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November 04, 2016

TPPは実質的に日米FTAだ。

▼きょうから8日までがTPP反対の山場となる。土日に国会は開かれないから、4,7、8日の3日間だ。しかし、それにも関わらず、家から出ないでツイキャスで応援している人が圧倒的に多い。今読んでいる本の一つに,中野剛志著「TPP亡国論」というのがある。経産官僚の経歴をもっている人だ。この人でさえ、TPPは「環太平洋経済連携協定」と訳されているが、実質的にアジア諸国は関係なく、日米FTAだと言い切っているがその通りだ。アメリカは自国の経済を立て直すために、輸出国に切り替えようとしている。そのために邪魔になるものはすべて排除し、収奪する。
▼先週NHKBSで元「ニュース9」のキャスターの大越氏がキューバを訪ねる番組があって結構面白かった。大越はハバナからキューバに入国する。わたしが行った時は,国交が回復していなかったので、カナダのトロントだった。ハバナはアメリカからの観光客で溢れかえっていた。自分の利益だけを求める人はアメリカに出国し、一稼ぎ仕様とする。真面目な人は祖父母や親姉弟など家族を守るため、キューバに留まり小さなカフェからレストランを開こうとしている。かつての「革命防衛軍」の人達は役目がなくなり、毎晩交代で夜回りして、食料分配所がドロボーに襲われないか、病人はいないか警戒していた。
▼キューバは工業国に転換することを目指して港を建築しようとしているが、経済封鎖が解かれていないので、全体の1割の建設が終わったところで計画はストップしてしまった。おそらくこれは昔はミサイル危機だったが、現在はキューバが安い労働力で製品を作るとアメリカ経済に大きな影響を与える、と言う危機感ではないだろうか、と思った。
▼上に紹介した「TPP亡国論」の中で、中野氏は次のように指摘する。「TPPを推進するオバマ大統領は,アジア地域への輸出拡大によってアメリカ国内の雇用を維持しようとしており、かつ輸入を増やすつもりがなく,逆に貿易黒字国に対して,内需を拡大し、アメリカからの輸入を増やすように求めているのです」と。
▼みなさんTPPは実質的に2013年には日米二国間協定は結ばれ,今国会での承認がなくても、こっそり並行協議は進められているのです。(デモクラTV-「市民バンド」首藤信彦氏の指摘)法案は批准されてしまうかも知れないが、ここで国民が「大きな抵抗の意思」があった事を示さないと、奴らの思い通りになります。自宅に籠もっていても誰もやってくれません。昨日ご紹介したTPP特別委員にファクスを送って下さい。とくに皆さんがお住まいの地域出身の議員にはぜひお願いします。住所を書けばそれだけ圧力になります。
▼わたしは昨日終日仕事のデスクワークをしていました。それは今晩も国会の議員会館前に行く行く時間を作るためです。それぞれご事情はあると思います。議員会館前に来て下さい。これがすんなり通れば次は共謀罪、憲法改悪は確実にやってきます。そうなってからでは遅いのです。ご家族を愛しているなら、いま立ち上がりましょう。

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