない人は自宅から一歩も出ずにパソコンを駆使して、自分は動き廻っていると相変わらず「勘違い」なさっている。あのチュニジアのもてはやされてアジサイ革命はどうなったか、調べて欲しい。フェイスブックで世の中は変わったか?フェイスブックの青年は新政府の「閣僚」に祭りあげられてしまった。政権は大混乱→各利益代表の政党が乱立→労働組合など4団体が立ち上がって議会の監視組織が出来る。→議会を傍聴しに行って、毎日チェック。各議員が何をしているか。詳細にSNSなどを使って報道するところまで来た。
▼デモクラシーの経験がなく、話し合いで合意をつくる経験やシステムがないところは、そのが第一歩である。メルマガ読者にはご紹介したら「ブラック・デモクラシー」の中に書かれている、大阪橋下流「民主主義」は多数決がすべてで議席を握れば何でも出来る、という考え方が時代に逆行している。
▼ついでに言うと昨晩ビデオを編集(画像圧縮)をしながら、NHKの特番を見た。アメリカなどで普及しつつあるスマホなどを使った取材とニュースとソシアルメディアの融合だ。彼らは勝手やたらに歩き回るのではない。読者が求めている、ニュースとは何か個別に要求を聞き出す。それは編集するときのコメント、見出しの付け方で生かされる。やりかたはまさに香港のフェニックスTVを同じで、中継もスマホ1本で自撮り棒とマイクをつけて突撃取材をしている。取材する姿はリュックに三脚をサイドに縛り付けて自由自在に動き回る。
▼この有機的な動きと取材・中継方法は先の台湾の、先の選挙で小さな政党が活躍する場面をドキュメンタリーで見たが、陣営にはセンターがあってその指示の元に取材をして、情報をセンターに集中する。それは情勢分析とともに、集中取材すべき場所が指示される。つまりみんなで同じ場所からは中継していない。
▼自分自身振り返ってみると、反原連の金曜行動が始まったころ、首相官邸裏からの抗議という中継を見ていた。すると参加者一人ひとりに「きょうはなぜここに来たのか?」と話しを聞きながら、取材に廻っていた。資本もスタジオもないので、いきなりアメリカの「モバイルメディア」のようにはできない。この辺に「進化」のヒントがありそうだ。その時は自宅PCの前に座って一歩も動かない人をスカイプかラインで登場してもらって、ぜひ出てこない理由をぜひナマで語ってもらいたいものだ。

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March 22, 2016

桜の開花は報道しても、放射能汚染の拡大は無視。

▼昨日祭日だったが忙しい。まず原稿執筆のための映画をシネマカリテで「母よ」を見た。シネマカリテは新宿駅の脇の地下にあるが初めての映画館だった。イタリアの奇才、ナンニ・モレッティは20年くらい前に当時の日比谷シャンテで「親愛なる日記」を見て驚いた。当時モレッティの名前は一部マニアにしか知られておらず、当時銀座シネスイッチで、レイトショーが行われたので見に行った。まだ日本語の字幕はなく、イタリア語に英語の字幕だった。そこでは「青春のくずや〜おはらい」、「僕のビアンカ」、「赤いシュート」が面白かった待機しているとツイキャスのA氏が見えた。A氏はとても気さくな方で、初めてお会いしてからずっと親切にしていただいている。それにアマチュア無線仲間でもある。ただし私の免許は失効してしまい、古いJR×のコールサインは使えない。色々情報交換をしているうちに火焔瓶テツさんが見えた。詳細はYouTubeをご覧いただきたい、(1)の1時間11分のところから地質調査を依頼した施主と、調査機関がなれ合って、希望の数値を出している話しは凄すぎる。まあ、これは環境アセスメントの会社はどこでも同じ事をやっている。(2)
▼集会は8時20分頃終わる。昼間暖かかったので、薄着でいって寒かった。すぐ地下鉄に乗り飯田橋でJRに乗り換えてKM駅で下車する。歩き始めると「お客さんキャバクラで遊んでいきませんか?」と声を掛けられる。「酒は飲まないし…」と振り切る。俺がキャバクラにいく顔しているか?そういうところに行く、ヒマもカネもない。お前達こそTPP反対や反原発行動に参加しろ。わたしはこの客引きがイヤなので、わざわざ京成電鉄の押上回りで、暗い夜道を歩いて帰る。歩いているとスカイツリーの夜景を高そうなカメラで写している中高年カメラマンがいる。高いカメラ買っても使い道がないのだ。桜の季節になるとモータードライブで桜を機関銃のように撮っている若い青年がいる。これも宝の持ち腐れ。国会周辺に来れば被写体はたくさんあるのに、もったいない。実はわたしも仕事で使っていた一眼デジタルカメラやレンズはたくさん持っているが、それだけで10kgは越して動きがとれない。だから抗議行動には軽いビデオカメラを2台持つだけにしている。
▼21日の昼のNHKニュース。靖国神社の桜の標準木が「開花宣言」でお年寄りが携帯やデジカメで、1本の桜の木に群がっており、NHKのコメントは「いよいよ春の到来」だ。春とともにフクイチの汚染も広がって関東地方を覆う。のんきに桜見物をしている時でもないと思う。続いて静岡の何処かで白魚が豊漁だという。丸ごと食べる魚はストロンチウムの放射線汚染が除去できないから、食べない方が良い。多忙のため、本日これまで。

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March 21, 2016

桐生悠々の反戦思想と、現代の腰抜けマスメディア

Nagasakizo
(長崎平和公園の北村西望が作成した平和祈念像、筆者撮影)
▼エレベーター工事は30日に完了する。その間は非常階段を使って上り下りしなければならない。非常階段には鍵が掛かっているので、数々の抗議行動が終わって、帰宅間近になると家族に電話して、非常口まで来て貰っていた。それも毎日となると面倒なので、昨日出かけたついでにスペアキーを作ってもらった。これで帰宅する時間を気にする必要はなくなる。
▼昨日は午後、差出人「CHAINA」と書かれた荷物が届いた。中国には知り合いは一人もいない。包みを開いて見ると、1週間ほど前に注文した「ビデオカメラ」の「ピストルグリップ」だった。バーチカルタイプなのだが、水平に保持するよりも遥かに楽である。
▼土曜日、既報のように午後から某駅近くで学習会を開いた。わたしの提起したテーマは「桐生悠々の言論弾圧と今日の状況」というようなテーマだった。桐生はご存じのかたも多いと思うが。戦前信濃毎日新聞の主筆をしていた昭和15年「関東防空大演習を嗤う」という社説を書いて、長野の松本連隊から睨まれ在郷軍人会の不買運動が起こりそうになり、退社を余儀なくされる。その後、愛知に帰り「他山の石」という個人新聞を発行し続ける。いわが、むのたけじ氏の先駆けのような事をなさった方である。しかし特高警察の監視と事前検閲で、伏せ字だらけの新聞を作ることしかできなくなり、廃刊になり真珠湾攻撃の3ヶ月前に死亡する。
▼会議はわたし以外語学の専門家ばかりで、論議はシリア問題から、ロシアの対応、国会、野党協力、選挙情勢を巡って論議は果てしなく広がった。終わって駅ロータリーの北口にでると「北村西望氏の世界連邦平和女神像」があることを参加者の某先生が教えて下さった。この西村氏の美術館jは井の頭公園の中にあることを、昨日の火焔瓶テツさんのブログで写真入りで紹介されている。何という偶然!本ブログ掲載の写真は2年前の12月に長崎で撮影した、西村氏の「平和の像」である。

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March 20, 2016

リツイートだけで済ませるか?IWJにカンパするか?

▼金曜日は関電前で1時間抗議行動を行ってから、国会正門前の反原連の抗議に参加した。最前列にいくとスピーチする人が不足して困っているようだったので、自分が立候補して原子力規制委員会に水、木と2回通って感じた事を話して来た。ただスピーチするときビデオを他人に頼む訳にはいかなかったので、大体のレンズの方向たけ確認してステージに昇った。後で確認したら見事に顔の部分はフレームアウトしていた。ついでに国会の回りを半周して首相官邸前から財務省上の茱萸坂までビデオで写しながら廻った。官邸前ではMさんにお会いした。それほど親しくはないが会うと握手をする間柄にまでなった。
▼そして経産省前のTPP閣議決定反対集会に参加する。一日前の木曜日は原子力規制委員会傍聴の後、一時間遅れて農水省前の遺伝子組み換え食品とGMO反対集会に参加する。1時間遅れる事はメールで事前に知らせてある。内幸町の地下鉄をでると地上ではヘリコプターが5、6機うるさく、かつ執拗に飛び回っていた。首相でも高血圧で倒れたかと思ったら、しばらくして警視庁から清原が保釈されたという。この国は何とお馬鹿なマスメディアばかり揃っているのだろう。TPPやGMOにが閣議決定されようとしているに、一行も書かず、放送もしない。
▼近くに国会記者会館があるが、その前で抗議をしていても、一度も取材に来たことはない。それどころか裏のベランダでタバコを吹かしている記者がいる。国会担当は政治部で、いわば出世コースなのだ。せっかく手に入れた上昇切符を手放しはしない。清原氏の保釈にどれだけの意味があるかは分からない。おそらく検察から事前に「保釈」がリークされたから東雲の駐機場から飛んで来たのだろう。政治的に重要な課題があると、奴らは必ずそいう事をする。農水省の抗議は8時半頃に終わった。すべてYouTubeにあるのでご覧いただきたい。
▼それにしてもツイッターの「リツイート」は何の意味があるのだろう?リツイート(」同意・もしくは支持の意思を示す)と実際の参加者は実に10倍くらいの「差」がある。主催者も運動を広めようとツイッターで流すが、「リツイート」した方はワンクリックの心理的支援行動だけして、ツイッターを見て勝手な事を書いている。しかし例えば環境省で抗議をした3月15日は、始めようとすると守衛が「主催者と責任者は誰か」と聞いて来たので「一般市民です」と答えてとぼけているとパトカーが2台やってきて、抗議の前後に配置された。
▼ツイキャスを見ている人はこれに気が付かない筈だ。こちらは、そういうリスクを背負って抗議をしている。万が一拘束されたらツイキャスを見ている人たちは何をしてくれるのだろうか?「○○さん危ない」とPCで叫ぶだけだ。2年ほど前に、経産省テントが○暴に破壊されたときは、1万円近いタクシー代を払って駆けつけて下さった方もいた。家庭でPC応援の方に今のところリスクは及ばない。しかし将来は分からない。掻き込んだ人のIPを警察がプロバイダーに提供するよう令状を出したら、貴方の住所、氏名、電話番号は一瞬にして分かってしまう。
▼実はTPPの抗議行動でマスメディアはもう一切無視するだろう。頼みの綱は市民メディアIWJさんである。社長の岩上さんが自宅を抵当に入れて、会社を回しているので、大きな資本力があるわけではない。資金がないからどこにでも取材記者を派遣できる訳でもない。マスメディアは、大型中継車両に衛星中継アンテナまで持って現場に駆けつける。必要とあればヘリまで使う。しかしこちらは地下鉄にバス、機材はリュックに詰め込んで徒歩で現場に迫る。火焔瓶テツさんがTPP問題の取材をして欲しいと、IWJに要請メールを送ったことがIWJで公開されている。
▼聞くところによるとIWJは3月末で300万の赤字になりそうなので、カンパを受け付けている。もしリツイートだけで現場にいらした事のない方はぜひご協力をお願いしたい。わたしはカンパをしたら人数として各種抗議行動の頭数にはなれない。ビデオカメラを回さずに自宅でじっとしているしかない。本日でブログの投稿数は4000本になりました。みなさんいつも読んで下さってありがとうございます。

