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September 20, 2016

◇「レッド・タートル」を見る。

▼飛び石連休が続くと、生活のリズムが崩れる。そのため数日間ブログの更新ができなかった。家族の一人は遅い夏期休暇を毎年この時期に取っている。今年は最初の福岡から、現在滞在中の高松まで,台風に追われ続けている。台風の予報を見ていると、知らない地名が出てくるので地図を引っ張りだして確かめている。まず「十津川」という地名は奈良だけでなく、九州にもあることが分かった。映像を見ていると過去に旅行に行ったことがある場所など懐かしく見ている。今朝のNHKでは、鹿児島の桜島のフェリーが休航になって湾に係留されている場面が映った。このフェリーには一度だけ、往復乗った。船旅というのは、たとえ東京湾フェリーの金谷と久里浜の40分足らずの距離でも楽しい。
◇「レッド・タートル/ある島の物語」カメといえば、10年ほど前に松島に行った時の事だ。海岸にみどり亀を販売しているお爺さんがいた。「買って海に放流すると良いことがある」という様な事言って販売していた。わたしは買わなかったが、おそらくその亀は観光客が放流すると、またお爺さんの手元に戻って来てリサイクル販売できるのではないか、と思った。南の海で大きな波に巻き込まれ、小さな島に叩きつけられるように漂着する一人の男がいる。男は島に竹が群生しているのを良い事に切って筏を造り,脱出しようとする。しかし少し沖に出ただけで、何かの音と力が加わって筏は壊れ海に沈んでしまう。ならばもっと大きな,筏を造れば良いだろうと考えて試して見るがこれも突如と壊れてしまう。そんな事を4回も繰り返して途方に暮れている。ある日沖から大きな赤いウミガメがやってくる。
▼彼は自分が島を脱出できない腹いせに、大きな亀をひっくり返して放置する。小さな亀たちは孵化して海に出て行けるのに、なぜ自分だけ閉じ込められなければならないのだ。そんな気持ちがあったのかも知れない。数日後亀は動かなくjなる。死んでしまったのか?男は心配して死んだ亀の上に切り出した竹ですだれを作ってやる。数日後、亀の腹にひび割れが出来る。さらに数日後女の髪の毛のような物が見える。さらに数日後美しい大人の女性が飛び出してくる。
▼男はその亀の化身と結婚することになる。楽しい生活の後、当然子どもが生まれる。可愛い男の子は自然に恵まれてすくすくと育っていく。小学生くらいのとき、巨大な津波が島をのみ込む。父母とはぐれ離れになった少年は必死に両親を捜す。まず母を、次にようやく父親を土泥のなかから捜し出す。再び親子3人の楽しい生活が始まる。しかし大人になりかけた少年をこのまま島に置くのはまずい。両親はそう決意して少年を筏に乗せて送り出す。その護衛をするのはまだ幼い亀たちだ。やがて筏は見えなくなる。するとホッとしたのか、父親は呼吸が止まってしまう。一言もセリフがない。全編を貫くのは自然の偉大さと、それに従って生きるしかない人間の生活である。フランス人短編の名手マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督とジブリの共同制作による作品。亀好きの皆さん必見のアニメ映画である。

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