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September 29, 2016

◇「ハドソン川の奇跡」を見る。

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(28日築地の豊洲移転反対する都庁前アクション風景)
▼火曜、水曜日と連日それぞれ、2万歩も歩いてしまった。涼しい日ならば良いが、両日とも雨が降ったり蒸し暑かったので、かなり疲れた。昨日は小池知事になって、初めての都議会開催という事で、議事堂前で抗議・要請活動を行った。参加者の中には、小池知事の就任挨拶を傍聴しようと、朝5時から並んだ方もいらしたが、傍聴券はもう手に入らなかったという。場外モニターで傍聴なさったというが、知事はたいした叔母さんだよ」と仰っていた。
◇「ハドソン川の奇跡」2009年USエアウェイズ1549便はラガーディア空港離陸直後、カナダガンの群れに遭遇し両エンジンの同時バードストライクというレアケースによって両エンジンがフレームアウト(停止)する。話しには聞いていたが、バード・ストライクの場面では鳥は焼き鳥状態で、両方のエンジンは火を噴きコントロール出来なくなり、飛行高度の維持が出来なくなる。機長と相談の末、空港管制は、進行方向の延長上にあるテターボロ空港への着陸をアドバイスする。しかし飛び立ったばかりで、高度と速度が低すぎるため機長はその飛行場には着陸拒否を伝え、ハドソン川へのメーデー信号を発信しながら緊急着水を宣言する。機影は低高度でレーダーから消失してしまう。管制所のオペレーターは急遽青年から熟練者に交代する。
▼無事着水したため、機長は市民などから賞賛される。しかし航空会社は独自に調査をして、機長の操縦ミスだったのではないか、と言い出す。それはおそらく保険会社との関連だろう。米運輸省の事故調査委員会に喚問される機長と副操縦士。事故が起きて救出された直後、機長は自宅の妻に「無事だったよ」と伝えると「どうしたの?」と怪訝な声で聞き返す。「テレビをつけろ」というとやっと、緊急事態を把握する。
▼救出されて、陸上に上がると労働組合の役員がかけつけ「君たちにミスはない」と励ますのも、ユニオンショップのアメリカならではだと思う。会社と調査委員会の機長らへの責任追及は厳しさを増す。機長の責任にしてしまえば、保険会社はかねを出す必要はない。会社は彼らを首にすれば済む。喚問は次第に大げさになり、パリの同じ危機種のシュミレーションとパイロット2名を使って、果たして近くの飛行場へ緊急着陸は出来なかったか検証を始める。二組のパイロットが実験すると,いずれも「回避可能だ」という結論が出てしまう。
▼しかし副操縦士らは、事態の改善に努力したが2つのエンジンは再始動しなかった。不時着しか手段が無いと判断した機長のチェズレイ・サレンバーガーは操縦を副操縦士から交代する。そして乗客には「衝撃に備えて下さい」とのみ伝えた。不時着まで数分の出来事のため客室に詳細を伝える猶予はなかったが、アテンダントらは事情を察して客に最善の指示をした。このアテンダントの「頭を下げて衝撃に備えろ」(おそらくヘッドダウン、プリペアインパクト)と何度も繰り返すシーンはとても良かった。そして事故調査委員会の最終判定は…。

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