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March 18, 2016

「特定原子力施設放射能廃棄物規制委員会」を傍聴する。

▼わたしの住んでいるマンションは3日前からエレベーターの前面補修工事が始まった。数年前からの懸案で、配電盤けを取り替えれば良いか、見積もりなどを繰り返した結果、エレベーター管理会社を替え、全面修理することになった。わたしの住んでいるのは下の方だから、歩く負担は少ないが、高い階の人は10日くらい移住をしなければならない。一日一回生活必需品の「買い出し部隊」を組織することを考えたが、それは必要なかった。
▼木曜日に続いて午後から原子力規制委員会の中にある「特定原子力施設放射能廃棄物規制委員会」が開かれたので傍聴にいった。前日は昨日ご紹介してのでご存じのように、四電社長からの聞き取りだった。会議は通常30分前に開場される。ところが案内は開場と開会時間が同じなのだ「大丈夫か?」とメールを送ったら、開場で着席しているわたしの携帯が鳴った。「訂正とお詫び」だった。この日はかなり専門的な話しなので、一般人はわたしくらいしかいない。会議の予定は午後2時から午後4時までだった。ところが4時になったとき、議長の田中知氏は「あと30から40分かかる」と発言した。わたしは次の予定があり、ビデオのSDカードもバッテリーも予備は持参しなかったので、4時15分に退出した。従って録画もそれまでしかない。
▼会議の内容は、要するにフクイチででた放射性物質をどのように「処分」するか、という話しである。要するに焼却jをしないで保管すると量は増える一方である。燃やして灰にすれば、分量も減るという理屈である。議題1は「廃棄物の発生量と今後の見通しと管理だ。それによれば簡単に言えば新しい、ロータリーキルン式という新しい焼却設備を作って砕いて燃やす。雑個体廃棄物とは装備品のタイペックス、下着類、ゴム手袋、廃材としてウェス、木、梱包材、紙などである。今年2月から3月に掛けて一ヶ月燃やして実験したが、放射能は問題ない、濾紙の数値が示されている。
▼わたしが専門家ではないので、「灰」は分量は減るが、果たしてそれで放射線の量が、プリントに書かれているように「α核種に関する検討状況」が確実に安全なのかはどうかは、分からない。
▼管理施設は2017年下期に完成し、2018年上期に運用が開始される。ガレキを分析する施設である、第一棟は2018年中に完成する。そして一番問題なのはデブリ等を分析する第二棟は2021年中に運用開始予定と書かれている。しかしデブリは東京電力が東芝などとロボットを作って探索研究しているが、未だにその場所が特定出来ていない。わたしは場所の特定するまでに後10年はかかると思う。もし発見してももの凄く放射線量が高いので近寄れるかどうかも分からない。しかも重くて固いので、それをどうやって切り取るのか、その技術も開発されていない。
▼さらに原子力規制委員会の更田委員は「もう放っておこう」とまで言い出している。ということは未来永劫に水をかけ続けて冷やさなければならない。ここに書かれているデブリの部分は実現できそうにない、SFの世界の希望的・願望である。委員からは「作業をする棟(箱)が現在4棟だがあと2つほど増やせないか」と、JEEAの担当者に聞くが「国から貰っているお金ではそれしかできない」という答が返ってきた。第三議題は「可燃性廃棄物の火災対策」だったが離席したので、「資料」しかない。第一議題と第二議題の動画はこちら。

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March 17, 2016

四電社長に聞く伊方原発の安全性の限界

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(3月16日の原子力規制委員会の様子。左から柿木氏、佐伯社長、田中委員長、更田委員の各氏)
▼昨夜につづき、本日も午後から原子力規制委員会の傍聴。そして夜は農水省前でGMO反対の抗議行動がある。しかし夜の部は参加できるかどうか不明。抗議行動に参加して楽しいのは、ツイキャスの画面には絶対映らない情報交換がある。15日の例で言えば、映画情報からカイコに関連して、同じ出身県の人であることが分かった。さらにジカ熱流行の真相etc,etc。帰宅して翌日のツイキャスの書き込みを見ると「笑点」の「大喜利」のように言葉遊びで盛り上がっていた。さらにスピーチする人の評価など。はっきり言ってそんなので盛り上がっても、政府や権力者にたいする圧力にはならない。一言もしゃべらなくても、抗議に参加してスタンディングしているだけの人だっている。ネットで盛り上がって一歩も踏み出さない人よりも、喋らずに黙って立って抗議している人の方が遥かに素晴らしい圧力になっている。それにすぐパソコンに向かってパブコメを1本書いた方が世の中の役に立つ。
▼昨日の第61回原子力規制委員会は「臨時会議」として、四電(四国電力)の佐伯社長と柿木副社長が説明していた。二人とも時々「パワポ、パワポ」と言っているが紙を配っただけ。会議のテーマは佐伯新社長に代わってから初めての「安全性向上に向けて」の会議だ。佐伯氏は「広報」の出身であり、「原子力には詳しくjない、事務屋なので」と「再三」言い訳をしていたので、最後に更田委員から「謙遜で言っているのかも知れないが、逃げにも聞こえるので気を付けた方が良い」とたしなめられている。会議の全記録jはこちら。以下問題点。
1)自治体との対話を続けている。そこで出てくる意見は放射能は怖い、福島の様な事故が起きたら、海が汚染して魚が食べられなくなるが多い。放射能はどのレベルまで安全なのか原子力規制委員会で示して欲しい。
2)11月に原子力総合防災訓練をしたが、問題なかった。四電の原子力対策本部は高松本社から松山に移転した。訓練の日は佐伯は出張で松山にいたので、柿木副社長が高速道路で松山に向かったが問題なく時間通りに到着した。
3)避難訓練ではフェリーで無事大分に渡れた。
4)設備稼働率は82%と高い。
5)伊方原発3号機は5年間停止しているので、習熟している運転員がいない。
6)自主的安全性向上運動で内部、地震、津波の評価がでているが平成29年度で止まっている。
7)地元対応として20km以内の全戸訪問を行った。
▼先日放送されたフクイチ事故のTV番組を見ただけで、四電の「計画」はいかに絵空事なのか分かろう。
大分では「松山の船も避難民も受け入れない」と「事故が起きても1週間は持ちこたえる」と公言しているが、何を持ちこたえるのか?社員が施設に立てこもるだけだ。住民を安全な場所に避難させることができるのか?大地震が起きたら、高速道路など壊れて使えない。稼働率の高さは、たまたま地震などの大災害がなかっただけ。佐伯氏は「通常火力で運転習熟訓練をしているから、熟練運転員がいなくても大丈夫」原発は大地震が発生したらすぐには止められない。「燃料棒を組むことができるような技術力がある社員を養成している」と自慢していたが、勉強と訓練は異なる。
▼結論からいうと、住民と懇談、訪問しても放射能に対する危機感が払拭できない。文書16ページの「正しい知識」、「正しいものさし」そこで原子力規制委員会のお墨付きを貰いたい。フクイチ事故を風化させない、というのなら動かさないのが、一番正しい選択肢である。

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March 16, 2016

データーウーマンの「馬鹿版TPP分析」(3)

データーウーマンの「馬鹿版TPP分析」(3)

