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April 26, 2016

豪潜水艦入札競争から事前「脱落の連絡」

▼昨晩は日比谷の日本弁護士連合会の前で「刑事特別法改正に反対せよ」という要請行動を行った。この刑事訴訟法とは5年くらい前に厚労省の村木さんが「誤認逮捕」で長い間法廷闘争で無罪を勝ち取ったことに始まる。担当検事は「押収したフロッピーディスク」のデータを改竄して村木さんが「不正をした」とした。しかしフロッピーは文書を作成したときにPCが自動的に日時を作成する。検事は上手の手から水が漏れて、それに気づかなかった。それで検察は「取り調べ過程の全可視化」という方針を立てた。可視化は良いのだが、警察や検察は取り調べ過程を切り貼りして自分の都合の良い「自白」の可視化をする。これが今回の「刑事訴訟法改正」問題の一つだ。
▼さらに調べて行くと国選弁護人をすべて弁護士会に丸投げする、と言う方針が入っている。弁護士会がなぜ正面切って反対しないのか?声明も出せないのか?ここに不思議の一端が見えて来た。それに最高裁判事には弁護士会推薦者の枠がある。わたしも弁護士には多少知り合いがいるので、この程度にしておく。
▼オーストラリアの潜水艦建造に関する入札。見事日本は外れた。実はわたしは正月からずっと潜水艦の本を読んでいた。はっきり言えば日本の防衛産業は「出来レース」である。潜水艦で言えば川重と三菱が3年交代で作ることになっている。他社は戦後、潜水艦を作るアメリカ研修に連れて行ってもらえなかった。つまり2社で回すことで決まっている。戦車にしても「競合他社」はないから三菱の独壇場で値段は言い値。だから海外の最新鋭戦車よりも3倍も高い。戦車は消耗戦ですから、安く早く大量に作れなければまったく意味はありません。
▼潜水艦雑誌を見ると日本の潜水艦は夢のような乗り物です。しかしデカイだけ。緊急脱出装置はなし。大きい割にエンジンが大きいので居室性は悪い。エンジンとはスターリングエンジンというイギリス+スウェーデンの重油を使わないものですが、これも完成とは言い難いです。
▼さらに決定的なのは外国勢は現地組み立てを提案して雇用を増やす提案をしました。日本はそのことはまったく念頭に置いていませんでした。さらに価格でかなり「差」が会ったと推測されます。安倍は張り切って売り込みに政治生命を賭けていたとされますが、ずっこけです。安倍の成長戦略もこれでつまずきの第2歩が始まりました。安保法制裁判が全国に広がれば、安倍を窮地に追い込む事は可能だと思います。遠方から選挙の分析だけして一喜一憂している人がいましたが、あなたが動かなければ政治も動きません。

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