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June 13, 2016

◇「マネー・モンスター」と三菱自動車買収の真相。

▼三菱自動車がニッサンに買収される直前、三菱の株価はかなり下落していた。その後三菱自動車の燃費データのねつ造はニッサン関係者から表沙汰にされる。その後手際よく、三菱自動車はニッサンに買収される。この情報はみなさんすでにご存じかも知れないが、アングロサクソン人種がやりそうな手である。
◇「マネー・モンスター」アンジェリーナ・ジョリー監督の最新作。彼女の最初の作品は「ハートに火をつけて」だったとおもう。最初に公開されたカットは、彼女の気にいらなくて「ディレクターズ・カット版」が数年後出た。かなり映像に拘りを持っている人だ。
▼NYのテレビ局のスタジオでは財テクテレビショー「マネー・モンスター」が始まろうとしている。進行係りはリー・ゲイツ(ジョージ・クルーニー)で、時に踊りながらおもしろおかしく「お勧め」株を紹介して行く。ディレクターパティ(ジュリア・ロバーツ)で冷静にスタッフに指示をだす。番組が始まって暫くすると、警備員がよそ見をしている間に不審人物がスタジオに入り込んでしまう。ショーでは8億ドル以上の損失を出したという投資会社のCEOを番組の登場させようとしているが、秘書によれば自家用飛行機で世界を飛び回っているとかで、杳として行方はつかめない。
▼スタジオに宅配を装って入り込んだ男はリーにベレッタM84を突きつけ、隙を狙って用意して来た爆弾をセットしたベストを彼に着用させる。しかも起爆装置は男が握っており、親指を離すとリーは吹っ飛んでしまう。男の要求は先週この番組を見て手持ちのなけなしの6万ドルをつぎ込んで、お勧めの株を買ったがすっからかんになってしまった。何故なのか説明せよと迫る。機転を利かせたパティはその脅迫場面を放送で流して視聴率を上げようと考え実行する。
▼最初は銃による脅迫に怯えていたリーだが、ロバーツの要望に応じて株操作の仕組み暴こうと試みる。何故急落したのか世界中に張り巡らされた情報を集約していくと、プログラムは韓国の男がプログラミングしてあり、アナゴリズムで一定の金額以上の売買はできないようになっているという。さらにCEOはスイスに行っていたと秘書に言っていたがパスポートをこっそり見ると南アフリカ連邦共和国だった。そこで彼がやったことはレアメタルを採掘している労働組合にカネを失ったとしていた8億ドルをつぎ込んでストライキを起こさせ、世界に意識的にレアメタル不足を作ったのだ。そしてそれらのレアメタルを使う会社の株が底をついたとき、株を買い占めてしまおうと考えていたのだ。
▼スタジオ侵入犯の気持ちもリーに協力して株操作の真相を暴こうという気持ちに変わっていく。しかしNY警察はそれを許すまいとしてSWATを動員する。株がいかに人の心を壊して、利益最優先の資本家を作り出していくか此の映画は余すことなく暴き出す。

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