遺伝子組み換え作物問題について。

現状を認識すべきである。現在、アメリカ・ブラジル、アルゼンチン・カナダなど遺伝子組み換え(GM)作物栽培国で、深刻な問題が起きている。
従来の有機リン系除草剤(「ラウンドアップ」や「バスタ」など)で枯れない耐性雑草や、殺虫害虫が大量発生している。
今度は有機塩素系の枯葉剤(2,4-Dニーヨンディ)や「ジカンバ」などに耐えうる遺伝子組み換え(GM)作物が開発された。この枯葉剤はベトナム戦争当時米軍によって使用され多くの被害を出したものであることはご承知のとおりです。その有害性につてアメリカは合成時に混入した不純物ダイオキシンが原因であると言っているが、薬剤そのものに毒性があることは明白である。「2,4-D」は吐き気、下痢、頭痛、錯乱、異常行動などをきたす急性毒性と、パーキンソンびょう、精子異常などの慢性毒性がある。「ジカンバ」も動物実験では神経毒性、筋肉毒性、歩行異常、体重増加抑制、肝細胞肥大、貧血等が報告されている。新たな遺伝子組み換え作物はこの枯葉剤に耐性をもつ。

遺伝子組み換え作物の栽培が始まった1996年以降、毎年同じ農薬を畑に散布し、また同じ殺虫遺伝子作物を栽培するうち、アメリカや南米のGM栽培国では次第に耐性雑草や耐性害虫が出現した。この対処として除草剤散布の回数は増加し、結果的に農家側の負担は増えた。
 消費者にとっては、残留農薬の問題が深刻だが、アメリカで始まったラウンドアップ耐性大豆の栽培はラウンドアップの主成分のグリフォサートの濃度が基準を越えていたため、アメリカ政府は海外の輸入国に規制緩和を強要した。各国への勧告をアメリカ政府に促したのはモンサントである。一方で、WHOは2015年3月20日グリフォートの発がん性を認めている。

 報道されなかったが、アメリカの枯葉剤耐性遺伝子組み換え作物を世界で初めて認可したのは日本である。日本政府はダウケミカルが申請した2,4-Dに耐性をもつトウモロコシを12年5月に食品・家畜飼料として認可し、栽培も許可した。モンサントから申請されたジカンバ耐性大豆は、厚生労働省が13年2月に食品として認可し、農林水産省が13年10月に栽培を認可した。厚生労働省はジカンバの残留基準を0.1ppmから20ppmまで引き上げた。

モンサントもダウケミカルもベトナム戦争で急成長した化学企業で、アメリカでは当初、激しい非難がされたが、日本が承認することで、アメリカ内の批判を抑えるという緒先棒をにほんがかついだと言う経緯がある。

今回のTPPでモンサントが日本の表示制度の為に輸出に支障が出たとしてISDS条項で訴えられる可能性が出てきた。
現行では北海道などには独自の遺伝子組み換え作物栽培条例があるが、これが無効にされることが考えられる。国内のGM作物栽培規則が破壊される。
◎フィリピンではGMOが全面禁止になりました。
ちなみに、現在までに詳細は判明していないが、南米ではジカ熱による小頭症はモンサントの除草剤が原因だとして、大規模なモンサントへの抗議がなされた。
原子力の被爆問題同様に、自然界に存在しない人為的に操作されたものは必ず人体に影響を与える。もっと自然に謙虚になるべきだと思うがどうでしょうか?

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March 15, 2016

久米書店で紹介された「世界史」本の話。

▼今朝6時台のNHKラジオを聴いていたら過去に放送された「里親」という言葉が不適切だ、として「取り消して」ていた。理由がよく分からない。日曜日BSNTVの「久米書店」を見ていたら、予備校講師の茂木誠氏が書いた「ニュースのなぜは世界史に学べ」がベストセラーになっているとかで、ゲストとして出席していた。「シーア派とは何か一言で説明せよ」から始まり、次々挑戦的なテーマがでてきた。曰く「政治家や官僚たちはまともに世界史を勉強していない。中東で言えば国境がなぜ定規で書いた様なまっすぐな線でできているか?当時利権を求めて中東をイギリスを中心とした国々が支配していた。日本は満州国を作ったが、戦争で敗退して「放棄して」帰って来た。ところがイギリスは、一応自主的に出て行ったので、「紛争」が絶えない。
▼シリア問題の背後には利権を狙うロシアがいる。ロシアは「革命」が起きる前は帝政だった。政権を奪還したレーニンも支配のシステムはそれを踏襲した。だからソ連に名称が変わって、さらにロシアに戻ったが、この国は「デモクラシーの経験を一度もしていない。古くはスペイン空爆、ウクライナ問題にしても、「言う事を聞かない国に対しては武力を使って言う事を聞かせる」という姿勢が一貫しており、ここに問題が凝縮されている。
◇「フォッグ・オブ・ウォー マクナマラ元米国防長官の告白」昔、公開当時に映画館で見ているが内容はほとんど覚えていない。先日WOWOWで放送され、チェックすると重要な点を含んでいた。東京大空襲記念日直後なので、それに関係する部分だけご紹介する。キューバ危機から始まって、第一次世界大戦→第二世界大戦→ベトナム戦争と経験を語る。
▼第二時世界大戦に触れる。それによればマクナマラの上司はルメイだった。彼は空軍に派遣され損失率を計算する。すると損失率は4%だった。しかし一人の出撃回数は平均25回と少ない。理由を調べると、「撃墜されるのが怖い」と20%と引き返す爆撃機が多かった。ルメイは怒り「毎回自分が先頭機に乗るから全員ついて来いと叱咤激励し、出撃回数は増えて行った。そのうちB29爆撃機を開発し、4500m以上でも飛べるようになった。そうすると高射砲でも届かないから乗務員は安全である。東京大空襲のとき、高度を上げていたのでは命中率が下がるとして、1500mまで下げた。命中率は上がり、撃墜されたB29もたった一機で「効率は上がった」という内容だった。まだ半分しか見ていないので、気づいた点があったr、またご紹介する。

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March 14, 2016

◇「牡蠣工場」を見る。

▼今週も連日忙しい。とくに週末の土曜日は学習会の講師をしなければならない。そのための本の読み込み。レジュメを作らねばならない。さらに原子力規制委員会の傍聴が夜と午後に都合2回ある。
▼昨日YouTubeでご紹介した「キューピッド・ガールズ」の商店街盛り上げビデオを撮影した。もちろん事前に主催者にお断りしてある。ところがリサイズして午後2時ころアップロードを終了して数分したら運営母体のGoogleから「著作権法に触れているという異議申し立てがあった」というのだ。彼女たちの歌は問題ない。考えて見たら最後の10分くらいで、別の着ぐるみを着た芸人が、プレスリーの歌が流れるので、それだろう。この半年間で「警告」は3回来た。1回目はモンサント東京本社で抗議をしているのを録画してアップしたら、バックに某ロック歌手の歌が入っているとして、アップを拒否された。次は1ヶ月前の「総行動」で抗議が始まる前にバックで「イマジン」が主催者によって流されており、これが「警告」されたので「著作フリー」の音楽に差し替えた。当然現場の雰囲気は伝わってこない。
▼あるときはアップロード中に「この曲には著作権がある」と警告がでる。この監視システムは一体どうなっているのだろう、と思う。もしTPPが発効したら、この状態はもっと激しくなり、映像だけではなく、文字情報、あらゆる分野に介入してくることが予想される。
◇「牡蠣工場」(かきこうば)想田和弘監督の最新作。震災よりも10年ほど前に仙台の友人と会って居酒屋に行って牡蠣を食べて「さすが宮城の牡蠣はうまい」というと、「ほとんどが広島から来ているのだ」と聞いて驚いた事を思い出した。
▼牡蠣漁というと、クレーンで生け簀から牡蠣が繁殖した網を引っ張り上げ、それを一挙に釣瓶落としのように落として網から牡蠣を分離する場面だ。想田監督はほとんどナレーションもBGMも排除して、監督自身がカメラを担ぎ、被写体となる人々と会話しながら撮影する。場所は岡山県の牛窓の牡蠣工場、かつては20件くらいの牡蠣工場があった。しかし過疎化と仕事がきつい「工場」は働き手が少なく、現在では6軒余りの「工場」しか残っていない。
▼宮城県南三陸町で牡蠣工場を営んでいた渡邊さんは、東日本大震災で自身の工場が壊滅的な被害を受け、牛窓の地に移住し工場を継ぐこととなった。まったく別な仕事を選ぶよりも、多少身に覚えのある仕事を選んだのだ。渡邊さんの二人の娘さんも学校が終わった時はお父さんの船の近くに来て遊んでいる。監督の問いに「放射能が高いところに娘を住ませることはできない」と答える。クレーンから牡蠣を振り落とす場面は同じだが、ロープにしがみつく牡蠣を何度も繰り返して振り落とす。
▼高台に昇ると長島(岡山県瀬戸内市)にある国立ハンセン病療養所「長島愛生が見える。光り輝く海東北jの海とは違って見える。牡蠣の殻を割って「身」を取り出す仕事は職人ワザで手早くすすめる。ここに住む若い漁師の妻は「夫が試しにやってみたが4個剥いたら、もう出来ない」と放り出したというくらい地道な仕事だ。
▼渡邊さんは監督の「日本人は来ないの?」との問いに「3Kだからね」と言う。娯楽や店もないところでは働きたがらないに違いない。作業は爺ちゃん婆ちゃんの仕事で、慢性的な労働力不足のため、渡邊さんの工場でも中国からの労働者を雇い始めた。しかしベトナム人は冬は耐えられないと帰国した。言葉や文化の違いによるコミュニケーションの難しく、隣の工場では、4日で二人の中国人労働者が帰国する事態に直面した。
▼しかし労働力は必要だ。渡邊さんは大枚62万円でプレハブユニットハウスを建て、中国人労働者を2人迎える。言葉はニーハオとシェイシェイしか通じない。牛窓という小さな町の日常生活から、少子高齢化、過疎化、移民問題、さらに震災の影響と、このままで日本は立ちゆかなくjなってしまいはしないだろうか?小さな瀬戸内海の町からさまざまな問題が見えてくる。白いネコ「しろちゃん」もグローバル化の中で逞しく生きる。渋谷イメージフォーラムで上映中。

