ケイマン諸島に日本のカネが63兆円
(9日抗議スタート時点の火焔瓶テツさん)
▼ご家庭で健やかな日常をお過ごしの皆さんお元気でしょうか?今国会では、きょう10日にも「刑事訴訟法改正」「ヘイトスピーチ禁止」「盗聴法の拡大」が委員会採択されようとしています。これが国会を通ると日本は戦前の治安維持法の世界に逆戻りします。テレビではまったく報道されません。新聞も目を凝らしてみても記事は見つかりません。参加者はスタート時点では片手で数えられるほどでした。ご病気や怪我で寝ている筈のK女史も老骨に鞭打って参加されたのには驚きました。世の中の動きにまったく興味がなくて、自分の世界に閉じこもっていても結構ですが、気づいて我に返った時は既に手遅れです。木曜日までの行動にぜひ参加して下さい。もしくはツイキャスで声援を送って下さい。9日の抗議(1)
▼ツイキャスも運用する側では機材一式の他にWIFIという通信機器が必要になります。この使用料が2年しばりで一ヶ月3000円から5000円かかります。これらも全部個人負担でやっています。わたしも運用したいのですが、今のビデオ撮影をして、帰宅してからリサイズしてYouTubeにアップロードする時間が2~3時間かかります。これ以上時間を取られたくないので、見合わせています。しかも現場に行くとトラメガを担いだり、スピーチをします。昨日のようは雨の場合はビデオカメラが濡れないように、フレームとレンズを時々チェックしなければなりません。
(9日後半雨が強くなった時点の火焔瓶テツさん)
9日の抗議活動(2)
▼例のパナマ文書の話。2週間前のデモクラTVで法政大学の山口二郎教授と、浜矩子さん。、和光大の竹信三恵子さんが対談する番組がありました。デモクラTVでは通常の番組の他に視聴者の出資金を募ってこの山口二郎シリーズが出来た経緯があります。山口氏はまずケイマン諸島に日本のお金がタックスヘイブンとして40兆円あると説明を始めました。(今朝の6chでは63兆2946億円)。本来ならば日本の企業は税金として日本政府にそのお金を納めなければならない。そうすることによって稼ぎの多い企業は貧しい人の医療費やインフラ整備にそのお金が使われて日本は住みやすくなる。しかし日本で経済活動をしているにも拘わらず、自分の懐を豊かにするために海外に貯蓄されると、私腹を増やすだけだ。今朝の楽天の名前が出て来たことで、三木谷社長に聞くと「広報に聞いたがそんな事をしていない、という返事だ」と開き直る。楽天が三木谷のワンマン会社であることはみんな知っている。社長が知らないことを広報が知るはずがない。
▼本来日本国内で廻るべきカネが租税回避で滞っていると、日本は税収不足になって「消費税を引き上げる」ということがもっともらしい口実で出てくる。医療費も不足、年金も不足している。本来は国民の怒りでタックスヘイブンを止めさせることが大事だが、目がそちらに向かわない。TPPもそうだが、根っこはこの多国籍企業が法律のしばりから逃れていることに問題がある。
▼ヨーロッパでは税収が減って公共サービスが減り、生活が苦しくなった国民は労働力や持っている物の物々交換が増えたため、さらに経済活動が減速してしまった例もある。いままでGDPを引き上がることだけが目的だったが、それだけでは国民の幸せには繋がらない。連休になると毎年「海外旅行客が増えた」と報道ラッシュだ。しかし海外旅行だけが幸せの象徴にはならない。さらに先日のNHKでjは連休最終日に帰省客にマイクを向け「円高の影響はありましたか?」と聞き、「超ラッキー」と戯言を言わせていた。番組を作る奴も、目先の自分の利益でしか判断できない旅行客もはっきり言ってバ○としか言えない。
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