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May 28, 2016

北海道の自衛隊の空砲事故の真相は?

▼コリン・ファレルが主演する「タイガー・ランド」という映画がある。ベトナム戦争当時、ルイジアナ州のポーク基地で新兵の訓練をしている。最後のテストでベトナムの戦場を再現した場所が「タイガー・ランド」と呼ばれる場所につれていかれる。訓練はM16を使い銃口にはブランク・ファイアリング・アダプター(BFA)をねじ込む。訓練では弾頭のついていない空砲を使う。M16は簡単に言えばガスブローバックという方式で、次弾を送り込む。実弾は弾をできるだけ遠くに飛ばさなければならないから、火薬の量は多い。だが空砲は弾を飛ばさす、ガスオペレーションで機関部が前後して空薬莢をはじき出せば目的を達する。
▼M16などを使う時は明らかに空砲をしようしている銃であることを示すため、BFAは真っ赤に塗られており、一目で空砲をしようしている事が相手と自分にもわかるようにしてある。映画の場合、軍隊の内部の諍いで、訓練の相手を殺してやろうとして、BFAを取り外し、弾倉(マガジン)は空砲のものから実弾入りに変えてしまう。
▼さてここから本題である。北海道の自衛隊で起きた訓練中の小銃の事故だ。自衛隊は89式という国内生産の小銃を使っている。新聞報道によれば「23日の訓練に参加したのは後方支援隊に所属する第310輸送中隊(札幌)の31人。演習場内の道路を走る車両が途中で襲撃されたという想定で、89式小銃(口径5・56ミリ)で空包を撃ち合う訓練だったが、二手に分かれて銃を撃った際、双方から実弾が発射されたという。
▼自衛隊のBFAはM16とは違う仕組みになっているようだ。だがしかし(誰かの口癖に似てきた)それがなくても空砲ではなく実弾を使ったら銃身炸裂の事故が起きて小銃を撃っている本人が大けがをするはずである。北海道の高橋知事は「大きな懸念」と訓練を中止するように申し入れたそうだが、真相は闇に隠されたままだ。わたしは隊員が所持している自分の銃身が破裂して事故をおこしたのではないかと思っている。自衛隊の小銃弾は旭精機という会社で作っているが、弾にばらつきがあるなど、あまり評判がよくない。空砲も当然この会社で作られている筈で、火薬の分量を間違えたのではなかろうか?
▼昨日は微妙な問題に関して交渉のツメが夜まで続き、夜の抗議行動には参加出来なかった。来週も無理そうである。

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