« GMOに反対するドキュメンタリーを見る。 | Main | 「蜂の巣」を見たこともない記者たちへ。 »

July 17, 2016

◇「辺野古圧殺の海、第二章」を見る。

▼この「辺野古圧殺の海、第二章」が公開されたのは知っていた。しかし最初上映は午後9時からだった。午後9時とは抗議行動が終わって自宅に戻る時間である。夜出歩くのは目に負担がかかるので、なるべく行かないようにしている。16日から8月5日までは、午後2時半からの公開になったので、ようやくポルポレ東中野まで出かける事が出来た。
▼辺野古のゲート前と埋め立てされる海での抗議行動はみなさんご存じの通りである。前回作品は翁長知事が沖縄知事選挙で当選するまでで終わっていた。今回は海でのマリンブルーのボート隊による決死の海上保安庁、ゲート前の東京警視庁の機動隊に対する抗議行動から路上の座り込みが描かれている。翁長知事は第三者委員会による調査の結果中山前知事の埋め立て認可に瑕疵があったとして、国交省に異議を申し立てるが、それが沖縄防衛施設庁に否定され、九州高裁の裁判に持ち込む。
▼現場では「ひろ爺」(山城博治氏)の指揮の下整然と座り込みや、コンクリートロックによる、正面ゲートの封鎖が行われる。海上保安庁の弾圧する姿は海賊以上の野蛮な行為である。抗議のボートに体当たり、中型の船にも職員が乗り移ってひっくり返す。海に投げ出された抗議の女性のクビを締める、引きずって海に沈めるなど目に余る行為が活写されている。辺野古の埋め立ては言ってみれば、米軍に対して「おもいやり予算」を使ってより鞏固な岸壁を作って大型戦艦を岸壁に横付けしようとする、海軍基地の「恒常化」である。海上保安庁の職員はとくに悪辣で、アメリカの手下(番犬)になって、日本・沖縄を守ろうとする人達を弾圧することに、何の心の痛みも感じていない。
▼それに弾圧される人は大体老人や高齢の女性たちが多い。彼らのヘルメットには防水ビデオカメラが取り付けられ、弾圧する様子を漏れなく記録していく。抗議の人達も同じようにヘルメットにビデオカメラを取り付けているが、それはもぎ取ろうとする。
▼この間ヒロ爺は一度逮捕される。抗議の人達は警察署の前で一晩中「抗議の声」を絶やさない。これがホントの連帯というものだ。ネットで「繋がっているよ」などと叫ぶのはチャンチャラおかしい。ホントに繋がっているなら現場に出て来て身体をもって応援するのが「連帯する」というのだ。わたしの前の席に座っていた老夫婦は機動隊や海保が乱暴をはたらく場面では大きな声を上げるので何度も注意したが止まなかった。また後ろの席の人はわたしの座席の背中を蹴り続けていた。映画鑑賞ではこのような行為は止めて下さい。
▼現場では約束を破って50tの大型ブロックが次々投下される。ヒロ爺たちは「翁長知事にすべてを託す」のは行政の力の限界もあるから間違いである。何としてもこの現場で身体と力を持って抵抗の意思を示さなければならないと決意を固める。映画の中にはわたしの女性の友人がデモと座り込みに参加し、ごぼう抜きにされる場面、と拘束され引き立てられる場面が写っている。もちろん現地に移住して、抗議の様子を連日ツイキャスをしているA君の姿も7カットくらい出てくる。沖縄の辺野古まで自分が行くという抗議の方法もある。それが出来なければ、この記録映画の続編を作るために一口1万円からのカンパを受け付けている。また「カヌーを贈る運動」もあるので、資金援助で協力するという方法がある。

|

« GMOに反対するドキュメンタリーを見る。 | Main | 「蜂の巣」を見たこともない記者たちへ。 »