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July 19, 2016

「蜂の巣」を見たこともない記者たちへ。

Hatinosu
(これを蜂の巣という)
▼関東地方では、暑い日が続きます。わたしは10年前の7月22日に脳出血で倒れた経験を持つ。だから梅雨明け前後はかなり気を使い、外出するのはなるべく避けている。脳幹に近いところに出血していて、最悪のばあい、半身不随か死亡したかもしれない。もし「最近顔を見なくなった」と思ったら、そういう理由だと思って頂きたい。
▼先週金曜日のNHKドキュメント72では「広島を訪問したオバマ」を迎える人びとを取材していた。街の声には「熊本県警が応援に来ているけど、こんなところに来なくても現地でたくさんやることはあるだろうに」というのがあったがもっともな話だ。さらにオバマが来ただけで、スピーチの中身を検証せずに「たいたもんだ」。とか「折り鶴を見たい」というミーハーまであった。なんども言うが、スピーチの原稿は専門のスピーチライターが書いたもの。何も心がこもっていない。(原爆を)「空から悪魔が降って来た」とういのは、その名詞を取り替えれば世界中で通用するシロモノである。あれはあくまでもセレモニーで、「謝罪」の文言など一言もない。その後、岩国の米軍基地に行っているが、その米兵に対する挨拶は「酷い」としか言いようがない。広島のオバマ・スピーチが謝罪に聞こえたらそれは余程お人好しである。
▼この間立て続けに「フランスのニースにおけるバス暴走(テロ)やトルコのクーデター騒ぎ。今朝のドイツの列車の中で斧を振り回した乗客が射殺されるなど、次々事件が起きている。昨日のワイドショーなどを見ていると、元警察関係者が「怪しいと思ったら通報せよ」とコメントしている。先週のネットにはキャノングローバル研究所の人物が「安全を確保するためならば、基本的人権の制限もやむを得ない」とまで言い出した。今や都内のバス停にまで「テロ警戒」という張り紙がしてある。為政者はオリンピック開催を機会に、監視カメラを増やして国民一人ひとりをきめ細かく監視しようとしている。マイナンバーはNECの救済策であり、監視カメラの人物認証のソフトはキャノンだろう。
▼今朝のニュースではフランスの大型トラックの暴走の射殺された容疑者のPCからは「イスラム」に関する検索履歴が見つかったと報じられている。閲覧履歴自体は、サーバーを管理しているプロバイダーに提出を命じれば簡単にできる。だが日本では先の、刑訴法改悪と盗聴法の適用範囲拡大で、簡単にできてします。心配なのは、国の目標達成のためには、個人の基本的人権を制限しても構わないと言う思想が当たり前になってしまうことだ。
▼ニースのトラックの事件で、ある民放記者は「フロントガラスが銃弾で蜂の巣のようになっている」と描写していた。わたしがフロントガラスの銃弾痕を数えたら28個だった。記者は「蜂の巣」を見たことがないのだろう。「蜂の巣」状態というのなら、クリント・イーストウッドの映画「ガントレット」のバスの状態を言うのだ。
▼金曜日は朝から取材で3時間近くも鈍行列車に乗らなければならない。都内に戻ることができるのは8時頃になってしまうので、経産省前までは行くことができない。おまけに翌朝は法事で午前7時台の新幹線に乗らなければならない。

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