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May 06, 2016

タカタのリコールから見えてくるもの。

▼このところ視力が落ちてきている。もう文庫本を読むのはかなり苦痛である。メガネも何個も作って、時間によって掛け替える。昼間は読めるが、夜になると焦点は合わない。それで先日「51歳かれらの読書術」という本を読んでキンドルというのが具合良いと書かれていたので購入した。いや国会前でお会いする友人のOさんはかなり前から使っていらっしゃる。ただ自分の好きな本がそこにあるかどうか不安だった。
▼結論から言えば政治・経済のわたしが読みたい本は、ほとんどない。それは図書館に任せる。みなさんご存じのようにネットの世界には「青空文庫」という著作権が切れた本をボランティアで入力して下さっている方々がいらっしゃる。キンドルではそれを本の形式にして提供している。まだ全部数えていないが、万葉集から源氏物語、平家物語、古事記まで古典文学を中心に4000冊くらいありそうだ。はっきり言って、わたしの残りの人生では読み切れる量ではない。試しに昨晩小林多喜二の「蟹工船」を30ページまで読んだが、このキンドルホワイトは紙の本を読むより快適である。必要とあれば文字の拡大・縮小も自由である。そのうち使用レポートをお伝えしたい。
▼タカラのエアバッグリコール問題は何かきな臭い匂いがする。というのはアメリカでは自国生産の車の売れ行きが鈍ると必ず、日本車の不具合、リコール問題が起きる。日本メーカーがそれに対応していると、いつの間にかアメ車は販売が回復している。こういう事象は数限りなくおきている。トヨタ自動車加速器問題の不具合に関する大規模リコール (2009年-2010年)もそうだった。ただ今回のタカタの場合も、リコールの範囲は広がる一方だ。
▼わたしは国粋主義者ではない。しかし橋下龍太郎首相が「日本が保有しているアメリカ国債を売りたいという願望に駆られる」と発言してから、何か闇の勢力が動き出して橋下氏は急病で死亡してしまう。今回のタカタの問題もうがった見方をすれば、「TPPに同意しないと、日本の自動車メーカーは、みんなこうして訴えられるよ」という「みせしめ」という「圧力」に見えて来ないだろうか?何も証拠はない。しかしタイミングでいうと絶好なのだ。
▼故郷に帰省したおり、故郷の農道や山をたくさんビデオに撮りましたが、みなさんにお見せしても仕方ないので非公開で保存してあります。

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