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February 23, 2017

大飯原発再稼働を認めた原子力規制委員会

▼昨日は先週に引き続き第62回原子力規制委員会を傍聴に行った。予定時間を20分ほどオーバーして論議があった、詳しくは会議を撮影した内容をYouTubeにアップしてあるので、ご覧いただきたい。今のとろこアクセス数は「4」だ。そのうち一つは筆者、もう一人は友人の春橋氏である。重要な議題であったにも関わらずこの程度の興味しか持ってもらえない。そういえば今朝のNHKニューストップは1)金正男暗殺事件、2)皇太子誕生日etcで大飯原発の審査が終わったとか、共謀罪には、大阪の安倍首相夫人が経営に関与している幼稚園の不正な土地払い下げには、一言も触れていない。見事な御用報道機関の姿で、「北某国」の事を笑っていられない。
▼筆者は原子力規制委員会は4年前にも大原発再稼働審査で傍聴したことがある。しかし「審査」はその時よりも手続きは「手抜き」で項目が減っている。3号機と4号機は原子力規制委員会の新基準に「適合」している。と発表された。しかし元原子力規制委員会委員で委員長代理だった島崎邦彦さんが審査方法に「疑問」と「異論」を指摘したにもかかわらず、それを無視している。島崎氏の「異論」に原子力規制委員会は大慌てで、特別な事情聴取をしていた。
▼簡単に言えば熊本地震の数値を当てはめて計算すると、今までの「入倉・三宅」という計算式では地震の規模を小さく見積もってしまうというのだ。島崎氏が別の計算式で計算すると、関電の想定を大幅に上回る1550ガル程度になる可能性が出てきたのだ。これに対して田中俊一委員長は(計算式を)「変える根拠が納得できるものではない」と開き直っている。さらに言えばこの2基の原発は2014年の福井地裁の判決で「運転差し止め」を認められ、控訴審で係争中なのだ。原子力規制委員会ではきょうから一ヶ月間パブコメを受け付けているので、ぜひ読者のみなさんは提出していただきたい。
▼議事がすべて終わってから田中委員長お得意の「呟き」が始まった。TV中継の記者たちもそれがあるから議事が終了しても帰れない。1)は、「廃棄物の埋設処分基準に関する議論が中断したので、臨時会として時間を取りたい」というもの。2)は柏崎刈羽の再稼働するに当たって東電は「重要免震棟」を作れないと言っている会議を開いて聞き取りをする必要がある、というものだった。1)は内容が聞き取れず、友人の春橋氏に訂正して頂いた。
▼会議が終わって表にでるとタンポポ舎や原子力規制委員会を監視する会が「大飯再稼働に反対する抗議」をしていたので参加して一言発言した。抗議の様子を写真で取ってツイートしたら、日本在住の英語圏特派員さんが英語に訳してリツイートして下さった。

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