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May 17, 2016

地震警報アラームと近未来の日本。

▼昨日必要があってパスポートを見たら2月に切れていた。今朝は慌てて関係機関を回らなければならない。しかし夕べ9時半頃の地震は揺れた。いやそれよりも自宅では2台のテレビから警報が鳴り、さらに2台の携帯からも「ウォン、ウォン」と一斉に鳴り響いた。家族の一人は、帰宅のため電車に乗っていたら、乗客全員の持っている警報が一斉に鳴り響き異様な雰囲気に包まれたという。
▼これはL(エル)アラートと言い、災害などを一斉に通知するシステムだ。もう一つJアラートというのはあり、緊急事態に国民に一斉に「○某国ミサイル飛来」とかという通知ができるようになっているが、今のところ地域は限定されているようだ。4月129日に発行された「週刊金曜日」に近未来小説「20XX年春/国会前」が掲載されている。国会を数万人の抗議行動で包囲していると、「このデモは、公の秩序に反するものである。速やかに解散するように警告する」と警察官がマイクで叫ぶ。
▼自衛隊は機動隊の代わりに国会を警備している。デモ参加者の一人の男性がデモの最前列にいると、顔見知りの男だった。たしか建設会社に勤務していたように思う。お互い「なぜこんなところにいるんだ」と質問する。自衛隊の男性は企業から研修目的で自衛隊に派遣されるのが、日常化しているという。そしてデモ参加者の友人に「憲司さん早く帰った方がいいですよ。顔認証カメラで全員の顔が撮られ、個人を特定され、「テロリスト」と認定された人の銀行口座は封鎖されていまいますよ」と言われる。
▼今書いた事は空想の世界ではなく、企業の自衛隊研修は常態化している。顔認証も、銀行口座封鎖も準備はされている。防災目的やオリンピックでNECの顔認証カメラは活躍するとCMが流れる。そして伊勢志摩サミットの開催される「島」では島民全員のIDカードを渡される。ジワジワと知らない間に締め付けられている。
▼Jアラートの実施といい。マイナンバーで個人の銀行口座把握までできるようになると、テロリストにされそうな人は会社から銀行振り込みは止めて、給料は現金でもらう。そして銀行には預けずにタンス預金にするしかない。

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