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April 03, 2016

◇「砂上の法廷」を見る。&「音」を現実の声に。

▼2012年6月末は、わたしが金曜行動で国会に初めて行った日だ。地下鉄、国会議事堂前駅は利用できず、霞ヶ関駅から歩こうとしたが、それでも道路には人が溢れていた。その時当時の野田佳彦首相はSPに「大きな音だね」と声を掛けたとして、国民のひんしゅくを買った。「大飯を止めろ」、「再稼働反対」の声が、彼の、耳には声でなく、音にしか聞こえなかった。余程、親の音感教育が悪かったのか?船橋の学校教育が悪かったのか?
▼今朝10日の「サンデー・モーニング」を見ていたらVR(バーチャル・リアリティ)を医療技術に応用して、見えない部分の手術を楽にする、と言っていた。さらにフクイチの収束作業にも応用できるとも…。こういうのは被爆しながら、収束作業に当たっている作業員の現実を知らない奴らのいうことだ。最新鋭のロボットでさえ、デブリがどうなっているか知る事ができない。だったらVR技術者は自分が被爆しながらロボットを扱って見ればよい。
▼さらに野田元首相が「大きな音だね」と言ったのは、現場で「声を」聞いたからだ。ネットやツイキャスでいくら大きな声を挙げてもそれはVRの世界でしかない。首相も官邸も官僚たちVRの世界など、なにも「脅威」には感じない。PCの前に座って「恥を知れ!」と文字を打ち込んでいる人は何か勘違いしている。はっきり言おうVRの世界の声で世の中は一切変わらない。「遠くに住んでいるから。私にも色々事情がある。貴方のように体力もお金もない」、という人たちは、宿題を忘れた小学生の言い訳である。出来ない言い訳をするのではなく、PC以外に出来る工夫をすべきだ。
◇「砂上の法廷」わたしは何度が裁判の様子を傍聴したことがある。実際には「真実は一つ」とか「正義は勝つ」などという言葉は絵空事である。現実の法廷とは駆け引きの場である。映画は弁護士の夫がナイフで何者かによって殺害された現場から始まる。息子は「自分がやった」というのに、母親は首をヨコに振り、「お母さんがやったのよ」と説得、納得させる。弁護を引き受けたのは、夫の友人で辣腕の弁護士ラムゼイである。ラブゼイはオートバイに乗って法廷を駆け巡り、法廷に入る直前、ライダースーツからビジネススーツに、に着替える。ラムゼイの取った作戦とは、息子は父親から性的な迫害を受けており、常にそれをばらすと脅迫されていた。
▼だからやむにやまれぬ気持ちで父親を視察した、と陪審員の同情を買おうとすjる、さらに母親も夫から常に暴力を振るわれていたと、近隣の住民の目撃情報を元に証言する。しかし刺殺された夫側の弁護人もしたたかで、それを切り崩そうとする。まずい事に息子は一貫して黙秘をしており、法廷でも相手側弁護士の質問に答えようとしない。妻も一部発言を拒否したため、「法廷侮辱罪で収監する」と脅される。ラムゼイ側の同僚の女性弁護士は黙りこくっているマイクを「喋らせる自信がある」と法廷で意外な事実を聞き出すことに成功する。
▼下手をすればマイクは父親殺しで収監される。ラムゼイの「証人はウソをつく」というラムゼイの言葉はすべての証人に当てはまるように思えてくる。現実の裁判においても、だ。人が人を裁く「正義」とは何か?判決が下されたあと、最後に思わぬ秘密があきらかになり、愕然とさせられる。

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