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September 26, 2016

「遊興費」ほしさに殺人事件がおきる。

▼今週は雨降りが少ない事を願っている。普段は短パンとTシャツなので、レイン・スーツとゴム長は重くてとても疲れる。
▼マツダの社員がお金を引き出された後、殺害された事件は不思議だ。なぜなら「120万円にもなった遊興費が必要で、友人を殺してしまうからだ。だったらなぜ、遊ばないで我慢しないのか?他のカネの掛からない趣味に替えないのだろう。わたしの昔、知人だった男も、年間パチンコで250万円使っていたと、豪語していた。別の友人は会社帰りに「パチンコのジャラジャラという音を聞くと店に入らずにはいられない」という。彼は音を聞かないように、わざわざ遠回りしてパチンコ屋さんのない道を通って帰宅するということだった。
▼友人のある学者は、「人間が最も真剣になるのは,借金を返すときだ」と言っていた。近松門左衛門の数々の小説を読んでも、江戸の昔からカネを巡る心中事件や殺人が絶えない。不思議なのはサラ金会社に「返せないからチャラにしろ」とは決して言わない。友達を殺して穴埋めをすることだ。逆に言えばサラ金が,借りた相手を決して逃さないシステムを持っていることだろう。
▼先日近くの警察からいただいた,キッチンクロスの袋に「テロを許さない街づくり・防災に強い街づくり」というキャッチフレーズが印刷してあった。警察らしいといえばそれまでだが、良く考えて見れば、二つの話しはまったくレベルが異なる。最近はバス停にも「テロを許さない」という意味のステッカーが貼ってある。これはおそらくオリンピック向けの「警備対策」の一環であろう。それは戦前同様、「怪しい奴を見つけたら通報せよ」と似通って来ている。今は携帯のGPSに監視カメラの時代である。一度目をつけられたら、逃げる方法はまずない。
▼きのうのブログに追加したかったこと。井上ひさしの「むずかしいことをやさしく,やさしいことをふかく,······」
劇団「こまつ座」の機関誌「the座」に寄せられた井上ひさしの文章のつぎの一節。
:
「むずかしいことをやさしく,やさしいことをふか
く,ふかいことをおもしろく,おもしろいことをま
じめに,まじめなことをゆかいに,ゆかいなことを
いっそうゆかいに」(井上ひさし)
スピーチでもまったく共通していると思う。

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