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January 15, 2017

「こころに剣士を」を見る。

▼通常携帯やPCは午後9時には電源を切って読書に切り替える。ところが昨晩は電源を切るのを忘れてしまい、サイレントモードの着信が耳に入ってきた。北欧にお住まいの友人からのメールだった。プライバシーなので詳細もご紹介できない。ただアフリカからの「難民」は「この国は医療費が無料らしい」という情報で最終目的地にするケースが多いらしい。しかし生産性も上がらないのに、来られた国では困ってしまうので、右側からの反発も多いらしい。これはこの国だけではなく、欧米全体にそういう傾向があるように思う。昨年NHKでシリア難民の5年間という2時間のドキュメンタリー番組が放送された。彼らの最終目的地は、オーストリアになった。この国では人口が今後減るだろうという予測から,難民の受け入れに積極的なようだった。オーストリアならわたしの住みたい。
▼昨日見た映画はエストニアが舞台の「こころに剣士を」という映画だった。昨年のアカデミー賞で外国映画賞に輝いた作品だ。エストニアも戦前ナチスに占領されており、国民は強制的にナチスの軍隊に編入されていた。戦後はご存じのようにソ連に「編入」させられる。ところがスターリンはナチスの残党狩りと称して、秘密警察を使って元ナチスの兵士の摘発を行っていた。
▼エストニアの静な地方都市の中学校に赴任して来た主人公。校長からは何かスポーツのっか外学習を受け持つように催促されているが、それが見つからない。ある日、体育館に行くとさび付いたフェンシングの剣が見つかる。1人ポーズを取っていると、女子学生が「わたしもやりたい」とせがむが、「まだ早い」と着きれない。公式に希望者を募ると50名くらいの生徒が応募してくる。しかし練習をするにも剣がないので、森に出かけてゆき、木の枝で代用して練習を始める。
▼しかし校長は「そんな古いフェンシングを使った保守的な競技は認められない、と父母会で採決しようとする。賛成は1人もいないと思われたが、古老が1人賛成したことから逆転し圧倒的多数の父母が賛成に回る。校長はなおも彼の過去を怪しみレニングラードへ身元照会をだす。先の古老は対話集会の時、「マルクスも若い頃はフェンシングをやっていた」と校長に反論する場面は噴飯ものだ。古老も秘密警察に捕まり、彼もあぶなくなる。そんなおりレニングラードで学生の全国大会がある。友人や恋人には「危険だ」と止められるが生徒にせがまれて出場を決める。防具が電気式でないなど次々迫って来る難関。しかも見物席には校長や試合が終わったら教師を逮捕しようと、秘密警察が待機しているではないか。主人公である元フェンシング選手のエンデル・ネリスの実話が元になっているフィンランド映画。最後のシーンは涙が溢れて、エンディングロールが終わるまで席を立つ人はいなかった。
▼有楽町ヒューマントラストにて上映中。
▼今年はもっと足もとを見つめ直そうと思った。もちろん国会周辺にも行くが、住まいや地元運動に参加しないと世の中は変わらない様な気がする。先日の中澤誠さんの講演も、家族が貰って来た一枚のチラシで知った。後は撮影交渉にかなりエネルギーを取られる。自分の所属から身分を明かして申し込んで「会議に諮る」と言われて「許可」まで10日近くかかった。それでも今後は月に2~3回は地元密着で中継や録画をして行きたい。きょうもこれから取材交渉が待っている。何度呼び掛けてお願いしても,相変わらずクリックするだけ。貴方危ない処に行く人。わたし安全な処でクリックするだけ。国会前に来てくれないなら、皆さんがお住まいの近くにこちらから出かけていくしかない。

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