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July 06, 2016

ボラカイへの旅(5)

29moning
(29日ホテルの朝食)
▼カラオケは毎晩続いた。理解出来ない言語を使い、集団で午前0時過ぎまで歌いまくっていた。翌朝6時半から朝食なおで「クーポン券」を持ってレストランに行くと、「まだだ」と言われる。フィリッピンと日本の時差はマイナス1時間である。わたしはiPhoneだけ現地時間に合わせ、腕時計はそのまま日本時間にしておいたのだ。30分時間をおいてから再びレストランに向かう。ビュッフェ方式だった。ほぼ日本のホテルと変わらない。プレートに様々な食材を取り分ける。フルーツは南国のバナナやパイナップル、マンゴーなどが並んでいる。リンゴもあったので一個取って、ナイフを使って自分で割って食べて見た。日本のそれとは味はかなり違うし、スカスカである。後であった現地の案内人によると「FAKE」だという。
▼「something drink?」(現地の会話は英語だったが以下すべて日本語で書く)と言われたので「コーヒー」を注文する。アラビア・コーヒーのような味がした。朝食を済ませ部屋に戻り、再びホテルの目の前にあるホワイト・ビーチに出て今回の旅行の最大の目的のやるべきことをやる。それはたった3分くらいで終わって肩の荷が下りる。
▼さて後は純粋な観光になる。しかし現地に知りあいは一人もいない。残り2日間ホテルに引きこもりでは仕方ない。自分の運命は自分で切り開く。パンフレットを見て、案内所に電話をする。まず社長の携帯に電話をするが、電波状況が良くないので、オフィスに電話すると、ホテルの名前と部屋番号を聞かれる。後ほどコールバックがあるのだが、わたしのパスポートは旅券事務所で「U」を除いて書くように言われている。だから菅原道真の「東風吹から、おもい起こせよ梅の花」の「東風」である。外から電話をしてくれた人はフロントに「そういう人物は泊まっていない」と言われる。次は着歴を見てiPhoneに電話が掛かってきた。持ってて良かった、と思う一瞬である。
▼「ボラカイ湾クルーズを申し込みたい」というと、店まで車(タクシー)で来てくれと言われる。この地の乗り物はバイクの脇にリヤカー風の座席をつけた「トライシクル」が一般的である。広い道に出れば拾える筈である。警察署の先にトライシクルのたまり場があった。地図を見せて「ここに行ってくれ。分かるか?」と頼むと「ノープロブレム」という返事であった。ところが地図というものには南北の表示がない。海と陸の境目が分からない。道路は渋滞していて10分もしたら目的地に到着jする。しかし、そこからが問題だった。地図を見せて場所を聞くが誰も「知らない」という。ポリスボックスで聞くと「来すぎてしまったので、歩いて15分戻れ」というではないか。
▼目印の銀行も同名のものはたくさんあるという。道路の脇の銀行の入り口のアプローチに座って一息入れていると中国系銀行にオリーブドラド色した現金輸送車がやってきて作業を始めた。ガードマンはかなり手入れの行き届いたレミントンのショットガンを構えている。これはギャングには効き目がありそうだ。再び電話すると「30分以内に行く」という返事があったが、結局向かえは来なかった。1時間後再び電話すると「場所を詳しく教えてくれ15分以内に行く」という連絡がはいった。15分すると見知らぬ美しい女性が「Kさんですか」と声をかけてきた。美人局というのもあるから気を付けなければと、思って会話すると間違いなさそうだった。トライシクルに乗って、海岸沿いにある旅行社まで行く。ホテルを出てから2時間も立っていた。わたしはかなり手前でおろされてしまったのだ。お店の人は冷たい水で歓待してくれた。
(記事写真の転載・引用はお断りします)

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