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August 23, 2016

警察の強権的な取材規制の狙いは。

Yosizawa14
(吉澤さんと牛のオブジェ:4月16日経産省脇で筆者撮影)
▼月曜日の朝メールチェックをすると「某市民メディア放送局」から「埋め込みタグ」を許可して欲しいという内容だった。曰く「素晴らしい記録をしているので、もっと大勢の人に見て貰わないか」というお誘いであった。さっそく撮影仲間の友人にDMを送って確認した。わたしは埋め込みタグを外していないのは、目的外使用を排除するのが目的である。そうしないと「動画」が勝手に一人歩きしてしまう。30分くらい相談させていただいたが、結論は慎重にした方が良いという結論になった。相手が対象にしていた動画は脱テント広場撤去に関する抗議行動2本と、丸の内署に対する抗議行動だった。さらにこの放送局は過去データを見ると、首相夫人の仲の良いミュージシャンがお好きなようである。その選挙に関する動画は山のようにあった。
▼脱原発テントの撤去に関してカメラマンが逮捕された件で、今朝の東京新聞には、高江を取材していた琉球タイムスの記者が一時拘束されたことと共に特集が組まれている。「記者ら沖縄で一時拘束、東京で逮捕」。新聞の概要によれば、東京では21日午後1時半,ふくしま希望の牧場吉澤さんがトラックに乗せた牛のオブジェをテント前まで運ぼうとしたら警察に阻止され、その模様を撮影していたカメラマンが公務執行妨害の目的で逮捕されたのだ。東京新聞の記事には逮捕は1時30分とあるが、現場にいた友人からのツイッターは1時16分に発信されている。つまり東京新聞の記者も警視庁記者クラブからは事前に声がかからず、又聞きなのだろう。東京新聞本社からテントまでは徒歩3分くらいだ。わたしが現地に到着して、先の友人に「撮影しても大丈夫ですか?」と聞いてデジカメのシャッターを押したのが1時53分だった。
▼新聞では北海道警の元警視長で原田宏二氏は今回の背景を「警察の権限を強化しようとする大きな動きがある」として「警察権限は抑制に使うべきだ」という考え方が基本だったがそれが否定されている」として,安倍政権は基地建設や原発再稼働に積極的で,警察はそれに従い,強権的な姿勢で介入したのではないか」と述べている。
▼相変わらすネットを見ているだけで動かず論評だけで済ませているみなさん。今貴方が身体を張って動かないとネットで「そうだそうだ」「いいぞ」と呟いても「共謀罪」で自宅に踏み込まれる時代がやってきます。弁護士の伊藤真氏は「週刊金曜日」8月5日号で「緊急事態条項は人権侵害条項」だとして自民党改憲草案の危険性を次の様に指摘する。
▼人権の停止については「何人も(略)国その他公の機関の指示に従わなければならない」とする(同条3項)。停止できる人権を限定していないから、令状なしの拘禁、外出や移動の禁止、財産の剥奪、出版禁止などもできる。雑誌や書籍の発行、TwitterやLINEを禁止して表現の自由を封じながら,改憲手続き法も政令で改訂して改憲の国民投票にかければ容易に憲法改定までできてしまう」と重要な指摘をしている。

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