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March 02, 2017

3月1日の東京地裁103号法廷

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(原子力規制委員会で囲み取材を受ける東電広瀬社長)
▼火曜日の原子力規制委員会臨時会は「猿芝居」のような会議だった。東電の広瀬社長と○○専務からと「審査」と証する臨時会議は、田中俊一委員長がまず「これは聞き取りではなく審査である」と言ったが委員らが勝手に意見を言うだけである。ビデオは撮影したがデータを間違って消してしまったので復旧作業をしている。一番詳しい意見を言ったのが石渡委員で、「審査で地震による被害状況の写真を見せて貰ったが、重要免震棟を建てる予定地域全部が危険である」という意味の発言をしている。後の委員は通り一遍の発言だけで会議は20分で終わってしまった。ツイキャス中継もしたが、視聴して下さった皆さんに拍子抜けで驚いたと思う。わたしも機材を担いで往復4時間もかけて行ったがバ○を見た。会議が終わると傍聴席があった部屋の一部を使った「囲み」と呼ばれる立ったままの即席の記者会見が始まった。
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(取材風景クローズアップ)
▼出口を記者たちにふさがれてしまったので、出るに出られず会見を聴いて写真を数枚撮った。最初に発言したのはサンケイ新聞を名乗る記者だった。だが昨日のサンケイを見た限りではたいした記事は書いてない。しかも広瀬社長が田中委員長に謝っているかのような写真を掲載しているが、これは最初の挨拶シーンである。要するに原子力規制委員会は東電に謝らせるようなポーズを取っただけなのだ。先日NNNドキュメンタリーで「もんじゅ廃炉の道」が放映された。わたしは当日規制委員会の定例会議を傍聴していたが、田中氏は会議を早めに切り上げ。「これから馳文科大臣に申し入れに行く」と大見得を切っていた。しかしNNNのドキュメンタリーを見たら封筒に入った書類らしき物を渡して数秒で終わていた。まるで餓鬼の使いっ走りで、宅配のメール便を使った方がよい。もんじゅ廃炉は文科省の利権を経産省に付け替えだけの話だ。機会があったらこれは別途書く。
▼昨日は東京地裁103号法廷で福島から避難している人たちが東電を相手取って裁判を起こしている事件の証人審問(書き方は間違っているかも知れない)だった。東電側の検事は12名で大きなジュラルミンケースに入った資料2個。他に布製旅行バゲッジが4個を法廷に持ち込んで来た。弁護士側もほぼ同じ人数だった。証人として登場したのは30代と40代の女性2名でお二人とも夫君を福島に残して別居生活をなさっている。
▼検察側はなぜ別居して暮らさねばならないのか?放射能汚染というが自然界に存在するものの数値を知っているか?店頭で販売されている野菜なども全量検査をしているから、避難せずにそれを食べればいいのではないか?損害賠償請求で提出されたレシートの中に携帯ゲーム機や、衣服があったがこれは正当なものか?夫と別居している人に対しては、その理由と戻るメドなどプライバシーに関しても、貶めるような内容をしつこく聞くという、えげつのない質問を繰り返していた。
▼レシートの詳細など裁判長にこの女性たち(この日は裁判官も女性だった)は金銭的にもだらしないという印象を与えようとしているかのような印象を受けた。録音は出来ないがメモは出来る。詳しいメモを取ってきたがそれを書いていると1日仕事ができなくなってしまうので、このへんで止める。ブログ読者の皆さんも、夜の屋外行動は立ちっぱなしで寒くて辛い。しかし暖房の効いた法廷は座って聞いていられる。しかもトイレに行くための出入りは自由だ。ぜひ一度傍聴されると、東電が国家権力と癒着して市民をいじめている姿を見ることができる。
▼わたしもヒマをもてあまして傍聴や夜の抗議行動に参加している訳ではない。仕事は早朝4時から始め、深夜に出来ることは深夜に回してやりくりをしている。どうかお一人お一人が「出来る事は何か」工夫していただきたい。「リツイート」や「いいね」と画面をなぞっていても決して世の中は変わらないのだから…。

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