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March 13, 2016

「データウーマン」の 馬鹿版TPP分析続き(K・K)

馬鹿版TPP分析 続き

金に縁がない庶民にとって、縁ないか?とおもったら、どうも大ちがいらしいぞ。
金融サービス:これもまた、何から何まで、「金融サービス」にぶち込んである。生命保険、損保保険。銀行業務すべて。証券、投資信託、債券売買、FX取引、フューチャー・スワップ・オプション(意味わかんね―)(これは金融派生商品らしい。穀物「米。大豆」、砂糖、石油、貴金属の先物取引なんかのようだ) これを、国内の他国の同種の事業を同一にしろと言う事です。国内事業者と外国事業者に差別を付けてはならない(これを「内国民待遇」というんだそうだが、こんな日本語あるんかいな)
 そして、市場アクセスを広くするために、他国の事業者に店舗数の制限、量の制限、職員数の制限もしてはならない。
新金融サービスも越境金融サービスについての規定で、条件を付けてはならない――これって、アメリカの大手銀行がやりたい放題と言う意味じゃないの??そのうえ、海外の金融機関の幹部職員に自国の国籍の保有者を入れることを要求できないんだそうです。(微妙で、半数を越えてはならないとも読める)。多分、ここで、アフラックが大きな顔して登場です。

☆全く理解できない項目。プルデンシャル条項について、これはもう少し勉強しますので、ごめんなさい。
「金融サービス」の狙い目はすべて、現在ある銀行も保険も、その上新たな金融サービスも、国内事業者と外国事業者(アメリカ以外ないでしょう)の差別が出来ない。特に日本の保険業への参入可能が大きい。ちなみにゆうちょ銀行・かんぽ生命、270兆円。その他の共済(ターゲットはJA共済だろう)50兆円これらの突き崩しのねらい。更にいえば、あれやこれやを金融商品化することで、日本企業の内部留保300兆えんを博打に吐きださせる気だろう。
 そうすると、アメリカ大企業の敵対的買収が横行して、日本企業はガタガタだぞ。いいのか経団連。「越境サービス貿易」これも、あらゆるサービスは自由だという絶対的な概念は本質において、正しいのだろうか?怪しいのなんの、際限なく怪しい。
 ともかく、自国の為にバリアーを設けてはならないというのを、自由だとか、アクセス権の平等とかいうのが言葉の使い方がおかしいと思う。そして、この条項にには「保留」することが出来る分野が提示できることになっているのだが、これをネガティブリストと言うんだそうだが、自国の権利の保護をネガティブということからして、本当は駄目だけど、一応出してもいいよ的な上から目線の大国主義が見え見えです。そしてこれらの「保留」は永遠に「保留」されるのではなく、順次交渉に載せられるという意味です。

 「保留」には2種類あり、現行保留と将来保留に分かれています。「現行保留」は将来的に規則を強化したり自由化水準を低めたりできない。「将来保留」は現状維持義務(ラチェット条項というんだって)がないので、将来的には規制強化や新規制度をすることが出来るらしい。(本当だろうか。信用できない)注意すべきは、ネガティブリストにあげた「保留」の項目以外のものは、なんでも自由化の対象になると言う事の方が問題かもしれない。大木の幹は保護したけれど、根っこや天辺や枝葉は外国に自由にさせたら、大木は生き延びられないんじゃないか。それに、社会のシステムは実は小さな歯車こそが重要で、そこを外国に明け渡すことは社会の基盤から根こそぎに腐って行くということにならないだろうか。

 この附属書がなかなか曲者です。職業上の資格の承認、免許または登録につて、対話の機会を設けるのだそうだが、ここで対象になっているのは、弁護士、会計士などのことを言うらしい。締結国は資格の承認、免許、登録の手続きの円滑化を目的として、自国の関係団体に対し、他国との対話をせよ。というんですよね。

 弁護士連合会なんか問題にされている事を知らないのかしら?このままゆくと、海外から日本の資格と関係ない弁護士やら会計士やらがどばどば入って来て、日本の企業弁護士なんかになったり、監査法人になったりして、買収やら、損害裁判やらが頻発する可能性も否定できませんが、いいんでしょうか?いちおう医師免許は入ってないみたいのだが、なんと「医師等の個別の資格・免許を相互承認することについての議論はない」としているだけだから、将来はわからないんじゃないか?なんで、こんなところにあるのか分からないが、急送便サービス附属書というのがあります。郵便独占の利益を急送便サービスに使ってはならないと言う事みたいなんだが、国内郵便の利益を国際郵便の急送便に投入してはならないし、外国の業者に国内と同じ条件を要求するのもダメ。これは日本郵政がターゲットなのは明白だが、どう考えても、かんぽ保険との関連が裏にあると思う。

国有企業章:
これは、ともかく、なにがなんでも国有企業は悪との認識で貫徹されていて、限りない否定です。国有企業といっても、勿論一様ではないが、国の、地方自治体の基本インフラは商業ベースの利潤でその意味を考慮するのにはなじまないのではないか?基本インフラに非商業的援助(優遇条件での貸し付けなど)をしてはならない。大きなお世話だ。社会インフラに援助をして、維持しなかったなら、美しい日本の村落なんか壊滅だぞ。安倍は何を考えているのだ。考えていないんだった。
 なお、「保留」リストは5年以内に追加交渉。

医療分野:

 これは実は「知的財産」(18章)、「国境を越えるサービス」の貿易」(10章)、「金融サービス」(11章)、「投資」(9章)、「透明性及び腐敗行為の防止」(26章)にまたがっています。これがわからない大原因。「知的財産」によって、新薬の保護強化がなされた。これはアメリカの大製薬会社(ファイザーなどはそれでも日本側へ譲歩し過ぎとして反対している)。バイオ医薬品は日本は最初の販売承認から8年と主張していたが、アメリカの12年がきまった。これによって、抗がん剤、C型肝炎、糖尿病治療薬など、バイオテクノロジで開発する医薬品は特許期間延長と新薬のデータ保存期間が追加されることで、制約大企業の独占利益が保障される一方、ジェネリック薬品の参入が厳しい状況になる。「国境なき医師団」は「発展途上国の医薬品入手が出来なくなる」と大きな懸念を示している。
 特許権が発生することで、先端医療技術などの医療費が高騰し、保険適応すれば公的保険財政を圧迫することから、保険外適応とすることが考えられる。これをかばーする民間保険に加入できない低所得層は最先端医療は受けられない。命に格差が出て来る。
 アメリカはまだまだ悪辣な仕組みを仕掛けています。新薬の特許が切れてもジェネリック薬が発売されるまでの間は高い薬の価格の維持のために「新薬創出加算」の継続・恒久化が図られて居たり、外国の薬価が高くなっていて、日本の薬価を低く抑える制度(外国価格調整制度)、や売り上げが増加した場合薬価を下げる制度(市場拡大再算定制度)の撤廃を申し入れて来て入り。
 透明性とか、市場アクセスとかいいながら日本にはそれを要求し、アメリカは「特許保護」とかいって薬価とか、承認の手続きなんか明らかにしやしません。平等なんてありません。ここで再度復讐じゃなかった復習です。
ISDS条項:
 外国企業や投資家が投資先の国や自治体が行なった施策や制度改定によって、不利益を被ったと判断した場合、その制度の廃止や損害賠償を相手国に求め、国際仲
裁法廷に提訴できる。というものです。医療分野にこれが発動されることが考えられる。たとえば、厚生省が例外的に認めた混合診療として、先進医療(2015年12月現在、108種類)を日本政府が保険適用した場合、アメリカの保険会社が先進医療保険に不利益を被ったとして、ISDS条項を発動する可能性は高い。ここへアメリカの民間医療保険を強引に持ち込み、日本での商品認可や販売にかんする規制緩和を求めて来るし、当然ISDS条項を発動するだろう。高額な保険料なんか払えない庶民はまず病院へ行けないし、薬代は高騰するし、重病になっても、新薬は使えませんから、死ねということです。確実に、アメリカのマイケル・ムーアの映画「シッコ」の世界です。なんでひどい前例に合わせることが自由で、アクセス可能性の高い社会になるんだ。医療の壁はばか高くて、その前で力尽きる人の姿を思い浮かべろ。

最後は著作権問題:

 知的財産分野の一分野と言う位置づけです。
初めは日本とアメリカの対立があったと報じられていたが、ふたを開けたら、アメリカの言い分のままって、駄目じゃないか。著作権保護期間を延長、著作権侵害の非親告罪化、著作権侵害の法定賠償制度等の採用。
1、 著作権保護期間の延長70年
アメリカがめちゃくちゃこだわった背景はなんなのかを考えて見ると、どうも私たちがいわゆる作家個人の著作権の問題なんというほんわかした問題ではない。ディズニーのようなコンテンツ企業の権利保護策だと言う事が明白。日本のアニメやゲーム、漫画のキャラクター関連が世界を席巻しているとはいえ、著作権使用料の国際収支は圧倒的に赤字だそうで、8000億円。日本の場合は新しいから著作権保護期間を延長すると言う事、  古くて、現在も稼げるアメリカのコンテンツ。つまりディズニー。熊のプーさんの巨大ぬいぐるみを持つ私は、アメリカにやられている一人である。私は、プーよりは尻尾が取れちゃうロバのイーオーが好きなんだが、延々と金取るディズニーは子供に夢を得るとか言いながら守銭奴を露呈したわけだ。
 日本の場合、著作権保護期間の延長で、「青空文庫」は消滅。また古い作品をデジタル化してアーカイブ化して、商品化することもできなくなる。

