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December 24, 2016

ガガーリンの歌。

▼昨日は岩波ホールへフランス映画「皆さま、ごきげんよう」を見に行った。昔のギロチンによる処刑。近代の戦争、そして現代の動きの関連が今ひとつわからなかった。
♪「ハラショー、ハラショーガガーリン 宇宙に耀く 道開き 希望の未来指し示す 平和の仲間 迎えよう」(多少記憶違いはあるかも知れない。大体こんな歌詞だった。これは1962年5月に人類初の宇宙飛行士ガガーリンが来日した。当時大学生だったわたしは都内W大で開かれた,彼の歓迎式典に動員されていった。だから歌を覚えている。
▼20日WOWOWで「ガガーリン、世界を変えた108分」というロシア映画が放送されたので録画して見た。訓練を受けたライバルは20人ほどいた。彼がなぜ選ばれたのか?映画を見ていると、祖父の血筋、結婚していたから無茶はしないだろう、という予測、そして小柄だったので狭い空間に耐えられるなどの理由だったのだろう。おそらくジェットコースターを上回る苦痛に耐え、地球に帰還するとフルシチョフは「大佐に特進させろ」と軍部に命じるが、「やっかみが生じるから止した方がよい」と忠告される。しかしそれを振り切って昇進させる。その後はキューバにミサイルを設置したように、「ソ連の優位」を世界に知らしめるため、外交官の様な役目をつとめる。
▼ガガーリンが本当に幸せだったのかどうかは、わからない。今朝の東京新聞1面トップは「 アフリカの南スーダン国連平和維持活動(PKO)に参加する陸上自衛隊部隊が、首都ジュバで七月に大規模な武力衝突が発生した際の状況を記録した日報が、廃棄されていたことが分かった。陸自の文書管理規則が定める三年間の保存期間に満たない。治安が悪化する同国でのPKOは派遣要件を満たしていないと疑問視する声が強いが、日報の廃棄でさらに批判が高まる可能性があるというのだ。防衛省の幹部は戦前の旧日本軍の「自分を正当化するためには、平気でどんなウソでもつく」体質はまったく変わっていない。それは従軍慰安婦問題ひとつとっても分かることだ。

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