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July 27, 2016

◇「トランボ/ハリウッドに最も嫌われた男」を見る。

▼先週金曜日に放送されたデモクラTV(インターネット有料放送)「ウッチーのデモクラジオ」の中で、あたしの投稿が紹介された。7月初めに投稿したので、もう読まれないと思っていたら、22日に内田誠さんが読んで下さった。「もっと詳しく」と仰って下さったので、続編を明日あたり送信するつもりだ。この放送の中で某候補者について触れて「女性問題がいつ出てくるかと思っていたが、やはり出てきた。週刊誌で報道された内容をリークしたのは内閣調査室だ、という情報がある」と言っていたが、さもありなんである。
◇「トランポ/ハリウッドに最も嫌われた男」ドルトン・トランボは脚本家として有名である。ところが第二次世界大戦後半はナチスをソ連軍が追い詰めたこともあってアメリカでは共産党の人気はうなぎ上りで人気になり、党員の数も増えた。ところが大戦が終わって、冷戦が始まるとアメリカはその共産党の存在が邪魔になってきた。文化人や俳優を次々米連邦議会に召還して「共産党員であるか否か」を宣誓させるようになった。友人を売るか、さもなくば「ノー」とシラを切るか?
▼だがトランボは証言を拒否したため議会侮辱罪で逮捕、収監されてしまう。数年に及ぶ拘束のあと出所したトランボは、家族4人を食わせていかなければならない。そこで小さなプロダクションにペンネームで脚本を安価で売ることを思いつく。腕を見込まれて下手な脚本のリライト、娯楽ものまで手がける。あまりにも需要が増えるので自宅に5本くらい電話を引いて、脚本別の作家を装う。それで急ぎの脚本は家族が手分けして配達で協力する。
▼そのうちペンネームで書いた「ローマの休日」がアカデミー賞原案賞を受賞したという知らせが届く。その代理受賞をしたのはカーク・ダグラスだった。このダグラスのソックリさんは顎のえくぼまでそっくりなので笑える。ダグラスから「スパルタクス」の脚本を書いてくれないかと頼まれる。俳優のジョン・ウェインや労働組合のロナルド・レーガンなどは裏切ってトランボに圧力をかけるが、ダグラスはそれを拒否してまけない。メキシコを舞台にした「黒い雄牛」もアカデミー賞を受賞してトランボの地位は不動のものとなり、実名であらためてアカデミー賞を受賞する。
▼たとえ共産党員であっても実力のある脚本家はきちんと使うというハリウッドの姿勢もしっかりしている。妻クレオ役のダイアン・レインを最初に見たのは「コットン・クラブ」だったが益々魅力的になってきた。

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