2、 非親告罪化
 これは日本国内でも一部では問題として認識されているが、これまでは著作権保持者が無断使用で侵害を申告すれば罪に問われたが、著作権保持者が希望しない場合は処罰の対象にはならなかった。これが180度転換される。会社内でのプレゼンの資料だろうが、学生への研究のための資料だろうが、無断で使えば著作権侵害に当たり、操作期間の判断だけで訴追されてしまう。
 これは文化というものの本質に関わる問題で、もっと作家、クリエーター、デザイナーなどが抵抗すべきであると考える。日本には昔から本歌取りという文化がある。つまりある先行作品の本筋を踏まえた上で、作品を二次的に構築するわけである。さらに、そもそも文学はある先行作品をどのように展開し、新たな作品とするかがポストモダンといわれる文学の神髄である。訳のわからない石あたまの法律家に作者以外にかってに、著作権の侵害だとか言われる方が迷惑だろう。どれだけ見事に換骨奪胎されたかを見られた著者は自らの先品の価値を拡散してもらう事での価値の方が大きいと思うのだ。文学をなめるんじゃない。文学だけではないと思う。コラージュのような作品は盗作にされるだろし、私たちがしばしば批判に使うパロディも、ころび公安みたいに、正義ずらした著作権法違反で訴えられるということだ。

3、 法定賠償金

これまで日本では権利者の実損害部分が賠償額であったから法外な賠償額が求められることはなかった。しかし、今後は表現活動に関わる知的財産訴訟が頻発し、故意に訴訟が起こされるようになり、裁判ビジネスが成り立つ可能性を秘めている。こんな訴訟社会が自由な文化を生み出すとは考えられない。アメリカの巨大産業の著作権の保護のために、文化が萎縮させられてはならないし、裁判で脅されてはたまったもんではない。もっと文化人たちは怒っていいはずだ。
 いまこそ思い出そうよ。四条河原の落首:
「このごろ都にはやるもの、夜討強盗謀綸旨、召人歯や馬虚騒動・・・」→「この頃都にはやるもの、嘘つき・・公安・機動隊、憲法改悪・偽愛国、バーゲンセールで国を売り、オリンピックの目くらまし」

*編集者注データウーマン:K・Kさんは続編を早く脱稿していらっしゃいましたが、諸般の事情で、皆さんにこの力作論文をご紹介するのが遅れました。みなさまの投稿をおまちしています。『鍵盤乱麻』HP右上に「投稿フォーム」があります。

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March 12, 2016

連続10日間の街頭抗議行動は無事終わる。

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(東電本社前で、たった一人スタンディングする男性)
▼考えて見れば連続10日間の街頭宣伝行動だった。一番きつかったのは9日水曜日大手町経団連本部の抗議だった。防風で三脚は使えない。ビデオカメラは防風のため、2台持参したが中々動かなかった。先週の土日はまずまずの気温だった。しかし10日、11日の新橋東京電力本社前は厚着をしてもまだ寒かった。それもどうやら乗り切って2連休がとれそうだ。明日は天気がよければ「帰ってきたキューピッドガール」の地元田丸公園で行われるので、いくつもりだ。
▼10日東電前抗議で作家の広瀬隆さんの「東京電力に対する抗議行動のメッセージ」が配布された。広瀬氏の著書の一部分だけご紹介する。曰く「とりわけ最大の被爆にさらされた福島県内では、いたるところがゴーストタウンのままだ。人生をこなごなにされたこの人たちにたいして、お前たちはまともな賠償もせずに、大量の避難民を苦しめ続けているのではないか。現在では、飛行機事故の賠償であれば、一人一億円である。人生を破壊された福島県民200万人に対して、東京電力は200兆円を支払ってもおかしくないはずだ。なぜその人たちへの救済が放置さえているのだ。」
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(11日東電本社前でラストコールを始める、火焔瓶テツさん)
▼東電本社前の抗議は10日が300人、11日が500人だった。マスメディアは概して311の鎮魂番組ばかりで、東電の責任を追及したものはなかった。これが東京検察審査会で11人の委員のなかで8人がメンバーが有罪と判定したから元東電の勝俣会長、元副社長の武黒、同じく武藤が強制起訴されたのだ。
▼昨日は経産省前から抗議が始まった。移動中ツイキャスを見ていたらテツさんを応援している人がいたので「現場に来て抗議をして下さい」と書いたら「山口県に住んでいるので行けません」というメッセージが返ってきた。何度も言うが祈りやネットのメッセージは何の役にも立たない。トラメガを動かすには1本100円の単一電池が10本必要だ。それも4時間くらいしかもたない。そういうお金が掛かっていることをネットをご覧の方々は知って欲しいものだ。つまり「一晩に電池代として1000円はかかっている。もしカンパをして下さる方がいたら、指定口座に送っていただければ確実にテツさんにお渡しする。
▼昨日は「週刊金曜日」の半年分の購読料を郵貯で支払った。その請求書に同封されていた北村肇発行人の文書の一節をご紹介する。「怒りにふるえ、悔し涙」を流しただけでは意味がありません。その怒りと悔しさを「力」に替えなくてはならない、そういう決意をしています。」
▼どうかあなたも一歩踏み出して後悔しない人生をおくりましょう。2日目の東電本社抗議の様子

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March 11, 2016

長ネギの切り方は店で異なる。

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(東電本社前抗議がスタート)
▼近くのスーパーで長ネギの売り方をチェックしました。我が家では長ネギは納豆を食べるとき薬味として使います。スーパーAで年配の女性が「レジで「包丁貸してくれ」と言いました。レジの男性は「包丁はお貸し出来ませんが、何に使いますか?」と聞くと「ネギを切る」というので、紐のついた包丁で切って渡していました。スーパーB、わたしは人力で長ネギを通常人力で二つに割って袋に入れています。先日小型のハサミが紐付きで置いてあったのでそれを使って半分にしました。駅ビル地下のスーパーCレジで女性店員さんが「切りましょうか?二つで良いですか?」と聞いて細かい気配りをしてくれた。三番目が消費者の立場にたった、正しい応対である。
▼昨日は北海道と愛知からのアクセスが多く。合計100近くの方にご覧いただいた。1週間ほど前にメルマガ読者の皆さんに「わたしは延べ10日間ほど連日抗議に参加するので、1日でもいいから国会周辺に来て欲しい」と書いた。しかし現実には普段来ない人は来なかった。メルマガは主として筆者の読書記録です。顔見知りでE-Mailのアドレスがあればお送りします。携帯では分量が多いので無理だと思います。わたしは1日300ページの読書を目標にしています。そのため抗議に参加するとそれが出来ません。さらにTVはドキュメンタリーをメインに録画していますが、まったく見る時間がありません。社会行動を一切拒否している方と「さあ花見だ」、「歓送迎会だ」と言ってご一緒するつもりはありません。その計画もありません。10日間、連日行動に参加するとそれなりの交通費を使います。
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(九電東京支社前の抗議の様子です)
▼昨日九電前から東電に移動中、フィンランドにお住まいで一時帰国jしていらっしゃるMさんにお会いした。メルマガの読者で「連日でお疲れでしょう。土日もあるようですよ」とおっしゃる。わたしは「疲れていなければ行く予定です。」という。Mさんは「無理しないでわたしが行くから」と仰って下さった。家から国会方向に一歩も動かない人とは、残念ながらこういう会話は出来ない。
▼東電前のスピーチで淺野健一さんが登場なさった。淺野さんはネットでご覧いただければ分かるが、元弓道通信記者で、ジャカルタ滞在中、スハルトの汚職を暴露して国外退去命令がでた方だ。いま「週刊金曜日」で出版を巡ってトラブルが起きている辺見庸さんより、遥かに取りつきやすい方だ。スピーチが終わった後、淺野さんに近づき名刺をお渡ししてご挨拶した。20年ほど前に講演をお願いして、来ていただいた事があるが、はっきり覚えていらした。淺野さんは警察の逮捕した容疑者にたいする「実名報道」に疑問をもって一貫して疑問を投げかけていらっしゃる。つまり裁判で判断が下され判決が確定するまで実名報道してはならない、という立場である。著書もたくさんあるので、ぜひお読み頂きたい。
▼淺野さんは共同通信社から同志社大学教授になられた方だ。定年後通常は数年間雇用延長で継続される。これは公務員の職場では当然の慣習である。ところが淺野さんは「雇用打ち切り」という「措置」が取られた。そのため淺野さんは身分保全を求めて裁判中である。わたしは「署名」をして「再会」を約束してお別れした。このほかにもたくさんの方とお話ししたが抗議集会にくると大勢の方々にお会い出来て楽しい。
九電前抗議の様子です。
東電前抗議の様子です。1時間40分。

