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December 26, 2016

とんかつ博士の話。

▼先日久米書店」ダイジェストを見ていたら、今柊二さんがとんかつの話をしていた。登場したのは「とんかつは、定食の王様でありマスターピースである」。自称<定食評論家>の今氏である。今氏は足掛け2年をかけて全国のとんかつを食べまくり、世界へと広がるカツ文化に迫った。最初スタジオに登場したとき、久米は「とんかつがお好き、というのががっちり体系の人かと思ったが意外と痩せていた」と第一印象を語る。今氏はチェーン店でも、マイセン、サボテンは美味いと絶賛する。
▼わたしがさすがもの書きだと感心したのは、カウンターに座ってとんかつを揚げ、キャベツを切る音が聞こえ、テールにお新香と一緒に運ばれて来たとき、どの順序で食べるかという描写である。気になる方は本を買って読んでいただきたい。思わずよだれが出てくるに違いない。物を書くにはこうあらねばならないと思った。
▼この部分を読んだだけで明治の文明開化から数十年の時を経て誕生した「とんかつ」は、揚げる音すら楽しめる総合芸術」である。良い豚、良い米を使っても必ずしもうまいとは限らない。前置きが長くなったが,昨日は築地で新日本婦人の会東京支部が主催する「築地市場移転反対」の街頭宣伝があったのでツイキャスとYouTubeのビデオを撮影するために参加した。ビデオは何回も書いているが、撮影した後の処理に撮影した時間と同じ時間がかかってしまう。来年1月から止めようと考えている。しかし会場でお会いした,映画好きのOさんは毎回必ず見ている。アングルが低いのでヤクザ映画を見ているような迫力がある」とおだてる。そういう声を聞くと止められなくなる。
▼抗議の内容は1時間半でYouTubeに入っているのでご覧いただきたい。

12月25日築地移転に反対する波除神社前、新日本婦人の会東京支部の街宣(1)街宣(2)
昨日は昼間で照明はいらないので軽い三脚を持って行った。機材が軽いと身体も楽である。終わってみなさんはそれぞれ好みのお店に出かけたようだ。わたしも何回かあの界隈の鮮魚を食べさせてくれる店に入ったことはある。しかしわたしの昼食の2倍から3倍の料金を取られる。わたしはグルメではないので、普通の料金で普通の昼食が食べたれればよい。
▼解散してからいつもお会いするIさんともお話ししたが、たしかあちらは観光客向けで安くはない。それよりも、波除神社を左折して橋を渡って右折したところに並んでいる店は庶民的な価格で、美味しい。ただ店は狭く,カニの横ばいのように市内と座席に座れない。わたしは例によってメニューの一番上にあるカツ丼を食べたがサクサクしている。それで1050円。わたしの次に入った人は「あたまごはん」というのを注文していた。食べ終わってから「あたまごはんとは何ですあ?」と聞いたら「カツ煮です」と教えてくれた。
▼増位山の歌に「そんな夕子に惚れました」というのがあって、その4番に「キャベツを刻む手を止めて」というフレーズがある。さいきんこの夕子はとんかつに添えるキャベツを切っているに違いないと考えている。

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