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May 23, 2016

映画「不毛地帯」をWOWOWで見る。

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(5月20日参院議員会館前でコールする火焔瓶テツさん)
▼今朝のNHK7時のトップニュースは「アイドル歌手が刺されて、意識不明になっている」だった。沖縄の20歳女性が殺害されて沖縄初め、全国的に抗議運動が広がっているとき、この報道スタンスはどうだ。日本のメディアは日本人同士の事件であれば、容疑者の顔写真や逮捕・留置される場面の写真を撮ることに血道を上げるがそれもなしで、長いコートを着せて体格すら分からない。しかしネットを見ると、容疑者がくつろいでいる写真が掲載され、妻は日本人で1歳の子どももいるとされている。さらに「歌手のFの自宅にコンシェルジュが入った」だ。この温度差は何だ。意図的な情報操作としか思えない。
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(20日衆院議員会館前の火焔瓶テツさんと福島みずほさん)
▼数日前に昔の映画「不毛地帯」(山本薩夫監督)が放映されたので録画して見た。最初に特定のモデルはいないとされるが、それは瀬島龍三である。敗戦からソ連抑留で、強制労働として森林の伐採の仕事に携わる。ソ連側の取り調べは天皇の戦争責任を追及するものだった。やがて帰国すると、伊藤忠とおぼしき商社から抜擢される。再び戦争には関わりたくないと繊維関係の仕事を希望していたが、時おりしも日本は次期戦闘機のFX商戦のまっただ中だった。そして映画ではラッキードと称する(ロッキードF102)の視察に行かされる。
▼現地では駐在員(北小路欣也)や元自衛隊と関係者に引き合わされる。そして政官界を巻き込んだ機種選定合戦に巻き込まれる。おりしも国会は60年安保の真っ最中で、岸信介(出っ歯をデフォルメしている)のソックリさんまで登場し、強行採決や国会包囲デモは実写フィルムを使っている。
▼商社だけではなく、自宅にも怪しげな連中が出入りする。妻の八千草薫はそれに危惧する。娘の秋吉久美子はもっとはっきり「お父さん日本は憲法で戦争を放棄したのよ。お父さんのやっていることは間違っているわ」となじる。いかにも山本薩夫的ではある。そして軍隊の時の同僚で、現在は防衛庁にいる丹波哲郎は選定の板挟みになって自殺する。国民的世論の盛り上がりで、どの立ち位置で「戦争反対」の映画を作ることが出来るか?昨日、憲法改正に反対する映画監督の集いが開かれたと報道された。「日本国憲法」の ジャン・ユンカーマン監督。「死の棘」を撮った小栗耕平のメッセージだけ紹介されたが、果たしてその声はどこまで国民に伝わるのだろうか?
▼昨日実際にはシャンテシネで重厚にして本格派の「マクベス」を見たが明日あたり書く。

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