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March 10, 2016

豪雨の経団連本部前でTPP反対の声を上げる。

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(開会前の原子力規制委員会会議室)
▼午前中第59回原子力規制委員会を傍聴。一日前の8日午後9時頃原子力規制委員会からメールが入り、「田中委員長が国会に呼ばれているので、開会時間を30分おくjらせる」という連絡があった。会議は正味45分くらいで終わった。詳細はYouTubeのビデオをご覧いただきたい。今までアクセスはたったの一回だ。視聴する人が少ないのに、今後重いビデオカメラを持参する意味はあまりないように感じる。田中俊一委員長は高浜4、5号機の判決を予想していたのだろうか、目が浮いているように感じた。
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(経団連会館前で雨の中コールする火焔瓶テツさん)
▼昨晩の関電前は暴風雨状態でした。三脚に防水カメラを載せて、抗議行動が始まったとらん、ビデオカメラを載せた三脚が倒れてしまいました。やむを得ず、傘を片手で持ちながら普予備に持参した通のビデオカメラを使いました。それも45分が限度で寒さで腕が震えるので、傘を持っている腕を外してビデオを持つ腕を支えなければならなかった。その体制も長く続けられないので、最後の33分は全天候カメラに切り替えた。終わっても歯がガチガチする。元気な人は「ビールを飲んでいこう」と言っていたが、一目散に現場を離れ、都営三田線と新宿線、浅草線と3本乗り換えて帰宅する。経団連抗議1経団連抗議2)
▼以下はあるところで1月20日に開かれた伊勢崎賢治さんの講演原稿である。新聞に掲載された原稿は、スペースの関係で大幅にカットされ、原型を留めていないので、元の原稿をご紹介する。
▼1月20日午後、千葉県弁護士会主催で「国際紛争の現場からー安全保障関連法はPKOの活動等にどんな影響を与えるのか」という市民集会があった。講師は「紛争解決請負人」として知られている、東京外語大の伊勢崎賢治教授だった。伊勢崎氏はNGO・国連職員としてシエラレオネ、東ティモール、アフガンなど、世界各地の紛争現地で紛争処理・武装解除に当たった経験を持つ。
 さいしょ伊勢崎氏は「日本は平和憲法があったから戦争に巻き込まれなかった」という考えに意見を述べた。例えば自衛隊が海外に行ったとき、ヘルメットに「9」と書いてあれば攻撃されなくて済むか?ノーだ。憲法9条は国内法であり、海外ではこの考え方は通用しない。憲法9条があったから「派兵」されなかったという考えは間違いである。日本の人たちは国内法と国際法の区別をしないて物事を考えている。現実にカンボジアの選挙監視と復興はPKOとして派遣されている。さらにイラク戦争ではインド洋の米艦補給で戦争に参加している。それが今度の戦争法では、アメリカの下請けのように、地球上のどこにも行かなければならない。さらに安倍首相の言う「駆けつけ警護」とは軍隊に出来るものではなく、本来文民警察が担当すべきものであると、伊勢崎氏の描いた図入りで、くわしい説明があった。。
 日本で不思議なのは「日米地位協定」という不平等条約である。自分のゼミのアメリカ人学生が沖縄の司令官に面会して「どうして地位協定がなくならないか」と質問した。すると過去に一度も日本から「なくして欲しい」という要求が出された事はなかったという。
 現実にフィリッピンでは、アメリカとの防衛協定はなくなっていないが、地位協定はなくなり、今は賃借料を取っている。日本の空も土地もこの日米地位協定によって、自由を奪われている。フィリッピンに出来て、日本にできないことはない。講演は以下のYouTubeでご覧になれます。(以下記者署名)

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March 09, 2016

データーウーマンの「馬鹿版TPP分析」

 以下にご紹介するのは3G津4日データウーマンことK・Kさんが経産省前でスピーチした内容をご自身で文書にして一部の参加者に配布したものです。TPPの本質を理解するのにとても分かり安い内容でした。そこでご本人にお願いして『鍵盤乱麻』ブログに全文掲載することを許可して頂きました。この場をお借りして御礼申し上げます。なお続編を執筆中とのことですので、発表し次第、本欄でご紹介させて頂きます。文書をスキャナーで読み込んでチェックの上掲載させていた来ました。校正には注意しましたが、間違いなどありましたら、ご指摘下さい。
Detawoman
(3月4日経産省前でこのテキストを持ってスピーチするデータウーマン)
 
 「馬鹿版TPP分析」
私は、バカなので、全然わからないTPP
そこで、直感だけを頼りに読み解いたTPP。間違っていたら教えてください。
                           K・K
                           
第一印象:すべての基準がアメリカの基準である。アメリカの基準がグローバルスタンダードで正しいと言えるのか?
 各国には社会構造と歴史がある。大切なものが何かは各国で違うだろう。それを関税障壁といってぶち壊せば、自由な世界が開けるか?
第二印象:個別の問題が条文の多数にまたがっていて、本心が見えなくされている。どう考えても、騙しの手口だ。
第三印象:やたらと「透明性」がうたわれていて、隠し事はいけませんというスタンスだが、全部アメリカに見せなさいと言う意味だよ。好きでもない奴に、大事なものを見せられないだろう。アメリカは信じられる相手とは思えません。
O第四印象:この協定は始まりです。アメリカが妥協しているところは、徐々に時間をかけて、アメリカの言い分を完成させるまで、続きます。そして、日本に問題が生じても、条約の破棄はできません。これって、ヤクザの掟じゃないのか。

こんな感じです。ここで、馬鹿が各論に挑戦します。
1、農産物の市場問題
TPPの関税撤廃率は95.1パーセント。これは時間をかけて100パーセントになります。今回関税撤廃の対象にならなかった僅かなものも7年後に見直し協議が決められています。かつ段階的に関税削減が盛り込まれた品目も、早期撤廃の圧力がかけられています。
 さらに、農産物の市場アクセスを拡大するための仕組みとして「物品の貿易に関する小委員会」が、関税障壁の問題を引きずるのとは別に、「農業貿易に関する小委員会」が設けられ、農産物貿易の促進を引きずります。ここでびっくり。出て来るのが遺伝子組み換え農産物の問題で、これを市場アクセスの問題としているのです。安全性も何もあったもんじやない。ただただ市場拡大のための遺伝子組み換え産品の市場の拡大のための委員会になっている。
 セーフガードについては、期限が来れば全廃です。
 (TPP条文第二、第四条 関税の撤廃)
1、現行の関税を引き上げ、また新たな関税を採用してはならない。
2、漸進的に関税を撤廃する
3、関税の撤廃時期の繰り上げについては検討する。
つまり、決めたら絶対変えられないし、最終的には全廃で、今あるものも早く廃止しろということです。

 遺伝子組み換え農産物について、特別に定めていないことがやり方が汚いぞアメリカ。
 遺伝子組み換えを意味する条項は「現代のバイオテクノロジーによる生産品の貿易」となっています。アメリカ農務省の見解は「TPPは、農業バイオテクノロジーのトピックを米国の2国間及び地域貿易協定に初めて盛り込んだ。 TPP協定は、農業バイオテクノロジーが、増大する世界の人口に持続可能な方法で食料を供給する重要なツールであることを認めるとともに、意思決定のプロセスの透明性の促進、微量混入の際の協力、現代のバイオテクノリジー生産品の時宜にかなった承認の促進をTPP諸国にやくそくさせる、農業バイオテクノロジーに関する条項を盛り込んでいる」。
 ふざけるんじゃないよ、アメリカ。悪魔の企業、モンサントのラウンドアップなんかが、世界を破壊しているんじやないか。
 農産品に関するアメリカの意図一結論
関税撤廃の「除外」規定の排除。7年後の見直しの義務付け。遺伝子組み換え農産物の貿易促進。
 これで、日本の農業、畜産は潰滅。遺伝子組み換え食品は堂々と入り込みます。

Ⅱ、食の安全について
 協定文案第7章「衛生植物検疫措置」と第8章「貿易の技術的障害措置」に絡むんですが、第2章の「市場アクセス」29条の「バイオテクノロジーによる生産品の貿易」がわざと目くらましで、気がつくと、全部押し付け。
 TPPに安全卜生と言う概念は一切ありません。
 病虫害など農畜産物のリスクが生じた場合、なんと輸出国が地域的に封じ込めれば国として輸出禁止措置を採らなくてもよくなります。アメリカでBSEが発生した時、日本は
輸入禁止しましたが、これからは発生国が収束したといえば、輸入禁止はできません。また、「関税当局及び貿易円滑化」 「48時間以内」のルールで、輸入手続きの迅速化名目で輸入品の検査が簡略化され、安全確保は制限されます。速けりやいいのか?
 「透明性の確保」というめくらましで、工業製品や食品添加物、食品表示の各国の基準やルールは貿易の障害であるとして、日本が独自にルールは決められない。60日前までに利害関係者を検討に参加させなければならない。とすると、遺伝子組み換え食品の表示をしようとすると、アメリカの企業から反対の意見が出されて、独自表記はできなくなる。いままでだって、消費者の意見は反映されてこなかったが、これからはグローバル企業の一声で表示まで決められるというわけです。それどころか遺伝子組み換え食品の未承認国に承認を促し、違法とならないようにする。日本の食品安全委員会、消費者庁、消費者委員会のお仕事はアメリカの意見の取り次ぎ役になるだけですか?
 
食の安全より企業の利益

Ⅲ、投資
わからん?
どうも、すべてが投資の対象になるということらしい。
a、企業、b、株式、出資その他の形態の企業持ち分、c、債権、社債その他の債務証書及び貸付金、d、先物、オプションその他の派生商品、e、完成後引き渡し、建設、経営、生産、特権又利益配分に関する契約その他これに類する契約、f、知的財産、g、免許、承認、許可及  び締結国の法令によって付与される類似の権利、h、他の資産(有体あるいは無体、又は動産あるいは不動産  のいかんを問わない)及び貸借権、抵当権、先取特権、権その他関連する財産権。
さてさて、問題はこの先のようですよ。
「投資に関する合意」:
1、当局が規制する天然資源に関する権利、2、発電又は  配電、浄水又は配水、電気通信その他これに類する一般公衆による消費のためのサービス(インフラサービス)を提供する権利、道路、橋、水路、ダム又はパイブラインの建設その他これに類する経済基盤の整備に係る事業を行なう権利。
びっくりポンですよ。社会基盤の全てをアメリカの投資対象にしていいわけないだろう。 そして、出て来る化け物がISDS条項です。この「投資」により、投資家又は投資家の支配下にある法人が損失又は損害が生じた場合は、投資受け入れ国は損害賠償義務を負う。 投資家の期待に反する行動をとると義務違反で賠償させられるわけですね。アメリカ企業が「おれが水道の権利に投資」してやるとでてきたとき、結構です。自治体が運営しますというと、妨害したことになり、膨大な賠償が生じる。なんで、自分の地域を自分の使い勝手のいいように運営するとアメリカに賠償しなくちゃならないなんて、絶対認められない。めちゃくちゃ紬かい規定かおるのだが、要は、自国に有利な制限を設けてはならないということらしい。
 こごで多国籍企業が投資してきて日本との間で「匡|内」の法律との訴訟が起こった場合、なんと、日本には裁判の権利はない。外国に設置される仲裁法廷によって判断されるんだって。司法権も奪われる訳かよ!!

