« ◇「スポットライト/世紀のスクープ」を見る。 | Main | 豪潜水艦入札競争から事前「脱落の連絡」 »

April 25, 2016

◇「アイヒマンショー/歴史を写した男たち」を見る。

▼風邪を引いてしまったのか、昨日は集中力に欠けほとんど外出しなかった。夜になって早く葛根湯を飲んでおけば良かったと反省する。木曜日の正午12ch「昼飯旅」を見ていた。この日元NHKのアナウンサーの宮本隆治が奈良を旅していた。町を歩いていた老婦人に「奈良の良いところは何ですか?」と聞くと「万葉集のふるさとだから」と答え「何がお好きですか?」の問いに「志貴皇子よろこびの歌と言って「石走る垂水の上のさわらびの萌え出づる春になりにけるかも」(『万葉集』巻第八)をそらんじているので驚いた。
▼寒い故郷では定年退職したご高齢の人たちが冬になると毎日スキー場に通って、シーズンの終わりにスキーのバッジテストにチャレンジしてランクが確実に昇って行くのを喜んでいるという。お金の心配をせず、毎日朝から晩まで滑っていれば、技術がアップするのは当然であろう。うらやましいとおもう反面、自分の生きて来た証しが、スキーのトレイルだけだったというのでは寂しい。
◇「アイヒマンショー/歴史を写した男たち」毎週金曜日に抗議行動をしていると、自称横浜で保険の代理店をしている、という男性が自分は反発事故で責任を取らなかった人物の「アイヒマンリストを作っている」と豪語している。いちど是非拝見したいものだ。さて元ナチス親衛隊(SS)将校アドルフ・アイヒマンは大戦が終わって20年後、身分を隠して潜んでいた南米でモサドに逮捕される。この場面は映画「ハンナ・アレント」の中にも出てくる。1961年イスラエルに護送されたアイヒマンはテレビを前に世界が震撼した、ナチス戦犯アイヒマンを裁く「世紀の裁判」が放送される。1961年、の裁判が開廷された。ナチス戦犯を前に生存者たちが語る証言は、ホロコーストの実態を明らかにしようとする。
▼“ナチスが、ユダヤ人に何をしたのか”TVプロデューサーのミルトン・フルックマンとドキュメンタリー監督のレオ・フルヴィッツはこの真実を全世界に知らせるため、≪世紀の裁判≫を撮影し、その映像を世界へ届けると計画する。プロデューサーのミルトンはハリウッドの「赤狩り」の被害者で記録映画監督のレオを米国から招く。カメラを法廷に持ち込めない等、様々な困難が立ちはだかる中、撮影の準備は進められる。そしてついに裁判の日を迎える。本作は1961年、ナチスドイツが犯した大罪ホロコーストの蛮行を暴いた、元ナチス親衛隊将校アドルフ・アイヒマンを裁こうとする。
▼「世紀の裁判」を撮影して、その映像をTVで放送することで全世界に「ホロコーストの真実」を伝えようとする。しかしアイヒマンはなぜ600万人ものユダヤ人を殺したのか等、どんな質問をされても、自分は無関係だったと常に無表情だ。さらに実際の収容所に入れられた人の餓死した姿。なんの抵抗するすべを知らない子ども達は震えている。そして彼らに「ここは寒いから暖かい部屋に入れてやる」とガス室に案内するナチスの手下たち。彼らに人間の心はあるのか?
▼裁判の実写フィルムを入れながらテレビ画面が世界にナチスの虐殺を広めた力は大きい。初日初回の映画には「ぴあ」のアンケート隊が調査にやってくる。しかし都内ではここしか上映していなのに、調査隊は何故か来なかった。

|

« ◇「スポットライト/世紀のスクープ」を見る。 | Main | 豪潜水艦入札競争から事前「脱落の連絡」 »