« 隠蔽体質に「すべて廃棄」体質で日本は回る? | Main | 第一空挺団の初降下訓練を見学する。 »

January 06, 2017

オバマの折り鶴は誰が折ったのだろう?

▼昨日のブログで核燃料リサイクルの継続に関する討議過程で「議事録」が紛失した「事案」について書いた。それに関連して東京新聞5日付け1面下のコラム「筆洗」(朝日の天声人語に相当するコラム)では石川啄木の遺書について触れていた。彼はご存じのように「遺書」で自分の日記はすべて焼いて処分しろと書き残した。
▼ところが啄木の未完の原稿を保管していた函館図書館の岡田健蔵氏は焼却に「死守する覚悟」で抵抗した。理由は「職務上の責任感と、啄木が明治文壇に重要な存在である点から絶対にその焼却に反対する」というのがその理由であった。ドナルト・キーン氏も岡田の活躍をその著書「石川啄木」の中で「ローマ字日記」を読むことが出来るのも彼、岡田のおかげだと高く評価している。
▼翻って現代に日本,昨日のブログに書いた南スーダンで大規模な武力衝突が起きた時の日報を自衛隊は廃棄してしまった。核燃料リサイクル事業を話し合った「5者協議会」では議事録すら作っていなかったという。大体中学生くらいになればクラス会の議事録を作る訓練はさせられる筈だ。廃棄や作らなかったというのは「都合の悪いことが起きていた事を隠蔽する」口実に過ぎない。現在は過去の反省の上に成り立っている。過去があるから現在はある。そんな初歩的な事ができなくてどうするのだ。
▼長い年末年始休暇で、読むべき本やデモクラTVの中継が溜まって聴く時間が取れない。一番面白かったのはオバマアメリカ大統領が広島に来たとき話題になった「3羽の折り鶴」だ。人気で一羽は長崎に貸し出されるという。デモクラTVで毒舌のアーサー・ビナードさんがゲスト出演した年末の番組で言っていた。折り鶴の紙は100円ショップで買ったもの。折り方は3羽とも微妙に違っており、3人の部下が折った物だろう、と言う事が分かった。オバマはあと10日もするとトランプに交代する。過去の大統領に比べてスキャンダルも舌禍事件一つも起きなかった。それはホワイトハウスの箝口令が厳しかったからに違いない。
▼今年からブログは週に3日くらい執筆します。

|

« 隠蔽体質に「すべて廃棄」体質で日本は回る? | Main | 第一空挺団の初降下訓練を見学する。 »