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March 08, 2016

◇「バナナの逆襲」(第2部)を見る。

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(首相官邸前で力強くコールする火焔瓶テツさん)
▼昨日佐倉の歴博で8日から始まる「万年筆の生活誌」の記者向け内覧会があった。月曜日は博物館などは休館日なので、それを利用して記者発表があった。頂いた資料はかなり重かった。いやその前に図書館から連絡があったので、引き取って来た。その本の重量に資料が加算されて、10kgはあった。記者内覧は1時間。筆記用具の中で万年筆はカートリッジから、大橋巨泉のCMでおなじみの小型されていく。展示の中で吉田茂がサンフランシスコ講和条約と、次に控えた日米安保の署名のコピーも展示されていた。外交文書というのは万年筆で署名することが義務づけられている、と言う事が分かった。主催者の歴博は「東京方面は午後5時の直行バスがあります」と言ってくれたが、そんなバスに乗っていたら、首相官邸前の抗議に間に合わない。電車とバスを乗り継いで6時45分現地に到着した。この日歩いた歩数は1万6千歩だった。毎日交通費が必要なので、できるだけ安い経路を探してなるべく徒歩にしている。
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(昨日のプレスカード)
◇「バナナの逆襲」(第2部)2007年ニカラグアのバナナ農場に働く労働者がアメリカの巨大多国籍企業を、農薬被害の訴訟を起こす。裁判を引き受けたのは、ロスアンゼルスの弁護士だ。彼は弁護士を始めたとき、市内を走っているバスに「交通事故で困ったら私にお任せ下さい。もし負けたら弁護士費用は一銭もいりません」という「広告」を使って宣伝していた。世界規模の巨大の企業を訴えようというからには覚悟がある。「僕は他人を不幸にして自分はのうのうと暮らしている奴らは許せない」と。日本のTVを見ていると「過払い金の取り立て弁護士のCMがたくさん流れてくるが、司法試験を通ったら望みは高く掲げて欲しい。ついでに言うと、「湘南医療クリニック」という美容整形の医者も同罪だ。国家資格を取ったらな人命を救う事に命を賭けろ!
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(ユーロスペースのポスターの前で撮影)
▼弁護士はニカラグアのバナナ園を尋ねて聞き取り調査を始める。「大砲」と呼ばれる筒から農薬は大量に撒かれていたようだ。映画で確認すると巨大なスクリンプラーでバナナ畑のあちこちに設置されており、空中散布のようにズドンズドンと農園全体にもれなくダウケミカルのDBACというダウケミカルの農薬を漏れなく散布している。農民は農薬の下で働き、農薬の水たまりで暮らしている。時として「水」は飲み水に混入する。そして農薬の水たまりの中を裸足出歩き廻る。大人も子どもも同様である。
▼農園経営者は一度も農民の健康調査をしたことがなかった。弁護士は初めて調査をすると、不妊症が多数散見される。それも無精子症で子どもができないのだ。そのため理由も分からないまま、夫婦間の気まずさのあちこちに見られた。しかしその原因は農薬だったのだ。ダウケミカルはアメリカ国内でその農薬が販売禁止になってからも、外国には農薬を売りつけていた。そしてニカラグアでは買った最後の一滴を使い終わってから「使用禁止」にしていた。
▼弁護士は外国企業に強い弁護士を雇ってダウとドール社を告発する。アメリカでは、法廷中継もあり、外で判決の内容を確認できる。だが最終弁論が終わって陪審員の判決が出る瞬間、中継画像は切れて放映されない。そして過半数の陪審員が「有罪」に一票を投じるのだが…。これは2部の内容だが、1部とはこの2部の映画をカリフォルニアで上映しようとしたところ、ダウとドールが「上映禁止」の裁判を起こし、その攻防戦がテーマとなっている。弁護士の転んでもタダでは起きない。ドキュメンタリー映画を作って反撃するから凄いぞ。

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March 07, 2016

連続抗議5日目をクリアする。

▼メルマガに書いたように、金曜の夜から連日行動です。金曜日は9時半で現地を離脱しました。午後9時を過ぎると、帰宅は10時廻るので、かなり肉体的にきついです。
▼土曜日はまず渋谷のユーロスペースに行く。金曜日経産省前で,Iさんが感想を述べられたので「これは急いで観ないとまずい」と思ったからだ。いや1週間前に新聞の映画評を切り抜いていた。わたしの映画紹介は別途ご紹介する。映画が終わると「バナナ」のプレゼントがあった。映画館の中に張ってあったポスターの前でバナナを持ってアイフォーンで撮影しようとしたが、ぐらついて上手くシャッターが押せない。すると見知らぬ方が「持っていましょうか?」と声を掛けて下さった。昼食を掻き込んで、新宿に向かう。
▼「放射能被爆から子ども達を守れ」の街宣と、新宿駅一周のデモがあった。周回も含めて約j1時間のデモだった。カメラは歩きながらだったので、全天候型の手持ちカメラを使った。発色は緑が強く感じる。行きたいところもあったが、メルマガの締め切り日なのでまっすぐ帰る。七転八倒して、午後8時には送信を終える。
▼日曜日起床と同時に分厚い本を読み始める。図書館に取り置きして貰っている本が3冊あって月曜日が引き取り期限なのだ。どうせなら分厚い一冊を返却してから、借りようと思う。読み終えて、読書メモを取ってから図書館に向かう。滑り込みセーフだった。午後2時から有楽町九電前で「川内原発再稼働反対のミニコンサート」があったので出かける。わたしは演奏活動は一切できないので、ビデオ撮影するだけ。3年間ずっと使って来たビデオカメラの外部電源ジャックの接触状態が悪く、時々ぎれる。
▼昔、買ったままあまり使わないV社のカメラに替えて持参する。外部バッテリーは5時間はいけそうだ。しばらくこれにしよう。終わり間近に雨が降ってきた。傘は持参したが、カメラを保護するビニール袋は持っていかなかった。近くのゴミ箱lをあさったが、何もなかった。しかしそのうち雨は止んだ。
▼このところ、2週間前の久米宏「ラジオなんです」に元巨人のキャッチャーの小田 幸平氏が出演していた。キャッチャーという仕事はバッターの性格やクセ、心理状態を一瞬で見抜き、ピッチャーに次のボールを何にうすかサインで一瞬のうちに伝えなければならない。小田 幸平は毎日電車に乗っても前に座っている人の着ているものから指の爪まで観察して、どんな仕事をする人か観察しているという。先週のBS日テレ「久米書店」ではヤクルトの打者だった宮本慎也氏が出演。彼もピッチャーのクセを研究していた。あるピッチャーは自分では意識していないクセを見抜いていた。それは投げる瞬間、振りかぶるときピッチャーの視線がグローブの中に向いたら直球。それ以外だったが変化球というのだった。要するに直球を投げるには指がボールの縫い目に掛かっているか確認するクセがあったのを、見抜かれていたのだ。

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March 04, 2016

元祖鉄道「タブレット」について考える。

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(大手町JA前でスピーチする火焔瓶テツさん)
▼その昔列車の運行に「タブレット」というものを使っていた。わたしが幼い時から高校時代まで乗っていた「小海線」でも使われていた。駅員さんが運転手さんにそれを手渡して、初めて電車を動かす事が出来る。形状は皮の50cmくらの輪状で太さは1.5cmくらい。最下部には皮の10cm位のケースがあり、その中に銅製の分厚い丸、三角、四角の穴があいたメダルのような物が入っている。正面衝突を避けるために、一個しかないタブレットを手渡しで運転手さんに託していたのだから間違えようがない。
▼先日NHKBSでカメラマン中井精也が「津軽鉄道」で旅しており、久しぶりにタブレットを見た。そのときもう一つ「スタフ」というものがあった。これは初めて見たが、調べると3種類の「通票」があることが分かった。衝突防止のためにいかに力を入れていたか分かって面白かった。関東では、小湊鐵道や銚子電鉄の一部でいまだに使われている。言いたかったのは、現在のタブレットは「情報端末」だが、形も中身も随分変化を遂げたものだ。
▼昨晩は内幸町のJAにいった。内容は「TPPで政府の言いなりにならず、真摯な態度で毅然たる態度で対応せよ」とうい趣旨である。場所は丁度経団連の真裏にあり、日経新聞に挟まれている。建物の中には「スタバ」もあって、何やら意味深である。スタバはご存じのようにイスラエルの会社で、この会社も不買運動の対象になっている。先日デモクラTVで「対テロ戦争」とイスラム世界」という板垣 雄三氏の話を聞いたとき、イスラエルを政治・経済的に孤立させなければならない、という話しにとても興味を持った。同時にJAがイスラエル企業をテナントに入れていることに違和感を覚えた。
動画は2時間撮影してあるので、ぜひご覧いただきたい。昨日ツイキャスをなさっているNKさんに「どのビデオは何時間くらい録画出来ますか?」と聞かれた。最大で5時間くらいだが、ドラマでも2時間は長いと思う。素人が話している内容をそんなに時間かけて見てくれる、「奇特」な人はまずいらっしゃらない。見るのは7分だ。今小学校でも15分の授業を維持するのはとても難しいことだという。
▼考えないで見ることが出来る。デモやコールは「見ていて気分が良くなるのだろうか?」アクセスは集中する。だが「話しや演説」はダメ。それを知りながら、毎晩ビデオを三脚を担いで出かけております。来週は月曜日から金曜日まで連続行動があります。身体がもつかどうか?

