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March 08, 2016

◇「バナナの逆襲」(第2部)を見る。

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(首相官邸前で力強くコールする火焔瓶テツさん)
▼昨日佐倉の歴博で8日から始まる「万年筆の生活誌」の記者向け内覧会があった。月曜日は博物館などは休館日なので、それを利用して記者発表があった。頂いた資料はかなり重かった。いやその前に図書館から連絡があったので、引き取って来た。その本の重量に資料が加算されて、10kgはあった。記者内覧は1時間。筆記用具の中で万年筆はカートリッジから、大橋巨泉のCMでおなじみの小型されていく。展示の中で吉田茂がサンフランシスコ講和条約と、次に控えた日米安保の署名のコピーも展示されていた。外交文書というのは万年筆で署名することが義務づけられている、と言う事が分かった。主催者の歴博は「東京方面は午後5時の直行バスがあります」と言ってくれたが、そんなバスに乗っていたら、首相官邸前の抗議に間に合わない。電車とバスを乗り継いで6時45分現地に到着した。この日歩いた歩数は1万6千歩だった。毎日交通費が必要なので、できるだけ安い経路を探してなるべく徒歩にしている。
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(昨日のプレスカード)
◇「バナナの逆襲」(第2部)2007年ニカラグアのバナナ農場に働く労働者がアメリカの巨大多国籍企業を、農薬被害の訴訟を起こす。裁判を引き受けたのは、ロスアンゼルスの弁護士だ。彼は弁護士を始めたとき、市内を走っているバスに「交通事故で困ったら私にお任せ下さい。もし負けたら弁護士費用は一銭もいりません」という「広告」を使って宣伝していた。世界規模の巨大の企業を訴えようというからには覚悟がある。「僕は他人を不幸にして自分はのうのうと暮らしている奴らは許せない」と。日本のTVを見ていると「過払い金の取り立て弁護士のCMがたくさん流れてくるが、司法試験を通ったら望みは高く掲げて欲しい。ついでに言うと、「湘南医療クリニック」という美容整形の医者も同罪だ。国家資格を取ったらな人命を救う事に命を賭けろ!
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(ユーロスペースのポスターの前で撮影)
▼弁護士はニカラグアのバナナ園を尋ねて聞き取り調査を始める。「大砲」と呼ばれる筒から農薬は大量に撒かれていたようだ。映画で確認すると巨大なスクリンプラーでバナナ畑のあちこちに設置されており、空中散布のようにズドンズドンと農園全体にもれなくダウケミカルのDBACというダウケミカルの農薬を漏れなく散布している。農民は農薬の下で働き、農薬の水たまりで暮らしている。時として「水」は飲み水に混入する。そして農薬の水たまりの中を裸足出歩き廻る。大人も子どもも同様である。
▼農園経営者は一度も農民の健康調査をしたことがなかった。弁護士は初めて調査をすると、不妊症が多数散見される。それも無精子症で子どもができないのだ。そのため理由も分からないまま、夫婦間の気まずさのあちこちに見られた。しかしその原因は農薬だったのだ。ダウケミカルはアメリカ国内でその農薬が販売禁止になってからも、外国には農薬を売りつけていた。そしてニカラグアでは買った最後の一滴を使い終わってから「使用禁止」にしていた。
▼弁護士は外国企業に強い弁護士を雇ってダウとドール社を告発する。アメリカでは、法廷中継もあり、外で判決の内容を確認できる。だが最終弁論が終わって陪審員の判決が出る瞬間、中継画像は切れて放映されない。そして過半数の陪審員が「有罪」に一票を投じるのだが…。これは2部の内容だが、1部とはこの2部の映画をカリフォルニアで上映しようとしたところ、ダウとドールが「上映禁止」の裁判を起こし、その攻防戦がテーマとなっている。弁護士の転んでもタダでは起きない。ドキュメンタリー映画を作って反撃するから凄いぞ。

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