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March 03, 2016

高浜4号機は本当に「冷温停止」なのだろうか?

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(関電前で抗議のコールをする火焔瓶テツさん)
▼昨晩は内幸町関電東京支社前の「関電は高浜4号機いますぐ再稼働をやめろ」という趣旨の行動に参加した。毎回様々な抗議で一緒になるWさんに体調を聞かれる。ご本人は「体調が悪くて」と愚痴っておられた。わたしは、ご承知のようにすべての病気は葛根湯で治してしまう。先日、校正をしていたとき、精神的な障害がある子どもを預かっている施設で「葛根湯をのませている」と言う記述がった。わたしは「葛根湯はツムラの商品名だからまずいのでは」と指摘した。だが相手からは「葛根湯は一般的な漢方薬でどこでも売っている」という返事が来た。たしかその後調べて見ると、あちこちの製薬メーカーで売っている事が分かった。
▼昨晩は抗議は1時間で終わったが、火焔瓶テツさんがその後30分にわたり、独自集会を引き継いだ。その中で「一部の人はもう一回原発事故がないと、日本人は原発の危険性に気が付かない」と発言している事を批判していた。わたしもまったく同感である。もう一度原発事故を起こしたら日本は終わりである。ツイッターでご紹介したが、当時内閣参与をしていた平田オリザが「原発事故」で、国民に向けて最悪のシナリオを書いていたことがスクープされた。曰く「もはや日本政府に打つ手はなくなった。国民の皆様には平静になってできるだけ遠方に逃げて欲しい」という内容だった。
▼わたしたちは今でさえ、危ない物を食べさせられている。それは残念ながら「廃棄食品を転売していた」とは別の次元の話しである。5年前の事故直後、「東京都の村山貯水池がセシウムで汚染されている」と報じられたとき、コンビニのミネラル水は売り切れた。わたしが知っている場所でも、乳幼児のために母親達が水を求めて長い長い行列を作っていた。今は自分がどれだけの汚染された水を飲んでいるかご存じだろか?都営地下鉄に乗るたびに、TOKIOの○○○○のコメを食べろ。桃を食べろ、野菜を食べろという、つり革広告が目に入ってくる。魚の事は何度も書いたから繰り返さない。試験操業で上がった売ってはいけない魚は、築地市場からどこかに売りさばかれている。漁師さんは魚を釣って売るしか生計は立てられない。
▼すでに十分汚染された食料を食べさせられているのだ。日本の生産物は北米始め韓国や台湾などアジア各国で、「放射能検査」をクリアしないと輸入禁止になっていることはご存じだろうか?
▼「チェルノブイリ・ハート」という映画をぜひご覧になって頂きたい。チェルノブイリでは、事故から5年過ぎて、子ども達の心臓病が多発している。映画をご覧になると、まさに正視できないような姿の子ども達が大勢ベッドで横たわっている。後1週間で、日本も5年を迎える。甲状腺検査で福島の子ども達に「異常が多い」事もこれと無関係ではない。俳優の松方弘樹が今朝のニュースで「脳リンパ腫と発表された。これは正式名称を「中枢神経系原発悪性リンパ腫」といい、脳の悪性腫瘍のこと。進行が速く、生命にかかわる病とされる。わたしはこれも原発事故とまったく無関係ではないと思う。だから繰り返していう。「もう一回原発事故が起きなければ」と発言している人は「悪い冗談」である。ダメな日本人を揶揄するより、毎日電力会社の前に立って行動しろ。誰も貴方の命を守ってはくjれない。他人まかせでへなく、自分で守るのだ。
▼関電は高浜4号機を98度で「冷温停止」と発表している。しかし誰一人それを自分の目で確認した記者はいない。果たして本当なのか?これから手の付けられない状態になってしまうのか?「正常化までに一ヶ月」と発表しているので、「重症」であることだけは間違いなさそうである。

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March 02, 2016

エリア・カザン脚本の「波止場」を見る。

▼昨日は仕事が順調に進まず、夜まで七転八倒していた。それも今朝7時に送信が終わってホッと一息ついている。町を歩いていると、奇妙な看板にであう。一つは江戸小紋を着た女性の看板で「女性が膝の上で貴方の耳かきをして差し上げます」という。もう一つは「タイ古式マッサージ」でマッサージする方も施術を受ける方も同じタイ人女性で、プロレスのワザを掛けているように見える。顔は苦痛に歪んでいるように見える。わたしは絶対、後者の古式マッサージには頼まないだろう。ネットを見ると「体験記」などがあって結構面白い。
◇「波止場」ニューヨークの波止場で荷受けの作業を仕切っているのは暴力団のジョニーである。「組合」はあるがそれは名ばかりで、一日一人2ドルピンハネをしている。だから膨大な利益が彼らの懐に転がり込む。あるときボクサー崩れのテリーがボスに頼まれて、ボスに刃向かったジョーイを呼び出すと、屋上から突き落とされる。その後テリーはボスから「黙っていれば荷役の仕事を一番で指名してやる」というので、見て見ぬ振りをする。
▼ところがジョーイの妹エディ(エバ・マリー・セイントでヒチコックの「北北西に進路をとれ」の時は妖艶な演技だった)から真相を知りたいと迫られる。同時に裁判所から召喚の呼び出し状が届く。大いに迷うテリー。ギャングの法律顧問になっている、実の兄からは「黙っていろ」と諭され拳銃をわたされる。一方教会の牧師からも「真相を証言しろ」と言われる。兄が殺されたのを知ったテリーは兄の拳銃を持って事務所に乗り込もうとすると牧師から「お前は拳銃を持った卑怯者になるのか?」と言われ、返事に詰まる。現代のアメリカは卑怯者ばかりだ。
▼組事務所でボスと大げんかが始まる。元ボクサーのボスは中々強く、さしものテリーもたたきのめされる。「決着」がついたとき牧師とジョーイの妹が駆けつける。そして打ちのめされた身体を引きずって「手配師」の前に並ぶがボスに逆らったので「仕事」はもらえない。仕事にあぶれて、このまま家に帰るか?と考えたとき、いままで従順だった労働者の叛乱がおきる。労働組合とはほんとうはこういう物だったのだと言う事を教えてくれる。
▼今まで一度見たのが内容にまったく記憶がなかった。レッド・パージでハリウッドを追われたエリア・カザンの代表作。日曜日CATV「チャンネルネコ」で放映。

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March 01, 2016

◇「キャロル」に見る、女性の生き方。

▼今朝は房総方面で成田線と総武本線で電車の架線が凍結して、早朝電車が動かなかった。成田線には「我孫子(あびこ)」という駅がある。TBSラジオを聴いていると、土曜日の午後1時55分頃にこんなCMが流れる。男が女にプロポーズする「僕と結婚して下さい」。女「ええいいわ、でも我孫子に住んでくれる?」男「どうして?」。女「我孫子に住むと色々特典があるの」という。これには笑ってしまう。特典に惹かれて結婚して、後で後悔しなければいいのだが…。
▼昨日は月末だったので、あちこち歩き回った。近くの公園の河津桜はほぼ満開である。さらに街路樹を見ると白木蓮のつぼみがかなり大きくなっていた。おそらくあと1週間もすると満開になるだろう。外気の寒さとは別に地球の地熱は確実に春を呼び寄せている。
◇「キャロル」1952年のニューヨーク。高級百貨店でアルバイトをするテレーズ(あの「ドラゴン・タトーの女」のツゥルーニー・マーラ)は、接客で忙しい。そのクリスマスで賑わう売り場で、鮮やかな金髪の美しい女性客を見つける。真っ赤な唇。真っ白な肌だ。そして贅沢な毛皮のコートを着ている。女性客と一瞬目があい、子どものオモチャを自宅に配送してくれと言って立ち去る。客の名はキャロル(ケイト・ブランシェット)で、数日後「荷物は間違いなく届いた」と電話がかかってくる。
▼一目あった瞬間、テレーズはキャロルに憧れてしまう。しかしキャロルは、以前にも女性と関係を持ち、夫と息子の親権をめぐって揉めていたことがわかる。一方テレーズは小さい頃から「鉄道が好き」だった。その知識がオモチャを選ぶ時に役立った。写真家になりたいテレーズは写真を撮っていることを知ると、男友達がニューヨークタイムズの編集者を知っていると、紹介されそこで働くことになる。
▼あるときキャロルはテレーズを誘って執拗な夫の目を嫌って西部に逃避行に出る。車でモーテルを転々とするのだが、あるとき同じモーテルで「物売り」を自称する男と一緒なる。ところがそれは夫の雇った探偵で、二人の様子を録音して、裁判で有利になるように、録音テープは送った後だった。しかたなくキャロルはニューヨークに戻る決意を固めるが、そこで待っていたのは息子の親権を巡る裁判だった。
▼キャロルはこれ以上裁判を長引かせても、お互いの醜いところを晒すだけになる。それよりも、親権は夫に渡すから1週間に一度息子に面会できるように、と望みを主張する。ストレートな女性同士のラブストーリーでありながら、退屈さがない。さすが「太陽がいっぱい」のパトシリア・ハイスミスの原作だけのことはある。最後もキャロルが単純に夫のもとに戻るわけではない。テレーズは新聞社の正社員になり、個展を開く実力もつけている。最後にはきちんと「自分の欲しいものを自分で選ぶ」女性に育っていっている。最後の個展のあとの派^ティの、ケイト・ブランシェットの「目力」には脱帽するしかない。もう目だけであれだけの演技ができる女優は彼女しかいない。ビリー・ホリディのレコードを買い、所々で切なく曲が流れてくる。

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